SamSuka
トモR-18
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みんながいてくれるから03

03 少しだけびっくりした。だって、このサークル。ちゃんと部室もらってるんだもん。つまり、生徒会から認められてるってことだよね。ぬー、そんなちゃんとしたところだったのか。わたしの「怪しい」説は、間違ってたのかな。 トントン。 ノックしてみる。時間はお昼休みだから、誰かしらいるだろうと思うんだけど。うーん、気配がないな。 ドアノブをガチャリとしてみた。カギ、かかってる。不在かあ、ちっ。無駄足になっちまったぜ。仕方がない、教室に戻るか。 「そこに用事?」 隣の部室から出てきた、同学年(上履きの色ね)の女子が、ちょっとかったるそうに聞いてきた。 「あ。うん、なんか興味あって」 とっさのウソ。そしたらその女子は、 「悪いこと言わないから、やめときなよ」 「なんで?」 「ただのヤリサーだもん、そこ」 「?」 「あーっと。とにかくあなたも、犠牲者になりたくないでしょ?」 「犠牲者」 「性被害者」 「せいひがいしゃ」 「無理やりセックスさせられる、ってこと」 「えー!?」 「だから、もうやめておきなよ。わかってるー、今行く」 その女子は後半を、部室の中に向けて言って。 「じゃね」 と、そっけなくドアを閉めたのだった。 (ほはー) ヤリサー。平たく言っちゃえば、ただえっちするだけの集団だってこと。って、そんなんウチの学校にあったのか。それも、立派に部室もらって。いやいやいや、これは生徒会側を出し抜いていると言うか、騙してるんだろう。だって、ただのヤリサーが活動として認められてるなんて、そんなおバカな学校があるだろうか。ねぇよ。 なんかわたしは、無性に腹が立ってきた。それはここの存在にと言うよりも、大切な後輩であるゆうちゃんとフローラちゃんに、ちょっかいかけてきたと言う怒りに近いものだった。 (これはもう、おーじに知らせなきゃだ) ぷこぷこプンスコしながら、わたしは昼休みでザワついている校内に戻って、教室目指してズタズタズンタ歩いたのだ。

みんながいてくれるから03

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