ここは『原間瀬町(ハラマセ・チョウ)』という、北関東にある平凡な町である。
飲食店や大型スーパーなどの生活に必要な商業施設がありつつも県庁所在地からのアクセスも容易で、結婚した勤め人などがマイホームを購入して住み着いているニュータウンだ。
そんなこの町に、一つの奇妙な事件が発生した。
曰く、原因不明の妊婦が大量発生しているのである。
仕事が忙しいなどの理由で夜の生活がおざなりになっていた夫婦間はもちろんのこと、結婚をしていないために計画的な避妊を行っていた同棲カップル、ついには恋人すら居ない学生にまでその妊娠が発生してしまったのだ。
科学的に説明できないこの奇妙で恐ろしい事件の裏には妖怪が潜んでいるに違いない。
「ついに追い詰めた! いい加減に観念なさい、レイプ魔妖怪! この原間瀬町で多発してる原因不明の妊婦大量発生はあなたの仕業ね!」
「成り行きでご一緒したとは言え、お世話になった鵺野先生とその奥様のゆきめさんのお手伝いとなれば断る理由はありません。どうか、抵抗はしないでくださいね」
この解決に乗り出したのは、夫である鵺野鳴介をこよなく愛する幼妻であり自身も雪女という妖怪である『ゆきめ』と、その鵺野鳴介とは深い関わりがある人魚の『速魚』であった。
街を歩けば男性はもちろん女性であっても振り向くであろう美貌を持ちつつも、互いに人間とは比べ物にならない特殊な力を持った存在である。
そんな二人は今、この町に奇怪な事件を引き起こした首魁と思われる妖怪と相対していた。
「『僕が何をしたっていうんだ』って……呆れてものも言えない。この『原間瀬町』で起こっている怪事件、原因不明の妊婦大量発生はあなたの仕業でしょう! 証拠は掴んでいるんです!」
「人妻だけならば怪しまれなかったかもしれませんが、さすがに未婚の十代の女の子たちが大量に妊娠するのは異常ですからね~。しかも、町自体はそれを大きな問題と認識していないなんて、明らかに妖怪が絡んでいます」
その妖怪は、平凡な中年男性と言った風体をしていた。
背は170に届かない程度の平均より小さい程度で、お腹は中年らしく少しだけぽっこりと膨らんでおり、髪の毛はふさふさとしているものの顔に加齢特有のたるみが生じているという、それはもう絵に描いたような中年男だ。
とても多くの女性とセックスをして孕ませられるような、そんな魅力を携えた人物とは思えない。
だが、断定的な口調からして、二人はこの中年風の妖怪こそが犯人であるという、強い確信を覚えているようだった。
「『証拠はどこにある』ですって?
犯人以外に証拠を求める人なんていないものだけど、そこまで言うなら教えてあげます。
それは、あなたの股間にそそり立った、その『女ならば誰でも魅了する立派なオチンポ様』が何よりの証拠です!」
「『男性の価値は生殖能力』という『常識』から考えれば、あれほどの数の女性を一年も経たずに妊娠させることが出来る男性はとんでもなくオチンポ様が優秀だとわかります。見せびらかすみたいに、ピッチリしたジャージズボンを履いているのが失敗ですね」
そう、二人がこの
もうお気づきだろうが、この町の異変を解決するために訪れたはずの二人も、すでにこの町の異変に取り込まれているのだ。
この中年風の妖怪の力は、自身の『領域』に踏み入れたものの思考を操るというものなのである。
そして、身体的特徴としてとんでもない巨根の持ち主で精力絶倫というものもあった。
「『バレたら仕方ない』……ようやく観念したわね。早速、あなたを退治させてもらうわ」
「『どうするつもりだ』って、さすがにおバカって言われちゃう私でもどうすればいいかわかりますよ~」
「私たちが調査をして見つけたこの事件の犯人、『種付けおじさん』という都市伝説から生まれた現代の妖怪の倒し方はハッキリとしています! それは『セックス勝負』で精液を搾り取るということよ!」
「『妊娠をしてあげると成仏する』という情報もありましたが、これほどの人数が妊娠しているのに成仏していない以上は誤情報でしょうしね~。それでは、お縄に突いてもらいますよ」
ニチャニチャとした不快な笑みを浮かべたその妖怪は、ゆきめと速魚の追求に正体を表した。
この妖怪の名は、種付けおじさん。
エロ漫画に登場する、男性の欲望を満たすために都合のいい展開を作るための存在が、やがて『種付けおじさんは実在する』という噴飯ものの噂が流れ出し、それが都市伝説となったことで、このおじさんの形で妖怪として誕生したのだ。
もちろん、セックス勝負などというものは単なる茶番である。
種付けおじさんは自身の力でゆきめと速魚の思考を操り、自身の手中に堕ちた美しい美女妖怪を弄ぶ気が満々で、ただでさえ大きなチンポをさらに固くしているほどだった。
そして、二人を同時に犯すために、自身の能力の一つである『分身』を行っていく。
「っ……! 『分身』したわね、今まで一人だったのに、セックス勝負の相手が二人となるとその人数に分かれることが出来るということね。本当に面倒な……速魚さん、やっぱり手伝ってもらうことになりそうです!」
「はい、それでは……はい、『かぱぁっ❤』と、脚を変えちゃいますね~❤ 見ての通り、人間のオマンコもしっかりとついていますよ~❤ それをゆきめさんと体を合わせるようにしてI字開脚……こうやって手を繋いでおっぱいを合わせあって脚を大きくあげてオマンコを見せつけてるから、あなたから見たら『H字開脚』ですね❤」
「私たちは『種付けおじさんのフェロモンですでにオマンコから愛液をダラダラ流してるチョロマンコ』になっているけど、先生への愛がある私にセックス勝負で勝てるとは思わないことです!」
「マグロって言葉がある通り、人魚の私は不感症みたいなものですからね~。ゆきめさんと同じく、『フェロモンが直接して、頭がおかしくなっちゃいそうなぐらい発情している』んですけど、きっと手強いと思いますよ?」
種付けおじさんの笑みはどんどんと深くなる。
妖怪ということで身体的能力も秀でているのであろう。
普通の女性ならばそこまで開脚は出来ないというほどの見事なI字開脚を二人揃って披露したのである。
しかも、そのオマンコはすでにグチョグチョに濡れそぼっており、前戯など必要しない都合のいい蜜壺オマンコとなっていた。
様々な卑猥な言葉を常識のように口走る二人へと、種付けおじさんの魔の手が伸びていく。
「んぅ、ふぅぅっ……❤ はぁ、んきゅぅ❤ くぅぅんぅ❤」
「はぁっ❤ くぅ、んぅぅ❤ ふぅ、むきゅぅっっ❤ ふひゅぅぅ……ほぉっ❤」
種付けおじさんはその大きなチンポをオマンコに擦り付ける。
それだけで、先ほどまで敵意が剥き出しであった二人の喉から、なんともいやらしい喘ぎ声が漏れ出していくのだった。
「はぁぅ、ふぅぅ……❤ 先生と比べて、どっちが大きいかって……❤ そ、そんなのっ、種付けおじさんのあなたの方がチンポが大きいに決まってるじゃない❤ 私の先生のちっちゃなオチンポしか知らないきゅうきゅうのオマンコに負担をかけないために❤ オチンポに愛液をたっぷりつけてローションみたいにしようとしてっ……んぅ❤ こんな、カリがぶっといチンポでオマンコを擦られてるだけで、牝の本能が刺激されちゃってるぐらい、あなたのほうが大きいわ❤」
「はぅぅ……❤ も、もうオマンコがチンポに吸い付いてるって、は、恥ずかしいですね❤ ふぅ、ふぅぅぅっ……❤ このおっきなオチンポを挿入されたら、どうなっちゃうのかしら❤ はぁ、はぁ、はぁぁ~~……❤ これぇ、えへへ、癖になっちゃいそうです❤ オマンコをでっかいオチンポで擦りつけられるの、気持ちいい……❤ ふぅぅ、はぁぁ……もっと、いっぱいその熱い肉棒で擦りつけてください~❤」
しかも、種付けおじさんは自身の巨根チンポの品評までさせる。
夫である鵺野鳴介だけに身も心も赦していた貞淑な幼妻であったゆきめの、『旦那よりも男として優れている』という評価はおじさんの優越感をくすぐってくれた。
人魚が持つイメージ通りの絶世の美貌を持つ速魚の、『そのチンポを擦られるだけで非常に女として昂ぶってしまう』という評価はおじさんの自尊心を満たしてくれた。
一方で、自分は気丈に振る舞っているのにすでにトロトロに蕩けている速魚を見たゆきめは慌てふためいていく。
「は、速魚さんっ❤ これはセックス勝負、なんですから❤ そんな簡単にメロメロにならないでくださいっ❤ そ、そもそもぉ……❤ あなた、不感症じゃなかったんですか❤ 私以上に、脚がプルプルして震えてるじゃないですか❤」
「あはは~❤ ごめんなさい、わたし、ものすごく淫乱だったみたいです❤ もうオマンコがドロドロだしパクパクだし、子宮も精液が欲しくて下がってきちゃってます❤ 多分即堕ちしちゃうと思いますので、ゆきめさんお願いしますね❤」
この種付けおじさん退治の前に、『セックスで感じたことないから不感症だと思います~』とのん気に応えていた速魚だというのに、呆気なくチンポに堕ちつつあった。
それを悪びれもせずにゆきめに種付けおじさん退治を丸投げしようとする速魚に、ゆきめは快感が走り続ける体とは裏腹に頭が痛くなっていく。
それでも、セックス勝負をやめることは出来ない。
一度初めたセックス勝負は滅多なことではない中断できない、それが絶対のルールだからだ。
キリッと表情を引き締めたゆきめと、すでに蕩けた顔を見せる速魚が、同時に種付けおじさんの挿入を誘う。
そして、分身している二人の種付けおじさんもまたそのいきり立ったチンポを、魅力的な妖怪マンコへと勢いよく挿入していくのだった。
「うぅぅっ~~❤ わ、私もそろそろやばいかもしれないのにっ❤ 先生のオチンポの倍……ううん、三倍も四倍もありそうなオチンポにドキドキしちゃってオマンコが先に堕ちてるのにぃっ❤ で、でもでも❤ 鵺野先生、わたしに力をくださいっ❤ こんな素敵なオチンポを挿れられても心が堕ちないなんて奇跡を、私に授けてくださいっ❤」
「私もどうなっちゃうかわからないですね~❤ ひょっとしたらそこまで気持ちよくないかもしれないですし……❤ さぁ、そのままそのかっこいいおチンポさんを、ぐぐぐ~って挿入してください❤ 人魚をチンポで完堕ちさせて不老不死の人生をぜ~んぶ奪っちゃうのか、それともそれとも、逆に人魚に搾り取られて成仏しちゃうか……ふふふ、楽しみですね❤」
――――にゅぷ、にゅぷにゅぷ、じゅぶ、にゅぷぷぷ~~~っ❤
「んぉぉっぉっぉ~~❤ ほぉぉ❤ おほぉ、んほぉぉっっぉ~~❤」
「むひぃぃぃぃっ~~❤ ふぅ、ぉお、ほひぃぃぃっっぃ~~❤」
夫である鵺野鳴介に縋ったもののまるで意味がなく挿入後即アクメをキメるゆきめ。
一度は淫靡な微笑みとともに自身の蜜壺が魅了してしまうかもと怪しげに呟いたはいいが当たり前のように挿入後即アクメをキメてしまった速魚。
この時点ですでに完敗と言えるのだが、種付けおじさんは知ったことではないと言わんばかりに腰を力強く振っていく。
「くぅぅっ……こ、これ、おっきい❤ 苦しい、けど、気持ちいいっ❤ ふぅぅっ、ふぅぅっっ❤ でも、負けないィッ❤ オマンコがオチンポに絡みついて勝手に奉仕してるけど、体はもう完全に負けてるけどっ❤ でもでもっ❤ 心は絶対に負けないィッっ❤」
「あぁっ❤ ごめんなさいっ❤ もう、無理です~❤ この気持ちいいオチンポで犯されるの気持ち良すぎてぇ、もう負けちゃいました~❤ もっともっと、犯してください❤ 人魚の赤ちゃんをあなたの子種で孕ませてください~❤」
「速魚さんっ❤ まだ負けないでっ❤ 一緒に頑張って、んひぃぃっ❤ 『ひんやりしたオマンコが斬新で気持ちいい』って、そ、そんなこと言わないで❤ 『これ覚えたら他のオマンコで満足できなくなるかも』とか褒めないでっ❤ そんな風に女として褒められながら犯されたら、んひぃぃっ❤ こ、心まで堕ちちゃうのぉ❤」
「んぅぅっ❤ ゆきめさんも気持ちよくなってるみたいですね~❤ ふぅぅっ❤ これ、すごいですね❤ 『種付けおじさん』って名前は伊達じゃないと言うか……❤ こうして子供を孕む準備をしていると思うだけで、胸がポカポカして幸せな気持ちになってきます❤ そういう力もあるんですね~❤」
もう、ゆきめと速魚に出来ることはひたすら種付けおじさんのレイプピストンに翻弄されることだけだった。
愛する夫がいるゆきめは、少なくとも表面上は気丈に振る舞っているものの、しかし、そういった『支え』がない速魚は早々に種付けおじさんの魅力に完堕ちしてしまっている。
そばにいる人物が堕ちているのを見ると、自分が頑張っているのが馬鹿らしくなってくるが、それでもゆきめは愛する鵺野鳴介のため、必死に種付けおじさんの女殺しチンポに耐えようとしていくのだった。
「ふぅぅっ❤ でも負けないっ❤ 絶対負けないっ❤ やっと、やっと先生と結婚できたのにっ❤ いろんなことがあったけど、それでも愛してるんだからっ❤ こんなオチンポが大きくてセックスが上手くて、先生との結婚式よりもずっと幸せな気持ちにしてくれる素敵な男性にどれだけ抱かれても、おちんちんの小さい先生への愛を捨てるわけがないのぉっ❤」
「これ、おバカな私でもわかっちゃいますね❤ もうゆきめさんはとっくに堕ちてます❤ 先生に悪いんだ~って思いながらセックスするのが気持ちいいから言葉ではそういうフリをしてるだけなんですね❤ 多分、思い切り膣内射精してもらう一番気持ちいい時にぃ、先生を裏切って一番気持ちよくなるつもりなんですよ~❤」
「そ、そんなわけなっ、んひぃぃっっ❤ あぁっ❤ オチンポが震えてるっ❤ ここから、ザーメンが流し込まれちゃう❤ これ、絶対やばいっ❤ お願いします、先生❤ 私に力をくださいっ❤ 女の子ならひと目で恋をしちゃうのも仕方ない、種付けおじさんの超イケメンチンポに負けない力を、ぉぉっ❤ んほぉぉぉっ❤❤❤❤」
「あっ❤ 来ちゃう❤ これからの人生の意味が変わっちゃう膣内射精がくるっ❤ はいっ❤ 膣内射精と同時に、速魚はおじさんのお嫁さんの一人になります❤ ゆきめさんみたいに面倒くさいこともせずに、射精される前に誓っちゃいます❤ だから、早く、膣内に射精してくださいっ❤ あひぃ、ふぅぅっ、おぉっぅ❤ ほひぃぃっぃぃぃっ❤」
懸命に耐え続けるゆきめを責め立てるのは種付けおじさんだけではない。
早々に堕ちてしまった速魚による、『一緒に堕ちましょう~❤』という悪魔の誘いまで振り切らなければいけないのだ。
すでにゆきめは半分近く堕ちていると言って良いのに、堕ちきって完堕ち宣言までしている速魚の幸せそうな姿を見せられれば、『私も気持ちよくなりたい』という欲望がさらにヒートアップするだろう。
そんなゆきめの頑なに凍らせた心を溶かせる、熱い精液を種付けおじさんはゆきめの一番深いところめがけて射精していくのだった。
――――どびゅるるっるうっ! びゅるるるっ! どびゅびゅう! ぶぴゅびゅううぅぅぅっっぅぅ!
「んおぉぉぉっっ❤ ほぉぉっ❤ おぉっっ❤ おほぉぉぉっぉ❤ 溶けるっ❤ 溶けちゃうっ❤ あっついザーメンを流し込まれて、溶けちゃうぅぅっ❤ お、オマンコも子宮も、焼けてなくなるのぉぉっ❤」
「あぁぁっ❤ 飛ぶっ❤ 飛んじゃいますっ❤ 今までの大事な思い出が、全部精液の色で塗りつぶされちゃいますっ❤ ふぅっぅっ❤ うぅぅっ~~❤ あなたのお嫁さんになるために、精液みたいに真っ白になっちゃう❤ 新しい人生が始まりますぅっ~~❤」
まさしく、新たな命を育むための射精だった。
それは妊娠による受精という行為に結びつくからというだけでなく、その精液を注ぎ込まれた女の心を種付けおじさんに都合のいい牝へと変貌させて生まれ変われさせてしまう、魔法のような精液であるという意味でもある。
事実、速魚はもちろんのこと、鵺野鳴介への愛情を強く抱いていたゆきめも、この精液を受けてついに屈服してしまったのだ。
「おぉっっ❤ と、止まらないっ❤ 先生の射精と、全然違うっ❤ あぁっ❤ ごめんなさい、先生っ❤ わたしは、ゆきめはもう消えちゃいました❤ ザーメンの熱さで先生のゆきめが溶かされて、種付けおじさん……おじさまの女になっちゃいましたぁ❤」
蕩けた瞳で虚空を眺めるゆきめは、完全に『鵺野鳴介の妻』という物語のヒロインから、『種付けおじさんのハーレムの一員』という都合のいいキャラクターに変貌した。
「溺れるっ❤ 溺れちゃうっ❤ 私、人魚なのにっ❤ オマンコに精液を流し込まれて、脳みそまで臭いがぷんぷんきて、精液で溺れちゃうぅっ❤ おぉっ❤ ほぉぉぉっ❤ 色んな人に褒めてもらえた声で、ブサイクな喘ぎ声をあげちゃいます~❤」
艶っぽい顔で笑っている速魚は、完全に『どこか間の抜けたトラブルメーカー』というギャグ要素のあるゲストキャラクターから、『どんな男も生唾を飲む極上の美女』というポルノキャラクターに転身を果たす。
「はぁ……はぁぁ……❤ すっごい、量……❤ オマンコを溶かすぐらい熱い精液が、まだお腹の中に残ってる……❤ 体が溶けてしまいそうなぐらいなのに、ここで溶けてなくなってもいいと思えるぐらい幸せぇ……❤」
「これが女の幸せというものなのですねぇ……❤ この町が、男の人は暗い顔をしてるのに、女の人はイキイキとしている理由がわかった気がします~❤ あなたは、決して悪い妖怪ではないのですね……❤」
これが種付けおじさんの魔性が持つ力であった。
多くの犯された女が種付けおじさんの魔性じみた魅力に魅入られてしまい、その孕んだ子を生むことを望んだのである。
そして、女は強い。
様々な手法で男にそれを認めさせてしまったのだ。
もちろん、種付けおじさんが持つ常識を改変する強力な力も関係しているのだが。
「あぁ……もう、ダメ……❤ 先生との幸せな思い出も、このあっついザーメンで溶かされちゃった❤ 私は雪女だから、熱い想いをぶつけられると、溶けてなくなっちゃうんです❤ 鵺野鳴介先生の若妻は、もう溶かされてしまってぇ……❤ 今のゆきめは、おじさまの、妖怪・種付けおじさんの無数にいる妻の一人になりました❤」
「私も長い時間を生きていますけど~、妊娠は初めてですね~❤ 嫌なんかじゃ全然ないですよ~❤ もちろん、『こんなに気持ちいいならもっと早くセックスや妊娠をしておけば良かったですね~』とさえ思っていません❤ だって、これはあなたとのセックス❤ あなたによる種付けだからこその気持ちよさだと、はっきりとわかりますから❤」
「そう、ね……❤ 先生との思い出が消え去るほどの衝撃ですもの❤ 運命の愛が消え去る、そんな情熱的なセックス❤ 貞淑さも愛情も、ぜ~んぶがおじさまとのセックスで溶かされて❤ 雪女という妖怪の本能をむき出しにされて、理性ではなく性欲で男を選ぶケダモノ堕ち❤ はぁぁぁ……❤ だめ、おじさまへの愛が止まりません❤」
それでいて、種付けおじさんは中年のようなねちっこさと中学生男子のような滾る性欲を持っている。
この甘えるように自身を見上げてくる美女たちを前にすれば、そのチンポはいくらでも固くなってしまうのだ。
その獣欲に従い、種付けおじさんは二人へと再び襲いかかっていくのだった。
「ひゃうっ❤ ま、まだやるんですか❤ ふふふ、もちろん構いません❤ 私は人魚❤ 基本は人間ですが、多産生としてのお魚さんの特徴も持ってるから、まだまだ産めますよ~❤ 海を泳ぐのに最適な人魚のスラリとしたお腹を、ぽっこりしたブサイクなボテ腹にしてくださいっ❤」
「んぉぉぉっ❤ きた、きたぁぁ❤ 万が一にも元に戻れないようにトドメをさす追撃セックス❤ もう絶対に先生のところに戻れなくなる❤ 先生の妻だったってことを完全に忘れるガチハメセックス❤ 今度は子宮も心も全力でおじさまのおちんぽを気持ち良くするために動いちゃう、ラブラブセックス❤ はじまっちゃったぁぁ❤」
「やんっ❤ やんやんっ❤ おっぱい揉まれながら腰を打ち付けられるの、気持ちいい❤ はいっ❤ 喜んで血もあげちゃいますね❤ 何度でも血をあげてあなたが永遠にセックスを楽しめる生活をサポートします❤ 私と同じでおバカさんになっちゃうらしいですけど、でも、セックスしかしないあなたには関係ないですね❤ おぉっ❤ はいっ❤ 一緒にもっともっと馬鹿になりましょう❤ ふぅぅぅっ❤ セックスしか考えないバカ女になっちゃいま~す❤」
◆
「おぉ……ほぉぉ……❤ お、おわり、ですかぁ……❤ おじさまぁ……❤」
「あ、あへぇ……❤ な、なんかい、セックスしたんでしょうか~……❤」
そうして、分身したおじさんがゆきめと速魚に数えて十回の射精を行った時には、もはやその美白肌を白濁色に汚している二人の美女が残されていた。
流石に疲れたと一息を入れているおじさんに対して、二人は息も絶え絶えで、大量に膣内射精されたお腹をぽっこりと膨らんでしまっているほどだ。
「あぁ、そう、なんですね❤ 妊娠するまで、数ヶ月かかっちゃうから……❤ その前に、こうやって精液を注ぎ込んでぇ❤ ザーメンでお腹をぽっこり膨らせて、私に、擬似的な妊娠を体験させてくれたんですね❤」
「うわぁ~❤ とってもお優しいんですね❤ あなたのお子さんを孕んだらこんな気持ちなんだって教えてくれるなんて❤ お腹が重くて動きにくいのにすごく幸せです❤ 数カ月後にはずっとこの気持ちになれるなんて、本当に楽しみです❤」
その膨らんだお腹を嬉しそうに撫でる二人の姿はまさしく雄に支配された牝そのもので、おじさんの優越感を存分に満たしてくれて、ぐんぐんと自尊心が高めさせてくれるのだった。
そんな嬉しそうに笑う種付けおじさんを見て二人はまた胸と子宮がキュンキュンと高鳴り、種付けおじさんへの好意を高めていく。
その好感度がついに限界を突破したのであろう。
ゆきめは蕩けていた顔を真面目な顔に引き締め、一方で速魚は相変わらずニコニコとした表情のまま、ついに完全な屈服宣言と奴隷宣言を行っていくのだった。
「……今、わかりました❤ おじさまは妖怪というよりも、『神』の類なのですね❤ 元はどこかの村々で奉られていた、『豊穣』を司る『神様』❤ そこでは結婚とはまた別に、村全体で生きていたか、夜這いもよくある、倫理観が今とはまったく違う、昔の村で崇められていた神様❤」
「『お祭り』と『乱交』は仲良しなお友達ですからね~❤ 画面で顔を隠して大乱交も昔では珍しくなくて、そのお祭りで孕んだ子が誰の子かわからないということも珍しくありませんでした❤ でもその子を神様の子として村全体で育てるというのは、よくあることでした❤」
「近代化でそんな村の宗教は邪教と呼ばれてしまい、おじさまは居場所を失ったのですね……❤ そんなおじさまが、現代で『種付けおじさん』という都市伝説を写し身として復活……❤ あぁ、とっても素晴らしいことですね❤」
「女の子を孕ませても満足して成仏しなかったのは~❤ あなたに孕まされることで女の子は喜んじゃって、あなたを神様として崇めてたからなんですね~❤ むしろ、孕ませるほど神様としての力が増して、私やゆきめさんのような妖怪も簡単に落としちゃった、ということですか❤」
そう、種付けおじさんの正体はこの北関東で祀られていた土着神だったのである。
近代化の折に信仰が喪われて力が削がれていたところを、現代の都市伝説である『種付けおじさん』の逸話を媒体にして、その力を復活させたのだ。
妖怪や怪異ではなく神である種付けおじさんに、これまで孕まされてきた美しいが平凡な女性たちはもちろんのこと、ゆきめや速魚が叶うわけもなかったのである。
「……はい❤ ゆきめは誓います❤ この原間瀬町の新しい神であるおじさまのハーレムの一員となることを❤ かつては別の男を、おじさまの熱いザーメンで溶かされた記憶の中にある、もう思い出せない男と結婚していましたが、その間違った誓いは破棄します❤ ですからどうか、おじさまの奴隷として何度でも赤ちゃんを産ませてください❤ だから――――❤」
「はい~❤ 私、速魚も誓いますね❤ 旦那様の妻の一人として、ハーレムに参加しちゃいま~す❤ ふふふ、私は人魚です❤ 私の肉を食べた人は、不老不死になっちゃいます❤ だからぁ……❤ 旦那様のお気に入りの女の子は、永遠にその若さと美しさを維持できちゃいます❤ ちょっとおバカになっちゃいますけど~、でも女の子は旦那様に犯されたらみんなオチンポのこと以外考えられないから、何の問題もありませんね❤ いっぱいいっぱい旦那様のお役にたってみせます❤ だから――――❤」
こうして、二人は巫女となった。
神である種付けおじさんの妻である、巫女となったのである。
「もっともっと、わたしのことを愛してください❤❤❤❤」
(終)