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かるちゃあノベルpt6 超成体ラタイダー第11話

〜ハエオンタ編〜


『…昨年からのオーカンビールスの世界的流行はようやく落ち着きを見せたものの、まだ依然株は変異を繰り返し、完全な収束には程遠い状態です。なお政府は年末にも通算3回目となる全国規模のワクチン接種を実施予定で…』


「怖いわねぇ…」

喫茶エルモサの店内で、テレビを見ながらマリーは呟いた。聞くとこのウイルスは1年前に全世界を巻き込む流行となり、一時期、世間は大混乱となったらしいが、マリーにはその記憶が一切ないのである。

「それで剣ちゃんはちゃんとワクチン受けてんの?」

「ギクゥ!……」

コーヒーを淹れる剣三郎の手が止まった。

「は?…え?ま、まさか?…」

マリーは剣三郎に詰め寄った。

「お、俺ぁ!俺ァ注射器の細い針が大の苦手なんでい!…な、なーに大丈夫!男一匹大野剣三郎!生まれてこの方一切の病気にかかった事なんて…」

「そーゆー問題じゃありません‼︎客商売をやっててその危機意識の無さはなんなの⁈」

「あーうるせえ‼︎いくらマリーの頼みでもそれだけは勘弁被るぜ‼︎」

『なお今回のワクチンは変異株に対応した万能型として、すでに世界各国でも採用が決まっており、開発に成功した『揺籠製薬』は新進気鋭の…』

「ほらっ‼︎今からでも遅くないわ!こんなよく効くワクチンが…ハッ⁈」

剣三郎を怒鳴りながらテレビのモニターを指差したマリーの顔が突然青ざめた。

画面には揺籠製薬の本社ビルが映し出されていた。

『……なぜ?…行ったことがある…私は…あのビルの中に…⁈』

またマリーの失くした記憶の断片がうごめき始めた。それは未だハッキリとした形にはなっていないが、彼女の過去を知る重要な手掛かりである事は間違いがなかった。それと同時にマリーは小沢甲太、カニオンタの最後の言葉を思い出した。

「我らはC.A.G.E…カゲ…ケージ…かご……」

マリーは胸騒ぎが止まらなかった。

「おぉ⁈おほーっ‼︎ムヒョーーッ‼︎」

と、そこへ突然ドア鈴が鳴ったかと思うと、大きなカメラを持った人物がマリーに向けて次々とシャッターを切り始めた。

「えっ⁈ちょ…ちょっと。な、何ですか?」

「ひええ!驚いた顔も最高だーーーッ‼︎…あなた、神村マリーさんでしょ⁈」

そう言ってカメラをおろした人物は一見少年かと思うほどの、ショートカットの大きなメガネを掛けたボーイッシュな美少女であった。

「え?ええ、あ…は、ハイ…」

たじろぐマリーに対して、剣三郎は彼女の事を知っているようで露骨に嫌な顔をした。ショートカットの美少女は構わず矢継ぎ早に言葉を繰り出した。

「いやいやいや!地方紙のお店紹介なんてショボイ仕事を引き受けたらとんでもないお宝がいたわー!あ、マリーちゃん、髪ちょっと上げてみて‼︎」

「あ?え?…こ、こうですか?」

「アアアア‼︎いい!尊い‼︎可愛い‼︎可愛過ぎるよぉ‼︎」

彼女はまたしてもマリーを連写した。

「おいオトコオンナ。お前の趣味はそっちか?」

たまらず剣三郎が口を挟んだ。

「あー⁈聞き捨てなんねぇなぁ⁈今の言葉。この頭の古いクソオヤジが!よくまぁこんな美人のスタッフ雇えたもんだよ‼︎」

「け、剣ちゃん、知ってるの?彼女のこと?」

「あ、あーこりゃしまった!申し遅れました!わたくし松崎葉子(ようこ)と申しまして、フリーのジャーナリストをしております!ハコちゃんでいいよ、マリーちゃん!」

ハコはそう言ってマリーに名刺を渡した。

「何がフリーのジャーナリストだ。このプー太郎め。早いとこコーヒーの付け代払いな‼︎」

「あァ⁈今に100倍にして返してやらぁ!このクソオヤジ‼︎…あ!ちょっとちょっとマリーちゃん!このテーブルに寝そべってもう一枚どうかな⁈」

「あ、あの…そ、そうだわ!私おつかいがあったんだー!」

流石のマリーも彼女の押しの強さに辟易し、その場を逃げようとした。

「えっ?そうなの!じゃあ送っていってあげるよ!」

ハコは屈託なくマリーに言い寄った。

「そりゃ丁度いい!ハコ!悪いけど頼まぁな。」

珍しく剣三郎がその提案に同意した。

「ちょ⁈ちょっと剣ちゃん!」

「オマエがいると店がうるさくて客が入んねぇ!」

剣三郎はその言葉だけ大きく葉子に聞こえるように言い、あとは小声でマリーに伝えた。

「…アイツ、高校の頃に両親を失くしてよ。その後ずっと一人で生きてるんだ。あんな風だが根はとってもいい奴さ。お前が構わねぇならひとつ仲良くしてやってくんな。」

「……そう…だったの…」

マリーの頭の中でC.A.G.Eに惨殺された両親の姿がフラッシュバックした。


支度を済ませて店を出たマリーの目の前に、大きなバイクに乗ったハコが現れた。

「ささ、乗って!」

「あ…ありがとう…」

マリーもまたバイクの後部に跨った。

「あたし、飛ばすからねぇ。しっかり捕まって!え⁈あ、マ、マリーちゃんて……オッパイも大きいんだ!スゲー!完璧超人じゃーん!ああ!この背中に広がる美女のオッパイの柔らかい感触!しあわせ‼︎カ・イ・カ・ン❤︎」

剣三郎の言葉を聞いてからハコの仕草や言動を伺うと、それはとても他者との繋がりが不器用で、ずっと警戒をしながら一方的に喋り続けているような気がマリーにはした。

「ねぇ?ハコちゃん。買い物終わったらちょっとお茶しようか?お洒落なカフェ見つけたんだ。」

「あら〜?喫茶店で働いている人の言動とは思えませんな〜」

「あっ⁈け、剣ちゃん…じゃない店長にはな、内緒よ!……クスッ…フフフッ…」

「了解!ハハハハハハ‼︎では出発ーッ‼︎」


カフェではハコはずっとはしゃぎっぱなしだった。ファッション雑誌をめくっては、マリーにこの服が似合う、これも素敵だと提案し続けた。

「ね?今度一緒に服買いに行こうよーっ!」

「うん、いいよ。次のお給料が入ったらね。」

「ホント⁈ホントにホント⁈くぅ〜っ、松崎ハコ苦節20年!ついに美女を口説き落としたぜぇ‼︎嬉しい!ホントに嬉しいよ!マリーちゃん‼︎」

そう言うとハコはまるで子供のように笑った。マリーもつられて笑顔をこぼした。

「ねぇハコちゃん?どうしてジャーナリストになりたいって思ったの?」

「んー、私実は文章はそれほどなんだけどとにかく写真が好きなんだ。写真はね。必ず撮影した人がいるでしょ。例えばある風景を一人で撮影してもさ、後で皆んなが見てくれるじゃん?撮ったその時はひとりぼっちだったのに、みーんなでその風景を見た気分になれんじゃん。だから好きなんだぁ。」

「そっか…なるほど。それはとても素敵な考えだね。」

マリーは本心からそう思い、ハコの考えに関心したが、同時にこうも思った。

『みんな孤独が怖いんだ…そう…私も…』


「あん!アン‼︎アアアアンッ!剣ちゃん!剣ちゃん‼︎アン!アン‼︎アン!」

その夜のマリーは一際キツく剣三郎を抱きしめて闇の中でよがり哭いた。普段よりも長いキスを済ませるとマリーは囁いた。

「剣ちゃん…わたし…貴方がいてくれて…良かった…」

その後マリーは今朝のニュースから感じた胸騒ぎを剣三郎に伝えた。


翌朝、エルモサが開く1時間も前にハコはやって来た。

「おはよう‼︎愛しのマリーーーーちゃーーーん‼︎」

しかし彼女が出くわしたのは丁度今から出かけようとするマリーであった。マリーと、そして一緒にいた剣三郎の二人はバツが悪そうな顔をした。

「あ、あら?お、おはよう、ハコちゃん。」

「え〜っ?何なに?今日はこんな早くからおでかけ〜?あ!じゃあまた送って行ってあげるよ‼︎」

そのハコの言葉にマリーは剣三郎に目配せした。

「あ…マ、マリーは今日は大事な用なんだ。オメェは付いていっちゃダメだ!」

「アンタには聞いてねぇよ、クソオヤジ!ねぇ〜ん、マリーちゃ〜ん。いいでしょう?」

仕方ないとマリーは視線で剣三郎に伝えた。

「…じ、じゃあちょっとお世話になろうかな?」

「うん!このハコ様にまっかせなさーい!」

その後ハコのバイクに乗って、マリーは早朝の街へ出た。そしてここでいいと降ろしてもらい、ハコがいなくなったのを確認して電車の駅へ向かった。二駅先の、『本当の目的地』へ向かうためである。

その電車に揺られるマリーを別の車両から見つめるひとつの影があった。なんとそれは葉子であった。

「へっへ〜ん。ジャーナリストの勘がビビッと来たのよねぇ!」

葉子はマリーと別れた振りをして、彼女を尾行していたのだ。

その後、マリーは大企業ビルが連なるオフィス街で電車を降りた。日曜だったのでことさらに街には人気がなかった。目的地に向かうマリーの後を、葉子も追った。

『やっぱり…勘だけで来れたわね…』

マリーが見上げたのは、例のオーカンワクチンを開発した揺籠製薬の本社ビルであった。特に会社の所在を地図で確認することもなく、彼女は直感に従ってこの場所に辿り着いた。頭では忘れていても、身体が過去の記憶を覚えていたのである。

その高いビルを見上げると彼女は3階の非常扉を見つけた。そして右手を上げると、掌から蜘蛛の糸を発射し、一気に非常扉の前に駆け上がった。

マリーは日頃の激しいセックス…いや、訓練でラタイダー完全体とならなくても、既に多少の特殊能力は使えるようになっていたのだった。

それを見て腰を抜かしたのはハコだった。

「ひ、ひえええ⁈な、なんてミステリアスな女なのマリーちゃん。私、貴方の事もっと知りたくなっちゃったわ!さぁー、こうしちゃいられねぇ‼︎」

ハコは急いで揺籠製薬に連絡を取り、口八丁手八丁でニセの取材のアポイントを取った。


その頃、揺籠製薬社内の極秘研究室では、白衣を着た数名のスタッフが、休日だと言うのに忙しく働いていた。

そのリーダーと思われる痩せぎすで神経質そうな眼鏡の中年男の隣に1人の女性の姿があった。百足メンタ、いや彼女の人間体、百井レオナである。

「フフ…ワクチンの件、色々と尽力してくれた。礼を言うわよ、浅縄博士。」

レオナはチームリーダーの男の、自分を見るいやらしい視線を感じながらも、その功績を讃えて許してやることにした。

「とんでもございません。私は百足様の発案にほんの少しお手伝いをさせていただいたまで。それにしても…ここまで上手くコトが運ぶとは。」

「あぁ…それは八百蔵様の政治力のおかげ。あのお方に不可能な事などないわ。…あ、そうそう、それで思い出した。コイツもそろそろ最終段階のテストをしてもらわなくてはいけないわね。」

そう言って彼女は傍らに置いていたトランクケースを開いた。その中にあったのは、有機物と無機物が混ざりあったような非常にグロテスクな、しかし大枠の見た目はディルドのようにしか見えない形状の物であった。

その使い道を知る浅縄は、淫猥な器具を見つめながら唾を一飲みし、次にレオナの大きく開いた胸の谷間を凝視した。

その視線を感じたレオナはウイルス開発の褒美も込めて浅縄をからかってやることにした。腰をくねらせ彼に近づくと、優しく彼の頬を撫でながら身体を密着させ、次に脂汗の滲むその顔を自分の胸に埋めてやった。服の上からでも股間が反り上がっているのがわかった。安い男だと、百足は彼を嘲笑った。


「フフフ…今のオマエはすぐにでも装着出来そうだけど?」

勃起しているのを悟られた浅縄は情けなく狼狽しながらも、この状況に期待をこめて声を上擦らせて呟いた。

「ム…ムム、ムカデ様。で、では…よ、よ…よろしいので?」

浅縄のその言葉と視線に含まれた、自分へ向けた隠せない性欲にいよいよ愛想を尽かしながら、彼女の目は彼に近づく前から既に気付いていた監視カメラのモニターに映る怪しい影を見た。

「さーあ、お前はどう思うぅ?」

浅縄の顔がいよいよ汗ぐっしょりで茹で蛸のように赤くなり、その震える手が彼女の胸に触れようとしたその時に、レオナは彼を引き離してわざとらしく言い放った。

「あれぇ?見てよ。丁度いいネズミが1匹、紛れこんでるみたいだけどぉ?」

彼女が指差したのは、暗い通路を不安気に歩く松崎ハコの姿であった。


その頃マリーは、社内のデータ保管庫に侵入していた。彼女の中で既に社内の配置はほとんど思い出せていた。まさかと思ったが保管庫の生態認証にも彼女はパスし、難なく内部へと侵入出来たのである。早速彼女はPCから情報を探った。しかし、いくら探してもこの会社とC.A.G.Eの繋がりを示すような証拠を掴む事は出来ず、出てくるのは新型ワクチン開発の膨大な研究データばかりであった。


ハコを捕らえに浅縄達が立ち去った後、レオナは帰り支度を始めていた。そこに一人の構成員が慌てて駆け込んできた。

「む、百足様。怪しい侵入者を一名発見しました!」

「おやおや、本日2匹目のネズミさん?ちょっと警備ザル過ぎでしょ、全く……どこだ?出せ‼︎」

「ハハッ!」

そしてモニターに映ったその姿に、百足は興奮を隠せなかった。

「あーら⁈マリーじゃなーい!本当に…貴方最近ちょっと変わった?決してリスクはおかさなかったあのクソネンネのお嬢ちゃんがさぁ!」

レオナはモニターの中の機密を探るマリーに一人話しかけた。

「す、すぐに捕らえてまいります‼︎」

焦る構成員をレオナは一喝した。

「いいよ!寧ろ絶対に手を出すな‼︎『今の』アイツじゃここをどんだけ掘ったって何も分かるわけないんだから。…それよりも…フフ…ここはひとつ、浅縄…いや蝿と対峙させとこうか…その方がスリルがあっていいわよね?…フフ…ハハハ…ハハハハハハハハハ‼︎」


「まいったなぁ〜。一体マリーちゃんはどこ行っちゃったんだあ〜?それにホント、薄気味の悪い所だよ…」

そう言ってハコは不安気に突き当たりの部屋のドアを開けた。

「⁈ウワァギャ…‼︎」

その室内の光景に思わず大絶叫をあげそうになったハコだが両手で固く口を塞ぎ、それを遮った。彼女が見たものは、ホルマリン漬けにされた、人とも、獣や虫とも取れる異形の化け物達だった。

「な、なによこれ⁈みんな…に…人間じゃないの?……そ、そうだわ!これは大スクープよ‼︎」

マリーの捜索も忘れ、ハコはシャッターを切りだした。それにしても、全ての標本が吐き気を催す程のグロテスクさであった。

「うわっ!これは蝿か…ひと際気持ち悪いわね、こいつ。」

そう言ってシャッターを切ったとき、その蝿の怪物の目がパチリと瞬いた。

「…⁈…キャアアアアアアアッ‼︎」

標本だと思っていた蝿男は突然動き出し、両手でハコを羽交い締めた。

「これはこれは新聞記者さん。熱心な取材は結構ですが、ここは立ち入り禁止のはずですよォ!フシュルシュルシュル‼︎」


「ウンッ!アウンッ!ウグッ!イ…イヤアアッ!ウンッ!ウンッ!」

衣服を引きちぎられ、裸で拘束されたハコはハエオンタの手下の研究員達によってたかって嬲り者にされていた。次々と男共の快楽の汚汁がハコの身体の内外にひっかけられた。


その様子をハエオンタからまた人間体に戻った浅縄博士が見つめていた。

「フフフ…お盛んなことですな、君達。頭を使う仕事はストレスが溜まって大変だ。」

「は、博士、例の混成遺伝子注入棒のテストは…」

ハコを後ろから突きながら、研究員の一人がたずねたが、博士は渋い顔をした。

「ふむ…好かないんだよね、私は。そんな男か女か分からないような小娘は。…私はもっと…あのレオナのような…ちっ、期待させるだけさせといて、あの女…」

「んっ!ンンッ!アッ!アンッ‼︎ゆ、許して〜‼︎イヤアアア!」

代わる代わる男達に犯され続けるハコが泣き叫んだ。博士は渋々重い腰を上げた。

「…仕方ない。使い物にならない内に終わらせるとしますか。」

そう言って浅縄はムカデメンタから渡されたグロテスクなディルドを取り出した。その中は空洞になっており、寧ろ巨大で不気味にデコレートされたコンドームと形容したほうがよいかもしれない。

浅縄がそれを自分の陰茎に装着すると。その根本から粘質の液とともに細い触手が数本飛び出し、その内の何本かが彼の皮膚に刺さって同化した。

「あーあ、シンクロしたコイツが及ぼす絶頂は相当なモノなのに…出来ればあのスケベそうな女をヒンヒン言わせたかったんですけどねぇ……。どけ、お前ら。テストの邪魔だ。」

ハコに纏わりついていた悪魔共が一斉にその身を引いた。

巨大に脈打つ化け物を付けた博士がハコに近づいてくる。絶望の果てで少女は泣き叫んだ。

「い…イヤ……イヤアアアアアアアアア‼︎」



一方、データ室では、マリーがそのワクチン研究データに不審な点を見つけていた。研究データの中にはオーカンビールスに関係する物も大量にあり、最初マリーはそれをワクチン製造用のサンプルだと思っていたのだが、データを追う内にどうやらそれらは人為的に手を加えられ、より凶暴なビールスに作り変えられたモノであるとの予測が付いた。

『こんな物を製薬会社がなぜ…』

またオーカンワクチンの構成組織にもマリーは怪しげな点を発見していた。どうやらその中に、ワクチンの組成とは無関係な、ブラックボックス化した部分があった。一体それが何を意味するのか?そのデータを探っているときに、マリーの特殊能力を持つ耳は、階上の美少女の叫び声をキャッチしたのである。

「この声は…⁈まさか‼︎」


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Comments

おっしゃる通り、話の筋立てもビールス呼びも昭和特撮のオマージュです^_^ ビールスがなぜウイルスと呼ばれるようになったかの理由などは全く知らず、大変勉強になりました。自分はただ昔はビールスと呼んでいた事への少しばかりの郷愁と、ご指摘の通りこれから荒唐無稽な使い方や作戦をしても、フィクション、架空性を担保したい、まぁ『言い訳の防波堤』としてのビールス呼称の意味合いもあります。

カルチューン・C・ラブ

 お話は、戦隊ものの初期などの「お医者さんは乗っ取られて、実は……」という怪奇や陰謀の香りが懐かしいテーストで大変好きです。  感染症の病原体を指す「ウイルス」と、ドイツ語起源の「ビールス」と混ぜて使用されておりますが、昭和40-50年代風の雰囲気と「架空の科学知識」として意図的に使用されているのでしょうか?  ビールスという呼び名は、ウイルスが発見された当初は生物とは見なされず、単なる化学物質や毒素と考えられていたためです。  しかし、その後の研究でウイルスが遺伝情報を持ち、宿主細胞内で自己増殖することが分かり、生物の一種として認識されるようになりウイルスという用語に統一されました。  本作品では、C.A.G.Eおよび関連企業は、生物(兵器)ではなく、化学物質や毒素(兵器)というニュアンスで用いられて居るのでしょうか? https://www.nhk.or.jp/bunken/research/kotoba/pdf/20210101_2.pdf https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9

Kitajima Gaku@Fanbox


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