学校の帰り道 いつもは静かな街並みが、今日はやけに騒がしく、何かと思い騒ぎがする方を見た。 「あ、あれは、ダークウィルス!」 そこにはダークウイルスと呼ばれる怪人が暴れて街のみんなを困らせているではないか。 ゆめは無言で頷くと、その場から走り出した。 (はやく、ネムシーナに変身してダークウィルスを浄化しなくっちゃ・・・) ゆめは周りをキョロキョロと回見ながら誰にも見られずにネムシーナに変身できそうな場所を探して走り続ける。 (よし、ここなら・・・) ゆめはひとけのない路地裏をみつけると、周りに人がいない事を確認してから路地裏に入った。 路地裏に身を隠し、ため息をついたあと、ゆめは「よしっ」と決心した顔をした後にスカートの中に入れていた魔法のリップを取り出し、自身の唇に塗り始めた。 そして口紅が塗り終わったゆめはネムシーナに変身するためのキーワードを口にする。 「ネムシーナ!アダルト!」 ゆめが変身のキーワードを叫ぶと同時にゆめはまばゆい光につつまれていく。 光の中はとても暖かく、まるでお母さんのおなかの中にいたときのように、やさしい感覚に包まれていくようで、とても居心地よい。 ゆめは光の中でリラックスしているのもつかの間、すぐにゆめの身体の周りに強風のようなものが発生し、ゆめの着ていた灰色を基調とした制服がどんどん吸い込まれるように粒子となって消えてゆく。 制服がすっかり消し飛んで、小学生らしいとても質素なブラジャーと可愛らしいパンツといった下着姿になったと思えば次は下着が飛ばされて粒子となって天に消えていった。 ゆめはリラックスできる空間で生まれたままの一糸纏わぬ姿になるのがとても心地よく、ゆめはこの変身する空間に身をゆだねていた。 一瞬で身に着けていた衣服が消え去り、ふくらみかけの胸とおしりがとても可愛らしい裸の姿になったと思うと、ゆめの胸がぴくぴくと痙攣しはじめ、少しくすぐったいような、むずがゆいような感覚がし始める。 「はじまった・・・」 ぴくぴくと震えた胸はひくっ・・・ぴくっ・・・ぴくぴくっ・・・と徐々に痙攣が激しくなっていき、ゆめはおもわず自分の胸をうずくまる様に腕で胸を抑えた。 胸の痙攣する動きは最後には水風船に一気に水を流し込んだように破裂するのではないかと思うぐらいの勢いで「ぼんっ」っとゆめの胸が一気に膨らむ。 胸を抑えていた腕が膨張した胸にはじかれるように左右に開いて身体を後ろに仰け反らせてしまった。 「はうぅぅっ!」 ゆめは胸が膨らむと同時に思わず声をあげてしまった。 それもそのはず、急激に小学生の身体から大人の身体に一気に成長させるのは、いくら魔法の力とはいえ肉体にそれなりの負荷がかかってしまうため、したたがない。 小学生の身体に成熟した胸がぶらさがり、とてもアンバランスな状態に赤面するも、普段は年上の人やクラスでも発育が良い胸の大きい人を羨ましく思っているため、胸が大きくなるのはちょっとうれしく思っていた。 胸の成長がおわり、一息入れる間もなく、すぐにおしりがぴくぴくと痙攣しはじめた。 胸とは異なり、今度はぴくっと痙攣をするたびに風船に空気を少しずつ注入しているかのように、少しづつ、少しずつお尻が膨らんでいく。 「うんっうぅっ・・・おしりが・・・どんどん重くなってく・・・」 ゆめはおしりにかかる重量がおおきくなっていることでどんどんおしりが大人のように膨らんだのを理解した。 胸と身体の成長が終わると、身体全体がしなり、身体を上下から引っ張られているような感覚がしたと思うと、どんどんと腕や足が伸び、腰がしまって完全に大人の身体に変化していく。 「はぅっ・・・!うわぁぁああぁぁぁーーっ!!」 ゆめは本当なら身体の変化に伴う痛みを感じる時に出てしまう声が恥ずかしいので、毎回耐えようとするもどうしも身体全体が成長する最後の過程で耐えられなくなり、大きな声を出してしまう。 しかし、こんな毎回苦痛を覚えるのでは、ネムシーナになんて変身したくないって思うだろうが、この変身空間で起きた感覚や出来事は変身完了と共に魔法の力で全部記憶から消してくれるため、ゆめ自身はまったく変身するのに苦痛が伴うということを一切覚えていないのだ。 「大人の・・・大人の身体の・・・大人になっちゃうっっ!」 変身後は記憶はないとはいえ、実際に身体にかかっている負荷は相当なものなので、最後はもうまるで叫ぶ事で苦痛をごまかすが如く大きな声を上げ続けてしまう。 仕上げとばかりに身体全体が痙攣したかのように大きくびくんっと跳ねた。 「はぁぁぁぁぁっ」 ゆめは痙攣と共に大きな声を出すと、身体全体が大きく痙攣したという事は大人への姿へ変わった事を理解した。 (お・・・大人のわたしに・・・変わったんだ・・・) 大人の身体に変わって一息ついたと思えば、突然ゆめの頭部と胸と肩にネムシーナの象徴であり、魔力ががつまってる赤いブローチが現れ、ゆめの身体に張り付いた。 全てのブローチがゆめの身体に張り付いた途端、胸のブローチが光りを放ち、シュルシュルと放射線状に青いリボンが放出され、大人になったゆめの身体を包みこみはじめた。 「ふんっ!はぁああっ!」 ゆめは少しいやらしくも恥ずかしい声を漏らしてしまう。 しかも、先ほどの幼い身体から大人の身体になった事により、声帯も大人に変わったことで、声も大人の色っぽい声になったため、自分で聞いてもいやらしい声が出しているのが聞こえて余計に恥ずかしった。 それもおそのはず、まだ大人の身体になったばかりの身体はとても敏感な状態になっているため、そんな敏感になっている素肌に直接リボンがふれれば、声を我慢できるはずもなく、ゆめは恥ずかしい声を止めることができない。 「はぁあっ!こ、こんな声出しちゃって・・・は、恥ずかしいから嫌なのに・・・声を出すのが恥ずかしいのにっ!」 幼い時のゆめの身体であれば、秘部は触れてもなんとなく気持ちいいと思う程度、乳首に至っては気持ちいいどころかくすぐったいのだが、大人の身体になった事で性的刺激を強く感じるようになってしまった。 ゆめは声を止めることなどできず、声を上げながらの身体は紅潮していった。 敏感になった身体にふれたリボンは最後にはゆめの身体をぎゅっと締め付ける。 「んふぅっ!」 ゆめはぎゅっと締め付けらると同時に声を漏らし、身体を大きく後ろにのけぞらると、身体にに巻き付いたリボンが光と共にスクール水着のようなピッチリしたインナースーツに変化した。 次に左右の肩のブローチが光ると、両手に純白のグローブ、両足には白のニーソックスが形成されてゆく。 それと同時にインナーの上に胸から下にエプロンのようなワンピースが包み込む。 服装はネムシーナの姿に変わったが、まだ顔は大人になったとはいえ、ゆめの姿のままで恰好と髪型がアンバランスで中途半端な恰好になってしまった。 ゆめ自身もこの中途半端な状態は凄く違和感があって、ちょっぴり恥ずかしく思っているが、すぐに変身は最終段階に突入する。 左右の頭に張り付いたブローチが光りだすと、ゆめの特徴できなお団子に結んだ髪がほどけて、髪全体が舞い上がると、今度は髪が少し伸び始めると同時に毛先から綺麗な日本人らしい黒髪から外人のような金色の髪の毛に徐々に髪色を染めるかの如く変わっていった。 後ろ髪から前髪と髪の毛という髪の毛が全て金色に変わり、ネムシーナの姿に変わると、全てのブローチが一斉に光りだし、変身の仕上げにネムシーナへと変わったゆめの身体に魔力注入がはじまった。 魔力が注入されないと、ただネムシーナの姿に変わっただけで、能力は通常の人間となんの変りもない能力になってしまうため、魔力注入はダークウイルスと対峙するには必要なのだ。 「はぅっ・・・うっ・・・うわぁあぁぁぁ・・・・っつ!」 人間の身体に魔力を注がれていくのは、物凄く身体への負担が大きく、ネムシーナに変身する過程のなかで一番辛いので、ゆめ、いや、ネムシーナはひときわおおきな声を出したと思うと、ブローチの光が収まり、魔力注入完了、すなわちネムシーナへの変身が完了する。 変身が完了し包まれた光が消え、ネムシーナの姿が現れたとき、ネムシーナは変身に疲れたのか、一瞬ぼーっとした顔ししていたが、すぐに魔力によって記憶を消されたため、大人らしいいかにも正義のヒロインのような凛々しい表情にすぐに変わった。 するとネムシーナは路地裏から大きく跳躍すると、ダークウイルスに襲われて困っている人の元へ向かうのだった。 「マジカルナース!ネムシーナ!! 悪のウィルス浄化します!!」 ■ネムシーナ 設定 ゆめちゃんは唇にリップを塗る事で変身。 変身の掛け声は「ネムシーナ アダルト」変身解除は「アダルト オフ」 決め台詞は「マジカルナース!ネムシーナ!! 悪のウィルス浄化します!!」 変身時に魔法の力で形成される光の空間は現実世界より時間の進みが遅いので光の中だと30秒ぐらいだが、実世界の時間だとほんの1~2秒。 変身中に起きている事は変身が終わると同時に魔法の力で記憶から消されるため、ネムシーナへの変身が身体に負荷がかかったり一度全裸になって恥ずかしい思いをしていることは知らない。 敵は邪悪なウイルス。 魔法の力でウイルスを浄化します。 ウイルスに感染して狂暴化した人間と闘って正気に戻すのか、怪人の事をウイルスという名称にして怪人と闘うのかは不明。
天野 翔(あまの かける)
2021-03-07 15:17:53 +0000 UTCシオン
2021-03-07 12:40:11 +0000 UTC