前編)

1話 2話 ─────────────────────────────────── 【プロローグ】 ドリームワールド。 それは夢野公男にガチ恋をした、神のような超常存在であるプロト・マーリンが創り上げた公男のためだけの箱庭である。 技術基準は公男が暮らしていた時代よりも遥かに優れた科学技術を誇っている。 例えば、百数十年前に繋がっ...
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「あぁっ……こ、ここ……❤ お姉様とするバイブでの性処理ですでに処女膜はないのだけれど……男性相手は、間違いなく未経験ですの……❤」
「その、ごめんなさい❤ 男子は処女を奪うのが好きなのよね……でも、私はバイブで膜を破っちゃってるから、夢野くんはがっかりしたんじゃないかしら……❤」
「中学生なのに処女膜を喪ってる性欲にだらしない私を、許してください……❤ それでも、お、お兄さんのオチンポが欲しいです……❤ お願いします、中学生マンコ犯してください……❤」
その勃起チンポを合意の証だと判断した三人はゆっくりと体を動かしていく。
テーブルや向かい合うソファーは壁沿いに置かれていたため、テーブルを動かしてスペースを作ってからその壁に手を付けて、お尻をふりふりと公男に向かって振り出したのだ。
オナニーの際に下着を脱ぎ捨てていた美森はもちろんのこと、また下着をつけたままだったヴィーラと郁代は壁に手をつくまでの動きの間に実にスムーズに下着を脱ぎ捨てている。
愛液を大量に吸っていた美少女女子大生と美少女女子高生のパンツはべちゃりという湿った音を立てながら床に落とされた。
そもそも最初は公男を誘惑して性欲にだらしない本性を暴いてやるというハニー・トラップが目的だったために、短く詰めていたミニスカートは壁に手をつけてお尻を突き出すだけで、そのエロすぎる三つの桃尻を露出させてくれる。
そこから覗けるオマンコは、すでに愛液がドロドロに流れているセックス準備完了済みのガチ恋マンコだ。
「よ、よしっ……! そ、それじゃ……ヤラせてもらいます!」
そんなエロい光景を前にして紳士ぶれる男ではない。
夢野公男は悪い男では決してないのだが、同時に非常に性欲が強い上に自制心が弱い男なのだ。
「ま、まずは……君から、行くからね!」
女性に求められたら、もはや断る理由を探すつもりすら湧かないほどに直情的に性欲へと従い、そのまま勢いよく、一人の美少女のオマンコへと巨根チンポを突っ込んでいった。
「あぁっ❤ ゆ、夢野くんのオチンポきたぁ❤ ほぉぉ、ぉぉぉぉっ❤ だ、駄目っ❤ ブサイクな声が勝手に漏れて、ほぉぉぉぉぉっ❤」
ずぶずぶ、ずぶりゅぅぅ! ずぶぶ、にゅぷぷぷぅ~~!
「あぁっ❤ ひ、拡がる❤ ひとりちゃんとの性処理プレイで使ってたバイブのサイズのオマンコぉ❤ おぉっっ❤ ゆ、夢野くんのぶっといオチンポで、拡げられるぅぅっ❤」
最初に公男が選んだ相手は、喜多郁代であった。
このドリームワールドに連れてこられたことで、アラサーの底辺社会人から青春やり直しの現役高校生になった公男は、単純なことに心まで高校生の頃にすっかり戻ってしまっていた。
そんな公男は、やはり同世代の美少女に強く興奮を抱いたのである。
しかも、郁代は明るい髪色に明るい性格をしていて、それでいて嫌味のない優しさを持っており、学外ではロックバンドのボーカルを担当、さらにそのバンドは実は一部界隈では注目の的にもなっているという、まさしく完璧すぎる美少女だ。
しかも、原作とは異なり公男好みの巨乳美少女にもなっている上に自分以外の男性にうっすらと嫌悪感を抱いているレズ美少女でもある。
そんな強烈なエロ情報に満ちた美少女のオマンコはレズプレイで開通済みなだけで男を知らないオマンコ。
そんな最高のオマンコへと挿入したチンポは、快感にぶるると震えてしまう。
「ふぎゅぅぅ、ぉぉっ❤ おほぉぉっ❤ だ、ダメッ、夢野くんっ❤ こ、腰の動き、もっとゆっくりしてっ……❤ 気持ちいいけど、すごく気持ちいいんだけど❤ これだと、んほぉぉ、ほぎょぉぉっ❤ き、気持ち良すぎて、変な声が出ちゃうの止められないのっ❤ あなたに、こんな声を聞かれたくないから、も、もっとゆっくり、ふぎゅぅぅぅっ❤」
「ふぅぅっ! ふぅぅぅっ! あ、あの結束バンドのボーカルが……! きれいな歌声の喜多ちゃんが……! お、俺のチンポでこんなブサイクな声を出してるなんて、めちゃくちゃ興奮するっ……!」
公男が強烈な快感を覚えているように、郁代もまた濃厚な快感に溺れていた。
いや、マーリン製のマジカルチンポに犯されていることを思えば、公男が覚えている快感よりも郁代に襲いかかる快感のほうが強いだろう。
公男の世界では大人気アニメであると同時に、オタク以外にも結束バンドというガールズバンドとして人気を得ていた郁代のきれいな声が、チンポを突き入れるたびに獣のような野太い喘ぎ声になっているほどだ。
そのブサイクな声を乙女心全開で聞かないで欲しいと懇願する郁代だが、公男にとってはこの野太い喘ぎ声のギャップがとてつもない興奮と支配欲求を掻き立ててくるため、その腰の動きは余計に早くなっていくのだった。
「あぁ……❤ 羨ましいですわ、喜多さん❤ オチンポに最初に選んでいただきたかったのに……って、ふほぉぉっ❤ おぉっ❤ 手、手マンきたっ❤ ふぎゅぅぅ、ぅぅぅ~❤ 喜多さんと節句しながらのお情け手マンなのに、おほっ❤ お姉様の指よりもずっと気持ちいいぃ❤」
「はぎゅぅっ❤ あっ、あぁぁっ❤ わ、私のおデブなお尻が、お兄さんに揉まれてるっ❤ 大きくて自分の席の椅子からはみ出ちゃうデブ尻ぃ、お兄さんの手で遊ばれてるっ❤ それだけなのに、たぷたぷ水風船みたいに揺らされたりしてるだけなのに、おほぉ❤ オナニーより気持ちいい❤」
一方で、中心に居た郁代を犯している間にも残りの二人への責めを開始していく。
トップバッターに選ばれた郁代を羨ましそうに見ていたヴィーラへは不意打ちの手マンを開始していく。
それはガシガシとした乱暴な、オマンコを傷つけるような動きですらあるのだが、すでにオマンコがドロドロに愛液で溢れかえるほど発情をしているヴィーラは顔を蕩けさせながら嬌声を漏らしていき、あろうことかその雑な手マンがカタリナとの性処理プレイでの手マンよりも気持ちいいと叫びだしたのである。
美森に関しては手マンではなく、爆乳同様に中学生離れしたデカ尻を優しくナデナデと撫でていく形で責めだした。
責めを受けている本人が口にした通り、それは性的な愛撫というよりも美森の規格外のもっちりとした最高のデカ尻の感触を楽しむような動きである。
それなのに、美森はぶるると背中を震わせ、その淑やかさを感じさせる美しい黒髪を汗で濡らしながら、快感に蕩けていた。
「おほぉ、ほぉぉっ❤ オチンポすごいっ、気持ちいい❤ あぁ、す、好き❤ 好きだわ、公男くんっ❤ あなたのことが、完全に好きになったの❤ だからもっと、もっと犯してぇ❤」
「ふぎゅぅぅ、ぉぉっっ❤ 年下の高校生に手マンされて、良いようにイカされてっ❤ くだらないと見下してた男が相手なのに、気持ちいい❤ ふぎゅぅ、も、申し訳ありません、お姉様❤ あ、あなたの愛撫よりもずっと気持ちいい手マンでイく私を、お許しくださいぃ❤」
「ふぅぅ、ぅぅぅ~❤ あぁ、こ、腰が跳ねる❤ こんな、お尻もみもみだけで遊ばれてぇ❤ 切なくて、オマンコと脳みそがどうにかなってしまいそうです❤ あぁ、わ、私も❤ 私も、ヴィーラ先輩や喜多先輩のように、オマンコを責めてくださいぃっ❤」
この反応は三人のレズ美少女がどうしようもない淫乱女というわけではない。
これは公男が放つ性的魅力、フェロモンに魅了された牝たちが当然のように晒す、完全に公男にだけ都合の良い世界に存在する牝の在り方なのだ。
もちろん、公男限定の反応だから他の雄ではどうあがいても同じことは出来ない。
それこそ、魔法と科学の分野をミックスさせたドリームワールドにおいて非合法な方法で創り上げた媚薬を用いれば可能性もあるだろうが、その場合は間違いなく性行為後に女性は発狂して廃人になってしまうはずだ。
「はぁ、よし、よぉ~し……! そ、それじゃ、喜多ちゃん! 射精するからね! 全部受け止めるんだよ!」
「あぁっ❤ 来て、きてきてぇ❤ 夢野くんの……公男くんのザーメン、私に注ぎ込んで❤ 私の体臭が君のザーメン臭になるぐらい濃厚なの、注ぎ込んでぇ❤」
そして、公男の一度目の限界がやってきた。
大きく激しく動かしていたピストン運動を、細かく小さく、子宮口に擦り付けるような動きへと変えていく。
そして、そのまま郁代を妊娠させんとばかりに、その精液を放つのだった。
「くぅぅっ! 締まりいいマンコ、搾り取られるっ!」
「射精して❤ 一緒にイクから❤ 射精といっしょに、私もイクわ❤ ふぎゅぅ、うぅぅ~~❤」
どびゅるるっ! びゅるる、びゅびゅぅ! どぴゅ! ぶぴゅびゅるるるぅ!
「ふぎゅぅぅぅっ❤ おぉぉぉ、ほぉぉぉっ❤ ひぎゅぅぅ、イグッ❤ あ、熱いザーメンでお腹が焼けながら、イクっ❤ あぁ、ぬ、塗り替わってくぅ❤ ひとりちゃんへの想いはそのままなのに、公男くんへの想いが大きくなって❤ 幸せすぎてぇ、イックうぅぅっっ❤」
郁代の細すぎるウエストを掴みながら、絶対に妊娠しろと言わんばかりに一番奥へ押し付けながら精液を吐き出していった。
長い射精を続ける公男と、膣内射精を受けて快感と幸福感でガチアクメに至った郁代が、同じタイミングでぶるると震えていく。
そのシンクロしている震えこそが、恐らくセックスで最も心地よい瞬間とも言える、互いの性的絶頂が一致した瞬間の証拠である。
「あぁ……最高だった……!」
「はぁぁ~……はぁぁ~……❤ あっ、だ、駄目っ……❤ 体から、力が抜けて……ふぅぅ……た、倒れるうぅ……❤」
公男のチンポがマンコから引き抜かれていくと、あまりの快感に脱力状態だった郁代は支えを喪ったようにそのまま床に倒れ込んでしまった。
だが、倒れ込んだのは郁代だけではない。
「ほぉぉ、ぉぉお~❤ しゃ、射精の瞬間に強くなった、手マン……❤ 私のオマンコ好みの、激しすぎる手マンで、イクっ……イクゥ……❤ イ、イキすぎて、あ、脚が震えて……ふぎゅぅ~❤」
「うわっ……! ヴィ、ヴィーラさんが……グラブルで、バトル作品で活躍してるキャラが、気持ち良すぎて倒れ込んでる……やば、エロ……!」
手マンで責められていたヴィーラもまた、射精の瞬間に強まった乱暴な手マンでお手軽にもアクメに達してしまったのである。
グランブルーファンタジーというファンタジー世界が舞台のRPG作品のキャラクターだというのに、ただマンコに手を突っ込まれて乱暴な手マンをされただけで力が入らずに倒れ込んだその姿は、公男に言いようのない全能感を与えてくれた。
そのこともあって、射精したばかりのチンポが再び力を取り戻して、硬く勃起をしていく。
「そ、それじゃ……次は、東郷さんだね!」
「は、はいっ❤ よろしくお願いします、お兄さん❤」
そうすると、その性欲がぶつける先は三人の中で唯一立ちバック待ちの姿勢を維持できている美森になる。
先ほどまでナデナデと弄ぶように触っていたデカ尻を乱暴に引き寄せると、トロトロに蕩けているマンコへと別の美少女の愛液がまとわりついた巨根チンポを挿入していったのである。
「あぁっ❤ 挿入ってくるっ、挿入ってくるぅぅっ❤ お、お兄さんの太いオチンポが、私のオマンコをぐりぐりって❤ ふぅぅ、ぅぅっっ❤ 挿入ってくるだけなのに、き、気持ちいいぃ……❤」
ずぶずぶぅ! ずぶりゅっぅ、ぬぷぷぅ! ずぶずぶぶぅぅ~!
「ふぎゅぅぅ、ぅぅっ❤ く、苦しい……けど、気持ちいいっ❤ あぁっ❤ 体が中心から裂かれてるみたいなのに、苦しくはあっても痛くはないですぅ❤ ほぉぉ、おぉぉっ❤ は、肺の中の空気がオチンポに押し出されるみたいに、変な声が、でるぅ❤ ふぎゅぅ、うぎゅぅぅぅっ❤」
東郷美森は、落ち着いた振る舞いとその爆乳とデカ尻だけを見るならば実に大人びているように思えるが、れっきとした女子中学生なのだ。
その幼さを実感させるような、きつくて狭いオマンコだった。
きゅうきゅうと公男のチンポを締め付けてくるのだが、それでいてそのもっちりデカ尻の媚肉そっくりな柔らかいマン肉なために痛みはほとんど感じない。
腰を打ち付ければそのデカ尻が柔らかく受け入れてくれるのもたまらない。
その高い声と狭いマンコと可愛らしい顔から中学生らしさを嫌でも感じてしまうのなのに、その体に視線を移せば、今掴んでいる大きすぎるデカ尻も、その上にあるくびれた腰も、立ちバックの体位なのに揺れる様が細い背中越しに見える爆乳も、どれもが中学生離れしたエロさだった。
そのギャップがたまらないと、公男は年少の女子中学生相手でも思いやる余裕もなくなるほどに興奮をして激しく腰を振ってしまう。
「おぉっ! これは、すごいっ! きついのに柔らかい! 東郷さんの体、こうやって腰を掴んでるだけでも手が気持ちいい! 全部……全部が気持ちいい、すごいよ、東郷さん!」
「あ、ありがとう、ございますっ❤ お兄さんも、オチンポすごいです❤ 感じたことのない快感が、ふぅっ❤ あ、頭がほわほわするぐらい、気持ちよくしてくれます❤ どんどんっ、お兄さんのことが好きになっちゃいます❤ ふわ、はわぁぁぁ❤ し、幸せっ……そう、幸せです❤ 気持ちいいだけじゃなくて、このオチンポは幸せにもしてくれてるんですぅっ❤ あぁ……オチンポとは、本物の男性とは本当に素晴らしい人なんですね❤ わたし、知りませんでしたぁ❤」
そんな公男の自分勝手な激しいピストンでも都合よく快感を覚えている美森は、快感だけではなくとてつもない幸福感に襲われていた。
このチンポだけがあればいいと本気で思えるような幸福感は麻薬にも等しく、チンポを突き入れるごとに美森の価値観を破壊してチンポ第一の思想に変えていく。
元々が右翼的というか、どこか思想的な一面のある美森は思い込みが激しいところもあった。
その美森の思想が男性中心に、いや、公男中心に変わっていく。
女子中学生の思想を塗り替えるようなこのセックスは、たまらないほどの興奮を公男へと与えてくれた。
そこに、今まで倒れていたヴィーラと郁代の二人が復活をしてサポートとして参加してきた。
「ふふふ……公男くん、とても気持ちよさそうね❤ それじゃあ、私たちが美森くんの腰を掴んでおくから、好き勝手に腰を振っていいわよ❤ ほら、頑張れ頑張れ❤ 女子中学生に忘れられない最高の初セックスの思い出を刻んであげるかっこいいセックス、私たちにも見せてほしいわ❤」
「彼女は、とても思い込みの強い女の子ですわ……❤ こんな価値観を塗り替えられる素敵なセックスを味わったら、もうあなた以外のことを考えられなくなるの間違いなしね……❤ でも、それはあなたもかもしれませんわね❤ こうして、別の女の子に褒められながら女の子とセックスを楽しむ王様セックスが癖になってきたんではありませんの❤」
むぎゅりと、先ほどの耳舐め手コキ奉仕のように巨乳を両腕に押し付けてきた二人は、公男の耳元で実に扇情的な、雄の優越感を誘うような淫語を口にしていく。
さらに、美森の細い腰を片手で支えることで、セックスサポートも忘れない。
こうして、公男は腰振りにだけ集中できるようになったのである。
「はぁ、はぁぁ……! そろそろ射精すよ、東郷さん……! 中学生に膣内射精、やばい……絶対にやばいけど、絶対に気持ちいいから腰が止まらない……!」
「はい、注ぎ込んでください❤ お兄さんの素敵な子種を、私に注ぎ込んでください❤ 本物の男性であるお兄さんに奉仕する、牝の本分を果たさせてほしいんです❤」
そんな最高のセックスを味わうことで、公男は手コキ奉仕から数えて三度目の射精を迎えようとしていた。
膣内射精の宣言をしても、美森は従順ささえ感じさせる素直さでそれを受け入れる。
そんな年下ながらどこか包容力を感じさせる美森に甘えるように、公男はぶるりと体を大きく震わせながら射精をキメるのだった。
「おっ、おっ! 射精す、ぞぉぉ!」
「ふぎゅぅっ❤ オ、オチンポの震えがオマンコに伝わって❤ イグッ❤ 深いのが、くるぅぅっ❤」
ぶぴゅびゅうるるるぅ! びゅるる! どぶびゅぅ! びゅぶるるぅぅぅ!
「んひぃぃぃ❤ あぁ、子宮でイクっ❤ 卵子を精子で犯されてぇ、あぁ❤ 女の子の一番大事なところがぁ、お兄さんに染められて、支配されていってるぅっ❤ ふぅぅ、ぅぅうっ❤ おぉっぅ❤ イグイグッ❤ イッグぅぅぅぅっっ❤」
二人の美少女を侍らせながら別の美少女へと膣内射精するなど、よほどの権力者でなければ味わえないシチュエーションである。
しかし、このドリームワールドの中ならば夢野公男は当たり前のように味わえるのだ。
その優越感に満たされたながら、東郷美森という超級の美少女中学生へと射精をしていく。
「ふぅぅ~……! よ、よしっ……! 全部射精しきった……! よく受け止めたね、東郷さんっ!」
「え、えへへ……あ、ありがとう、ございますぅ……❤ 頭ナデナデされるの、嬉しい……お兄さんに子供扱いされるの、なんだか、安心して……ふにゅぅぅ……❤」
そんな最高の射精をやり終えた公男は、チンポを引き抜きながら美森の頭を優しく撫でていく。
美森は膣内射精でガチアクメをキメていたこともあって快感でふらふらになっていた。
その上で完全にガチ恋してしまった『優しいお兄さん』であり『偉大な男性』でもある公男からのその扱いに、腰をぶるると震わせるほどの多幸感にも襲われてしまい、原作のアニメ1期とは違って車椅子が不要な健常な体だというのに、まるで下半身が麻痺をしたかのようにその場に座り込んでしまうのだった。
チンポに翻弄され、自分を崇拝するような熱い視線で見つめてくる百合百合しい中学生美少女は異様なまでに男の征服欲を満たしてくれる。
「それじゃ……最後は、ヴィーラさんですね」
「ええ……よ、よろしくお願いしますわ……❤」
その征服欲を性欲へと変換させ、公男はギラついた視線でヴィーラを見つめる。
公男と出会う前なら、いや、今でも公男以外の男性にその視線を向けられれば、強烈な嫌悪と怒りを覚えて、その優れた剣の腕前で男を理不尽にも成敗をしていたであろうはずのヴィーラは、ぶるりと体を震わせて、嬉しそうに微笑った。
その大人っぽい笑みのまま、ヴィーラは壁に手を付けてそのお尻を公男へと捧げるように向けるのだった。
「ヴィーラさんの脚、長いですね……!」
「そ、そうかしら……じゃあ、少しだけ……折り曲げて、動かしやすい位置に合わせますわ……❤」
ヴィーラは女子中学生の美森や女子高生の郁代と比べた大人びた体型をしている。
これはおっぱいやお尻が大きいという部分ではなく、手足がスラリと伸びているかという点だ。
恐らく、腰から上の数字だけならば三人はほぼ同じだろうが、成長期を終えているヴィーラはその分で手足が長いのである。
その上、公男は実に一般的な日本人体型――つまりは胴長短足に近い向きがあるため、身長自体はヴィーラよりも高くとも足長美人のヴィーラとは腰の高さが僅かではあるが合わないのだ。
そのため、ヴィーラはその脚をガニ股に折り曲げて腰の高さを調整したのである。
「う、うわぁ~……こ、これ、すごくエッチよね……! ヴィーラさんみたいなきれいな人が、ガニ股になってまでセックスの準備をするなんて……! きっと、公男くんにしか男の人は見せない姿よ、これ……!」
「これは……さすがはヴィーラ先輩です……! ただオチンポをねだっているだけで、お尻を振っているわけでも淫語を口にしているわけでもないのに、ああ、お兄さんはもう我慢ができなくなってます……!」
それは、あまりにもエロすぎる光景だった。
なにせ、カタリナに対して強烈な執着と崇拝心を抱いており、このドリームワールドでは恋慕の念も向けて男性を見下して侮蔑しているヴィーラが、男である公男に対してチンポをねだるためにガニ股姿になっているのだ。
そのお嬢様然とした高貴さすらある美貌も相まって、どうしようもないほどに雄の欲情を高めてくるその姿を見て、すでに連続セックスの快感で緩んでいた理性の鎖がついに外されてしまった。
公男はまさに野獣のように、ヴィーラへと襲いかかったのである。
「うおぉぉっ! ヴィーラさん!」
「ふぎゅぅぅっっ❤ おぉぉぉ、ほぉぉぉっ❤ んほぉぉぉぉぉ❤」
ずぶずぶ、にゅぷぷぅ! ずぶっ! ずぶりゅりゅぅぅ~!
「ほぉぉ、おほぉっっ❤ い、イグッ❤ 挿入れられただけで、イグぅぅっっ❤ こ、これ、知らない❤ お姉様とのプレイと、全然違うぅっ❤ 性欲解消って義務じゃなくて、私に欲情して求めてくるセックス、気持ちいいぃぃっっ❤」
ヴィーラ・リーリエの高貴なマンコは絶品の一言であった。
ザラザラとした感触がチンポに刺激を送る数の子天井に加えて、剣術で鍛えた影響なのかオマンコの入口と奥で強烈に締めてくる俵式の締め付けは、油断すれば腰振りをせずともそれだけで射精してしまいそうなほどの快感を与えてくれる。
それに加えて、その原作通りのスレンダーなモデル体型と、このドリームワールドの影響で胸とお尻にだけたっぷりとつけられた媚肉のエロさは視覚的にも男を楽しませるものだった。
郁代も美森も超がいくつもつくほどの美少女だが、ヴィーラはその美少女であることに加えて気品というか価値というか、その生まれが生み出す独特の魅力を放っている。
人権というものを完全に無視した形で言葉を使うのならば、この女を犯したい・汚したいと思わせる高級感とでも言うべきか。
「ヴィーラさん、ヴィーラさん! これ、たまらない! お、俺が……こんな美女を犯してる!年上のお嬢様女子大生を、脚を折り曲げさせたブサイクな姿で、立ちバックで犯してる! や、やば……! 頭おかしくなりそう……!」
「ふぎゅぅぅ、ぉぉっ❤ 拡がるぅぅぅっ❤ 愛用のバイブの形が思い出せないぐらい、わ、私のオマンコがあなたの形に変わっていくっ❤ 喜多さんと、東郷さんっ❤ 彼女たちと同じ形に、あなたの形に変わっていっちゃうぅぅっ❤」
しかも、ヴィーラはただ美しいだけではなく戦闘力にも秀でた超人タイプのキャラだった。
恐らく、公男がアルトリアや斑鳩に戦闘では絶対に敵わないように、ヴィーラを相手にしても手も足も出ないだろう。
なのに、そんな強い女が自分のチンポでひぃひぃと喘ぎながら体を情けなく快感で震わせているのだ。
これで満たされる征服欲のジャンルは、カースト上位の正統派美少女である郁代や年下の清楚な早熟ボディ中学生の美森を犯すことでは得られないものだ。
「あぁ……す、すごいわ……❤ ヴィーラさん、この未来を考える会でもトップクラスに男性への嫌悪を口にしている人なのに……公男くんにはメロメロになっているわ❤ さっきのセックスが気持ち良すぎたから、私って男子のほうが好きなのかと思ってたけど……やっぱり、公男くんが特別なのね❤ だって、ヴィーラさんがこんなになるぐらい特別に素敵な男の子だもの❤」
「正直、お兄さんのことを詳しく知らないままでこの映像を見せられたら、生成AIによるディープフェイクだと思ってしまいます❤ それぐらい、ヴィーラ先輩って極端な男性嫌悪派だったんです❤ でも、お兄さんの魅力を知ったら当然のように受け入れれるんですから……ああ、もっともっとお兄さんのことを魅力的に感じてしまいます❤」
そのうえで、このヴィーラが男性嫌悪に近い存在であったというドリームワールド独自の情報が郁代と美森が付け加えられる。
プレイヤーキャラである団長への言動などからも分かる通り、原作のヴィーラはあくまでカタリナに対して強烈な言動をするというだけで、厳密に言えば同性愛者でも男性嫌悪でもない。
だが、このドリームワールドでは同性結婚が広く流布しているということと、男性が一部のしっかりした人たち以外は、公男の踏み台となるために性にだらしない下品な性格をしていることもあり、何よりもマーリンがそっちのほうが公男が興奮するだろうと考えたことから、過激なレズで男性嫌悪の人物となっているのだ。
「す、すみません、ヴィーラさん! もう、射精します! 他の二人よりも少し早いけど、射精します!」
「おひゅぅ、ほぉ、んほぉぉっ❤ え、ええ❤ きて、きてぇぇ❤ あなたの精液を流し込んで❤ 私にあなたの証を刻み込んでくださいませ❤」
そんな人物が自分に媚びるように腰を動かしているのだ、興奮しないわけがない。
さらに、郁代と美森を相手に射精をした後で、しかもその射精は腰が蕩けそうなほどに最高の射精だったこともあり、チンポが敏感になっている。
そのこともあって、公男は腰の動きをより細かくしていき、ヴィーラへと精液を流し込んでいった。
「くぅぅぅ~~! おぉ、ふぅぅ、射精るぅっ……!」
どびゅるるるっ! びゅるっ! びゅびゅぅ! どびゅぶうぅぅぅぅ~!
「ふぎゅぅぅぅっっっ❤ おぉぉっ❤ は、弾けるっ❤ 白い光が、パチパチ弾けますわ❤ こ、これは、まずい❤ 脳みそ壊れるっ❤ 気持ち良すぎて頭が、弾け飛びそうなぐらいで❤ こ、こんなの……お姉様との出会いも忘れるほど、頭が馬鹿になる快感っ❤ おほっ、ほぉ、おほぉぉっっ❤ イグッ❤ イグイグっ❤ イッグぅぅぅぅっっ❤」
ヴィーラの子宮めがけて勢いよく精液を吐き出していく。
四度目の射精ではあるが濃厚な精液で、それこそヴィーラのオマンコの膣襞に張り付いてしまいそうなほどの粘っこい精液だった。
公男はぶるると腰を何度も震わせながら、ヴィーラのお尻にぴったりと腰をくっつけながら長い長い射精を行っていく。
「ほぎゅぅ、おぉぉっ……おほぉ、んほぉぉ……❤」
「ふぅぅ……ふぅぅ……! さ、さすがに……疲れたかも……!」
このドリームワールドの情報を得るための、ただのサークル見学のつもりだった。
それは郁代がぼっちちゃんに強い好意を抱いている百合キャラなのではと考察していたこともあって、恐らくはセックスにはならないだろうと高をくくっていたところもあるのだ。
現に、今までは恋人持ちのキャラやモブたちとの会話で、このような見学でも何事もなく解散になった経験があったからだ。
それなのに、このドリームワールドで送ってきた生活の中でもとびっきり濃厚な、百合キャラを集めた4Pセックスが開始したのだから、不意打ち気味な興奮で体力と精神力が疲労してしまったのである。
そのまま、ふらふらとした足取りで公男はソファーへと腰掛けていった。
「公男くん、お疲れ様❤ とっても素敵なセックス、本当にありがとう❤ お礼……というか、礼儀として❤ 性教育で習ったっきりで誰にも使ったことがないフェラチオのテクニック、お掃除フェラで披露させてもらうわね❤」
「それなら、私はお兄さんのいっぱい頑張ったお金玉様への奉仕をさせていただきます❤ 高校生の喜多さんに比べると性教育が未熟ですので、金玉を頬張って舌で転がすだけの拙い奉仕になりますが……どうぞ、お楽しみください❤」
「あぁ……❤ 本当に、素敵でしたわ……❤ んちゅぅ、ちゅうぅぅ……❤ お姉様との性処理でしかしたことのない、私のキス……お礼というと図々しいですけれど、どうか、受け取ってぇ……❤」
しかも、その最高のセックスはまだ終わっていないのだ。
郁代はニコニコとした根明美少女の輝くようなスマイルを浮かべたまま公男の足元に潜り込み、そのままお掃除フェラを開始していったのである。
また、美森もまたゆったりとしたお掃除フェラをする郁代と頬が触れ合うほどに公男の股間へとその清楚な美少女顔を寄せていき、小さなお口を大きく開いて金玉へと奉仕をしていったのだ。
極めつけは、ヴィーラがその美しすぎる顔を躊躇なく寄せてきて、そのままお互いの愛を確かめるような熱烈なディープキスを開始していく。
前戯ならぬ後戯としてはあまりにも贅沢すぎるプレイである。
しかも、三人は男性経験がないというのにドリームワールド特有のあけすけな性教育でバイブなどを利用した性的なテクニックを身につけているのだから、その奉仕も最高の快感を提供してくれるものだった。
「あぁ~~……や、やっぱり……ドリームワールド、最高だっ……!」
こうして、また再びドリームワールドでのオナホに等しいカキタレを公男は手に入れたのだった――――。
◆
『ふひぃ、ふぅぅっっ❤ こ、これ、ふぅぅっ❤ ゆ、夢みたいです❤ わ、私が公男くんみたいな素敵な男子と、せ、せせせせ、セックスできてるっ……❤ き、喜多ちゃん、ありがとうございます❤ 喜多ちゃんが紹介してくれたおかげで、わ、私みたいな陰キャも陽キャでイケチン持ちの公男くんとックスを……❤ ぐふ、ふふふ……❤』
『もうっ❤ ひとりちゃんったら本当に自虐的なんだから……ね、公男くんもそう思うわよね❤ こんなにエッチでおっきなおっぱいを持ってて、こんなに甘めのかわいい顔を持ってるから公男くんのオチンポをビンビンに勃起したのに、まだこんなことを言っちゃうなんて……まあ、それがひとりちゃんらしいところだけど❤』
―――
――
―
『お兄さん、好きっ❤ 好き好きぃ❤ け、結婚っ❤ 結婚してくださいっ❤ 何番目でもいいですから❤ お嫁さんとしてちゃんと頑張るから❤ 私を、結城友奈を夢野公男さんのお嫁さんにしてくださいぃっ❤』
『友奈ちゃん、お嫁さんもいいけど私と一緒に百合カップル奴隷にならないかしら❤ 百合カップルが二人揃ってお兄さんに奉仕をする関係なんだけど……ふふふ、お兄さんはそういうのが好きみたいなの❤ そうですよね❤ イチャイチャしてる年下美少女が、自分にだけ媚びるのが好きなんですよね、お兄さん❤』
―――
――
―
『ぉぉぉ、ほぉぉっ❤ き、公男くんっ❤ 君のかっこいいオチンポ、つ、強すぎるっ❤ 私のオマンコじゃ、手も足も出ないぃ❤ ふぅぅ、ぅうっぅ❤ ありがとう、私みたいな面白みのない女を、君の女の一人にしてくれて❤』
『あぁ……お姉様、とてもお綺麗ですわ❤ やっぱり、女性はあなたに抱かれることでもっと魅力的になれるのですね❤ 私たち百合カップルを丸ごと手籠めにしてくれたこと、どうお礼をしたらいいかわかりませんわぁ……❤ また今度、未来を考える会での交流会で私たちにもお慈悲をくださいませ❤』
―――
――
―
ここはドリームワールドに移る前、元の世界で公男が一人暮らしをしていたボロアパートである。
ドリームワールドに移ってから無人となっているはずのその部屋に、とてもこんなボロ部屋にいるべきではないとんでもない神秘的で幻想的な魅力を持つ透明感に溢れた美少女が居た。
彼女こそが、公男がいた世界やドリームワールドよりもさらに上位の世界に君臨する超越者であり、ドリームワールドの創造神であり、本来は下位次元の下等生命体に過ぎない夢野公男に一目惚れをしてしまった――――プロト・マーリン、その人である。
正確に言えば、プロト・マーリンは超越者として長々とした名前を持っているのだが、ゲーム制作者を通じて公男に知らせた在り方がFate/シリーズにおけるプロト・マーリンとしての在り方なので、彼女はそれからプロト・マーリンの方を真名として扱うようになったのだ。
そんなマーリンは今、公男が新たにチンポの虜にした百合カップルたちの痴態を観察していた。
「……ああ、やっぱり何度見ても素晴らしい光景だよ❤ 百合カップルだなんていう勘違い女たちが、君限定で男根に媚びる姿……❤ ふふふ、全ての牝が君に従属するようになるのは、世界のルールだからね❤
その絶対のルールがなぜか抜けて、君を良いように利用していたこの世界の方がおかしかったんだとわかってほしいんだけど……優しい君は、やっぱり牝なんかにも気を使っちゃうんだねぇ。
……やれやれ、その美徳も行き過ぎれば欠点だね」
マーリンは非常に満足していた。
自身が愛する夢野公男の素敵なセックス姿も出歯亀できたし、公男自身もまた、この未来を考える会を通じてのセックスで得られた幸福度はかなり高い数値を叩き出している。
公男のために創り上げていたこの世界がちゃんと公男の幸せに繋がっているのは、マーリンにとって望ましいことだ。
ただ快感と幸福を覚えさせるだけならば、公男の脳や魂に直接それらを叩き込めばいいが、それは麻薬で得られる堕落した快感と幸福に過ぎない。
人間が持つ最大の特徴である想像力や、人間がなによりも尊重する自由というものに基づいた快感や幸福こそが、公男を何よりも満たしてくれるため、マーリンはあまり深く公男に干渉をしないようにしているのだ。
もっとも、我慢ができなくなればマーリンが直接公男の元に出向いた、過激なイベントを起こすこともあるだろうが――――幸いなことに、そのような事態はまだ起こっていなかった。
「私が作ったわけじゃないけど、未来を考える会は成功だったね。同じような百合キャラが、喜多ちゃんたちの紹介で連鎖するように公男くんの魅力に目を覚まして、百合のチンポ堕ちの快感を彼に提供したんだから。
それに、連鎖というならば彼女たち百合キャラのパートナーにあたるキャラも連鎖落ちしていくのもかなり公男くんは興奮していた。うんうん、このふざけた会を作った創始者には、創造神として特別ボーナスで加護を与えてあげようじゃないか♪」
この未来を考える会も同様である。
マーリンはこのドリームワールドを公男のために創り上げたが、基本理念や舞台設定などを定めた後は、細々とした調整はしつつも、基本的にその世界で生まれた命たちが作り上げる社会に委ねたのだ。
結果は大成功。
今回の未来を考える会のように、マーリンにとっても未知数の楽しみを味わえたし、公男も楽しんだしと、マーリンが全ての舞台と脚本を用意することでは味わえなかったものを味わえたのだから。
「…………ちっ」
prrr! prrr!
だが、ごきげんなマーリンを一瞬で最低最悪の位置までテンションを落とす音が鳴り響いた。
かつての公男の自室に残されたスマートフォンが出すその音は、公男の母親からのメッセージを伝える音だった。
「ああ……可愛そうに……公男くん、君は立派すぎるあまり、他の人間から搾取されてきていたんだよ。君は、そのことに気づいてもいなかったようだけどね……そのおおらかなところは、君の良いところでもあり悪いところもであるよ」
こちらの世界とドリームワールドでは時間の流れが違うものの、公男がドリームワールドへと向かってこちらではすでに一ヶ月が経過しようとしていた。
会社への連絡や警察への通報などは、マーリンが上位者に相応しい不可思議な力を使って行わせていないものの、それでも一ヶ月も公男の姿を誰も見ていないという事実を変えることは出来ない。
だから、親しい人間ならば公男が消えたことには気づいてもおかしくない――いや、気づかなくてはおかしいのである。
なのに、誰もまだ公男の消失に気づいてさえいない。
公男は気づいていないようだが、その楽天的で呑気な性格と深く考えないポリシーのせいで、実は多くの人たちから搾取をされ続けていたのだ。
もちろん、高校時代などからの幼友達はそうではない人物のほうが多いが、30を超えるとそれぞれの人生が忙しくなり、疎遠になるのは当然だ。
そういった類の人間をマーリンは責めない。
だが、逆に言えばまだ離れていない人間はすなわち、都合よく公男を利用していた人物なのだ。
それはマーリンがすでに『制裁』を加えたパワハラ気質の直属の上司であったり、面倒見のいい先輩を気取りながらも実は公男の成果を掠め取っていた人物や、公男のことを持ち上げながらも影で嘲笑っていた後輩などがそれに当たる。
「あの母親……いくら僕が問題のないようにしているとは言え、実の息子が消えたことにまだ気づいてもいないのか……!」
そして、実家の面々もまたそうであった。
両親にとって理想的な人生を送って孫を見せてくれた兄は可愛がりながら、未だに独り身のまま恋人ができる気配もないし大学に入学する成績もなかった高卒の弟(公男のこと)を軽んじているのだ。
「甥と姪を利用して金の催促か……本当に屑だな。その甥姪は彼を本心から慕っていたから、その両親である彼を舐め腐っている兄夫婦は甥姪のために許してやるが……この女、もういらないな」
母親は特に顕著で、ことあるごとに公男に対して金の無心をするようなクズ親なのだった。
それがマーリンの逆鱗に触れた。
マーリンは冷めた顔でスマホへと手をかざす。
すると、そのスマホが持っている情報を通じて、公男の母親へと干渉をしだし――――ドリームランドを成り立たせる燃料とするために、その魂を含めて存在情報の全てをリソース化した。
わかりやすく言えば、生まれ変わりもなにもできないほど、消滅させたのである。
下位世界の存在に過ぎない公男の母など、上位世界の存在であるマーリンにとっては単なる情報データの集まりにすぎないのだから、その程度お茶の子さいさいなのだ。
「ああ……公男くん❤ もっともっと気持ちよくなって、もっともっと幸せになってくれたまえ❤ 僕が全身全霊をかけて、君が当然味わうべきだった幸福というものを、プレゼントしてあげるからね……❤」
狂気的な愛であった。
それこそ、今回の獲物となったヴィーラなど足元にも及ばないほどの狂気だ。
ドリームワールドは、ただ夢野公男のためだけに存在する。
この神秘的で幻想的で、狂気的な女神様がそう定めたのだから。
公男を貶める人物を薪として燃やしながら、それでいて彼らなど居なくても何事も回るようにドリームワールドを維持する。
彼らに燃料としての価値はないが、それでも報いとして公男のための世界の礎となれと、マーリンは本気で思っているのだ。
そうとも知らず、公男はただ今日も気持ちよく射精をする。
狂気的な女神様に愛された男の幸せな、夢のような日々はどこまでも続くのだった――――。
(終)
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4話

1話 2話 3話 ───────────────────────────────────── ドリームワールド。 夢野公男という平凡な男に、彼が生まれたその瞬間からガチ恋をしていた女神ごとき上位存在・プロトマーリンが創り上げた、夢野公男が心地よく暮らせるためだけの世界である。 そこでは夢野公男もよく知るオタク・カルチャーの登場人物が、...
reha
2024-11-24 07:20:49 +0000 UTC