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トモR-18
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キミと同じ視線で2 その2

02 試験結果の発表は、郵送でも来るとのことだけれど。待ちきれない思いのボクは、朝食もそこそこにして姫を誘い、街の中心部にある”統合包括資格者選抜資格センター”とか言う長い名前の、いわゆる”資格センター”へと向かった。建物の前に様々な試験結果が張り出されていて、前回の一次試験結果もここで確かめていた。 自分でも不思議なほどに、気が急いている。合格している受験番号を早くこの目で見ないと、居ても立っても居られない。まさにそれ。ほとんど無言になってしまい、姫の手をぐいぐい引いていく。 「お、おーじ」 「うん?」 「ちょっと速すぎるよ」 「あ。ああ、ごめんね」 やっと注意が姫に向く。改めて、ずいぶんと無理をさせて引っ張ってしまった。そのことを申し訳なく思う。 「なんか、その」 「ん。わかるよ」 にっこりと姫が笑ってくれた。なんて安心させてくれる笑顔だろう。自分のことばかりになってしまったことを、深く恥じる。 「不安、でさ」 「ん」 「怖い」 「うん」 「早く確かめたいけど、怖いんだ」 「大丈夫。どんなだって、わたしはここにいるよ」 ぎゅっと力強くハグしたかった。さすがに街中だから、遠慮したけど。 いよいよ”資格センター”が見えてきた。足速にはならず、逆に歩みが落ちていく。建物の正面、広場になっているところに、たくさんの人々がいる。今日は他の合否結果も重なっているみたいだから、無理もない。 「じゃ。見てくるね」 「ん。『ここ』にいるから」 笑いながらうなずきたかった。だけど、表情筋が固まりまくっている。それでも一歩ずつ、ボクは進む。鼓動がはやくて息が荒くなってきて、ぶっちゃけて言えば苦しい。人垣をちょっと掻き分けるようにして、ボクは受験結果の張り出されているボードの前に進み出た。

キミと同じ視線で2 その2

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