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ヒトブタの飴食い競争#3ヒトブタの飴食い競争のクラス代表は私です

「確実に勝てる人か」

 クラス委員の青木君が呟く。

 クラス内がざわつく。

「そうだね、こんな流れで堀内さんに押し付けるのは良くないと思う」

 時間がないのにどうするつもりなのだろうか、このままだとクラス代表者不選出の棄権によるペナルティで毎週クラス全員が駅から聖豚〇校までの道を掃除させられてしまう。

「投票にしよう」

 青木君が力強くみんなに訴えかける。

 堀内さんがほっとした表情を浮かべる。

 でも堀内さん、貴方はクラスで2番目にかわいいよ? 投票される可能性が一番高いと思うんだけどな。

「でもみんなよく考えてくれ飴食い競争に優勝してミス聖豚を輩出したクラスが得られる恩恵はとても大きい、逆に最下位になってしまった場合のペナルティもまた大きい、みんなが確実に勝てると思う女子に投票して欲しい」

 追い込まれた堀内さんの一言で青木君やクラス全員の意識が勝てる人探しに向かった。

「時間がないので僕が女子の出席番号を読み上げていくので、投票したい女子の番号で挙手してくれ」

 誰からの異論もでない。

 投票か誰なら勝てるか私も考えるけど、どう考えても2番目にかわいい堀内さん以外には考えられない。

「1番赤井さん」

 誰も手を上げない。

 青木君が出席番号を順番に読み上げ続けるが誰も挙手しない。

 次は私か。

 まあ誰も挙手しないだろう。

「12番原口さん」

 私は教室内の光景に目を疑う。

「嘘でしょ」

 思わず口から洩れた言葉だった。

「飴食い競争のクラス代表は原口さんで決まり」

 青木君に宣言されてしまった。

 そう私以外のクラス全員が挙手したのだ。

「やっぱ絶対に勝つなら原口さんだよな」

「うちには原口さんが居るんだからな」

「ああ」

「原口さん頑張って」

「期待してるぜ」

 みんなが勝手な期待を口にする。

「じゃあ原口さん時間がないから急いで木田先生の所に行ってきて」

「ええ、わかったわ」

 これだけクラス全員から期待を掛けられてしまったらもう嫌と言って逃げる事はできなかった。

 午後八時五十七分。

 なんでなんで? なぜ私が? と思いながらペナルティを回避する為に職員室に駆け込んだ。

「木田先生、5組の代表は原口加奈です」

「おお、5組は原口が代表になってくれたかこれは今年の飴食い競争とミスコンは盛り上がるな!」

 私は正式に飴食い競争のクラス代表としてエントリーさせられてしまった。

 帰り道。

 とにかく気が重い。

 私がミス聖豚になればクラス全員があの恩恵を受けられる。

 でもあんな変なラバー制服着て貞操帯を付けて変な薬まで飲まされて、頑張って勉強して入った聖豚での〇校生活を送るなんで嫌すぎる。

 それでもクラス全員の期待と将来の事を考えたらミス聖豚になるしかない。

 もしなれなかったら――

 物凄いプレッシャーを感じている。

 はあ。

 溜息を吐きながらスマホを見る。

 お母さんから何度かメッセージが入っていた。

『体育祭の種目のクラス代表を決めていて遅くなちゃった』

 とだけ返信を入れておく。

 お母さんとお父さんに、体育祭であんな変な飴食い競争に出る事になったなんて言えないよね、どうせ体育祭には来ないと思うから黙ってようかな。

 翌日。

 朝のHR中に突如チャイムが鳴り放送が入る。

「学年主任の木田です、昨日選出された各クラスの飴食い競争の代表者は放課後、保健室に集合してください以上です」

「原口忘れるなよ」

 担任の武沢先生に念押しされる。

「はい」

 この返事にクラス中の視線、期待の視線が集まった。

 堀内さんももう当然の如く、他人事の様に期待の視線を送ってくる。 

 はいと返事はしたが武沢先生の顔を見る事ができなかった。

 放課後。

「失礼します」

 保健室に入ると木田先生と養護教諭の佐藤先生と知らない女性が二人いた。

「よし全員揃ったな」

 ここにいる女子生徒が各クラスの飴食い競争の代表者か。

 顔ぶれを見るとクラス一の美少女が大半、おとなしそうで地味な子、中学時代から男子生徒に陰湿ないじめをしていて聖豚〇校でももう男子生徒をターゲットに決めていじめをしていると噂のあるいじめっ子美少女の坂上さん、当たり前の事だけど全員浮かない顔をしている。

 自ら立候補者してここにいる女子生徒いない感じか。

 いじめっ子美少女の坂上さんも浮かない顔をしているという事は多分だけどここぞとばかりにクラスから吊し上げをされた感じか。

 木田先生の説明が始まる様だ。

「今日はみんなが飴食い競争で着るコスチュームの採寸と、当日までの準備をしてもらう為の説明を行います」

 採寸? 知らない二人は業者さんなのか。

 ああ、あの変態が着るっていうラバースーツの採寸か、クラスの男子が朝田先輩の全身ラバースーツを見て変態が着る物だ、なんて言うから私の中ではもうラバーイコール変態の認識になってしまった。

「最初にコスチュームの採寸を制作業者さんに採って貰い、その後に佐藤先生の説明があります。佐藤先生の説明が終わったらその場で解散、帰っていいです」




 採寸は業者さんが行うのはわかるが、なんで佐藤先生が何か説明するのだろうか? 飴食い競争の説明なら木田先生の役割じゃないの?

「では後はお願いします」

 そういうと木田先生は保健室を出て行ってしまった。

「じゃあ全員、制服を脱いで下着も脱いでね」

 佐藤先生が保健室のドアに鍵を掛けながら言うとクラスの代表者たちから不満の声があがる。

「ほら言う事聞かない代表のクラスは失格よ」

 それを聞いて全員渋々と脱ぎ始める。

 失格をちらつかされたら従うしかないもんね。 

 制作業者の方の採寸が始まる。

 首の回り、肩幅、バスト、アンダーバストに腕の長さ、掌、各指の長さ太さ、ヒップ、足の長さはもちろん、太腿、膝、脹脛、足首の太さ、足の大きさに、足の各指の長さに太さ、等々細かく採寸され他のクラスの代表者がいるにも関わらずサイズを読み上げられるのはとても恥ずかしかったが、もっとも恥ずかしいに位置にメジャーを当てられた。

 それはウエストから性器に向かってメジャーを当てられたのだ。

「ウエストから膣口は――」

 業者さんは数値を読み上げる。

「足を軽く開いてください」

「はい」

 言われるまま肩幅程度に足を開くと今度はお尻の穴の位置にぴったりとメジャーを当てられた。

「えー、膣口からアナルは――」 

 性器とお尻の穴の距離を読み上げられてしまった。

 他のクラスの代表者に聞こえる位の大きな声で。

 なんでこんなとこまで測るの? 恥ずかしさで顔が赤くなってしまう。 

 私の体の隅々まで知られてしまった恥ずかしい採寸が終わりすぐにパンツを穿こうとすると佐藤先生が言う。

「採寸が終わってもまだそのままでいてね」

「えっ」

「全員の採寸が終わってもまだ私からの説明があるから」

「はい」

 全員の採寸が終わるまで裸で待っている、保健室には代表者、養護教諭の佐藤先生、業者さんと女性しかいない空間だけど恥ずかしい物は恥ずかしい。

「佐藤先生、全員の採寸がおわりましたので今日はこれで失礼いたします」

「おつかれさまでした、宜しくお願い致します」

 業者さんが保健室を出て行くと佐藤先生が再びドアに鍵を掛けた。

「じゃあ私の説明を始めるわ」

 佐藤先生が戸棚から見た事のない物を出して来て机の上に置くいた、形はトランプのスペードを立体にした様な感じで円錐と円柱と円盤が順にくっ付いて、最後の円盤の中央にくるんと一巻している豚の尻尾が付いている物

 私や他のクラスの代表者は何これ? っていう感じだったけど、いじめっ子美少女の坂上さんの顔が引きつっている。

「これはアナルプラグという物です」

 何それ?

「豚には尻尾がありますよね?」

 それは当然だ。

「みんなの為に発注するラバースーツには尻尾が付いていません、そこで尻尾はこの豚の尻尾付きアナルプラグで固定します」

「そんな太いの入る訳ないじゃない!」

 坂上さんが佐藤先生に食って掛かる。

「できない場合は失格となってペナルティをクラス全員で受けるだけです」

「そんな!」 

 流石の坂上さんもペナルティをちらつかされたら黙るしかない、自分の身勝手で失格扱いを受けてしまったら、クラスの全員からどんな仕打ちを受けるか分かっているのだろう。

 坂上さんはクラスで一人の男子に対して陰湿ないじめを行っていた事で吊し上げられてしまい飴食い競争の代表者にされてしまったと思う、失格扱いや最下位になってしまってペナルティを受ける様な事態になってしまったらもうクラスに居場所はない。

 坂上さんは卒業までクラス替えのない聖豚〇校でせめてクラス内カースト最底辺での〇校生活になるにしろ、無事に卒業までクラスにいる為にはミス聖豚の称号を取ってクラス全員に貢献するしかないのだ。

 しかしなんで坂上さんはあんな勢いで佐藤先生に食ってかかったんだろうか? 『そんな太いの入る訳ないじゃない!』って言ってたっけ? アナルってお尻の穴の事を言うんだよねたしか、じゃあまさか?

「もちろんいきなりみんなのお尻にこんな太いアナルプラグが入る訳ありませんので」

 やっぱりあのへんな物をお尻の穴に入れさせるつもりなんだ、学校の行事なのになんでそんな変な事をさせるんだ。

「今日はこっちのサイズのアナルプラグを入れて帰って貰い、明日も入れてから登校して貰います」

 佐藤先生が代表者全員分のアナルプラグを机に置いた。

「じゃあ入れ方なんだけど、口で説明するより誰かに実演して見せた方がわかりやすいわね」

 佐藤先生が代表者全員を見渡す。

「じゃあ貴方こっちに来て」

 坂上さんが指名され佐藤先生の隣に立つ。

「四つん這いになって、みんなにお尻の穴を向けなさい」

「なんで私がそんな事しなくちゃならないの!」

 それはそうだ誰だって同級生に自分のお尻の穴を披露なんてしたくない。

「早くしなさい」

「だからなんで私が!」

「飴食い競争に関しての事で先生に口答えするなら即刻失格にさせる事もできるのよ、これが最後よ早くなさい」

「くっ!」

 坂上さんが屈辱に塗れた顔で言われた通りに膝と手を床に付き四つん這いになりお尻の穴を晒す。


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