このFANBOXでは、『まいまいまいごえん』(以下、まいごえん)に登場したアトラクションについて、サンリオ「まいまいまいごえん」プロジェクトチームのメンバーたちが制作時の思い出を語っていくよ♪
前回の「がんばり山」に続き、今回は謎と不思議にみちた「キラキララビリンス」について。鏡の迷路が持つ不気味さと美しさが融合したこのアトラクションには、どんな思いが込められているのでしょうか。制作秘話をお届けします!
K.P:
まずは、ゆぅろぴあが「さびれた遊園地」のイメージだったんです。
そういう遊園地には、こういうミラーハウス(鏡の迷路)がよくあるよね、という話をしていた記憶があります。
エン:
私の地元にも遊園地があって、そこに今はもうない古いアトラクションとして、やっぱりミラーハウスがあったんです。
ああいう場所って……怖いんですよね。
鏡が歪んでいたり、もう重力が変な感じがするミラーなんかもあったりして……。
ブン:
まず、『まいごえん』の企画当初、「パッと見は可愛い子どもたちが、実は表立っては現れてこない影の側面を持っている」というテーマが強くあったんです。そういう誰しもが持っているであろうネガティブな部分を、子どもたちが置かれたサバイバル的な環境を通して描こう……という発想が初期は強かったです。
そのテーマを最も強く引き継いでいるのが、「キラキララビリンス」ではないでしょうか。
鏡に、園児たちの「自分自身」の本当の姿が映し出される。そして、それと向き合ったとき、子どもたちはどのような反応を示すのか。その様子を通じて、子どもたちの「本性」のようなものを提示する役割を持ったアトラクションでした。
エン:
そうでしたね。
初期の頃は「ほのぼの・ほの暗さ」の二面性を強く意識していた時期でした。その名残が、このアトラクションにはハッキリとありますね。
K.P:
実際、漫画やゲームでは、キャラクターの深層心理に鋭く切り込んでいくような描写を重視していました。
子どもたちの可愛らしさと、その裏にあるギャップ――具体的には、ピューロランドのほんわかした雰囲気で最初は楽しんでいたはずなのに、次第に「これは楽しくないぞ」という状況に追い込まれていく展開です。それを通じて、子どもたちがそれぞれの個性と向き合う試練を描こうとしたんです。
結果的に、かなり深く、心に深く刺さるような表現になったと感じています。今改めて考えると、かなり踏み込んだ描写だったなと思いますね。
▼背景資料はこちら!

保護者の皆さんに、今日はキラキララビリンスの資料を見せちゃうよ♪ ※お約束※ 極秘に入手した情報だから、どこかに転載したり、プランに入っていないお友達にそのまま見せるのはやめてね。 感想をつぶやくのはOK♪マナーを守って楽しんでね☆ 次はどこだろう?お楽しみに!
エン:
少し制作プロセスの話をすると……そもそも「キラキララビリンス」に限らず、アトラクションを作り始める前に、参考になる資料を集めたら……小さいポエムのようなものを書くんです(笑)。
そうやってコンセプトワードやキーワード、文章にしてアイデアを固めるのは、自分のデザイナーとしての癖のようなものです。単なる説明文を作るのではなくて、「これを詩にしたらどうなるだろう?」と自分で感じてみるんです。
その過程で登場したのが――「本当の自分」と「本当の出口」はどこでしょう?――というテーマです。
そこで意識したのが、心理学における「ジョハリの窓」です。鏡の世界のキレイさは保ちたかったけど、自分の知らない自分を見せられる“不穏さ”は大事にしています。
そうして出来上がったのが、あの万華鏡のようなイメージでした。綺麗だけど、映るものはぐちゃぐちゃに混ざり合っている……そんな感覚を大事にしています。
今回の、サンリオ「まいまいまいごえん」プロジェクトチームのメンバーたちによるアトラクション振り返りはどうだったかな?
次回は「たそがれ横丁」について語っていくよ♪
ここでしか見られない制作秘話となっていますので、次回もどうぞお楽しみに!
※お約束※
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