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さすらいのヒモ
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風俗特異点でポルノ会社『カルデア・オン・デマンド』を経営している人類最後のマスターが、高級ソープ嬢兼一流AV女優であるアルトリア・ランサーとモルガンにプライベートでご褒美セックスをしてあげるお話。(前半)


 夕暮れで赤く焼けた街並みを、ネオンのけばけばしい光が塗り替える。

 ここは風俗特異点『ネオカブキチョウ』。

 性風俗の経営によって、この特異点で流通している魔力を帯びた特殊な貨幣を一定額貯めることで聖杯が顕現して回収することができる、そんなふざけた特異点である。


 カルデアに所属している人類最後のマスター、藤丸立香がそんな特異点にレイシフトをしてはや半月。

 立香は今、とある賃貸ビルのフロア二つ分を貸し切っている事務所、その仮眠所で目を覚ました。


 時刻は、午後5時。

 立香はベッドから身を起こして、着痩せする筋肉質な身体を大きく伸ばした。

 コキコキと骨が鳴って、部屋に低く響く。

 その姿はかつての少年らしい面影を残しつつも、数多の戦場を踏破してきた戦士としての凄みを帯びていた。

 立香は何も言わずにベッド脇のコートスタンドへと掛けていたバスローブを羽織り、窓辺に立って外を見た。


 この風俗特異点・ネオカブキチョウは、白紙化地球の中にぽっかりと生まれた異様な世界だ。

 カルデアの解析によれば、ネオカブキチョウは二十一世紀の新宿歌舞伎町をモデルにしているものの、そこに宿る狂気と欲望は比較にならないものである。

 高層ビルが林立し、ネオンの輝きが昼夜を問わず街を照らす。

 路地裏には怪しげな風俗店と違法薬物販売の売人がひしめき、表通りにある巨大スクリーンには過激なAVがそのまま流れて、通行人たちの欲望を煽っていた。


 この特異点のルールは明確である。

 とにかく性欲に正直であること、だ。 


 立香はベッドサイドで充電し終えたタブレットを手に取り、画面を一瞥する。

 そこには『カルデア・オン・デマンド』なる企業の売上データが映し出されている。

 言うまでもなく、カルデアから連れてきた女性サーヴァントたちをAV女優として採用している、たった半月でこのネオカブキチョウにおけるAVの売上ランキングを独占した新星の如きAVメーカーである。

 そして同時に、このカルデア・オン・デマンドは『ヤリにイケるAV女優』ということも売りにしており、高級風俗店も兼営しているのだ。


 その甲斐もあってか、この特異点で立香が設立したAVメーカー兼高級風俗店のカルデア・オン・デマンドは、今やネオカブキチョウの経済を牛耳る一大勢力でもあった。

 立香はオーナーであり、社長であり、男優として自ら出演するスーパーマンである。

 ビジネス手腕こそこの特異点に同行した優秀なブレーンたちがサポートしてくれているものの、立香の持つ特別な『力』は、この欲望が煮えたぎるような街であっても満足させるほどのドスケベなポルノ作品を生み出していたのである。

 そんな立香はすっかり昼夜逆転の生活がお決まりとなっており、こうやって夕方になってから目を覚ますことが多くなっていた。


 特別な力とは、なにか。

 それは立香の股間に宿っている、男性器に他ならない。


 人類最後のマスターとしてここに立つ立香は、言うならば、敗北して滅んでしまった人類たちの唯一の希望であり、その人類そのものとも言える存在だ。

 そんな立香は、人理焼却の際に子孫を残せなかった『全ての雄』の無念と欲望を一身に背負ってしまったのである。

 これは単なる比喩表現ではなく、魔術的な意味での明確な事実だ。

 かつての藤丸立香は、その甘い童顔や実は大きな男性器によって性経験が豊富ではあるものの、それでも十分に普通と呼べる範囲の平凡なイケメンに過ぎなかった。

 だが、人理焼却の危機が人類全ての男性を焼き尽くし、そこに集積した『欲望』と『本能』が立香に流れ込んだのである。

 欲望とはすなわち『もっと性的な行為をしたい』という醜くも純粋な願いであり、本能とはすなわち『生き残るために種を残さなければ』という原始的で打算めいた衝動である。



 ――――その願いが流れ込み、レイシフトをして魔術的に不安定な状態であったがために、立香の身体は変貌した。



 男性器は40センチを超える長さと、女性の細腕に並ぶ太さを得た超常のサイズになった。

 これを、通称で『マジカルチンポ』と呼んでいる。

 この生殖器官は単なる肉体の域を超え、あらゆる女性を魅了してセックスを通じて従属を誓わせる、魔法のような力を備えているのだ。

 立香自身、最初はその力に戸惑った。

 だが、立香はやがて自らの欲望と、そして、その使命を受け入れて、カルデアを統べる帝王としての道を歩み始めたのである。


 そうして、このマジカルチンポを持った立香が辿った人理修復の旅もまた、我々が知る人理修復の旅とは大きく異なるものとなっていた。

 立香自身が『失われた男性の化身』という存在そのものへと変貌したがために、召喚の際にも『男として女を求める声』という属性が強くなり、召喚されるサーヴァントは全て女性サーヴァントとなっていた。

 女性サーヴァントたちは我々が知るように強大な力を持つが、同時に気位も高い。

 人理修復という気高い使命に同調して召喚には応じたものの、カルデアや立香に完全服従を誓っているわけではないのだ。


 そこで、立香とカルデアの人々は大いなる使命のために心を鬼として新たなルールを敷いた。

 召喚されたサーヴァントはまず立香とセックスを行い、マジカルチンポに屈することで性奴隷として忠誠を誓わせるようにしたのだ。

 これが、カルデアの結束を強固にするもっとも優れた方法だった。

 あるいは、彼ら彼女らはすでに狂っていたのかもしれない。

 立香の力は、サーヴァントたちの心と身体を支配し、彼女たちをカルデアの従順な戦闘員として働かせる。

 彼女たちの下腹部には、マジカルチンポが持つ呪術的な力によって立香の令呪と同じ形の淫紋が刻まれており、これこそが服従の証となる。

 このルールは、ネオカブキチョウでも変わらない。

 むしろ、この特異点の欲望に満ちた環境は、立香の力を最大限に引き立てていた。



「ほひぃっ……❤ おぉぉ、おほぉぉ……❤」

「ふぎゅっ……❤ ふひぃ、むぎゅぅ……❤」



 立香が立ち上がったキングサイズベッドの上には、カエルのように惨めにガニ股に足を開いて、間抜けなアヘ顔を浮かべながらアクメ失神から未だに目覚めない二人の美女が寝転んでいた。

 スカサハと宮本武蔵である。

 本来は強力なサーヴァントとして、いくら筋肉質な身体をしているとは言っても性行為以外では凡人に過ぎない立香では歯も立たないような強者だ。

 だが、そんな二人の美女サーヴァントであっても、セックスになればこのざまである。

 スカサハは普段は『師匠』を自負して立香に戦場でも生き延びれるように厳しいトレーニングを課しているものの、夜になればその関係は逆転してしまう。

 サディスティックに肉体を追い込ませていたスカサハが、今度はマジカルチンポでその雑魚マンコをほじくり返されて必死に命乞いをするようなマゾ牝の姿を晒すのだ。


 宮本武蔵も似たようなものである。

 普段は人好きのする笑みを浮かべた、気の良いお姉さんといった立ちふるまいをしているものの、その本性は人でなしの剣鬼。

 根本のところで何よりも剣の道を邁進することこそを尊ぶ武蔵ちゃんだが、しかし、その立香の股間の剣を使えばあっけなく白旗を上げて慈悲を願う雑魚牝である。

 立香が寝付く前もまた、剣豪と武神のお姉さん美女ふたりがかりで立香を襲いかかったがあっさりと返り討ちにあったのだ。


 もちろん、それらもこの仮眠室に備えられた複数のカメラで撮影されており、偉そうなかっこいい系美人がチンポに返り討ちにあう無様エロ系AVとして販売される予定である。

 カルデア・オン・デマンドの傾向から題名をつけるのならば、『宮本武蔵&スカサハ、無様敗北! 剣よりも槍よりも御主人様のチンポが最強です❤』と言ったところだろうか。


「さて、今日も一日、頑張ろうかな」


 性獣と呼ぶに相応しい強い性欲と精力、そして、それを向けることで女性ならば完璧に籠絡できる恐るべきマジカルチンポを持った立香だが、その特異点を修復するという使命感も持っている。

 この風俗特異点が性行為が絡んでいるからやる気に満ちているというわけではなく、ここが血風吹き荒れる戦場であったとしても、立香は特異点の快勝のために全力を尽くす――――マジカルチンポとそれに蹂躙される女性サーヴァントが存在している以上は滑稽な言い草かもしれないが、藤丸立香はそういう純朴な善性を持つ男なのだ。

 そして、立香が大きく伸びをしたのと同時にノックもなしに扉が開いた。

 扉の奥から現れたのは、バスローブ姿の美しい二人の女性だった。



「サーヴァント・ランサー、アルトリア・ペンドラゴン。マスターの呼び声に応えて御身の前に参上いたしました」



 一人は金髪碧眼で身長が立香と同じほどはあるだろう足長美人である。

 長い金髪をシニョンにまとめて艷やかなうなじを剥き出しにしており、刃のように鋭い瞳には高い知性を感じさせるものだった。

 アルトリア・ペンドラゴン[ランサー]。

 ブリテンを統べた伝説の騎士王その人であり、王として台頭した後に『聖剣』ではなく『聖槍』を主武装としたために、聖剣による成長停止がなくなり、本来の肉体年齢に相応しい姿まで成長している。



「お待たせしましたね、我が夫よ。サーヴァント・バーサーカー、モルガン。さあ、たっぷりと愛の時間を紡ぎましょうか」



 雪原のような白い肌を持つもう一人もまた、白銀の髪を真っ黒なリボンで一つに結う女性もまた、アルトリア同様に立香とほぼ同じ視線を持つスタイルの良い美女だった。

 その瞳には刃のような鋭さというよりも氷のような冷酷さを宿しており、その立ちふるまい一つとっても女王としての威厳に満ちている。

 モルガン。

 汎人類史における騎士王アーサーの天敵であったブリテンの王位を狙う魔女モルガンではなく、異聞帯である妖精國に君臨した妖精女王だ。


「うん、今日の『当番』はアルトリアとモルガンなんだね。よろしく」

「はい。あなたのサーヴァントとして、『お世話係』の任を真っ当してみせましょう」


 ノックもなしに入ってきたアルトリアとモルガンに、立香は慌てる様子もなくスカサハと武蔵がうつ伏せで寝転んでいるベッドへと腰掛けた。

 騎士王と妖精女王を迎えるにはあまりにもラフな姿だが、それに対してサーヴァントである二人が文句を口にすることはない。

 むしろ、アルトリアは粛々と頭を下げて、『お世話係』なる謎の役職に就いたことを誇りであるかのように語っている。


「そのことについてですが……」


 一方で、モルガンは不満げに顔を歪めた。

 ただし、それは立香の態度に不満を覚えたという様子ではないことは、その視線が忌々しげにアルトリアへと向けられていることからわかる。

 その不満を誤魔化すことなく、モルガンは淡々とアルトリアへと詰めるように言葉を投げつけていった。


「なぜこの騎士王が必要なのですか? 我が夫のお世話係は私一人で十分でしょう。そこの女、今からでもこの部屋から退去しなさい。あとは私と夫の、夫婦の時間なのですから」

「それはこちらの台詞です。マスターのお世話係は私一人でも行えます。すぐにでもこの部屋から出ていき、その淫蕩な手管で男どもから資金と精を搾り取ってきてはいかがか?」


 バチバチと火花が散りそうな勢いでにらみ合いが続く。

 いや、それだけではない。

 二人は距離を詰めていき、そのバスローブ越しでもわかるほどに大きな胸の膨らみを押し付けあって、『おっぱい相撲』を開始していったのだ。

 美女同士の諍いは迫力があるものの、その爆乳を押し付け合うおっぱい相撲に関しては、雄ならば何時間でも見ていられるようなエロさがあった。


(これ、なんかの特典にしたらウケが良さそうだなぁ)


 事実、アルトリアとモルガンのピリピリとした空気を感じながらも、人類最後のマスターである立香はそんなことを呑気に考えていた。

 とは言え、いつまでもこの二人を遊ばせておくわけにはいかない。

 立香はパンと手を叩いてみせた。


「はいはい、そこまで。二人の言いたいことはわかるけど、今日は二人でやってもらうよ。だって、そっちのほうがエッチだからね」


 その言葉だけでピタリと二人の身体が止まる。

 渋々と言った様子だが二人は距離を離していき、立香へと向き直った。


「そちらの妖精女王はどうかは知りませんが、マスターがそうおっしゃるのならば私に不満はありません。この身はあなたの槍であり、鞘なのですから」

「夫の言葉に意見するつもりはありません。別の女を貪りたいというのならば、それを受け入れるのも妻の役目ですから」


 従順な言葉とは裏腹にその態度はお互いを受け入れていないことは明らかだ。

 だからこそ、プライドが高くて我を押し通す性質の二人が、己の不満を押し込めて立香の意思こそを優先していることがわかった。


「それじゃあ……お世話係の服装はできているかな?」

「……ええ、もちろんですとも❤ あなたの意思に反することを私が行うわけがありません❤」

「歓びなさい❤ これを『着る』ことさえ並の雄なら桁外れの金を積まねばならないのですよ❤」


 そして、立香の言葉一つでアルトリアとモルガンの頬が緩んだ。

 それは『笑みを浮かべた』というよりも、発情をしたと呼んだ方が良いような変化である。

 スルスルとバスローブが地面へと落ちて、その奥に隠されていた二人の美女の身体が露出されるのだった。


「おぉ……!!!」


 そこから現れた身体に、多くの女性を貪った立香であっても思わず感嘆の声が漏れてしまった。

 美しい裸体だった。

 染み一つない白磁の肌のほとんどを晒したビキニ水着姿、それもビキニブラは乳輪がかろうじて隠れる程度の布面積しか持たず、ビキニパンツにしてもデリケートゾーンをかろうじて隠し、臀部に関しては二人のたっぷりとした媚肉を蓄えたお尻に食い込んでTバック状態になっているのだ。

 しかも、そのマイクロビキニの色は金色である。

 なんらかの特殊な素材を使っているのか、キラキラと光を帯びているのが、黄金という高貴さではなくけばけばしい下品さを感じさせて、この最高級の美女を貶めているかのような倒錯的快感を覚えさせる姿だった。


「また大きくなったんじゃないかな? うん、このぐらいのサイズが好みかも」


 そんな金色マイクロビキニに包みこんでいる身体は、あまりにも淫猥であった。

 立香はベッドから立ち上がって二人の前まで進むと、アルトリアの乳房を乱雑に握りしめ、モルガンの乳首を指先でコリコリと刺激していく。


「あんっ❤ ふぅ、きゅぅぅ❤ ま、マスター好みの身体になれて、光栄です❤」


 アルトリアは騎士然とした凛々しい顔立ちをしているものの、その小顔に勝るほどの爆乳の持ち主で数値にすれば115センチ、アンダーとのサイズ差は脅威の45センチというOカップである。

 マイクロビキニをTバックにしてしまうほどにたっぷりと媚肉のついたデカ尻は、本当に騎馬に乗馬できるのかと疑ってしまうほどの104センチのデカ尻である。

 そんな爆乳とデカ尻を持っているくせしてウエストは本当に内臓が入っているのか疑問に思うほどに細く、それでいて腰回りには女性らしい柔らかな肉の存在を感じられるものだった。

 まさしく、雄が理想とする牝の肉体である。


「そ、そんな、ビキニ越しに乳首をコリコリされれば……おほっ❤ つ、妻に相応しくない無様な声が漏れてしまいますっ❤」


 モルガンは残忍とさえ言えるほどの冷たい美貌を持ちながらも、そんな雄を圧倒する美貌とは裏腹にやはり爆乳を所有していた。

 トップバストは110センチと単純な数字だけならばアルトリアに劣っているものの、アンダーバストとの差はアルトリアとほぼ同等44.5センチ、Oカップの爆乳は流石のエロさだ。

 また、騎士として肉体を動かす術に秀でたアルトリアとは異なり、女王として玉座に君臨することが多いことも関係しているのだろうか、その臀部にはお肉が溜まりやすい性質で109センチの馬鹿みたいなデカ尻である。

 その割にはウエストは実に細く、腰を抱いてその身を寄せることで雄へと充足した優越感を抱かせるという牝としての魅力に溢れた柳腰なのだ。

 アルトリアのような美女と並んでも全く見劣りしない、最上級の牝の姿だった。


「昼夜問わずのソープランドへの鬼出勤に、スキマ時間でのAV撮影……本当にお疲れ様。おかげで、当初推測されてた、特異点を解決するために必要な期間も大幅に短縮されたみたいだね。

 それもこれも、二人が『風俗嬢兼AV女優』として頑張ってくれたおかげだよ。淫紋も変わらず輝いたままで……嬉しいな、こんな扱いをされても俺のことを好きでいてくれてるんだね」

「あ、当たり前ですっ❤ 我が身は……いえ、我が心はすでにマスターにお捧げしたもの❤ 業腹ではありますが、ほ、他の男の精を搾り取るサキュバスのような身に堕ちることも、マスターのためならばやぶさかではないのです❤」

「んぐぅっ❤ お、夫を支えることこそ妻の本懐です❤ もちろん、身体は許しても心はあなただけのものですが❤ ふふふ……今こそまさに、汎人類史の私が培った性技とあなたに仕込まれた技が役立てる時ですね❤」


 変わらずアルトリアとモルガンの肉体を弄びながら、立香はニコニコとした笑みで話しかける。

 そう、この二人はこの風俗特異点に存在する以上、その身を使って雄の欲望を搾り取る風俗嬢であり、その性行為を販売して資金を得るAV女優でもあるのだ。

 いや、アルトリアとモルガンだけではない。

 そこのベッドで転がっているスカサハと武蔵も同様だ。

 立香は彼女たちを巧みに扱って資金を得ている、言うならば『女衒』なのである。


(こういうことしか脳がないからな、俺は……人類最後のマスターっていうよりも、人類最後の女衒って感じだもんな)


 自身の指で感じている二人を見ながら、立香は心のなかで苦笑する。

 そのマスターとしての役目とはマジカルチンポで性奴隷契約を結んで終わりではない。

 もちろん、戦場で所詮は素人に毛が生えた程度の指揮を振るうことが主題でもない。

 立香の最も重要な役目とは、このように性奴隷となった女性たちのメンタルケアなのだ。

 なるほど、それならば『女衒』と自虐したくなる気持ちもわかるというものである。


「早速、お世話係のお世話になっちゃおうかな。『いつものルール』通り……射精回数が少なかった方は、『罰ゲーム』があるからよろしくね」

「もちろんです、いくら淫蕩な魔女であろうとも、私が負けることはありません」

「口ではいくらでも言えますね、今から罰ゲームに備えて体を休めてはどうだ? 我が夫への奉仕は私でしておこう」


 だが、同時に肉体を支配することで精神を安定させるこの淫らな日々を楽しんでいる部分もあるのが立香の本音だった。

 わざわざ二人を同時に呼んで、射精回数を競わせるようなある種の悪趣味な催しをするあたり、少なくとも現時点では立香はこの生活を楽しんでいるのも事実なのだ。

 なにせ、アルトリアにモルガン、そこで寝転がっているスカサハと武蔵など、サーヴァントとして召喚される女性たちはまるで示し合わせたようなとんでもない美女なのである。

 その上、マジカルチンポとそこから結ばれる『淫紋契約』の影響なのか、立香好みの爆乳デカ尻ボディへと霊基が基本的に変貌しているのだから、楽しまないほうが嘘というものだ。

 もちろん、この淫靡な日々によって立香の心がどこか麻痺をしてしまったという一面も無視はできないだろうが。


「それじゃ……チンポへの奉仕、よろしくね♪」


 しかし、あえてそのような部分を考えないようにして立香は体を動かしていく。

 二人の爆乳を弄っていた手を離していき、そのまま二人と同じようにバスローブを脱いだ。

 もちろん、二人と違ってそこに広がっているものはマイクロビキニではなく全裸である。


「おほぉっ……❤ な、なんて、逞しい……❤ 我が聖槍よりも、神々しさを感じます……❤」

「んきゅぅ……❤ こ、これは……相変わらず私の知性を麻痺させる、芳しい臭いがぁ……❤」


 そこで、巨根チンポがアルトリアとモルガンの前へと突きつけられた。

 そうだ、立香が多くの雄たちの無念を背負うことで誕生した、言うならば人類最後のマスターだけが持つ『宝具』、『マジカルチンポ』である。


 魔の名前を冠したその男根は、しかし、男性器というにはあまりにも大きすぎた。

 大きく、分厚く、重く、そして、神秘的ですらあった。

 そのぶっとい形を見ただけで女たちの股は濡れ。

 その濃厚な匂いを嗅いだだけで腰が砕け。

 そのゴツゴツとした竿に触れただけで魂が揺さぶられ。

 それを飲み込んだ瞬間に魂が塗り替わる。

 男たちの欲望を本能が、元々が巨根の持ち主であった立香を通じて形となった、女殺しの逸物。

 そんなあらゆるルールを無視する、この世に存在してはいけない別次元の法則に基づいたもの。



 ――――これこそがまさしく、マジカルチンポなのである。



「あぁ、そ、それでは❤ 本日のお世話係として、偉大なるオチンポ様にご奉仕させていただきますっ❤ も、モルガン❤ あなたははそちらからお願いします」

「も、もちろんですっ❤ くぅ……悔しいが、確かにこれを一人で相手にするには我が身は不足しているでしょう……❤ アルトリア、二人がかりで行くとしましょう❤」


 高貴なる騎士王と妖精女王が、そのマジカルチンポの威容に気圧されて跪いた。

 二人の身長は立香とあまり変わらないが、しかし、その腰の高さは大きく異なる。

 立香は決して短足というわけではないのだが、二人の足があまりにも長過ぎるのだ。

 そのため、二人がしゃがむことでその身は普段よりも小さく見えてしまう。

 誇張でもなんでもなく、その神秘を用いれば指先一つで一つの軍隊を屠れるであろう偉大なる英雄、サーヴァントの中でも上位に位置するトップサーヴァントである二人が、まるで小娘のように跪いている光景は立香の心とチンポを強く刺激する。

 ビクビクと、寝起きで『半勃起状態』だったチンポが着実に『ガチ勃起状態』へと変化していくのだ。


「あぁ……まだ大きくなるなんて❤ それでは、本日もあなたのサーヴァントがオチンポ様にご奉仕させていただきます❤ 誓いの口づけを……どうぞお受け取りくださいませ❤」

「騎士王と妖精女王のダブルチンキスですよ❤ どれだけお金を積んでも味わえない最高の『二輪車プレイ』……たっぷりと堪能しなさい❤」


 アルトリアとモルガンの二人はその美しい顔を、立香の三本目の脚なのではないかと思うほどの太さと長さを持つマジカルチンポへと近づけていく。

 そして、わざとらしく唇をすぼめてキス顔を作ると、うっとりと潤んだ目で立香を睨みあげながらその唇を左右から押し付けていった。


「オチンポ様、失礼いたします……ん~~、ちゅぅっ❤ ちゅぅ、ちゅるるぅぅ、れろろぉぉ~~❤」

「あなたの妻が、唇にてご奉仕させていただきます……❤ ちゅっ、ちゅっ、ちゅぅっぅ~❤ むちゅぅぅ、じゅるるっぅ、ちゅぅぅ❤」

「おぉぉ、これは……効くなぁ! 仲の悪い美女姉妹のダブルフェラご奉仕だ……!」


 そうして、挨拶のチンキスを終えた瞬間に激しいダブルフェラがスタートした。

 寝る直前までベッドの上で転がっているスカサハと武蔵を犯し続け、そこからシャワーはもちろん濡れタオルなど拭ったわけでもいない、性行為を終えたばかりの性臭漂うチンポへと、アルトリアとモルガンという最上級の美女ふたりが即尺フェラを行ったのだ。


「一応、寝る前にそこの二人で金玉が空になるぐらい射精したんだけど……おおっ! 金玉が弾けそうなぐらい、ぐつぐつって精液が作られてるのを感じちゃうなぁ」

「んふぅぅ、じゅるるぅぅ、れろれろぉ~~❤ 金玉がものすごく熱くなって、この中で、確かに精子が作られていますね❤ 全ての牝が求めるマスターの精子を作る一助となれたこと、誇りに思いますっ❤」

「むちゅぅぅ、ちゅっ、ちゅぅぅ~……じゅるぅぅぅっ❤ はぁ、その精子が、もうすでに我慢汁となって漏れ出しているようですね❤ おほぉ、まずいっ❤ 薄まった我慢汁を舌に載せただけで、イグッ❤」


 マジカルチンポは精力にも大きく影響しており、一度眠るだけで精液がたまりに溜まってムラムラとしてしまう。

 そのため、『お世話係』はこうして出会い頭に即尺フェラをするのがお決まりなのだ。

 そして、騎士王と妖精女王などという御大層な肩書を持っていても、マジカルチンポを突きつけられれば所詮は一匹の牝でしかない。

 二人は立香のチンポの先端とその竿が白く泡立つほどに唾液を絡ませながら、姉妹で争うように舌先を激しく動かして、王でもなく人でもなく、もはや牛豚のような家畜かと思う浅ましさで鼻息を荒くして即尺フェラを続けていく。


「あぁっ❤ な、舐めているだけで……妊娠してしまいそうですっ❤ この濃厚な味、香りっ❤ 自分の中にある浅ましい牝の本能が暴かれてしまうっ❤」

「たまらない、たまらないっ❤ 我が身にこんな卑しいものがあるなど、我が夫に出会わなければ知ることなかった❤ くぅっ……屈辱ですね❤ ですが、この屈辱が、なんと甘美なのでしょう❤」


 アルトリアが亀頭にしゃぶりついては先走りの我慢汁を音を立てて下品に啜ると、モルガンはその美しい顔を立香の股間に埋めて根本に舌を這わせて一度に裏筋をれろろろと舐めていく。

 立香が亀頭の先から伝わる快感に腰を震わせようとすると、すぐさま金玉付近を舐め回される快感がまた新たに責め立ててくる。

 その性技はまさしくプロ級、いや、それ以上だ。

 カルデアに所属する多くのテクニシャンたちがテクニックを共有していき、それを忠実に磨いていくためにアルトリアやモルガンのようなプライドの高い美女であっても、マタ・ハリやメイヴのようなその逸話自体に性行為の巧みさが結びついているサーヴァントたちにも負けないほどの性技を身につけているのだ。


「そのまま……そのまま、売上の報告をお願いっ! アルトリアは風俗の方を……モルガンは、AVの売上をね!」


 普通の男性ならば今の時点で三度は射精をして、あまりの快感とその射精の激しさによる痛みで泣いて慈悲を乞うところだが、マジカルチンポの持ち主である立香はわずかに歯を食いしばりながらも射精に耐えていた。

 しかも、奉仕をさせながらの『業務報告』を命じるほどの余裕を持っているのだ。


「んじゅるぅうっっ❤ かしこまり、ました❤ マスター 風俗部門の売上は……ちゅっ、じゅるるっ❤ 今週も過去最高を更新しております❤ まあ、まだ半月なので当たり前と言えば当たり前ですが……❤

 まず『ソープ・カルデア』の予約は3ヶ月先まで埋まり、特に裕福な資本家たちによる『二輪車プレイ』のコースが大変人気です❤ 総売上はこの特異点の通貨、『カブキチョウコイン』で12億❤ 対前週比で15%の増化です……んむっ、ちゅぅっ❤ お客様の満足度も98%を維持❤

 と、特にですねっ❤ 私のマットプレイが大変ご好評でして……❤」


 アルトリアの報告は奉仕の合間に途切れがちだが、騎士王らしい堂々とした口調で数字を並べていた。

 マジカルチンポへの即尺フェラ奉仕の影響か、金色のマイクロビキニは汗で濡れそぼっており、115センチのOカップ爆乳を淫靡な形で彩っている。

 さらに、ソープ・カルデアというカルデアのサーヴァントたちがキャストとして働いている高級ソープにおいて、自身は人気を博しているということを細かくアピールすることも忘れていなかった。


「むちゅっ、じゅるるぅ~~❤ ふふふ、AV部門も風俗部門には負けていませんよ、我が夫❤ カルデア・オン・デマンドの最新作『剣豪&武神の無様敗北』は、発売初日ですでに10万本を突破❤ AV部門の総売上は8億カブキチョウコインで、前週比では20%の増加です❤ ちゅぅっ~~……むちゅるるぅ❤ 特に私の主演作である『妖精女王の屈服』は、配信サイトで1位を独走中❤ 購入者の95%が5つ星評価をしています❤ もちろん……んぐっ、じゅるぅ❤ この偉大なるオチンポ様が特段に力を入れて私を犯してくれたからこそというのは、言うまでもありませんが❤」


 しかし、そんなアルトリアの報告に負けじと、モルガンが瞳を勝ち気に熱く燃やしていく。

 モルガンは英霊としての背景からも、マスターの『お気に入りサーヴァント』としても、この風俗特異点における人気キャストとしてもライバルと目しているアルトリアの浅ましい媚びた業務報告に、負けじと唇を竿の根本に押し付けながら、冷酷な女王の瞳を快感で蕩けさせながらも騎士王を睨みながら報告を始めていった。

 モルガンの声は実に妖艶な響きを持っており、また報告のために言葉を発するたびに109センチのデカ尻が揺れてマイクロビキニを食い込んでいく姿を見せつけてくる。

 そのOカップの爆乳が奉仕の動きに合わせて、立香の太ももに擦り付けてくるのもたまらない。

 アルトリアとモルガンは、売上報告を競うように声を張り上げているが、その競い合う姿さえもどこか滑稽で、立香の中の加虐心を煽ってそのマジカルチンポをさらに屹立させて、二人の雌奴隷を圧倒していく。


「二人の頑張りのおかげだね。頑張った子にはお世話係のご褒美をあげるって言っちゃったけど……この調子だと、二人が独占しちゃうかな?」

「もちろんですっ❤ い、いえ、二人というのさえも間違っていますよ、マスター❤ なぜなら、んじゅるるぅ❤ 次は私がこのモルガンを突き放して、単独でのお世話係の栄誉を掴み取るのですから❤」

「抜かしなさい、アルトリア❤ ちゅぅぅ、ちゅっ、むちゅぅぅ~❤ 我が夫よ、妻としてあなたの側に侍るのはこの私だけ❤ 妖精國を支配したようにこのネオカブキチョウを支配して、あなたに聖杯を捧げてみせましょう❤」


 立香の軽薄さすら感じるその言葉に、二人の動きがさらに激しくなる。

 アルトリアが亀頭を喉奥まで咥え込んで、モルガンが金玉にまで舌を這わせ、互いに牽制し合いながら奉仕を競っていた。

 明らかに険悪な関係だと言うのに、そのダブルフェラ奉仕に関してはお互いの動きが相手の動きを高め、チグハグ感などは一切ない一級品の奉仕となっている。

 立香は快感に耐えつつも、ベッドに置いていたタブレットを手に取って、改めて自分自身の目で売上データを確認していく。

 画面には風俗部門とAV部門の詳細なグラフが映し出されており、どちらもネオカブキチョウの経済を牽引する一流企業の数字を誇っている。

 二人の美女から性奉仕を受けながらも仕事のチェックをしているその様子は、『勝者』と呼ぶに相応しい余裕を感じさせるものだった。


「仲が悪いのに息がぴったりだよね、二人は。そろそろ射精そうだから、イクよ」

「ぅっ❤ んじゅるぅぅ、ぢゅぅぅ❤ ザー汁、キテくださいっ❤ 出して、出して出してぇ❤」

「れろれろぉぉ❤ むちゅぅぅぅ~❤ 睾丸が舌の上で震えて、なんと雄々しいのでしょうか❤」


 ビクビクとわななくチンポと金玉の反応、そして、立香の声にアルトリアとモルガンも幸福感を覚えながら、そのダブルフェラ奉仕を激しくしていく。

 即尺フェラ、まだまだ臭いもきつければ汚れと呼べるような恥垢が生じているそのチンポを、二人はまるで絶世の美味と言わんばかりにむしゃぶりついている。

 アルトリアは拳大ほどもある亀頭を顎が外れるほど大口を開けて鼻の下を伸ばした無様なひょっとこ顔を晒してでもチンポと我慢汁をたっぷりと味わっており、さらにモルガンもまたその冷徹な美貌をチンポの下に潜り込ませて濃厚な臭いを嗅ぎながら金玉を舐め転がしていた。

 その興奮に立香の射精欲求は簡単に決壊してしまうのだった。


「くっ……! 射精るよ、ふたりとも!」


 どびゅるるっ! びゅるるる、びゅぐびゅぐぅ! どぶびゅびゅぅぅぅ~~!


「むぶぎゅぅぅぅっ❤ ほぎゅぅぅ、ふぎゅぅぅっ❤ チ、チンポから出る精液、美味しいっ❤ 身体が、身体の芯が熱く震えてしまいますっ❤」

「ふじゅるるるぅぅぅぅ❤ おぉぉ、睾丸がいななくように揺れてっ❤ あぁ、これが愛しい夫の、ザーメン製造機❤ 凄まじい威圧感ですっ❤」


 立香が勢いよく射精をする。

 流し込まれたザーメンの勢いが凄まじすぎてアルトリアは完全に飲み込みきれず、ハムスターのように頬を膨らませてしまうのだが、それでもチンポから口を離すことはしないためについに鼻提灯が生まれていた。

 また、立香がそんな最高の射精を味わっている中でもモルガンは従順と言ってもいいほど執拗に金玉を舌で舐め転がすことで、皮肉ではなく心から『夫』と呼ぶ立香へと心地よい快感を射精の追撃であるかのように与えてくるのだった。


「んぐぅぅ……むぐぅぅっ❤ ふぎゅぅぅ、むるるぅぅ……げほっ❤ えほ、えほっ❤ くぅぅ、あっ、こ、こぼして……❤」

「なんともったいないことを……❤ 飲みきれないのならば、よこしなさいっ❤ くぅ、意地汚くチンポから出る精液は受け切りおって……❤」

「なっ、モルガンっ❤ なにを……んちゅっ❤ ちゅぅ、ちゅぅぅ❤ や、やめなさいっ❤ 歯の間に残ったザー汁を、し、舌でそぎ取るのではありませんっ❤」


 尿道からすべてを出し切った立香だが、アルトリアは限界ギリギリまで精液を飲み込まんと頑張ったものの、いくつかがこぼれ落ちてしまう。

 しかも、そこでモルガンが愛する人の精液を欲してアルトリアへとベロチューを開始して口内に残っている精液を舌で奪い取っていくのだ。

 これにアルトリアも抵抗しようとしているが、マジカルチンポから出る精液はどんな英霊をも蕩けさせる宝具に等しい神秘を帯びた媚薬でもあるため、快感で力が抜けきっているアルトリアは跳ね除けることができずにいた。


「かわいいな、ふたりとも……あっ、ダブルフェラだからこれは二人とも射精回数は一回ずつの加算で同点だよ」


 立香はそんな風に自分の精液を奪い合う美女を見て、そんな風にぼんやりと呟いた。

 カルデアのマスターとなる前から性に奔放で倫理観が緩い向きがあり、『ヤリチン』と評判でもあった立香は、マジカルチンポで落としたサーヴァントたちのことを心から愛おしく思っている。

 軽くなった金玉を確かめるように、立香は動き出す。


「次は、身体をキレイにしようか。寝汗がひどくてさ」

「っ、かしこまりました❤」

「それでは……浴場でのご奉仕に移りましょうか❤」


 寝起きに精液を吐き出したものの、それでもセックスでかいた汗などはそのままだ。

 立香は二人を引き連れて、仮眠室の外にある撮影所も兼ねている風呂場へと向かっていく。


「ハァイ、オーナー。本日も良いお日柄で……って、あら。アルトリアさんとモルガンさんがご一緒ということは、お風呂ですか~?」

「ああ、おはよう。シバも今日は元気そうだね」


 その複数の女性とプレイを楽しむこともできる程度に少し大きめの風呂場に向かうまでの間に、立香は一人の女性と出会った。

 カルデアに召喚された美女サーヴァントの一人、シバの女王である。

 踊り子のように露出度の多い服装であるために、その下腹部に刻まれた淫紋が丸見えだった。

 その淫紋はキラキラと輝いており、彼女に立香への二心がないことがひと目で明らかになる。

 マジカルチンポによる淫紋は、契約者へと心が離れればその輝きを失って、魔術的な効能が消えてしまい、ただ刻まれただけの紋様に変わってしまうのだ。


「う~ん、実はまだ昨日の『お二人』が眠ったままでして……命令もないし、『罰ゲーム』のために今は身体を休めてもらっています。大浴場をお使いになるなら、外に運んでおきましょうか?」

「いや、良いよ。二人のエロいアクメ失神を見ながらのプレイも楽しいしね」

「はいは~い。代わりに、仮眠室はキレイにしておきますねぇ。それから、本日の休日はたっぷりと楽しんでくださいね。秘書室の一員として、できる限りは業務は処理しておきますので~」


 そんなシバの女王は生前の事務処理能力の高さや商売人としての資質の高さから、カルデア・オン・デマンドではAV女優や風俗嬢として働きながらも、同時に幾人かいる立香の秘書として働いてもいるのだった。

 なにせ、立香は人類最後の女衒と呼ぶに相応しい女殺しなのだが、経営面では社会経験がない立香には手に余る。

 そこでシバの女王のような人物がサポートしているのだ。


「オーナー、うちの秘書室長のこと、たっぷりと可愛がってあげてくださいねぇ」

「………一言で余計ですよ、シバ。言わずとも、夫が妻を可愛がるのは当然のことです」


 そして、その秘書室の室長として活躍しているのがモルガンである。

 シバの女王はニヤニヤとした笑みを浮かべたまま立ち去っていく。

 それを見送った立香たちは、浴室へと向かっていくのだった。


(続)

風俗特異点でポルノ会社『カルデア・オン・デマンド』を経営している人類最後のマスターが、高級ソープ嬢兼一流AV女優であるアルトリア・ランサーとモルガンにプライベートでご褒美セックスをしてあげるお話。(後半)


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