「ふむ……大きさのことで悩んでいるのですか」 「男の人は、案外そういうところを気にしてしまうものなのですね」 「ですが、私にとっては本質ではありません」 「どのようなものであっても、私はきっと、貴方を愛おしく思うでしょう」 ──そう淡々と告げていたジャーニーだったが、目前に晒されたものを見て、息を呑んだ。 そこにあったのは、想像していた“小ささ”ではなく、むしろ規格外の存在。 「……っ!? すっげっ❤ へひっ? へっ……? おおきしゃ……❤ おすくっしゃい❤」 理知的な余裕はどこへやら、舌足らずな嬌声が零れる。 目を逸らそうとしても視線は釘付けのまま、無意識に身を寄せ、熱を帯びた匂いを吸い込んでしまう。 「で、でもでも……❤ こんな大きしゃなの……❤ はいらないですぅ❤」 「きょ、今日は……むりです……❤ おねがい、ですからぁ……❤」 「わ、わたし……❤ こんなしゅごいの……❤ 受けとめられる自信、ないです……❤」 必死に拒む言葉を口にする一方で、鼻先はどうしても目の前から離れない。 むしろ自分から近づき、深く吸い込んでしまう。 「んっ……❤ あっ……❤ だ、だめなのに……❤ でも……❤」 「に、におい……かぐの……やめられねぇ……❤ しゅごすぎて……❤ んはぁ❤」 言葉では拒絶を繰り返すが、理知的だったはずの彼女は匂いに溺れ、吐息は蕩けきる。 もう止まる気配など、どこにもなかった。