しょーよん大先生は、元々雑誌で連載していた4コマです。
いきなり泣き言ですが、
2ページで、4コマごとにオチをつけてそれをストーリー漫画の手法で
毎回終わらせていたので死ぬほどきつかった。
『しょーよん大先生』は7話で終わりましたが、問題は主人公が既に作家になっている点で既にキャラや連載規模に見合ったテーマが完結していたこと。
しょーよん先生は漫画家を目指している方が絶対良かったのだけど、当時は何故かそういう流れになりませんでした。
今回ダイジェストを描いたのは、
終了から半年以上経ったので、こういう場所で新作描いてもいいでしょう
という自分なりの配慮です。
それと、全体公開で前説的に登場するのでこの子が誰なのか明確にしておきたかったので。
絵柄が普段のエロ作品と違うのは、エロと非エロ作品は違う世界としてお見せしたかったのでこんな感じになりました。この絵柄でエロもやりますというわけではないのでその辺はご承知おきください。エロでできない(やらない)表現があったらこちらの絵柄でやりたいという感じです。
(2話トビラ)
今回は、当時の1話と2話をメインに再構成しました。
当時の、破れかぶれに陥る先生は…
今回はこんな感じに。
イコちゃんがいますが、当時も多分後ろに居たんだと思います。
あと当時は手書きのテキストも綺麗にしなきゃと、DSの美文字で結構練習してました。あれはいいものです。
連載1話で確定したのは、
小学生のしょーよん先生がエロ雑誌で描くエロなし漫画…。
今なら分かるけど、まあ…この時点でダメです。少なくとも4コマでやっていい設定じゃないし、ストーリー漫画でも結構ダメ。
当時はこのまま進んでしまったので、
『パルプ・フィクション』のアタッシュケースのように中身を見せず背景やキャラのリアクションで想像させる方向で進めていましたが、今回もそのへんをどう乗り切るかで悩みました。
自分の中で、しょーよん先生は
チェコが生んだ鬼才、ヤン・シュヴァンクマイエル監督の映画が好きそうってイメージがあったので、過去の連載の中からフレーバーを漁っていたら…
ルチオ・フルチのグロ映画とかそのへんに置いてあるヤバイ子として描いてあって、
「何がチェコが生んだ鬼才だ」と今更自分ツッコミしてしまったのですが
その結果、今回はこうなりました。
思いの外キモくなったので修正も考えたのだけど、もうコレ以外思いつきませんでした。
PDF版のあとがきに描けなかったこと。
JPGデータをパクって、一旦セリフ全部白ベタで消して、擬音も書き直して…
なんであんな面倒くさいことを海賊版はやってのけるんだろう?
と以前から疑問でした。お金だろ?ってのはひとつの解なのだろうけど
それだけなのか?という疑問が以前からずっとあって、やってみたら何か分かるんじゃないか、というのが自作翻訳の切欠です。
海賊版の知識は、以前古本屋で買った
『月刊OUT(昭和53年10月号)特集・これがウワサの海賊版だ!』
が面白いです。読んでみると、今のネット流通とは次元が違いますが
ただの盗作にとどまらず、文化圏に合わせた修正が施されていて
既に当時から独自の発展を遂げているようでした。
被害者サイドにも色々複雑な思いがあるようで、
藤子不二雄先生(合作時代)のコメントに「紙も印刷も日本より良いものを使っている…」みたいなことが描かれていたのが印象的でした。
現在の海賊版は、報道を見ると「いかにして速いスピードで海賊版の流通に乗せるか」みたいな方向に心血注いでいる感じでしょうか。
でも熱意は凄いけど海外の人に読まれても責任取れないです。特にエロは。
海賊版サイドは見てないだろうから言ってもしょうがないけど、
「なにか起きてもそっちで責任とってね」とだけ。
作ってみて思ったのは、たかが10ページでも機械翻訳でも
オール翻訳してみると「生の英語に触れてる感」がありました。
多分、訳は間違ってたりするんだろうけど
例えば感嘆詞ひとつとっても海外では幾つも状況に応じたバリエーションがあるし、
シーンに見合ったものを選んでいると語学留学してる感じがして
マンツーマンで実際に喋っているような、体験的なものがありました。
外国人の中にも日本の漫画好きが高じて日本語が喋れるようになった話があるけど
100回くらい自分の漫画を翻訳したらそれなりに英語使えるようになっているかも。
とはいえ他人の漫画を翻訳して公開するのはNGだし、個人使用の範囲内でも
作ったら公開したくなるものなので、これを読んでやってみたくなった方は
自作漫画や小説などを翻訳してみたら良いと思います。
それと更新が遅れてすみませんでした!
今回の『しょーよん先生ダイジェスト』、ネームはVer.20くらいです。
今回はサラッと終わるだろうとタカをくくっていたら、
とにかく修正の繰り返しでした。その後に翻訳版に着手していたら
大きな問題を見つけて更に作り直していたので、本来のエロ作家としての
活動が滞ったのはよろしくなかったです。
でも多分また繰り返します。自分の漫画制作はいつもこんな感じです。
作中のセリフは描いてて痛かった。
少しずつ頻度を減らせるようにしていきますのでお付き合い頂ければ幸いです!
以上です。
お読みいただきありがとうございました!
次回は9月のスケジュールをお伝えしていきます。
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