(前)

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
夏が終わりを迎えたはずだというのに、未だに暑さが続く日の頃。
まるでなにかを祝福しているかのように晴れやかな空と強い陽光が、ワダツミから定期便がでている本土の観光港を穏やかに照らしていた。
肌にまとわりつくような湿気を多く含んだ嫌な暑さと、そのじめっとした暑さを少しだけではあるが心地よく拭ってくれる爽やかな海風がそよいでいる。
そんな中で、一人の少女が港からトコトコと大きなキャリーバッグを引きずりながら現れた。
肩の高さで切りそろえて、緑の髪留めでワンサイドアップにしたその赤い髪は、今、青空の中で爛々と輝く太陽に負けないほどに艷やかで瑞々しい美髪の持ち主である。
その髪の下にある顔は驚異的と言えるほどの小顔であり、そんな小さな顔とは対照的にパッチリとした大きな目が、太陽の光にまぶしげに細められた。
美しい顔立ちの少女だった。
それこそ神話の怪物が目をあったものを石化するように、多くの人々はそのまだ未完成な幼気な美貌を見た瞬間に、思わず体を硬直させて視線を固定させてしまうだろうほどの、トップアイドル級の美貌である。
しかし、人々はその美貌に目をやった後に、すぐに別の部分へと視線をそらす。
別の部分とは、すなわちその顔よりも少し下の部分、その少女の胸部である。
その美少女の胸は豊満であった。
それこそ多くの女性が妬み欲する驚きの小顔よりも大きな、文字通り胸が内部から爆発したのではないかと思うような爆乳だ。
そのトップアイドル級の美貌とグラビアイドルを凌駕する爆乳の持ち主の名前は、『咲宮入華』といった。
海上都市ワダツミにて、最新マリンスポーツ・『ジェットバトル』のプロチーム『KIRISHIMA』のスター選手である。
入華は所属チームであるKIRISHIMAのロゴが入った赤いキャップを目深に被り、白のTシャツと淡い青のジーンズという実にカジュアルな装いだった。
しかし、その110センチという公式で紹介しているバストサイズよりも25センチ近く異なる爆乳と引き締まった腰、そして、スラリと伸びた長い脚は、そんなおとなしめな服装でも入華を強烈に周囲から際立たせていた。
観光客や地元民がチラチラと視線を送ってくるが、キャップに加えてサングラスをつけているために顔が半分隠れているため、幸いにも、『ドルフィンの咲宮入華』とは気づかれていないようだ。
「どこかな、どこかな……? うぅ……人目があるとは言え、現地合流は失敗だったかな……早く会いたいのに……!」
咲宮入華は今、大きなキャリーバッグを転がしながらキョロキョロと周囲を見渡していた。
ワダツミでは変装用のサングラスをかけても身バレをしてしまうほどの人気を誇る美少女アスリートの入華だが、さすがに本土ならばキャップとサングラスをかけてしまえば、誰も入華だと確信を持って気づいてはいないようだった。
入華は今、四日間の長期オフを活かして本土へと旅行に訪れていた。
夏のシーズンを終えたばかりの今の時期は元々ジェットバトルにおけるオフ期間とも呼べるもので、秋の本格シーズンを迎えるまでの間、ちょうど隙間となる時期なのである。
元々ジェットバトルに熱を上げる余り、ハードワークを行いがちで常に怪我の心配もある入華は同じチームの仲間たちやコーチからその熱意を望ましく思われながらも、注意を向けられていた。
そんなこともあって、四日間ものオフの申し出は快く受け入れられた。
一人旅はさすがに心配されたものの、『本土で知り合いのおじさん』にお世話になると言えば、その心配も弱まったようで、こうして問題なく本土への旅行に訪れることが出来たのだった。
そうして今、入華はその『おじさん』を探して港の前をうろうろとしているというわけである。
「…………あっ❤ 見つけましたっ❤」
そして、ついにその探し人を見つけた入華は、弾けるような笑顔を浮かべて駆け出していく。
入華の視線と足取りの先には、この本土でのオフをともに過ごす知り合いのおじさん――――いや、入華にとっての『運命の男性』が立っていたのだ。
「おじさんっ❤ おはようございますっ❤」
人形のように無表情で立っているだけでも多くの男を虜にする美少女顔に満面の笑みを浮かべながら、その運命の相手に入華は甘い声で話しかけた。
「わ、わわっ!? い、入華ちゃん……!」
そうして振り返った男は、お世辞にも魅力的な男性とは呼べない人物だった。
入華は『おじさん』と言っているが、むしろ、その外見から感じられる年齢差を思えば、『おじいちゃん』と呼んだ方が良さそうなほどの年配の男性だった。
恐らく五十代、それもあくまで六十にはなっていないだろうというぐらいの年齢だ。
その体型もお腹がぷっくらと膨らんだ中年太りのビール腹で、坊主頭にむくんだ顔だちと、まさにどこにでもいる小汚い初老の男性と呼ぶに相応しい姿だった。
そんなこの男の名を、権田原太蔵といった。
太蔵は、いつもの坊主頭にKIRISHIMAのファングッズである帽子(色は入華のパーソナルカラーである赤で、今の入華とお揃いである)を被り、ビール腹を揺らすように汗ばんだ額をハンカチで拭いていた。
そして、入華が近づいたことでどこか気恥ずかしそうに周囲を窺っていく。
「えへへ……❤ 今日は本土での温泉旅行デートに誘ってくれて、ありがとうございますっ❤ わたし、本当に楽しみで……フェリーでも全然眠れなかったですよ~❤」
「う、うん……お、おじさんも、先についてビジホで休んでたんだけど、やっぱり落ち着かなくて寝不足かも……」
そう、この権田原太蔵という冴えない男は、咲宮入華という今売出し中のスーパー美少女アスリートと『お付き合い』をしている恋人関係にあるのだ。
海津見学園の常駐の用務員として『働いていた』、そんな過去を持つ太蔵は今、立派な無職となっていた。
それもこれも、大人気ドルフィンとして莫大なグッズ売上が流れ込んでくる入華から『貢がれている』上に、しかも、元から性欲は強くとも物欲が薄かった太蔵はその貢がれた金も溜め込むか入華とのイチャラブセックスんために使うしかないため、働く必要がなくなってしまったのである。
幸いにもコーチの他に別の人員が用務員として雇われることとなっていたため、誰も太蔵を引き止めることはなかった。
誰にも必要とされていないようで哀しいことではあるが、とは言え、入華という超絶爆乳美少女と恋人になれた上に生活費をカンパしてもらえる『ヒモ』同然の存在になれた幸運を思えば、それは甘んじて受け入れるべきだと太蔵は思っていた。
(うぉぉ……未だに信じられない……! あの入華ちゃんとイチャラブバカップルになれるなんて……! 死ぬ前に見てる夢だって言われた方が信じられるよぉ……!)
そして同時に、太蔵はKIRISHIMAのスター選手である入華と恋人なのだという現実を、いまだに夢かなにかのように感じていた。
いいや、夢以上の奇跡だとさえ思っている。
なぜならば、入華が太蔵へと向ける『愛情』や『恋慕』と呼ぶものはあまりにも熱烈で、その大きな瞳は太蔵を見るたびにキラキラと輝き、その柔らかな唇は太蔵の名前を呼ぶたびに情熱的な愛を囁くのだ。
太蔵が催眠能力かなにかを持っているのではないかと言われたほうが納得できるような、もはや、心酔や崇拝と言ったほうが良いほどの入れ込みようである。
「ここはワダツミじゃないから……えいっ❤ こうして、腕を組んで堂々と歩けますね❤」
「うほっ♪ い、入華ちゃんの爆乳おっぱいが……ぐへへ、そ、そうだね……ワダツミだと、他の人の目が気になるもんねぇ……♪」
だが、ここはワダツミではない。本土の観光港とはいえ、彼女の知名度を考えると、二人の関係は慎重に隠さなければならない。
入華は、声を抑えつつも弾むような笑顔を浮かべながら、その爆乳を太蔵へと押し付けるようにして腕を組んでいく。
今日から二人は本土での温泉旅行を楽しむつもりなのである
太蔵の手には、何年前に使ったかも忘れてしまったような古びた旅行鞄が握られている。
そこには、今回の温泉旅行のために用意した『アレ』や『コレ』が詰まっているはずだ。
もちろん、入華の大きなキャリーケースも同様で、本来ならば温泉旅行には必要のないはずのものがたっぷりと詰まっていた。
「ふふっ、わたし、すっごく楽しみなんです! だってだって、二人きりの温泉旅行なんですよ~♪ ワダツミだといつも隠れてイチャイチャしてましたけど、今回はずーっと一緒にいられるんですから! ん~、考えるだけで子宮がキュンキュンしちゃいます❤」
その言葉はあけすけで、『子宮』という単語を街中でも躊躇なく口にする大胆さは、太蔵の『マジカルチンポ』に完全に堕ちている証だった。
そう、太蔵は催眠も洗脳も使えない。
しかし、性欲をしっかりと持つ一般的な女性が相手ならば、『常識』や『理性』と言った、ありとあらゆる人間が人間であるために必要なものを、セックスを行うことで容易く吹き飛ばせる、まさに魔法のチンポを持っていたのだ。
それが入華ほどの美少女が、太蔵のような取るに足らない老人にガチ恋している秘密の正体なのである。
あの『運命の日』、太蔵の情熱的な『告白』(と入華が信じる『監禁レイプ』)を受けて以来、入華の心と身体は太蔵に捧げられている。
特に太蔵のマジカルチンポから精液を流し込まれて子宮を満たす瞬間は、本来の入華にとっては何者にも耐え難いはずの、『ジェットバトルでの勝利』にも勝る幸福な瞬間だった。
「ぐ、ぐひひ……そうだね、入華ちゃん! お、おじさんも、すごく楽しみだよ! 温泉で、ほ、ほら、ゆ、ゆっくりできるし……その、二人でいろいろ……ね♪」
そんな大胆な入華の振る舞いに太蔵の顔は赤くなり、言葉の最後はもごもごと小さくなった。
しかし、そのあまりにも性欲に素直なその脳裏には、すでに旅館の個室で入華と絡み合う光景が浮かんでいる。
入華のぷりぷりした唇が太蔵のたらこ唇に吸い付き、寝そべった太蔵の体に跨った入華の爆乳が揺れ、きついオマンコが心地よくマジカルチンポを締め付ける。
そんな妄想だけで、ズボンの下の巨根チンポがムクムキと反応し始めていた。
「太蔵さん、えっちなこと考えてるんですよね? そういうエッチなところももちろん大好きですけど……でもでも、港じゃ我慢してくださいね❤ だって、旅館についたら、私、太蔵さんのチンポ、いーっぱい気持ちよくしてあげる予定なんですから❤」
太蔵のそんな様子に気づいた入華は、くすりと魅力的に笑いながらその愛らしい顔を太蔵の耳元に近づけて、ドスケベな内容を甘く囁いていった。
それだけで、太蔵の背筋はゾクゾクと震えてしまう。
入華の声と吐息には、まるでそれ自体に媚薬が含まれているかのように雄の欲望を強く刺激する効果があるのだ。
「おっ、おぉっぉ……! い、入華ちゃん……! そ、そんなこと言われたらおじさん、旅館につく前からお漏らし射精しちゃいそうになるよぉ……!」
「だめですよ~❤ ちゃんと、旅館まで我慢してくださいねっ! 太蔵さんのザーメンを、全部私の子宮で受け止めたいんですから! ん~、考えるだけで、おまんこがじゅんって濡れてきちゃう……❤」
二人の会話は周囲に人がいることを忘れてしまったかのように下品なものだった。
だが、ただただそのエロさにぐひぐひと醜く笑っている太蔵とは違い、入華は時折周囲を窺って、観光客や港のスタッフが近づかないことを確認していた。
入華の愛情は大好きなおじさんに気持ちよくなってもらいたいという純粋さを持ちつつも、大好きなおじさんがどうすればより気持ちよくなれるかという打算的なものでもあるのだ。
やがて、観光港から温泉地へ向かうシャトルバスが出る時間になっていた。
「さぁ、行きましょう❤ たっぷりと温泉と……セックスを、楽しみましょうね❤」
入華は太蔵の手をそっと握り、恋人繋ぎをしながら観光客に紛れて駅へと向かった。
こうして、二人の淫靡な温泉旅行は始まったのだった――――。
石畳の並ぶ温泉街のある山間の空気はひんやりと清々しく、もわりと立ち込める湯けむりと合わさっていかにもな情景を作り出していた。
入華と太蔵の二人が到着したのは、この温泉街でも評判の『月見荘』という温泉旅館である。
古風な木造の外観に竹林に囲まれた静かな佇まいの、名物旅館だ。
この旅館は、プライバシー保護にも力を入れているためか、部屋には専用の露天風呂が備わり、食事も個室で提供されるため、外部の目を気にせず過ごせるものだった。
太蔵がこの旅館を選んだのは、ワダツミから離れた本土で、かつ人目を避けられる場所を入念に調べた結果だった。
事実、入華のドルフィンとしての知名度を考えた時の温泉旅行デートの舞台として、これ以上ない環境と言えるだろう。
とはいえ、太蔵の頭の中は旅館の設備がどうというよりも、道中でもぴったりと寄せ付けてくれていた入華の柔らかな身体と、ここで繰り広げられるであろう濃厚な夜のことでいっぱいだった。
「ぐひ、ぐひひ……! とうとう到着したねぇ、入華ちゃん!」
「……そうですね」
「あ、あれ……? い、入華ちゃん……?」
だが、顔を真っ赤に染めるほどに興奮している太蔵とは対照的に、入華はそんな様子をじぃーっとなにか批難するように見つめていた。
トレードマークのようにニコニコと浮かんでいる入華の笑顔は潜められ、頬がむぅっと膨らんで、目が少し細まっている。
「……太蔵さん? さっきの女将さん、きれいでしたよねぇ……大人の魅力っていうんですかね? ふふ、すっごく色っぽい着物姿で、太蔵さんのタイプだったりするんですか……?」
「ひ、ひえっ……!」
入華の声はどこかトゲを含んでいるものだった。
そんな風に入華がご機嫌斜めなのは実に単純なことで、この個室まで案内をしてくれた美人女将に対して太蔵がニヤニヤとだらしない笑みを浮かべていたためだ。
しかも、その女将は恐らくは四十の折り返しを迎えたばかりほどの、それでいて入華のような小娘では絶対に出せない妖艶な魅力を持つ美魔女だったのだ。
ようするに、自分とは異なる魅力を持つ美女にデレデレしていたという事実に、入華は強く嫉妬しているのである。
ジェットバトルの新星として、ファンやコーチにちやほやされることに慣れ、その快感を知っている入華だからこそ、太蔵の視線が自分以外に向けられるのが面白くないのだ。
「い、入華ちゃん、違うよっ! おじさんは、ほ、ほら、入華ちゃん一筋だもの! 女将さんについては、ほら、て、丁寧な人だなって思っただけで……!」
「ふーん? 太蔵さん、女将さんのおっぱい、見てましたよね? むぅ~、わたしの方が絶対に大きいのに……! さすがに、ちょっと嫉妬しちゃいますよ! だって、太蔵さんの恋人は……わたしだけなんですからね❤」
太蔵は慌てて汗を拭きながら入華の顔を覗き込みつつ弁明し、入華はそんなおどおどとしている太蔵の耳元で囁いた。
彼女の言葉は可愛らしいが、その瞳には本気の嫉妬が宿っている。
太蔵は、その熱い視線にゾクゾクしながら、ニチャニチャと笑った。
「う、うひひ! い、入華ちゃん、ご、ごめんよ! お、おじさんは、入華ちゃんの、ほ、ほら、爆乳とオマンコが一番だから! 入華ちゃんに比べたらあの女将さんなんて、た、ただのおばさんだよぉ!」
太蔵の弁解はどこか間の抜けたものだったが、自分ではない女性を蔑むようなその内容に、純粋無垢であったはずの入華の心を卑しい快感でくすぐった。
自分は他人よりも優れているという人間ならば誰でも持っている快感を、本来の入華は覚えないタイプの天使だったはずなのに、太蔵のマジカルチンポによってそういった卑しい快感を覚える雌奴隷へと変貌してしまったのだ。
入華は機嫌よくくすりと笑い、太蔵の腕をさらに強く抱きしめた。
「ふふふ……太蔵さん、ほんとスケベですよね❤ でも、そういうスケベなとこが大好きです❤ だから……この旅行で太蔵さんのチンポ、いーっぱい気持ちよくしてあげますね❤」
入華の言葉に、太蔵の心臓はバクバクと跳ね上がった。
女将の色気に一瞬心を奪われたことは事実だが、入華の熱烈な愛情に比べれば所詮は動物的な本能の反射にすぎない。
太蔵のチンポは、すでにズボンの中で疼き始めていた。
そして、太蔵自身とそのマジカルチンポにガチ恋している入華が、ムラムラとしている愛しい男の変化に気づかないはずもない。
「まずは……えいっ❤ わたし以外でムラムラしちゃった浮気者オチンポ様に、お仕置きです❤」
「う、うわっ!? 入華ちゃん!?」
入華は旅館の個室となる畳の上に膝をつき、自身の視線を太蔵の股間へと合わせる。
そして、勢いよくズボンと下着を同時にズリ下ろしていった。
多くの中年男性がそうであるように、太蔵もまたファッションへの興味関心が薄れた年齢であり、さらには体を締め付ける感覚を嫌うために、ズボンはベルト着用をしないストレッチ素材のものを使用していた。
もちろん、このタイプのズボンのほうがチャカチャカとベルトを外す手間がかからないため、どんな場所でも入華とイチャラブセックスができるという理由も大きい。
「うわぁ~……❤ や、やっぱり、おじさんのチンポ、すっごく素敵ぃ……❤ 太くて、長くて、固くて、くっさくてぇ……すっごく男らしいですぅ❤」
そこから飛び出たマジカルチンポは、魔法の名を冠しているだけあって桁違いの巨根チンポだ。
入華の驚異的な小顔を飛び越えるほどの長さと、目と目の間の長さからはみ出る太さ、ぴたんぴたんと腹を打つほどの勃起の勢いは57歳という年齢を感じさせないほどの高ぶりである。
「すんっ、すんすんっ❤ あっ……❤ おじさん、昨日はチンポ洗わないでいてくれたんですね……❤ 嬉しい……❤」
しかも、そこから漂う匂いは普通の『男性』ならばその場でえづいてしまいそうなほどの濃厚な精臭を放っているのだ。
この時に男性と前提をおいたのは、マジカルチンポと呼ばれるファンタジー同然の女殺しチンポを持っている太蔵のチンポ臭は、女性にとってはどんなアロマや香水よりも魅力的に感じるものだからである。
そのうえで太蔵は、ビジネスホテルで前乗りしていた先日、体こそ念入りに洗ったもののチンポに関しては水洗いだけで済ませていたのだ。
入華がチンポ臭大好きな変態女であることを考慮した、このカップルにしか存在しない狂った思いやりだった。
しかし、これが大本の『太蔵の体臭』全体の話となると、入華のようにマジカルチンポに堕ちた女性以外は魅力的に感じないというとのだから、やはり、このマジカルチンポには『神様』と言えるような人知を超えた不思議な力が宿っているとしか思えない。
なにせ、誰もしらないことではあるが、太蔵と入華の住む海上都市ワダツミには女神が二柱、確かに存在しているのだから、その推測はさほどおかしなものではなかった。
閑話休題。
「それじゃ、いだたきますっ❤ あ~、んっ❤ ちゅぅぅ、じゅるるぅぅ~❤」
そうして、うっとりとチンポを見つめていた入華はそのままチンポへとしゃぶりついた。
前段階が少し長くなったが、一種の即尺フェラである。
小さな顔にある小さな口を大きく開いて大きなチンポを飲み込んでいく。
太蔵との純愛プレイで結果的に調教されてしまった入華のフェラチオは一級品で、それこそ喉まで使った濃厚なディープフェラだ。
「おっ、おぉっ!? 入華ちゃんの、即尺っ……た、たまらんっ! 入華ちゃぁんっ!」
情熱的な即尺フェラに昂ったのはチンポだけではなく、太蔵の心も同様だ。
小さな口に含んだものだからパンパンに膨らんだ頬と、息苦しさの余り反射的に出てしまう涙とそれでもじっと見つめてくるという入華の可愛らしい姿に、太蔵は口に含まれた瞬間だと言うのにお漏らし射精をしてしまいそうになるほどの興奮を得た。
その興奮を堪えるように、太蔵は毛むくじゃらの太くて短い指で入華の艷やかな赤髪を掴んで、ぐいっと思い切り自身の股間に引き寄せる。
「むぎゅぅっっ❤ おぐぅ、ふぎゅぅっぅ❤ んぐぅぅ~~……ちゅぅっ❤ れろろろぉ、じゅるるぅ❤ ぢゅるるぅぅう~❤」
「ほぉぉ~……! き、気持ちいいよ、入華ちゃんっ!」
そんなフェラチオというよりもイラマチオになってしまいそうな、相手の女性のことなどまるで考えていない太蔵の行動に、しかし、入華は当たり前のように受け入れた。
ガツンと喉奥を叩きつけられれば普通の女性はチンポを吐き出し、下手をすればそのまま胃の中のものを吐き出して最悪の空気にしそうなものだが、入華は一瞬だけ驚いた顔をしただけで、そのまま濃厚なフェラを続行していった。
その気持ちよさに、シルクのような手触りの赤い髪を握っていた太蔵の指から力が抜けていく。
太蔵の性欲が暴走してイラマチオが始まりそうだったところを、入華はその巧みな技術と強い愛情で即尺フェラ奉仕としての主導権を取り戻したのだ。
「んじゅるぅぅ、ちゅぅぅ❤ お口マンコ奉仕ぃ、がんばりますっ❤ だから、おじさんもいっぱい気持ちよくなってくだしゃいぃ❤」
喉まで使っているため、時折苦しげな表情を浮かべるものの、それでも入華は幸せそうな様子で熱烈なハードフェラ奉仕を行っていく。
最初にあった不慣れな口腔奉仕の様子など欠片もない、商売女も裸足で逃げ出すような巧みなフェラチオは、体を自分の意志で操作する技術に長けた入華のアスリートとしての特性が出ているのだろう。
「も、もっと……! カリ首とか、裏筋に舌を絡めてっ……! そう、それ! それが気持ちいいから、それ、もっとして欲しいっ!」
「ふぁ~い❤ れろ、れろれおぉぉ❤ ぢゅるるうぅ、ちゅぅぅ~❤ 遠慮せずに、大好きなおじさんが気持ちよくなれること、もっと教えて下さいね❤」
「おっ、おっ、おぉっっ!」
口内の温かい粘膜がマジカルチンポを包みこむたびに、オットセイの鳴き声のような無様な喘ぎが太蔵の口から漏れ出していく。
先程も言ったが、入華の献身的な奉仕を受けて昂ぶるのはチンポだけではない、太蔵の胸もまた熱くなり、体をぶるりと震わせる。
そんな太蔵の変化を感じ取ったのか、入華はさらにフェラ奉仕を激しくしていった。
「んじゅるるぅぅ❤ はぅ、はふぅっ❤ い、息ができないぐらい、激しくしちゃいますね❤ 時々、震えるけど……き、気にしないでください❤ わたし、身体が丈夫なことだけが取り柄ですから❤ おじさんは気にせず気持ちよくなってください❤」
「おぉぉ~~! い、良いよぉ、入華ちゃん! 喉奥までチンポ飲み込んで……! 喉マンコ、おじさんに楽しませて……!」
「おぐぅ、ふぎゅぅんっ❤ 熱いチンポで、喉を犯されて……きゅぅんっ❤ ほ、奉仕している側なのに、わたし、気持ちよくなってきちゃいましたぁ❤」
咽喉など本来ならば性感帯であるはずがない。
しかし、オカルトとしか思えないマジカルチンポによる発情機能と魅了の力が噛み合ったのか、入華はそのラフなジーンズの股間に大きなシミを作るほどぐしょぐしょにオマンコを濡らしてしまっていた。
もはや、咲宮入華という絶世の美少女は、喉さえもクリトリスや乳首となんの違いもない性感帯になった、変態女に貶められていたのである。
もちろん、変わったのは身体だけではなく肉体も同様であるため、入華はオマンコを疼かせながらも必死にチンポへ吸い付いて愛しい運命の恋人への奉仕に励んでいく。
「じゅるるうっぅ、じゅぷぷぅ❤ れろろろぉ、ぢゅるぅ❤ ちゅっ、ちゅぅ、むちゅぅぅ~❤ どう、ですかぁ❤ 咲宮入華の、喉マンコ❤ 気持ちいいですか、おじさん❤」
「いいよ、入華ちゃん! こんな気持ちいいこと、おじさんの60年近い人生で一度もなかった……! かわいくてエッチな入華ちゃんを知ったら、も、もう他の女の人なんて興味なくなっちゃうよ!」
「えへへ、嬉しいですっ❤ そんな嬉しいことを言ってくれたおじさんへのお礼として……いっぱいご奉仕しちゃいますね❤」
入華が喋るたびに舌が巨根チンポの先端に触れて、フェラチオ奉仕の刺激とはまた異なる刺激による快感が太蔵の体を満たしていく。
我慢汁がダラダラと流れ出し、睾丸もビリビリと痺れるような快感を覚えてきた。
射精が近づいているのだ。
「くぉぉっ……! そろそろ射精するよ! いつもみたいに、しっかりとザーメン飲んでねっ! おじさんのザーメンの味を覚えた変態JKになるんだ、入華ちゃん!」
「ひゃいっ❤ くだしゃいっ、くださいぃっ❤ おちんぽ大好きぃ、ザーメンも大好きぃ❤ おじさんの美味しいザーメン、食いしん坊の卑しいJKにごちそうしてくださいぃぃ❤」
射精が近づいて興奮をしているのは太蔵だけではなく、入華も同様だった。
上ずった声を出しながら蕩けた顔を見せつけ、口呼吸ができないために行っている鼻での呼吸も荒くなって、太蔵の股間にスースーと鼻息がかかってくる。
入華ほどの美少女の無様すぎる姿と卑しすぎる隠語に、太蔵のような性欲旺盛なマジカルチンポの持ち主が我慢できるはずもない。
そのまま引き抜くこともせず、入華の胃へと直接精液を流し込むように射精を行った。
「おっ、おっ、おっ! 射精る……射精るよぉ、入華ちゃんっ!」
どびゅるるるっ! びゅっるる、びゅぅ! どぶびゅ、びゅびゅっ! ぶっぴゅるるぅぅ~~!
「ふぎゅぅぅっっ❤ おぐぅぅ、ほごぉぉ❤ じゅぷぅ、じゅるるぅぅ、ぢゅるるるぅぅ~❤ ごくぅ、ごくんっ❤ ぷはぁ、はぁぁ……じゅるぅぅ、れろろろっぉ❤ はぁぁ、美味しいですぅ……❤ こんな素敵な、脳みそが痺れるぐらいの刺激的な味ぃ……おじさんのザーメン以外に知りません……❤」
流し込まれた精液を入華は一滴残さずきれいに嚥下していく。
その瞳には反射的な反応として涙が浮かんでいるものの、頬をハムスターのように膨らませながらも恍惚と目尻を緩めているその姿は、口内射精を嫌がっているどころか悦んでいることは明らかだった。
「おっ、おっ……おぉっ……! いいよぉ、一滴も、こぼしちゃ駄目だよぉ……ぐひひ! たっぷりとおじさんの精液を味わうんだ……!」
「くぅ、じゅるぅぅ、ごくぅぅ~❤ はい、おじさんっ❤ とっても美味しいザーメン、こぼすわけありません❤」
濃厚な精液を美少女の口内に吐き出す快感に勝るものは少ない。
一生に一度味わえれば十分とも言えるその快感を何度も味わえるという優越感に、太蔵は目を細めながらナデナデと入華の頭に指を絡ませていく。
それは恋人にするような動作というよりも、犬猫などのペットにするような傲慢さをにじませている動きだったが、入華は嬉しそうに目を細めるだけだ。
本人の性格もあって、チンポをしゃぶってさえいなければ、まるで従順で元気いっぱいな大型犬のようである。
「ふぅ~……入華ちゃん、ありがとうねぇ♪ 旅行早々の即尺フェラ、とっても気持ちよかったよぉ♪」
「えへへ、おじさんが気持ちよくなれたのなら、私も嬉しいです❤」
そう、そしてこんな濃厚なフェラチオ奉仕ですら、『本番』ですらないのだ。
あくまで、単なる前菜や準備運動と呼ばれるようなものでしかない。
権田原太蔵というマジカルチンポの持ち主と、咲宮入華というとんでもない爆乳美少女のドスケベ温泉旅行は、これから始まるのだから。
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
(続)
