冒険者が集まる場末の酒場。
そこへはあらくれモンスターたちもやってきては、飲んだくれている。
今夜も酔っぱらったオークとゴブリンが、中年の戦士にインネンをふっかけた。
2対1の喧嘩を受けて立つおっさん戦士。
ここでは荒くれもの同士の喧嘩は日常茶飯事だ。
オークと組み合ったおっさんの隙をついて、ゴブリンは背後からヘッドロックで首を締めにかかる。
今度はおっさんとゴブリンが組み合っている隙に、オークが腹に強烈なパンチを何度も打ち込む。
それでも、おっさんのタフさは尋常ではなかった。
血を吐くほどの強烈なパンチを受けたにもかかわらず、おっさんはオークとゴブリンを同時に両脇に抱え込んだ。
動けなくなったオーク&ゴブリンの頭を、ゴツンとかちあわせにする。
もはや勝負はついたも同然だった。
事件の後、酔いがさめたオークとゴブリンはこう言っている。
「おっさんのワキは臭かったな…」