このFANBOXでは、『まいまいまいごえん』(以下、まいごえん)に登場したアトラクションについて、サンリオ「まいまいまいごえん」プロジェクトチームのメンバーたちが制作時の思い出を語っていくよ♪
第六回目に取り上げるのは、第4話で重要な役割を果たす「シンゾウ観覧車」。子どもたちの心の深い部分が露わになるこの不気味なアトラクションには、どのような制作秘話が隠されているのでしょうか?
K.P:
シンゾウ観覧車は、登場や内容を相当初期から構想していた記憶があります。
実は当初の名前は「シンゾウ観覧車」ではなく「フジヤマ観覧車」だったんですよ。ただ、その名前ではインパクトが弱いと感じていました。
エン:
そうですね、「フジヤマ観覧車」という名前ではなく、もっと「えぐい」感じの、一発で不気味さが伝わるネーミングにしたかったんです。
それで「シンゾウ」という名前に変更されました。ちょうど私たちが、とある海外のテーマパークの映像を見ていて、そこの観覧車がとんでもなく揺れるものだったんです。「観覧車が揺れたら怖いね、心臓ドキドキしちゃうね」という会話から生まれました。
K.P:
このアトラクションでは、主に二つの役割を担わせていました。
一つは岡田が少しずつ「追い詰められていく」という部分の伏線。もう一つはライオンの「崩壊」が始まるきっかけを描きたかったんです。表面上は耐え切ったように見えるので、みんなから褒めそやされるけれど、内心では完全に心が折れてしまい、その後メダルを奪って脱出する方向に進んでいく……そんな流れを当初から考えていました。
ブン:
古いプロットでは、ライオンとライムが観覧車に乗って、ゴンドラの恐怖に耐えきれずライオンが気絶してしまうような展開も考えていました。あとは、ライオンがアトラクションで成功して帰ってくるとき、実は密かにライムに助けられていたのですが、それをみんなの前で言い出せない……といった展開も検討していましたが、どちらも最終的なゲームの内容とは違っていますね。
エン:
観覧車に「デートで2人きりで乗ってドキドキする」というイメージがあって、そこに心臓のイメージを重ねました。
「心臓」という言葉には特別な思い入れがありまして、恋愛的なドキドキなら「ハート」という可愛い表現になることが多いと思いますが、あえて医学的な「心臓」を選んでいます。
右心房、左心房のような解剖学的な心臓のイメージを取り入れたかったんです。血管やケーブルっぽさを残したデザインにして、静脈や動脈のような「えぐみ」を表現したかったんですよ。実際、キービジュアルに血管などを入れる・入れないという議論まであったほどでした。
▼背景資料はこちら!

保護者の皆さんに、今日はゲーム第4話に登場するアトラクション「シンゾウ観覧車」の資料を見せちゃうよ♪ ※お約束※ 極秘に入手した情報だから、どこかに転載したり、プランに入っていないお友達にそのまま見せるのはやめてね。 感想をつぶやくのはOK♪マナーを守って楽しんでね☆
それに「タイムリミット」のような緊張感も持たせて、さらに選択肢を押すときのドキドキ感を表現したかったんです。
ミステリー作品でよくある「観覧車の中で爆発物のコードをどちらか選ぶ」というシチュエーションからも着想を得ています。
K.P:
ゲームでは元々、「ヒカルとマリア」「ライオンとライム」「カナタとヒナタ」といった、2人の組み合わせで挑戦させようと考えていたんです。園児たちを2人1組でとらえていた部分の設定をうまく活用したかったんです。
また、「ゾーヤと岡田」の組み合わせも、主人公(ゲームではプレイヤー)である岡田に対して、ゾーヤが問いかけをするアトラクションとして、最初から構想していました。
エン:
「カナタとヒナタ」の組み合わせなんかは、キラキララビリンスで見る「人間の形の状態のヒナタ」のようなものを想定していましたね。ゲームでは実現しなかったシナリオではあるのですが、漫画ではちがうかたちでカナタがアトラクションを体験しています。
今回の、サンリオ「まいまいまいごえん」プロジェクトチームのメンバーたちによるアトラクション振り返りはどうだったかな?
次回は「バイバイスロット」について語っていくよ♪
ここでしか見られない制作秘話となっていますので、次回もどうぞお楽しみに!
※お約束※
FANBOXの内容をどこかに転載したり、プランに入っていないお友達にそのまま見せるのはやめてね。感想をつぶやくのはOK!マナーを守って楽しもう!
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