SamSuka
カルチューン・C・ラブ
カルチューン・C・ラブ

fanbox


かるちゃあノベルpt4 銀河探偵リーィン・パープ第5話

♦︎

そしてその後、鬱蒼と茂るジャングルを進むこと数時間、リーィンと博士はついに敵秘密要塞に辿り着いた。一見大自然の荘厳な風景に見える断崖絶壁に、よく見ると人工的な建造物や物騒な巨大砲塔が点々と設置されている。リーィンは博士の指示通り基地の裏口へと続く地下水脈を北上していたが、流石の能天気な彼女もこの『うまく行き過ぎている展開』を疑い始めていた。ここまでの道程、巨大オニヤンマの群れに襲われた以外は一切ギャング団に見つかりもしなければ、攻撃も受けずにここまで来れたのだ。そんなうまい話があるだろうか?またついに姿を現さない相棒のジョー・ブロに関しても、もはやその任務放棄に腹を立てるというより、いよいよ彼の身の安全を案ずるほどであった。

「どうした?こっちだ。」

リーィンの心配などおかまいなしに博士はその歩をぐんぐんと進めてた。いつしか周りは鍾乳洞と人工建造物が混じりあう、異様な光景に変貌していた。何処かからまるで女性の鳴き声のような声がかすかにする。果たしてそれが洞窟を吹き抜ける風のせいなのかどうか、その正体はリーィンには分からない。だが彼女はさっきからいいようのない不快感に襲われていた。

『気持ち悪いな…なんだろう?…この場所自体が、とても邪悪な気に満ちている気がする…』

「敵だ!リーィン!隠れろ!」突然のクジャ博士のその言葉に我に返った彼女は慌てて岩陰に身を隠した。ここまで来たらさすがに見張りのギャングが現れ始めた。リーィンは余計なことは考えず、ただ作戦の遂行に集中することにした。


その後も2人は監視の目を上手く潜り抜け、いよいよ要塞内部へと潜入していった。とはいえ要塞内はまだ最下層なのか、さっきのように岩肌と近代建築が混じり合ったような作りになっており、一見部屋か通路かもその境目が無く見分けるのが困難だった。リーィンは慎重にまだ敵基地については勘が利く博士の後をついて行った。

ある部屋の前に来たとき、突然博士が振り返り、ニヤリと笑うとホテルのベルボーイのようにお辞儀をしながら右手を水平に出し、「こちらへどうぞ、お客様。」とリーィンに告げた。こんな場所、こんな状況でなぜ博士は急に戯けた態度をとったのか?彼女には全く理解出来なかったが、博士に言われる通り、先に岩陰から注意深く中を覗き見た。

「ああっ⁈…」

彼女の目に飛び込んできた光景に、リーィンは一瞬言葉を失った。ガランと広い洞窟をまるで牢獄か拷問部屋のように改造した薄暗い広間で、天井から下がった手錠に縛られた若く美しい女性が、何人もの男どもに寄ってたかって嬲り者にされていた。

そしてその女性こそ、美しき銀河探偵ウスハ・カヌマーンであった。

「…ウッ…うあッ…アァン…うっ…ウうんッ…ハァ…ハァ…ウッ、ううぅんっ…」


1人の男は彼女の細い腰を節くれた両手でがっぷり掴み、後ろから彼女を激しく突き上げていた。もう1人は彼女の髪の毛を乱暴に引っ掴んでは、汚らしい愚息を彼女の口にねじ込んで、その美しい顔を苦悶に歪ませていた。最後の1人は四つん這いのようになっている彼女の下に仰向けで潜り込み、その形のいい乳房を引きちぎるかのような勢いで激しく揉みしだいては、狂った赤ん坊のように乳首に吸い付いている。そして残りの男どもは順番を待っているのか、この破廉恥なショーの物見客なのか、周囲で悪魔のような笑みを浮かべては、酒瓶片手に卑猥な野次を飛ばしていた。

リーィンの肩が怒りに震えた。

ウスハ・カヌマーン。人気実力ともに銀河探偵のトップであり、有名女優やスーパーモデルもかなわない美貌の持ち主。しかも彼女は成功を収め、大金持ちとなった今でもハングリー精神を失くすことなく、常に危険な仕事に身を投じている。また同時に未だ金の亡者でもあり、リーィンも過去に一体いくつの仕事を奪われ、横取りされ、彼女の手柄にされたか分からない。正直言って顔を見るのも嫌なほど大嫌いな女だ。


だがしかし、過酷な任務や難解な事件を次々と片付け、銀河探偵を底辺が成り上がる希望の職業として確立してくれたその情熱と業績、そして都会的で洗練された隙の無い美貌は認めないわけにはいかない。いや本音のところでウスハはリーィンが憧れ、理想とする女性でもあった。


その誇り高い彼女が、いま目の前で野蛮な最低男どもに手篭めにされている。


今まで彼女にされた仕打ちなど彼方に忘れ、リーィンは同じ銀河探偵の仲間として、そして何より一人の同じ女性として、いますぐ目の前で行われている愚劣で許されない蛮行から彼女を救い出したい衝動に駆られた。

「うおああああああ!」

怒髪天を突き、リーィンは後先の見境なく野獣どもの群れに突進していった。

「⁈」まず先に見物客の男どもが向かってくる彼女に気付きナイフや銃を取り出したが時すでに遅かった。とっくに彼等の間合いに入ったリーィンは屈強な男達との体格差を物ともせず、キック、パンチを矢継ぎ早に繰り出して彼等をなぎ倒した。続いてウスハの身体の下に潜り込んでいた男の勃起した陰茎を踏み潰すと、アタフタと逃げ出す彼女を陵辱していた男達にも強烈な金的をお見舞いした。薄汚いレイプ魔は全員泡を吹いて倒れた。

リーィンは項垂れるウスハに心配そうに駆け寄った。「ウスハ!…大丈夫?」ところが顔を上げた彼女の第一声はこうだった。

「馬鹿!後ろよ!」

『⁈ひ…人がせっかく助けてやったのに、ば…馬鹿ですってぇ⁈』

コイツとはやっぱり馬が合わない。そう頭の中で彼女が怒りに震えたのが0.1秒。その間にも彼女のずば抜けた反射神経はすでに言われた後ろの敵に対して反応していた。彼女の回し蹴りが綺麗に決まり、真後ろに迫っていた敵はあえなく吹っ飛んだ。

がしかしすでにこの騒ぎを聞きつけたのか、新たな敵が数十人彼女達の周りを取り囲んでいた。『…これぐらいの人数なら、ウスハを抱えて十分突破出来る!』リーィンはまだ敵に恐れをなしてはいなかった。だがしかし、無骨な男どもの間を割って現れた、いかにもボスといった人物の姿を見て、彼女は驚きの表情を隠せなかった。何度も自分の目を疑ったがそれはまさしく、さっきまで行動を共にしていたクジャ・ガーガー博士その人であった。

「フフフ、長旅に付き合わせてすまなかったね、ミス・リーィン・パープ。ようこそ我がパイドッグ団のアジト、そして偉大なる私の実験室へ‼︎ハハハハハ‼︎」

「博士っ⁈一体どういうことなんです⁈」

まだ信じられないと言った様子で問いただすリーィンの後ろからウスハが答えた。

「ドクター・クジャガーガー。不死の生命に取り憑かれた狂気のマッド・サイエンティスト。…もしくはその実験の為に美しい女性を次々と毒牙にかけた若作りの変態ジジイと言ったところかしら?」

「おや?これは手厳しいねぇ、ミス・ウスハ。君のような女性が不老不死の命、永遠不滅の美に興味がないとは。」

「ふん。その見た目だけの若さを保つために絶えず若い女性と交わって、精気を搾り取らなくてはいけない身体になるなんてこっちから願い下げだわ。」

「何ですって⁈」リーィンは思わずウスハの方に振り向いた。

「ここ半年の間にパイドッグ団によって起こされた美少女拉致事件、彼女達は全てこの男の実験台、狂った欲望の犠牲になっていたのよ。」

グググ!リーィンの血は怒りで今にも煮え立ちそうだった。

「……許せない…クソ野郎ども!許さないわ‼︎」

彼女は自分を取り囲んだ男達全てに睨みを利かせた。


「だったらどうするかね?銀河探偵。」

博士がニタニタと笑って問いかけた。

「貴方達全員、袋叩きよ‼︎」

そう言って勢いよく飛び出そうとしたリーィンだったが、一歩を踏み出した途端足がもつれ、世界がグニャリと曲がり始めた。

「…えっ?」

平衡感覚を無くし、そのまま地面に転倒するリーィン。起き上がろうにも身体が痺れて動けず、悔しさに震えて博士に手を伸ばす。

「…く、クソッ!ど…どうして?…」

伸ばした手の向こうで博士は彼女を見下げて高笑いした。

「ククク…ハーーッハッハッハ‼︎言い忘れていたよ、リーィン君!君にあげたアフターピルにちょっぴり悪戯をしたんだった!まぁ一眠りして、旅の疲れを癒したまえ。」

「ち…チクショオ…」

その心は怒りに打ち震えていたが、身体はますます言うことをきかず、リーィンはやがてその場で気を失った。


『…ぅう…ううう…』酷い頭痛と共に意識を取り戻したリーィンの目に飛び込んできたのは、先程と同じように、いやさらに激しい陵辱を受けるウスハの悲しい姿だった。

「⁈クッ…」

完全に意識が戻りその身を乗り出したリーィンだったが、今度は薬のせいではないのに身体が進まない。彼女もまたウスハ同様天井からぶら下がる手錠に両手を縛られ、また脚には重い鉄球を枷られてその身を拘束されていたからだ。

「アッ⁈…い、ぃやああっ!アンッ!…ウゥンッ!…クッ!ゥウン!…」

好色の目を向ける野獣の群れの前でなんとか無様に哭くことを耐えてきたウスハだが、屈強な男どもの攻めを受け、たまらず屈辱の喘ぎを漏らした。

彼女の褐色の美しい身体は、薄汚い2人の巨漢に挟まれ、その野太い男根を前と後ろの二穴に捻じ込まれていた。雌の惨めな咆哮に気を良くした雄どもがさらに激しく彼女を突き上げる。

「ヒィイイイッ⁉︎」誇り高き銀河探偵の顔が苦痛に歪んだ。


「なんてこと…やめなさいっ!悪党ども‼︎」

そう叫んだリーィンの喉元にライフルの銃口が突きつけられた。

「いいとこなんだ。黙ってな、小娘。」

実際彼等はリーィンの叫びなどには一切耳を貸さず、目の前の拷問ショーに興奮し、汚い野次を飛ばしていた。

「ヒッヒッヒ。いよいよ感じてきたのか?正義の銀河探偵さんがよ!」「堪んねぇよな!俺ァこの前のプレイボインのグラビア見たぜ!そいつが今目の前でケツ突き出してヒンヒン啼いてんだからなァ!」「早く俺にもまわせよオイ!」

「…やめて…お願い…本当にもう…」

リーィンは自分が半人前だから、ウスハを助けられなかったと、情けない己自身を責めた。

「うぐふっ!もう我慢出来ねェ…」

「お、俺もダァ!だ、出すぞっ!」

ウスハを犯していた2人が低い呻きを上げ、スパートをかけて最後に激しく彼女を前からも後ろからも突き上げると、続けざまに彼女の中で射精した。「ふぅ…」満足しきった野獣がペニスをウスハから引き抜くとその股の間の両方の穴からは、汚らしい精液が涎のように垂れ出た。

「おいおい、随分とおとなしいがこの女、腰が痙攣してやがるぜ。一緒にイっちまったんじゃねぇのか?」下卑た野次を飛ばす男をウスハはキッと睨んだ。気丈な彼女の顔はだが憔悴しきっていた。

「ククク…これはまた随分と激しく可愛がったようだな。」

しばらく姿を見せてなかったクジャ博士がまた現れた。両後ろに裸の侍女を従えて、黒マントを羽織った姿はいよいよ悪の親玉めいている。

手錠に繋がれたままうな垂れるウスハの前にやってきた博士は彼女の胸をガシリと掴んで激しく揉んだ。

「⁈…くっ…」

「男達と楽しくリラクゼーション出来たかね?名探偵ウスハ。」

「…え、えぇ勿論。それはそれは親切な殿方でしたわ…」

「ハッハッハ!では次は再び私と楽しもうではないか!崇高なる儀式の再開だ!果たしてその減らず口がどこまで叩けるかな?」

「…お、お手柔らかにお願いするわ。」

「グフフフフ、そうはいかん。私に精を吸い取られて生きていたのはオマエが初めてだ。私は楽しみでね。この度もついつい本気を出しそうだよ!」

ウスハは博士を睨んだが、その目の奥にはハッキリと恐怖の色が浮かび、見れば背中は小さく震えていた。彼女が恐怖するほどのこれからの博士の儀式とは一体どんなものだろう?だがただでさえさっきまで男達にひどい行為を強いられていた彼女だ。もうその身がもたないことは誰にだって理解出来る。銀河探偵一のエリートである彼女をここで死なせるわけにはいかない!…リーィンは恐怖に怯える心をキッと正し、震える唇をグッと噛むと大声で叫んだ。

「待ちなさい博士!その役目…私が身代わりになるわっ‼︎」


かるちゃあノベルpt4 銀河探偵リーィン・パープ第5話 かるちゃあノベルpt4 銀河探偵リーィン・パープ第5話 かるちゃあノベルpt4 銀河探偵リーィン・パープ第5話 かるちゃあノベルpt4 銀河探偵リーィン・パープ第5話 かるちゃあノベルpt4 銀河探偵リーィン・パープ第5話

More Creators