騎士団ビンビン♂物語~ガチムチ七騎士とHがしたい!~ 【ファーブロスの過去編】
こちらは【騎士団ビンビン♂物語~ガチムチ七騎士様とHがしたい!~】の過去編となります。
ぜひ併せてお楽しみください!
街の外れに建てられた、三角形の大きなテント。
スピーカーから賑やかな音楽が辺りに響く。
「エデン・サーカスの楽しい楽しいショーが始まるよ~!」
大きなテントの前で呼び込みのビラを配る、でっぷりとしたピエロ。
それに引き寄せられた街の大人達が、吸い込まれるようにテントへと入っていく。
エデン・サーカス。
それは知る人ぞ知る、街から街を渡り歩いて興行を行うサーカス旅団の名前である。
ショーの演目は秘密中の秘密で、客として入場資格があるのはなぜか男性のみ。
だけど一度そのショーを見れば誰もがその素晴らしさの虜になってしまうという。
そんな魅力的で楽しいサーカス団。
そう、表向きは――――――――。
「ん……」
僕、ファーブロスは広大なテントの中にある楽屋で目を醒ました。
硬い木の箱をいくつか並べて、その上に布を敷いただけの簡素な寝床。
そこに裸で横たわる僕の周りに、使用済みのゴムが散らばっている。
「はあ……」
情事の痕が生々しく残る、全身の気だるさ。
だけど、それと引き換えに僕は今、生きている。
(ちゃんとしたインキュバスだったら、セックスの後の気だるさはなかったのかなあ…)
昨夜は何人の団員に犯されただろう。
たくさんの男に群がられて、差し出されたチンポの本数を数えることなんて出来なかった。
「おい、いつまで寝てんだクソガキ」
扉を開けてズカズカと入ってきた長身体躯の団員(全裸だ)が僕の首をつかんで持ち上げた。
そのままべしゃりと床に投げつけられる、僕の身体はまるでボロ雑巾みたいだ。
「きったねーなあ。本番までに身体キレイに拭いとけよ」
僕はこの団員の名前も思い出せなかったけれど、ぶらんと揺れるチンポは自分に毎晩向けられているものだと思い出せた。
僕の周りに散らばるゴムの数個は自らが使ったもののクセに、団員の男は僕の汚れを指摘する。
僕は何の反応もせず床に横たわったまま。
「おい、聞いてんのか?」
僕の態度を反抗的に感じたのか、団員が苛立ちをあらわに怒鳴ってくる。
反抗したいわけじゃなくて、本当に身体を動かすのがだるいだけなんだけど。
「いい加減にしろよテメェ……」
団員がいつものように僕の腹を蹴り上げようとしたとき、入り口の扉が開いた。
入ってきたのはエデン・サーカスのサーカス団長、グラハムだ。
彼はガタイの良い中年男性で、カッチリとしたスーツにシルクハットをかぶり、口には分厚い葉巻を咥えている。
サーカス団長という肩書きではあるが、威厳のあるヒゲ面と堂々とした立ち振る舞いは、どこか貴族的な雰囲気すら漂わせていた。
そんなグラハ厶団長が唐突に入室してきたことで、僕の身体を抉るハズだった団員のつま先はスッと床に下ろされた。
「だ、団長! お疲れ様です!」
「おう。なんだお前、また今からヤルつもりだったのか? やめとけ、もう客入ってンだ。もうすぐ“ショー”が始まる。そしたらすぐにコイツの出番だからな」
団長はそう言って、床に転がっている僕にジロリと視線を投げた。
(ああ……もうそんな時間なんだ)
昨日一晩中、空が白んだあともずっと団員たちに犯されて、気が付いたらもう“ショー”の時間なのか。
早く身体洗って準備しないとだ……。
僕は気だるい身体をのろのろと起こしていると。
「お前はいつもノロマだな。シャワーまで運んでやる」
団長が太いうでで僕を俵のようにかついだ。
「うあっ、団長、自分で歩きます……ううっ」
強引に運ばれるせいで思わず漏れ出た僕のうめき声を無視して、団長はシャワー室へのしのしと歩いて行く。
サーカステントの中にある簡易的なシャワールームへ連れ込まれた僕の身体に心地よいお湯がかかる。
犯された傷口に暖かく沁みる。
僕がホッと一息をついたすぐあとで、背後にいる団長が服を脱ぎ終えたことに気付いた。
「団長…? なんで脱いで……っ」
「わめくな。オラ、壁に手ぇ付け」
「あ、あ、団長、ひあぁ……っ!?」
何の前触れも、前戯どころか慣らすための潤滑油すらなく、僕の穴に団長の太い竿が穿たれる。
「ハッ、腐ってもインキュバスの血だな。入れやすいように穴が勝手に濡れてきやがる」
「んぁあぁッ! いっ、痛い…っ!」
僕がインキュバスのハーフだからって、無理矢理突っ込まれて痛みを伴わないわけもない。
ずんっ! ずぷっ! ぐぶぶ…っ!
「ああっ! あっあっあぁっ!」
お湯を浴びながら、バックで団長に犯される。
こっちの意思など無視したセックス。
それなのに。
痛む身体を乱暴に扱われても、生理的に涙が目尻を伝っても、団長の肉棒が硬さを増しながら僕を貫くたびに、満たされた気持ちになる。
(僕……求められてる……必要と、されてる……っ)
どんな扱いだとしても、団長や団員が僕の身体を使ってくれることは、僕にとって喜びだった。
下衆な情欲にまみれていても、この世界でかけがえのない存在意義だった。
「やっぱりたまんねえな、お前の穴は…っ! ぐはは、我ながら良い拾いモンだったぜ…っ!」
ずんっ! どちゅっ! ぐちゅっ!
「あんっ! あんっ! はあんっ!」
腰を何度も打ち付けながら、団長が僕を褒める。
「ふーっ、ふーっ、おい、出すからケツ締めろ…っ!」
どびゅっ! びゅぐっ! びゅるっ!
鼻息が荒くなったと思うと、コンドーム越しに男の熱さが迸るのを感じる。
その瞬間、脳が恍惚の信号をキャッチする。
団長も団員も、僕とセックスするときはちゃんとコンドームを付けてくれる。
僕の能力の条件を踏まないためだとわかっていても、もしかしたら多少なりとも僕の身体を気遣ってくれているのかもしれない。
だとしたら、ここの人たちはみんな優しい。
僕が生まれてすぐに、僕を捨てた両親よりも遥かに。
「ぐはぁ…っ、おー、出た出た…っ。さて、ファーブロス、身体洗ったらさっさと用意してステージへ出るように」
一方的にそう言い残して、団長はシャワー室を出て行く。
僕はというと、チンポを引き抜かれてシャワー室の床にくずおれていた。
冷たい寝室の床から、生暖かいシャワー室の床に変わっただけの景色が視界に広がった。
両親が僕をこの「エデン・サーカス」に売り飛ばしたことは、物心ついた頃から聞かされていたことだった。
このエデン・サーカスは、表向きはサーカス団だけど、その実態は各地からワケありの子供達を集め、非合法なショーを行って金持ち相手に秘密の荒稼ぎをしている犯罪者集団だ。
その裏の顔の名前を「エデン・マーケット」という。
世間から見れば、極悪非道な組織かもしれない。
だけど、ここは僕にとって。
ただひとつの……居場所だ。
のろのろとシャワー室から這い出ると、僕の頭に影が落ちた。
低い視界に入るのは、毛並みの良い、動物の足だった。
顔を上げると、そこには立派な体格の狼が一匹、僕の顔を覗き込んでいる。
そしてその狼はぐるると唸ると、人間の言葉を喋った。
「ファーブロス! 大丈夫か?! また限界までヤられたのか?」
きゅうん、と獣の声で一鳴きして、狼は僕の頬に心配そうにハナをすり寄せてくる。
「あはは、くすぐったいよ、アベル」
アベル。
それが「人語を話す狼」である彼の名だ。
狼なのに人語を解せる珍しさからエデン・マーケットに目を付けられたアベルもまた、僕と同じくここに軟禁状態で飼われている。
自らの種族の群れから弾き出されたアベルと僕は境遇も価値観もよく似ていて、彼はとりあえず食事と寝床にありつけるならどこでもいいという考えでここにいる。
そんな僕たちが自然と心を開いて仲良くなって、もう何年の付き合いになるだろう。
「ファーブロスは無抵抗すぎるぜ! キツいことはキツいってきちんと団長に進言するべきなんだぜ!」
そう言って僕のことを叱りながら、ぺろぺろとねぎらうように頬を舐めてくるアベル。
叱るのは彼の優しさのひとつだ。
「いいんだよ。どうせ僕は他人の精を搾取しなきゃ生きていけないんだから、拒否することは出来ないんだもん」
「だからって限度があるんだぜ! ちくしょー! オイラが人間だったら、ファーブロスをいじめる団長も団員もこらしめてやるのに!」
「ふふ、ありがとう、アベル」
インキュバスハーフである僕にとってセックスをすることは呼吸や食事と同じ、生きるために必要で避けられないことのひとつ。
それを何度説明しても、アベルは僕のことを心配して怒ってくれる。
ヒトとインキュバスのハーフである僕と、ヒトの言葉しか話せないオオカミであるアベル。
完全じゃないもの同士の、傷を舐め合うような絆かもしれないけど、それでもアベルは、こんな環境で僕に出来た唯一の友達だった。
それがどんなに尊いものか、僕たちはお互いに強く理解していた。
『ウェルカム、ジェントルメン! エデンサーカスにようこそ。今宵、あなたの世界を塗り替えるショーの幕開けでございます!』
スピーカーから、ショーが始まるアナウンスが響いてくる。
もうそんな時間なのか。
「ごめんアベル、もう開演の時間みたいだ。僕、行かなくちゃ」
ダメージの残る身体を奮い立たせて、僕はモフモフの友人に背を向けてステージの方へ走り出す。
「あっおいっ! ったく、ファーブロス、くれぐれも無理するなよ、だぜ! 何かあったらオイラに言うんだぜ! ワォーーーーーーン」
「わかったよ、いつもありがとう」
せめてものエールなのだろう、アベルの遠吠えを背中で受け止めながら。
今夜も狂乱のショーが、幕を開ける。
移動式サーカスとはいえエデン・サーカスのテントの内部は広大だ。
普通、サーカスと言えば大きな舞台を客席が円で囲むイメージだと思うけど、ここはそうじゃない。
テントの中には幾つもの部屋があり、そこには中規模な舞台が用意されている。
部屋ごとに異なるショーが行われるので、お客さんたちはそれぞれ興味がある部屋を選んでいく。
エデン・サーカスに客として入場できる資格を持つのは男性のみ。
そして客は皆、顔面の上半分に仮面をつけていて、互いに素性が分からないようになっている。
身なりを着飾った客たちばかりだけど、その視線は舞台上の団員を露骨に値踏みする、下衆なものである。
僕たち団員は部屋の中央にある舞台上で、そんな客たち相手にショーを見せるのが役目だ。
扉が開いて、僕のショーを観に来てくれたお客様が続々と入室してくる。
時刻になると、スピーカーから陽気な声が室内に響いた。
『エデン・サーカスにお越しの皆々様。ここで行われるは、世にも奇妙なインキュバスと人間から生まれた子供と、屈強なモンスターとの異種強姦ショーでございます。心ゆくまでお楽しみください』
室内の照明が消えて、暗闇の中で、舞台上に佇む僕にスポットライトが照射される。
お客さんたちの視線が一斉に僕を刺すのがわかった。
一糸纏わぬ僕の裸体を、スポットライトの熱が焦がすように強く、熱く、照らし出す。
僕の裸を見た客の何人かが、ごくりと生々しく唾を飲む音が聞こえた。
「ウゴォ……ッ」
舞台上には、僕の他に、大きな鉄製の檻があった。
その中には理性のない瞳でこちらを見つめて、ヨダレを垂らして唸るオークの姿。
成人しているのであろうオークは、三メートルを超える大柄な上に筋骨隆々だ。
そして股間には丸太のような肉棒が天を向いて汚い汁を垂らしていた。
「ゴブルゥ……ッ!」
言葉が通じなさそうに混濁した瞳が、僕を捕らえる。
(オーク……)
僕はこれから目の前にいる、巨大なオークに犯される。
それはショーの台本通り。
オークの夜の相手をするのは初めてではないけれど、ここは舞台の上だ。
大事なのは、物語に沿った演技である。
(よし……がんばろう)
バレないように心の中で気合いを入れる。
僕に与えられた役柄は、『逃げ場のない檻の中で、泣き叫びながらオークに犯される少年』だ。
僕はおどおどして、びくびく辺りをうかがって、まるで状況が飲み込めないという戸惑いの表情を作る。
身体を震わせて、恐る恐る、檻の中のオークを眺めては、ヒッ、と小さな声を上げる。
大きく息を吸い込むと、僕はショーの始まりの第一声を叫んだ。
「“ここはどこですか…!? だ、誰か、助けてください!”」
「騒ぐな。お前は売られたんだ。おとなしく檻の中に入れ」
舞台の上にサーカス団員が登場して、僕の手首を捕まえるとぐいぐいとオークの檻へ連れて行く。
「“い、いやだ…っ!”」
抵抗するフリをする僕は、なすすべなく、オークの檻の中へたった一人押し込まれてしまう。無情にも閉じられ、施錠された檻の扉へ振り向いて、僕はガチャガチャと檻の入り口を揺すった。
「“開けて! おねがい、ここから出して…!”」
僕の必死な叫びを背中で無視して、男の団員は立ち去ってしまう。
自分の願いが届かないことと、この頑強な檻からは決して出られないことを悟った僕は、半狂乱のフリで檻を揺さぶり続ける。
そんな僕の背後から、鼻息を荒くして近づいてきた大きな影。
「“……く、来るな……”」
恐る恐る振り向くと、そこには生暖かい息を吐くオークの巨大な体躯が僕を見下ろしていた。
「ふーっ、ぐふーっ、ごふーっ」
逆向きの牙が生えた口元から、粘性の強いよだれを垂らしながら、オークは僕へと巨大な腕を伸ばしてきた。
その両手で身体を握り締められて、雑巾のように絞られたら僕はひとたまりもないだろう。
「“ひぃ…っ”」
オークに腰を掴まれて、僕は檻の鉄柵を両手で掴んだまま、生尻を突き出す格好になる。
大きさも、硬さも、まるで棍棒のようなのに、そこに熱さまで兼ね備えたオークの肉棒が僕の穴に押し当てられた。
「“や、やめて…っ! いやだあ…っ!”」
「ぐふーっ、ふーっふーっ!」
僕の悲願など聞き入れるわけもなく、オークの緑色の巨根が僕に押し入ってくる。
ぐぶぶ……っ! みちぃ……っ!
慣らしもしていない穴に、規格外のブツが押し入ってきて、普通なら裂けてしまうのに、僕の身体はそうはならないように出来ている。
だからこそ成立する、これはあくまでショーなのだ。
「“あ、あぁ、かはあ……っ!?”」
ぐぶ、ずぶ、ずぶぶ……っ!
身体の内側を、押し開かれながらも締め付けていく感覚。
慣れ親しんだチンポの熱と硬さを受け入れると、快感が訪れることを身体が理解している。
だけど僕はわざと悲痛な表情で、こんなモノを受け入れるのはまるで初めてだというフリをする。
「“あ、あ、うぁ、ひぎぃ……っ”」
小柄な僕がオークの丸太チンポをゆっくりと飲み込んでいく姿に、観客から感嘆の声といやらしい含み笑いが漏れてきた。
それは誰一人、僕の身体を心配するものがこの場所にいないことを意味する。
「ごふーっ、ごふーっ、ふーっ!」
オークの鼻息とよだれが僕の背中に降る。
彼は僕のお尻を三回ぺちぺちと叩いていつもの合図をすると、腰を最後まで押し進めた。
「“はあぁぁあん……っ!!”」
僕の身体が根元までそれを飲み込んだとき、お腹がぼこりと内側から膨らんだ。
その光景に観客達が拍手をする。
「ふんっ! ぐうっ! ぐおおおっ!」
チンポの気持ちよさにオークが吠える。
分厚い緑色の胸筋を、ゴリラみたいにドラムロールするパフォーマンス。
そしてそのまま、ずんっ! ずんっ! とピストンする。
「あっ! ああっ! んあっ! ああぁぁッ!」
ゆっくりと、だけど荒々しく、観客に結合を見せつけるためにオークがいやらしく腰を動かす。
僕は歯を食いしばって、身体に穿たれた肉の杭に揺さぶられる。
オークが一突きするたびに全身が痺れるような感覚。
「“やあっ、やだあっ、ああっ、こんなの、壊れる…っ!”」
泣きべそを掻く僕の胸にオークが大きな手のひらを伸ばして来る。
野太すぎるオークの指先が、それに見合わない、僕の小さな乳首をぐりぐりと刺激する。
「あんんっ// あっ、あっ、あっ、ふぁあ…っ」
乳首とお尻を同時に犯されて、思わず演技ではない声が漏れる。
とろんとした僕の顔を見て、客席から生唾を飲む音が聞こえた。
粘液まみれの巨根をぬちゃぬちゃとピストンしながら、硬くしこった桃色の粒を、オークは始めて触れるオモチャのようにぐりぐりと捏ね回した。
「“あひっ、ひんっ、ああっ、ひやあぁっ”」
さっきまでとは違う甲高い嬌声を上げる僕。
ソレを合図に、オークは荒い鼻息と、ピストンする速度を速めた。
お尻がぐちゃぐちゃに掻き回される。
「ふーっ! ごふーっ! ぐふぅぅっ!」
明らかに興奮を増したオークが、スパートに入ったことがわかる。
「“あんっ! あんっ! んあっ! や、やだあっ! な、ナカに出さないで…っ!”」
口だけで抵抗するフリをして、身体はオークの巨根をぎゅうぎゅうと締め付けて射精を促す。
「ふぐっ、んごっ、ぐ……おぉおおおっ!!」
どびゅるるるるっ! びゅぐびゅぐびゅぐっ!!
オークの大量の白濁が僕のお腹に吐き出され、結合部から勢いよく溢れ出した。
ぼたぼたと床に精液が溜まる光景に、観客たちが息を飲んだ。
「“あ、あ、あ……かは、っ”」
僕はひくひくと身体を震わせる。
快感と精液で満たされた身体が、僕を生かす。
オークは僕から巨根を抜かずに、そのまま僕の身体を背後から両腕で持ち上げた。
太ももを後ろから抱えられて、客席に僕のお尻が、お尻に突き入れられたオークとの結合部が丸見えになる。
「“あぁ…っ、やめ、見ないでぇ……っ”」
僕の口だけの抵抗は、立ったままのオークの腰振りに霧散する。
ばぢゅんっ! ぐぢゅんっ!
精液で泡だった僕の穴を、オークは何度もチンポで擦り上げる。
わざとゆっくり、だけど力強く、僕が喘ぐのとタイミングを合わせて……。
「“あひっ! ひいんっ! ああっ! や、だっ! とめて…っ、ちんぽズコズコするの止めてぇ…っ! ひぐううぅっ!”」
上下に揺さぶられて犯されるままの僕の股間から、びゅくんっと精液が噴き出した。
ミルクのシャワーを噴き出しながらずんずんと犯されて、客席に僕の精液が撒き散らされる。
だけど観客達はいやらしく微笑みながらそれを受け止めて、手にかかった僕の飛沫を舐め取る者までいた。
ああ……ここは、そういう場所なのだ。
これは、現実じゃなくて、彼らにとっては卑猥なショーなのだから。
「“あんっ! んあぁっ! もうだめえっ! ああぁあっ!”」
僕が顔を上向けて、泣きながら喘ぐ。
するとオークは慣れた動作で、分厚い唇で僕の口を塞いだ。
お互いの舌の大きさはまるで、僕の舌がベーコンならオークの舌は肉厚なステーキほど違うけど、いやらしくそれを絡めあわせた。
僕の口の端から、飲みきれないオークの唾液があふれる。
「“んくっ、んうぅっ、ふぅぅぅっ”」
オークはピストンしながら鉄柵まで近づくと、僕の身体を鉄柵に軽く押しつけた。
そうすることで、僕の胸が鉄柵の間から観客席へ突き出されるカタチになる。
胸の肉が鉄柵に挟まれて、僕のピンと尖った桃色の乳首と、股間のクリーム色の肉茎が、鉄柵の外へさらけ出された。
『それではみなさんお待ちかね、お触りタイムでございます!』
スピーカーからイベントを盛り上げる声が届く。
それに合わせて、舌なめずりをした客が数人、鉄柵越しに僕へ近づいてきた。
「“あっ、んあっ、なに…? いやあ……”」
目の前に群がってきた、仮面をつけた大人の男達に怯えるフリをする僕。
彼らは、僕の乳首に無骨な手を伸ばしたと思うと、無遠慮にその桃色の粒をつまんだ。
「ひあんっ!」
ある男が指先でぎゅうと乳首を強くつねる。
ある男はいやらしく舌をれろれろと動かすのを見せつけると、そのまま乳首を舐め始めた。
「あっ! あっ、やっ、ふぁっ、ああ…っ♡」
そしてある男は、僕のチンポを口に含んで味わう。
「ぐおおぉっ! ぐおぉっ!」
ずぐん、ずぢゅる、ぬぢゅっ!
彼らに乳首とチンポを味わわれながらも、僕を抱えるオークのピストンは止まらない。
「あんっ! ああっ! いやあっ! あああっ!」
泣き叫ぶ僕の口さえも、観客の男が塞ぐ。
貴族的な身なりをした男性が、下品な舌使いをすることも、もう意外だとは思わなくなった。
「こんな小柄な身体でオークの肉棒を受け入れるとは、さすがエデン・サーカスだ」
感心したように髭の生えたアゴを撫でる、堅物そうな男性が僕の乳首をくにくにといじる。
「村の子供と変わらない年齢だろうになあ。可哀想になあ」
同情するような神妙な顔をしながら、おそらく付近の村長なのだろう初老の男性がれろれろと僕の乳首を舐め回す。
「うへへ……ここのサイズもうちの息子と変わらんぜ。まだコドモだ」
誰かの父親なのだろう、ニヤついた中年男性が僕のチンポを咥えてしゃぶる。
「ほら、ちゃんと舌を出しなさい。インキュバスの唾液は甘露と聞くが…確かにこれは…」
貴族のような髭をたくわえた男性が、僕の口内を探っては啜(すす)る。
「んふっ、ひうぅっ、ひうううっ!」
僕を犯す彼らの股間はそれぞれギンギンにズボンの布地を押し上げていた。
「ふごっ、うがあ、うがあぁああ…っ!」
ごぶっ! ごぶごぶっ! ごぶりゅるるるっ!
「あひぃ…っ!」
オークがまた、僕のナカに乱暴に精を吐き出した。
結合部から濁流のように溢れてぼたぼたと床に溜まる白濁。
それを見た客たちがさらに興奮するのが、手に取るようにわかる。
それ確認して、僕自身も、ショーの演出のために射精した。
「うっううっうああっ!!ああ…っ、はあっ、ひっく…ふぇぇ…」
涙を流しながら、だけどチンポから白濁も垂らす僕。
会場の興奮が一段階、高まる。
男達の性欲が、熱く昂っていく。
その瞬間、スピーカーから明るい声が響いた。
『皆様、ショーのご観覧ありがとうございます! ここからはお客様も舞台に上がっていただいてのドリームショータイムでございます。今日、この部屋にお集まりいただいた数十人のお客様、皆様に参加の資格がございます。箍(たが)を解き放って、ショーの成立にご協力いただけますよう、素敵な殿方の皆様にお頼み申します!』
ガチャン。
そのスピーカーの指示を合図に、僕がいる檻の扉の鍵が解錠された。
「はあ、はあ、はあ……」
オークに二度も中出しされて、床にくずおれるフリをする僕へ、客席の男達が舞台へと上がってくるのが見える。
みな、股間を膨らませて、異様な興奮に頬を上気させている。
この場の空気が、観客の男達を乱すことを僕は知っている。
それこそがエデン・サーカスの狙いなのだから。
さあ、みんな、僕に近づいてきて。
その仮面越しでもわかるギラついた視線で僕を射抜いて。
膨らんだ股間に押し込まれている肉棒で僕を貫いて。
僕の全身を、普段は押し殺している汚れた欲望で犯して。
僕は、心の中だけで微笑む。
ゆっくりと押し寄せる男たちによって、檻の扉が、開かれた――――。
【続く】