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かるちゃあノベルpt2「仁義なき目合(まぐわ)い」第4話



「お〜、ええのう。黒ストッキングにエロパンチーが透けとんのが実にええわ。ええけど姉ちゃんよ…せやからいちいち隠すな言うとるやろ!!せや、手は横や…。エロ本やったらワシはこの組み合わせが一番ヤラシイて好きや!これで終わりでもええんやけどなぁ…せやけど今日は…今日はそのままやったらオ◯コ出来ひんしのう…。ほな悪いけど脱いでいこかぁ〜。」




緩と急。アメとムチ。期待の後の裏切り。冷静に聞けば中ボスの野次は実に技巧的だ。そうやって常識のバランスを崩させ、冷静な判断を鈍らせて相手を陥れる。そして混乱した蝶々はまたひとつ羽を自ら捥いだ。

欲情した野郎どもの呻きや、荒んだ鼻息までもが聞こえてきそうだった。

「ウホホ!ウホホ〜。いよいよここまで来たの〜。乳、くびれ、ケツ。高級ヘルスでもなかなかこんなんおれへんわ。せやけどちっちゃいパンツやの〜。なんや?勝負パンツいうやつか?姉ちゃん誰と勝負するつもりやってん?!」

「…そ、それは…」

「あれ?あれあれ〜?今姉ちゃん、兄ちゃんのほうチラッと見いひんかったか?なんや自分らいっつも会社の車でパコパコか?!」

「ち、違いますっ!…あっ、やめてっ!!」

全く本当の事とはいえ先輩との関係を全否定されて落胆したのもつかの間、僕は先輩が何かされたのではないかと思わず目を開いた。しかし飛び込んできたのはこちらに近付いてくる中ボスの姿だった。

「おっ?目開けたな?見るか?!」中ボスが身を反らす。いけないと僕はまた顔を逸らして目を瞑る。ん?いまアイツ手になんか黒いモノを持ってたよな?

「しょーもない強情張る奴やのぉ。お前の下半身のほうがよっぽど正直やんけ。ほら、ストリップクイーンも私を見てください言うてまたこんなんお前にくれたがな。」

首元に生あたたかくて柔らかい感触。そして鼻の真下からまたしても芳しく昇る先輩の匂い。

「ストッキングマフラー完成。あっ!またお前今チンチンビクンなったやろ!お前なんやホンモンよりもこっちが好きなんか?ど変態か?!」

僕は違う!と声にならない呻きとともに頭をブンブンと横に振った。

「ほなええ加減ホンモンも見たれやぁ。姉ちゃんお前…ちゃうわ…会社のために頑張っとるやないか〜。」

僕は再び大きく頭を横に振る。見たい。死ぬほど見たい。しかし大好きな人の裸の前でその人の下着を咥え、ストッキングを首に巻きながら射精をしてしまう。僕がどれだけ惨めな人間でもそこまで堕ちたくはない。ゴミにだってプライドはあるんだ。

「もう知らんわこんなん。あんなァ、兄ちゃん。正直ワイももうギンギンや。ホンマはお前にかもとらんと早よ全部見とうてしゃーないんや。もうええかげん……知らんからな。…ほな姉ちゃん!神さんがお前をどこまで手ェ抜かんと作ったかワシがしっかり見届けたろ!!」そういって中ボスの声は遠ざかり、またドカリと腰を下ろす音が聞こえる。

「さぁ、これでグロマンやったら、声出して笑たるわ。」


どれだけ時間が流れたのか、外の見えない、いや見ようとしない僕はそれでも叫び続けた。

先輩!大好きな先輩!奴らのいいなりになってはダメです!先輩は陽のあたる人生を笑顔で歩く人なんです!こんなところで日陰者の慰み者になる必要なんてないんです!やめてください!逃げてください!先輩!先輩!!

さっきから部屋の中を僕の意味不明の呻き声が反響していた。

中ボスはいよいよ痺れを切らした。

「ながい!…姉ちゃんよ。姉ちゃんの半ケツはもうよう見た。せやけどワイらが見たいんはアンタのオ◯コやねん。ん、分からんか?コ◯マンや。ヴァ◯ナや。分かったらサッサとその引っかけとる両の手でパンツぐぐーっと下ろさんかい!…ハァ……おぉ、そうや。ちょっとは下がったの。1cmくらいかの?せやからまだそれはただの半ケツや言うてるやろ!!!」



欲情したハイエナの容赦ない怒声が突き刺さる。震えるウサギをなんとか助ける手段は…?…何も浮かばない…情けない。身動きもとれない、なんの役にも立たないなんて、まるでいないも同じじゃないか。

「…ふぅ。こういうヤクザまがいのことはしたなかったんやけどな。」

お前ヤクザじゃねーか、思わず心の中で突っ込みを入れた僕に向かって誰かが歩いてくる。誰かと言っても決まっているが。

「なぁ、姉ちゃんよ。」

察しの通り僕の真横で中ボスの声がした。

「姉ちゃんがこのまま裸になれへんいうことはコイツとセックスしませんいうことや。」

?!…待て。お前の考えは読めた。やめてくれ!

僕のいちもつに何か固いものが当たる。それはきっと中ボスの日本刀だろう。そしてこんな状況でも萎える気配もなくそそり立つ我が愚息よ。お前は一体どれほど飢えているんだ。こんなときは恐怖で縮みこむんだよ。

「待って!一体何をするんですか?!」先輩が不安気に叫ぶ。

「昨日のインポと一緒のことやんけ!

お前にヤる気がないんやったら、コイツのこれも要らんやろ?!まぁ、ちょん切るには勿体ないええ刀やけどの!」ああ!いっそ切ってくれ!どうせ俺なんかが持ってたって宝の持ち腐れだ。それで全部終わるならそれでもいい。それより俺をダシに先輩を脅さないでくれ。役に立つどころか迷惑までかける存在に俺を貶めないでくれ!

「新城君には手を出さないって言ったじゃないですか!!」

先輩!奴らの脅しに乗るんじゃない!!…って、ん?中ボスって俺に手は出さないなんて言ったっけ?あ、あぁ、新城君には手を出さない『で』って言ったじゃないを言い間違えたのかな?多分そうだな。違いない。

「いろいろ臨機応変にせなアカンこともあるやろが!!さぁ、どうすんねん?!」

日本刀がさらに俺の宝刀に強く当たる。だから対決しようとするんじゃねえよ、俺の息子よ。

「いいから新城君のおチン…あっ!…あの…、ゴニョゴニョ……っから刀を退きなさい!!こんなもの……要りません!!」



「おおおーっ!」俺の真横でも、部屋の奥でもこれまで以上のどよめきが起きた。先輩、脱い…じゃったのか?俺の…せいで…?


「えらい焦らした割に最後はさっさと脱ぎよったのう。よっぽどこの兄ちゃんのごっついのん味見したいてか?」

「そ、そんなこと…」

「ウグ〜ッ!ウゴ〜ッ!」

自分が脅したくせに!よくも先輩にむかって!殺してやる!クソッ!クソ〜ッ!!


「おい!こっち向いてよぉ見せてみぃ。」こっちって…先輩、今僕のほうを見てるのか?素裸の…先輩が?

「…ほぉ、スゴイな。それに自分がベッピンやいうこともよぉ分かってるんやな。そのマン毛、抜いてんのんか?剃ってんのんか?」

「…そんなこと…してません。」

「はぁあぁ?!お前それ天然なん?!おい兄ちゃん!お前も見て教えてくれや?この世に果たしてあんな薄毛で整ったマン毛があるんかをよ。」

僕はまたブンブンと首を横に振った。しかし頭の中は妄想が渦を巻いていた。天然物の先輩の完璧な三角地帯。

「なんやねん!また想像でカチコチかい!!」

中ボスが刀で僕の股間をペシペシと刺激した。

「その刀を退げるって約束したでしょう!!」

こんな語気を荒げた先輩の声は初めて聞いた。先輩、そんなに僕のことを?あ…いや違うな。どうでもいい部下のせいで自分の全てを曝け出したのにあげく約束を破られたんじゃ、そりゃあ腹も立つよな。

「…。こっちはそんな約束した覚えはないけどの。まぁ、ええわ。そしたらコイツが手持ち無沙汰やのぉ。姉ちゃん!薄いいうてもオケケが邪魔してオメコが見えんわ。コイツでツルツルに剃ったろか?」

「?!…お、お望みなら…」



まさかアイツ先輩に切っ先を?!逃げろ!その格好で助けを求めたらいやでも誰か警察を呼んでくれるよ!本当に頼む!もう逃げてくれ!

「……。や〜めた。わしパイパンは好みやないねん。おい姉ちゃん、コイツに脱いだパンツ引っかけろや。お前にはもう要らんモンやろ?」

チクショウ、どこまでも先輩を貶めやがって。

「さて…何回も姉ちゃんが言うから覚えてもたわ…。そこのシンジョウ君よ!ええか、よぉ聞け。今お前が目を開けたら前にはスッポンポンの先輩や。ワイが太鼓判を押す。見て損のない、いや見ないと損する絶品の裸や。どや?見たいやろ?」

一瞬躊躇した。見たい。しかし見れない。今見たら確実に俺のアソコは暴発する。僕は震えながら小さくイヤイヤをした。

「ふぅ〜ん。姉ちゃんやっぱりコイツアカンのんとちゃうか?多分根暗の変態やろ?そんな見た目してるやん?ソープ行くより下着泥棒して興奮するタイプやで。」

こんなヤクザにも俺はそんな風に見えるのか?悔しいけど下着ドロ以外は当たってるよ。自分に自信がなさ過ぎてソープにすら行ったこともないよ。

「せやなぁ…ほしたら……舐めてみるか?」

ハァ?中ボス一体何を言ってるんだ?

「なぁ、変態童貞くんよ。」

おい、俺がいつ童貞だって言った?…当たってるけど。

「お前、いっつも頭ん中でキレイキレイな先輩を思い描いてんねやろ?…まぁ、確かに見た目はかなりのベッピンには違いない。せやけど先輩やったて人間や。…さて、その女が俺にくれたこのパンティ。白うて小ちゃうてエロい柄が入っとる。想像したか?」

はい、確かに。…じゃない!一体何がしたいんだ??

「当然脱ぎたてや。なんならまだちょっと温いわ。緊張もしとったんちゃうか?全体的に結構汗で湿ってる。ほんでや。中を覗くとぉ…お〜、あるわ。薄毛やいうても1…2……3本マン毛が抜けてついてるわ…」

「い、イヤッ…!!」

そ、そうだっ!先輩の嫌がることはやめろっ!でも先輩今の声は反則です。めちゃくちゃ…興奮してしまいます。

「だ〜ま〜れ!!のう兄ちゃん、先輩やったて汗もかきゃあ毛も抜けるわの?ほれからや…あ〜結構ビビらせたつもりやけどスゴイもんや。ピッとも漏らしてへんのぉ?

それにコレホンマに新品やん。やっぱり勝負下着とちゃうんか?あ〜、待てよ。真っ白やから透かしてよぉ見たらあった!ここに黄色いマンスジ染みとるわ。」

「い、いやっ!言わないでっ!!」

そうだ!もういい加減その言葉責めをやめろ!!それに先輩もそんなベストなタイミングでベストなセリフを叫ばないで。

「おっ、あれ〜?お前これマン汁ちゃう?なんや姉ちゃん興奮してたんか?!濡れてんやんけ!!」

「いやっ!ち、違います!それは…」

ストーリー仕立てのアダルトビデオのベタなセリフを先輩が読み上げてくれているみたいだった。僕の妄想はとっくにピークに達していた。

「さァ!リアルな先輩の味を味わってみいや!!」

「いやぁっ!やめて!新城君!!」

えっ?なんで俺?思うが早いか急に息が苦しくなる。何かで鼻が塞がれている。両耳には何かが引っかけられた。そして…かすかなオシッコの…匂い???!!??!!

「ほらァ!ブラ掻き分けて舌出してペロっと舐めてみぃや!先輩やったてションベンするんじゃ!!お前はもっと現実みな…プッ…せやけどお前…ククッ…ぶわははははは!めっちゃ格好ええやん!!変態仮面や!性器の味方!変態かめ…あ?アレッ?あれーっ?」


…限界だった。いや、むしろよく今まで耐えたほうだと思う。強烈な快感とそれを上回る羞恥心に僕の身体は小刻みに震え、愚息はパンツの中でビクンビクンと脈打った。新城周は自分にとって最高の清純派アイドルである一ノ瀬先輩のブラジャーを口に含み、先輩のストッキングを首に巻き、先輩のパンティーを顔から被り、そして先輩のオシッコの匂いを嗅いだ所で昇天した。当の本人を。目の前にして。

「ウブシュシューッ、フゴシュシューッ、ウウウウウー、ウーッ、ウーッ」生理的嫌悪をさらに助長するような呼吸音と呻き声を上げて僕は泣いた。目を閉じたまま泣いた。ヤクザの掛ける声にすら憐れみが混じっている。「オマエ…イったんか?」震えながら違うと首を振った。しかしハッキリ分かる。大量に吹き出た精液が僕のパンツの隙間から流れ出て、太ももの内側を伝っている感触を。先輩は、どうしてるんだろう?今、目の前にいるんだよな?どんな顔をしてるんだろう?あー、思い出した。中学のときいじめっ子に脅されてクラスのマドンナの前でその子の縦笛を舐めさせられたっけ。彼女は糞でも見るような目で僕を睨んだあと泣いて帰っていったな。先輩も今そんな顔をしてるのかな?いや、縦笛なんて生易しいモンじゃない。目の前で自分のパンティを頭から被った男が精液を垂らしているんだぞ。今先輩に刺し殺されたって100%先輩に否はないよ。満場一致で無罪だ。神様、どうして僕をこんな目に合わせるんですか?先輩の裸を少しでも見たいと思った…その罰がこれですか?僕は職場で先輩の笑顔を見れるだけで、仕事の成果を頑張ったねって褒めてもらえるだけで、それだけで十分満足だったんです。そんな小さな幸せすら僕から奪うのですか?神様、僕は一体なんなのですか?

「ヤッバ!ヤバいなぁ〜…ちょっとやり過ぎたかなァ?!兄ちゃん、オマエ、や、やっぱりサッパリしてもたん…お?おおっ?」再三の先輩の忠告も効かず、ヤクザはおそらく日本刀で俺のペニスを叩いた。しかし前より明らかに遠慮している。汚いモノでも突くような叩き方だ。お前がそうさせたんじゃないか!

「なんや〜!こんだけ出してお前まだビンビンやんけ〜。あぁもう焦ったわ〜。おい姉ちゃん、安心せぇ。これやったらまだ全然パンパン突いてもらえるぞ!いや〜若いモンは元気でよろしいなぁ〜。」


自分でも情けないと思う。手を使わず出した射精は過去にないほど 気持ちよく、僕のあそこは普段のオナニーの比ではないほどビクンビクンと脈打った。いつもならこんな最高の快楽の後には安静の時間がやってくるハズだ。

だけどダメなのだ。鼻と口を塞がれ、呼吸が荒くなるほどに感じる、先輩の『いろんな』匂い。途方もない罪悪感に駆られながらも、今僕の鼻や口に密着している布は数分前まで先輩の秘所に触れていた事実からくる背徳の興奮。俺の愚息がこのまま引き下がるわけなどなかった。


かるちゃあノベルpt2「仁義なき目合(まぐわ)い」第4話 かるちゃあノベルpt2「仁義なき目合(まぐわ)い」第4話 かるちゃあノベルpt2「仁義なき目合(まぐわ)い」第4話 かるちゃあノベルpt2「仁義なき目合(まぐわ)い」第4話 かるちゃあノベルpt2「仁義なき目合(まぐわ)い」第4話 かるちゃあノベルpt2「仁義なき目合(まぐわ)い」第4話

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