【ご注意】
この作品は、作品内で表現されているような行為を現実で行うことを推奨・助長する意図は一切ございません。二次元は二次元として楽しんで頂き、現実で他人に迷惑をかけたり、被害を与える行為は決して行わないようお願いいたします。
今回の絵はグリザイユ技法的な描き方をしてみたのでその途中途中の画像と手順をまとめてみました。ついでに画像は全部高解像度版です。
Step.01
どんな絵にしようかな~と腕組みしながら30分ほどぼけーっとします。思いつかなかったので一回ゲームを始めて気づけば2時間以上遊んでいたのでそのまま寝ます。
次の日、寝そべった絵にしよう、と思いたってラフを描き始めます。少し太めのブラシで、色はグレー。
step.02
まあまあ形は見えてきました。今回のイラストはいろいろテストケースなので、目はある程度立体形状を意識してみました。無論、ちゃんとした絵描きさんは普段から意識していると思います。僕はしていません。
Step.03
全体を整えつつ、腕だけモコっとしてるのが好きなので趣味に走ります。
Step.04
「今回はグリザイユで行く!」と決めていたのでそうします。少し濃いグレーでキャラ部分を塗りつぶし、中心からほわっと明るめにしたあと、影をざっくり整えて「出来上がってきた感」を味わいます。グリザイユ技法?画法?のいいところは、早い段階で「この出来上がってきた感」を味わえる点です。
この辺で「雪の上に拘束されて放置されてる女の子っていいよね寒いし」と思ったのでその方向にシフトし始めます。実際にやると寒いので気を付けましょう。
Step.05
肌や髪など明るい色になる予定のところは薄いグレーをスクリーンで重ね、暗い色になる予定の所には乗算でグレーを重ねます。
Step.06
キャラの後ろにレイヤーを作ってちょっと雪っぽい背景を描きます。といっても塗りつぶしてブラシを何度かたたきつけただけです。
さらに一番上にレイヤーを作り、乗算で木の葉の影的なものを足します。おーいいじゃんなんかいい感じに仕上がりそうじゃーん、と悦に浸ります。
しかしこの時点で「冬なのに葉っぱが茂った木の影っておかしくね?」という事実に僕は気づいていませんでした。
Step.07
画像のふちを少し暗くするビネット効果(周辺減光)的なものを別レイヤーで加えたり、目を描きこんだり、肌の陰影を調整したりと気になった部分をちょいちょい直していきます。
今回はなるべく早めに描くというのも試したかったので、細かい部分はある程度放置です。
Step.08
冬なのに木漏れ日は違和感があるという事実に気づいて影を修正にかかりました。ふゆふゆしさが出て一安心です。ほんっと気づいてよかった。
Step.09
スクリーンや乗算で明るさや影調整をしている一番上にさらに新規レイヤーを追加し、上から塗りつぶすように細かいところを描きこんでいきます。明るさバランスの再調整などは難しくなりますが、線画ごとざくざく描きこめるので楽です。
あとラフとは言え股間が丸出しだとよくないので隠してあげました。
Step.10
ベースはだいたい仕上がったと思うので着色へ。ここでデジタルマジックです。
ベースとなっているレイヤー群の上に「トーンカーブ」「色相と彩度」「明るさとコントラスト」の色調整レイヤーを作ります。
トーンカーブでは暗めの部分は青を強く、明るめの部分は赤を強く調整。
色相と彩度では色相を少し黄色寄りに、彩度を大きく下げ。
明るさとコントラストでコントラストを上げ、こういった雰囲気になるよう調整します。ようはグレーではなく、寒色部分は青、暖色部分は赤っぽい下地の色があればいいみたいです。
Step.11
さらに上にレイヤーグループを作り、グループを乗算に設定。その中に色レイヤーを作って色を載せていきます。モードが乗算なので、もとより明るくはなりません。ほんのり淡い色で塗っていきます。オーバーレイでもいいみたいですが今回は乗算でした。
乗算した色だけだと下の画像のようになります。色をかなり荒く塗ってもそれっぽく見えるのがグリザイユのいいところです。
Step.13
最終色調整ターン。乳首に飾りを追加したりハイライトを別レイヤーで追加したりしつつ、定番かつ最強と思われる「覆い焼き」と「オーバーレイ」のレイヤーを作って任意の色で全体を塗りつぶし、お好みの感じに調整します。
覆い焼きで最も明るい部分を調整し、オーバーレイで影色を調整するイメージです。覆い焼きは赤系のほぼ黒、オーバーレイは青寄りの色を選ぶことが多いです。
Step.14
さらに部分的に覆い焼きやオーバーレイのレイヤーを使い調整。
最後にスクリーンレイヤーを使ったグロー表現をざっくり加え、雪っぽいものを描き足し、白でおしゃれフレームを作るなどして完成です。