遮るものの無い青空から、容赦なく降りそそぐ夏の陽射し。
田園を縫う道を歩いてきたオレは、目的地の建物を見つけて思わず声を上げた。
「うわ~~っ! 懐かしい!」
オレ、乙杯学園二年生の東真京介(あずま・きょうすけ)が夏休みを利用してやってきたここは、都心から遠く離れた海の上に浮かぶ万歳島(ばんざいじま)。
この島にある、オレのおばあちゃんとおじいちゃんがかつて住んでいた家屋にオレはやって来ていた。
のどかな田園風景の中にある、でっかい平屋建て。
オレはここに、小学生の頃に何度か遊びに来た。
そんな記憶の扉を、吹き抜ける夏風が開く。
人が住まなくなると、家屋はすぐに朽ちるって言うけど、それって本当なのかも。
だだっ広い居間。家の中はところどころに埃が積もっていたけど、家具の配置やテーブルが、記憶の中の景色と変わっていなくて。
その昔、笑顔でオレをこの家に迎え入れてくれた、じいちゃんとばあちゃんはもうここにいないのが寂しいけど……。
万歳島にやって来たオレは、当初はこの家に一人で滞在する予定だった。
だけど、おっちゃんが快く誘ってくれたおかげで、オレはずっとおっちゃんの家に泊まらせてもらっている。
今日は懐かしいこの家の様子を見に来たんだけど……。
「おん、俺もここに来んのは久々やなあ」
ここまで一緒に歩いてきてくれたおっちゃんが、玄関をくぐって居間に入ってくる。
汗だくの額を毛深い腕で雑に拭うおっちゃんの名前は、虎魚吉朗(おこぜ・よしろう)さん。
年は40歳で、顔はヒゲで覆われてるけど、全身は筋肉に覆われてるムキムキの漁師さん。
おっちゃんはオレの父さんの幼なじみだから、この家にもよく遊びに来ていた。
幼い頃、オレがおっちゃんと遊んで貰った思い出はそこから来ている。
「昔、ここでおっちゃんに遊んで貰ったことあったよね」
「せや。よう覚えとるな。あの頃の京介はちっこくてな、こんなんやったで」
おっちゃんは笑いながら人差し指と親指の腹をくっ付けて“小さい”を表現して見せつけてくる。
「いくらなんでもそんなに小さくないっての! オレあのとき、もう小学校低学年くらいだったし」
「がはは。ま、今もあの頃も京介は俺からしたらチビ助っちゅうこっちゃ。昔から俺によう懐いて、そら可愛いもんやったで」
からかうように言われて、オレの頬がわずかに染まる。
「ま、まあ、子供はデカい人が好きだからね。ほら、クマとかゴリラとか、そういうのと同じジャンルでさ」
「クマやゴリラと一緒にすな! 俺のデカさはクマにもゴリラにも負けん!」
おっちゃん、怒りの方向性がなんかズレてるな……。
「いやいや、さすがにおっちゃんよりゴリラやクマの方がデカいでしょ」
「なんじゃとう!?」
オレが笑って話を繋ぐと、おっちゃんはランニングシャツから突き出た毛深くて逞しい腕をこちらの首に回してくる。
日に焼けた黒い腕と、蒸れた男のワキがすぐそばに寄せられて、オレはドキリとした。
そんなオレに、おっちゃんはニヤニヤした下衆い笑みをオレの耳に近づけてくる。
「おう、ほな京介は見たことあんのか? クマやゴリラのチンポ」
「はあ!? あるわけないだろ!」
「見んでもわかるやろがい。おっちゃんのチンポのデカさは動物なんかに絶対に負けんぞぉ! がっはっはっ!」
何の話だよ…!
オレは呵々大笑するおっちゃんの股間の膨らみを横目で盗み見る。
(確かに、おっちゃんのチンポはすげーデカくて、強いオスって感じだけど……!)
━━━━この島に来てから、オレはこのおっちゃんに毎日抱かれている。
逞しくて、精力旺盛で、その、色々デカい大人のおっちゃんに……。
まさかこんなことになるなんて、期待してなかったわけじゃないけどまだ信じられないというのが本音かも。
まるで夏の逃げ水みたいなオレたちの関係。
これまでのおっちゃんとの情事を反芻するたび、素肌が汗ばむようだった。
「ま、チンポの話より、思い出話せんとな。ほら、ここの柱におっちゃんと、京介の父ちゃんがガキの頃に競って身長を測った傷があってな」
おっちゃんはドギマギしているオレから離れると、年季の入った柱を指差して明るく説明してくる。
おっちゃんの広い肩幅越しの縁側、その向こうに広がる夏色の田園風景。
その光景をいつかも見た。そして、その時にもおっちゃんはオレの隣にいたのだろう。
幼いオレと、まだ若い頃のおっちゃん。
何をして遊んだかなんてもう覚えていないけど、たとえ記憶が風化しても、確かに刻まれた時間がここにはある。
そんな気がした。
オレが風景に気を取られていると、おっちゃんが本棚から分厚いアルバムを一冊取り出していた。
「お、これ、アルバムちゃうか? 京介、映っとるかもしれんぞ」
床にどっかりとあぐらをかいて、おっちゃんがアルバムをパラパラ捲り始める。
オレもおっちゃんの隣に寄り添って座ると、アルバムのページを覗き込んだ。
アルバムにファイリングされている、ちょっと古びた幾枚もの写真たち。
そこに映し出されていたのは……まさに脳裏に思い描いていた光景そのものだった。
幼い日のオレが、満面の笑顔で虫取りカゴを掲げている写真。
父と、海で泳いでいる写真。
じいちゃんやばあちゃんと、スイカを食べている写真。
めくってもめくっても、収められた写真にはオレが映っている。
━━━━ああ……。
オレが思い至ったことに、おっちゃんも気が付いたようだった。
言葉に出来ないオレの代わりに、優しく微笑んでおっちゃんが言う。
「おじちゃんとおばちゃん、京介の写真だけ集めてアルバムを作ってはったんやなあ」
その通りで、このアルバムの中には捲っても捲ってもオレが映り込んだ写真しか収められてていなかった。
こんな遠い島に住んでいたじいちゃんとばあちゃんにオレが会えた機会なんて、きっと数えるほどしかない。
その思い出さえ、オレにとっては特別とは言えない、とりとめのないものだった。
だけど、そんなオレの中では風化してしまいそうなくらいのたった数日が、きっとここに住んでいた祖父母たちにはかけがえのない宝物みたいな日々だったのかもしれない。
簡単には会えない孫との思い出を、一枚一枚、丁寧にファイリングして。
いつまでも忘れることのないように、見返すことが出来るように、このアルバムを作ってくれたんだと感じた。
「愛やなあ」
おっちゃんが、オレの目尻に浮かんだ水晶を拭う。
「へへ……」
オレが微笑むと、おっちゃんも微笑む。
二人で一枚のアルバムを眺めながら、あるページを見たとき、オレの顔面が燃え上がった。
「おっと……これも、愛やな♪」
おっちゃんがにや~っと笑う。
「な……っ!!?」
見下ろす一枚の写真。映るのはこの居間だ。
だけど問題はその中に映っている、オレの行動にある。
その中に無邪気に笑う幼いオレは、おっちゃんの頬にふざけてチューをしていた。
(どんな瞬間を写真に収めてるんだよ、じーちゃん、ばーちゃん…っ!!)
天国の祖父母に思わず抗議したくなるほど。
当時の状況や意図は最早わからない。
冗談やおふざけであろう、子供から大人へほっぺたのチュー。
普通に考えると、今より若い(けどすでにムキムキでむさ苦しい外見をしている)おっちゃんに、無邪気なオレへの愛情表現が可愛らしいだけの一枚だ。
だけど……今のオレたちの関係を踏まえるとなんとも言えない気持ちになってしまう……。
「あーもうっ恥ずかしいっ! 次っ! 次のページ見よっ!」
「なんや、そんな恥ずかしがらんでも……今はもっと凄いこと一緒にしてんのに」
「あーあー聞こえない!」
恥ずかしくて、オレはアルバムのページを慌てて捲る。
だけど、次のページにも目を見開いてしまう問題作が収められていた。
「でっっっっっっっ……!?」
そこにあったのは、幼いオレとおっちゃんが海で遊んでいる様子。
カメラを向けられて波打ち際でピースしている二人。
だけど問題は、オレの手がおっちゃんの水着をズリ下ろしていることだ……!
おそらく幼いオレの悪戯心だったのだろう。
おっちゃんは気づかずに笑顔でピースしているが、水着をズリ下ろされた下半身……肉厚の巨根がバッチリ映ってしまっている。
「いや、なんでじーちゃんもばーちゃんもこの写真ファイリングしちゃったの!?」
天国の祖父母へ当然の突っ込みを入れてしまう。
「どう見ても後生に残しちゃいけないものが映っちゃってるじゃん! おっちゃんのちんぽデカすぎて、なんかよくみると血管と陰毛が顔に見えてくるみたいな……心霊写真みたいになっちゃってるし!」
「こら! おっちゃんのチンポに勝手に霊を宿すな!」
祖父母のなかでは、知り合いのプライバシーより孫への可愛さが優先されるものなのだろうか…。
おっちゃんがオレの隣でたまらずに噴き出す。
「うあっはっはっ! しっかし、ええタイミングでよう撮れてるなあ! このときのこと覚えてるで。カメラ構えてた京介のじいちゃん、爆笑してた記憶あるわ」
じいちゃんってば~~!!
(でも、このお宝写真は持って帰ろう……)
オレはそう心に決めながら、隣のおっちゃんを見上げる。
「でもまあ、確かに写真っていいよね。今はスマホがあるからあんまり現像とかしないけど……って、おっちゃん?」
見上げたおっちゃんが、なんだか顔を赤らめながら、じっとりと半眼でオレを見下ろしていることに気づいた。
興奮を抑えているような、だけどそれ自体をアピールしているような、下心が透けた男の表情だった。
「な、なんで急にスケベな顔してんの…!?」
「いや、なんか……小さい頃の京介と、今の京介を見比べると……興奮してきてしもて……たはは」
真っ黒な髪の後ろ頭を太い指でガリガリと掻いて照れ笑いする。
そこって興奮するところ……!?
「ちょっ、おっちゃん…!?」
オレを抱き寄せるように、おっちゃんが腰に手を回してくる。
するするとシャツの裾から素肌を滑るおっちゃんの手にあわせて、オレのシャツがたくし上げられて、白い腰や脇腹、へそのくぼみがあらわになっていく。
「……あん時は、小さくてひょろっこかった京介の裸、なんとも思ってなかったのに……今の京介は……ちょっとシャツめくっただけでこんなに色っぽいんやな……」
熱っぽく、掠れた低音がオレの耳朶を嬲る。
大きなおっちゃんの手のひらが、ゆっくりとオレの素肌を確かめる。
オレにとって、オレを包んでくれるおっちゃんの体や手のひらのでっかさは、あの頃から変わらない。
ただ、変わったとするなら……。
敏感な箇所を重点的にべっとりと触れる手つきや、下心の含まれた目線のいやらしさだ。
ちょっと汗をかいた頬。
じー、と、下心を隠さない半目でオレを見下ろしてくるおっちゃん。
「悪い……京介、触ってもええか?」
いつも優しく明るいおっちゃんが、ガマン出来なさそうに、低い声でオレを呼ぶ。
それは気の良いおっちゃんじゃなくて、性を匂わせる大人のオスの声で。
「……っ」
オレは返事の代わりに。
さっき見た写真と同じ、おっちゃんのほっぺたに唇を押しつけた。
「あ…っ、おっちゃん…っ、マジで、ここですんの…っ?」
居間に積み上げられていた座布団を何枚か畳の上に敷いて、その上にカラダを横たえさせられる。
おっちゃんはオレの問いに答える代わりに、ランニングシャツを腕を交差させて豪快に脱ぎ捨てた。
(うう……おっちゃん、ここでヤル気まんまんだ……)
暑そうにふーっと息を吐きながら、汗ばんだ筋肉質の裸体がオレの目の前に聳(そび)える。写真の中と相変わらず、むしろあの頃よりも固太り感の増した、どっしりとしたおっちゃんの上半身。
日々の肉体労働で岩石のようにばっくりと割れた腹筋や、その下から股間へ続く薄い茂みに目が離せなくなる。
「京介…っ」
逞しい大人のカラダに見蕩れるオレにおっちゃんが覆い被さって、がっつくように唇を塞いだ。
唾液を流し込まれるように、おっちゃんの分厚い舌がオレの口内を蹂躙する。
ねちゃねちゃとぬるい水音をわざと出すように、大きく口を開けて舌を絡めた。
ねぱ……唾液の糸が幾重にもオレとおっちゃんを繋ぐ。
「はは、京介の子供のチューも、大人のチューも、おっちゃんが貰ってしもたな」
そんなことを照れながら言うおっちゃんに、つられてオレの頬も赤くなる。
「ここは子供の頃と変わっとるかな?」
「あ…っ」
指先でくりくりと桃色の乳首を撫でられて、オレはわずかに喘いだ。
「昔はもっと小さい粒やった気ィするけど……どれ、味見して確かめたるわ」
おっちゃんがオレの乳首を舌先でつつく。
「んっ、ふっ、ん…っ」
声を殺すように耐えるオレ。
「んー? どうした京介? ここ、昔は触ってもなんともなかったやろ」
目だけでオレを見上げて、いじわるに言ってくる。
おっちゃんは、あーんとわざとらしく口を開けて、べろんと乳首をねぶり上げた。
「んうう…っ!」
思わず身をよじってしまう。
れろん、れろん、れろお…っ。
おっちゃんの大きな舌が、オレの小さな粒の変化を探るように、ねっとりと蠢く。
唾液まみれに育て上げられた乳首がぷくんと快感を主張するのを見て、おっちゃんはニタアと目を細める。
「こら、子供の乳首とちゃうなあ。かわいいピンクが真っ赤にかっちかちやんか」
丸く膨らんだ粒を、ちゅ、ちゅ、と啄(ついば)む。
「あっ、ん、ぁ…っ」
オレの声が甘くなってくると、おっちゃんは嬉しそうに口角を上げる。
ちゅうちゅうとオレの乳首を吸うおっちゃんに、オレは余裕ぶって言葉を投げる。
「あっ、ひっ、あうぅ…っ! もう、これじゃ、おっちゃんの方がコドモに戻っちゃったみたいじゃん…っ!」
「ほお~? これでもコドモか?」
そう言うとおっちゃんは口周りに生えた無精ヒゲで、オレの粒をジョリジョリと犯した。
「ひあっ! あっ! やっ!」
「コドモはこんなむさ苦しいヒゲ生えてへんし、それで乳首削られてもよがったりせえへんよなあ」
「あんっ! ああっ! わ、かったからあっ! ああっ!」
乱雑に生えたチクチクヒゲで犯される快感に、オレは何も反論できない。
ヒゲの刺激で腫れた乳首を、おっちゃんはいやらしく舌を動かして癒やすように舐め回した。「おーおー、さっきよりぷっくり育ってしもて、この味は感じとる味やなあ」
「そんな、味でわかんない、でしょ…あっ、あっ、あっ」
「あ~美味い美味い」
じゅるっ! じゅるるっ!
わざと音を立てておっちゃんが乳首を吸い上げる。
「あひっ!」
舐めていない方の乳首も指で弾かれる。
二つの粒を同時に刺激されて、カラダがびくんと跳ねた。
「ほら気持ちいいんやろ? おっさん好みのやらしい乳しとるもんなあ」
おっちゃんが喋ると、毛深い口元がまたチリリと刺激する。
「あっ、ああん…っ! き、きもち、いい…っ!」
オレは素直に喘ぐ。
大好きなおっちゃんがオレで興奮してくれて、オレの気持ちいいところをいやらしく犯してくるんだから、そりゃ、気持ちいいに決まってる……。
オレの言葉に気をよくしたのか、汗にまみれたおっちゃんが脂ぎった笑みを見せた。
「よっしゃ、おっちゃんが、京介の乳、もっと育てたるからな…っ!」
「ああ…っ!」
興奮したおっちゃんの鼻息が、オレの素肌を焼くように熱い。
ふんふんと気合いを鼻から漏らしながら、卑猥な箇所に夢中で舌を這わせるおっちゃんの頭に手を添わせた。
じゅううっ! べろんっ! べろっ! れろおっ!
赤く腫れ上がった粒を乳輪ごと何度も大きな口で食まれて味わわれる。
おっちゃんは左右の胸を舌でべろおっと何度も往復して、唾液の跡が何重にもオレの胸に刻まれていく。
「ふーっ、ふーっ、たまらん、たまらんっ、はふ…っ!」
興奮しきったおっちゃんが、オレの胸を存分に犯す。
甘噛みして、舐めて、吸って……。
「あひっ! んひっ! ああっ、あっあっ、おっちゃんん…っ!」
胸をべとべとにされて、荒々しく口で乳首を犯される快感に酔いしれる。
オレの股間はもうパンパンに張り詰めていて、ズボン越しにおっちゃんの硬い腹筋で擦れるだけで快感を享受する。
「あっ、やっ、だ、め、こすれて、出ちゃ、ううぅっ」
胸と股間、それぞれに刺激を与えられて、中心からせりあがってくるものを感じたオレは涙目でおっちゃんに訴えた。
「ふーっ! ふーっ、ふーっ、んふーっ!」
だけどおっちゃんはオレの声なんて聞いてないみたいに、一心不乱に乳首を責め続ける。
「あっ、あ、あっあっあっ、だっ、やあっ、ああぁ…っ!」
思わずおっちゃんの肩にしがみついて、おっちゃんの腹筋へと大きく股間を突き出す。
ゴリゴリと、自らで快感の点と点を重ね合わせて射精への導線を作る。
はしたなく刺激を求めていることがバレても、もう気にしない。
口と手で胸を嬲られながら、おっちゃんの腹筋でイキたい……っ!
「あっでる、でちゃ、ぅ、ぅうぅっ! んぅうう……っ!!」
びゅぐんっ! びゅぐんっ! びゅぐ…っ!
履いているズボンの中、理性が決壊して、突っ張った股間が脈動する。
勢いよく下着に精液が染み渡って、背徳感と、出し切るまで腰を止められないオスの本能が背中合わせだと思い知る。
「はああっ、はーっ、はっ、はっ、はぁ…っ」
射精した余韻でオレは激しく息を切らす。
すると、おっちゃんはそんなオレのズボンを、両腕で性急に脱がしてきた。
「え、ちょ…っ!?」
下着の中で射精したせいで、白い汁をドロドロにまとったオレのチンポがぶるんとさらけ出される。
それを見下ろして、おっちゃんがニヤリとよだれを垂らした。
「おん、さすがにチンポはコドモの時より成長してるんやなあ」
「あ、当たり前だろ…っ! オレのカラダ、ちゃんと、お、大人になってるし…っ!」
「がっはっは、これが大人ちんぽってか? そりゃあかんなあ、京介」
恥ずかしくて両手で股間を隠すオレとは対照的に、おっちゃんは堂々と自らのズボンを脱ぎ捨てた。
オレの鼻先に、大根みたいに野太い男根が突きつけられる。
むわ…っ、と、野性的なオスの匂いが充満して、鼻の奥をツンと刺激する。
ジャングルのように毛深い茂みから突き出た、ぼってりと浅黒いおっちゃんの生チンポ。
それは太い血管が幾本もビキビキと浮いていて、グロテスクなほどに存在感がある巨根だった。
思わず、ごくりと喉が鳴ってしまう……。
「大人チンポっちゅうんは、これくらいぶっといチンポのことや。ちゃんと見てみ」
そう言うと、おっちゃんはオレの頭を掴んで、濡れた亀頭をぐりぐりと唇に押しつけてきた。
「んは……っ」
恐る恐る口を開いて、舌先で亀頭に触れる。
おっちゃんのガマン汁とオレの唾液が混ざって、透明な糸を引いた。
「おうおう、そんな子犬みたいに先っぽぺろぺろして……おっちゃんのデカマラにビビってしもたんか?」
嬉しそうにニヤつきながら、おっちゃんがオレの唇を亀頭でこじ開けようとしてくる。
「ほら、あーんしてみ。京介くん、お口おっきく、あ~んって」
幼く言い含めるような口調。
子供扱いは癪だけど、オレは従うしかない。
だって、こんな美味しそうなデカチン見せつけられたら……。
「あぐう……んぐ……っ」
「おっほ……♡ ええぞお、京介、上手やあ」
オレは最大限に大きく口を開いて、規格外のおっちゃんの大根チンポを頬張る。
汗で蒸れたせいか、ちゃんと洗ってないせいか、塩辛い肉棒を必死で口内へ押し込んだ。
「どうや、おっちゃんの大人ちんぽの味は? 京介の乳、味わわせてもらったお返しや」
「んうぅ、うぐぅう…っ!」
そんなの聞かれるまでもなく、美味しい……。
おっちゃんのエラの裏や、裏筋や、玉の付け根……味が濃いところにも積極的に舌を這わせた。
「ほうら、もっと奥まで入れてくれや…っ」
髪を掴まれて、強引に顔を前後させられる。
「んぐっ、ぐうっ、んふっ!」
座布団の上に膝立ちになって、おっちゃんのでっかい太ももを両手を掴んで、オレはぐぽぐぽと巨根に奉仕する。
ちらりと上目遣いにおっちゃんを見上げると、ニタニタと発情した顔で口の端を舐めていた。こんなに雑に、好き勝手に口を使われているのに、それが嫌じゃ無くてむしろ興奮するなんて、オレもどうかしてるのかもしれない。
だけど口いっぱいにおっちゃんのぼってりした肉厚チンポを頬張れて、オレのチンポはぐんぐんと勃起していた。
「はあ、はあ、っし…ええぞ、京介っ! おっちゃんの、特濃しぼり、飲ましたるからな…っ! ぐうぅうお…っ!」
雄々しい声と同時に、おっちゃんの肉棒がオレの口内でビチビチとのたうった。
びゅぶるるるっ! どびゅるるっ! びゅぐるるっ! びゅぶうぅっ!
宣言どおり、熱くて濃いのがたっぷり流れこんでくる…っ。
「んふうう…っ!」
あまりの量に口の端から溢れてしまう、おっちゃんの真っ白い精液を手のひらで受けとめる。
口内の汁をがんばって飲み下して、手のひらに残った精液もためらわずに舐め取った。
「ふは…はあ…はあ……おっちゃんの、マジで濃くて……おいしい♪」
オレは笑って口をあーんと開いて、精液を飲み干したことをおっちゃんに見せつけた。
次の瞬間、動物のように雄叫びを上げるおっちゃんに押し倒されていた。
「ぬおぉぉおお…っ!!」
「んあぁああぁ……っ!!!」
正常位で、おっちゃんのバキバキの生デカマラがオレのナカに入ってくる…っ!
「ふーっ! ふーっ! ふーっ!」
落ち着きをなくして、体重をかけて腰を押し進めてくるおっちゃん。
「はぁあ…っ! おっちゃ…っ、デっっっカ…っ、ゆ、ゆっくり…っ!」
オレが両手で胸板を押し返すと、おっちゃんが怒鳴った。
「アホぬかせっ! ガキのくせに男を誘いよる、お前が悪いんやろがっ! 容赦してもらえると思うなよっ!」
唾を飛ばしてそう言うと、おっちゃんは自慢の巨根を根元まで、オレの奥へとぶちこんだ。
「オレ、ガキじゃな……っ! んひいぃ…っ!!」
ごっ! ごちゅっ! ごちゅんっ!!
「やかましいっ! お前のカラダが子供か大人か、チンポで確かめたるっ!」
「あんっ! んあっ、あ、あああぁっ! はあぁぁんっ!」
カラダの気持ちいいところだけを串刺しにされるような感覚。
弱点を突き上げられて、オレは喘ぎ散らした。
「ぐううっ! こんな狭い尻して、チンポにねっとり、吸い付きおる…っ!」
肉と肉がぶつかりあう、卑猥な破裂音が辺りに響く。
「あっ! うあっ! ああっ! おっちゃっ、すご…ああぁっ!」
強引な快感が、おっちゃんの剛直を通じて全身に伝播する。
赤く腫れた突起が目立つ胸を突き出すようにカラダをくねらせると、おっちゃんがエサを前にした野獣のように、また低く唸った。
ばちゅっ! ばちゅんっ! ばちゅんっ!!
腰を荒々しく前後させながら、おっちゃんの両手がオレの胸を揉んで突起を摘み上げる。
「あ、ひ、あぁぁっ!」
オレはぎゅっと目を閉じて快楽に喘いだ。
おっちゃんは理性の消えた瞳でオレを見下ろして、思うままに乳首を捏ね回す。
「ふーっ、ふーっ! ふーっ! このエロガキが…っ! 乳いじったら、尻ぎゅうぎゅう締めやがって…っ!」
口の端からヨダレを垂らすおっちゃんのチンポが、オレのナカでさらに質量を増した気さえする。
「おらっ! 出すぞっ! どっぷり出すぞっ! 熱いの奥にぶちまけたるっ!」
おっちゃんが腰をオレの奥へと突きつけて、ぐんと背中を反らす。
「んあぁぁっ! あっあっあ、ん、ぁう…………っ!!」
暴力的なまでの射精が、オレの体内で行われる。
ぐびゅぶるっ!! ごぶゅるるっ!! ごびゅるっ! ごぶごぶごぷっ! ごびゅうっ!
オレのチンポとおっちゃんのチンポが、外と中で同時に果てる。
おっちゃんの精液がオレの尻から逆流して、辺りに散らばった座布団や畳に飛び散る。
「んうぅうあああ、はっ、あ、ああはぁあぁぁ……っ!」
オレの胸や顔にも、自分自身の精液がびちゃびちゃと降り注ぐ。
「ふーっ、ふうっ、はふうっ、ふううっ……」
たっぷりと精を吐き出したおっちゃんのデカマラが、オレのナカからぐぽんっと抜け出る。
斜め上に角度を保ったままのそれは粘液にまみれて、てらてらといやらしく光っている。
「はあっ、ひ、はひ……っ」
「京介」
ぐったりと倒れて息を整えるオレに、おっちゃんが無骨に呼びかける。
オレの返事を待たずに、オレのカラダはおっちゃんの逞しい腕に引き起こされた。
「ふえ……?」
おっちゃんの厚い胸筋を背にして、オレは汗ばんだゴツい筋肉に囲われる。
これは……背面座位の体勢だ。
見下ろすと、オレの股間の下から、あぐらをかいたおっちゃんの巨根が隆々と突き出ていた。おっちゃんのチンポはさっき出した白濁にまみれながら、びくびくと亀頭を震わせてすでに新しいオス汁を垂らしている。
「うひ……っ」
そのあまりの凶悪さに、オレは短く悲鳴を上げてしまう。
おっちゃんは何も言わずに背後からオレの太ももを持ち上げると、ぱっかりと開かれたオレの尻に巨根をあてがった。
「ま、まって…っ、おっちゃん、オレ、そんなにしたらおかしくなっちゃうって…っ!」
首だけでおっちゃんを見上げて、瞳を潤ませて哀願した。
だけど、さっきからずっと理性のない瞳で鼻息を荒くしているおっちゃんは聞き入れてくれない。
「ふーっ、ふーっ、待たれへん…っ! チンポ滾ってしゃあないんや…っ!」
そう怒鳴りながら、オレの尻にずぶりと亀頭を埋めてゆく。
ものすごい体格差に、オレが抗えるわけもない。
「うああっ! ん、ぎ、いぃぃ……っ」
おっちゃん、いつにも増して理性がないように見える。
「おっちゃっ……ん、ふ、あ、あ、ぁあ~~」
ずぶずぶと肉棒を半分以上埋められて、オレはアゴを上げて喘いだ。
目の前に迫るのは、食いしばった口の端から唾液を垂らす、ケモノじみたおっちゃんの余裕のない表情。
「なんでって、こんなん、興奮してしゃあないに決まっとるやろ…っ! 小さいお前と遊んだ家で、お前のこと犯しとるんやから……っ!」
「あんんはあぁ…っ!」
おっちゃんの巨根がまた、根元までずっぽりとオレのナカに収められる。
「はあんっ! あんっ! あんっ! ひあっ! ああっ!」
オレ、歳の離れた、デカいオヤジに、無理矢理に犯されてる。
乱暴に奥を突き上げられるたび、苦しいほどに気持よくて言葉にならない。
「ふーっ! ふんっ! ふんっ! ふーっ!」
背面座位で突き上げられながら、オレのワキの下からおっちゃんが顔をくぐらせてくる。
揺さぶられるオレの胸元へ厳つい顔を寄せると、べ、と舌を乳首へと突き出した。
「んひっ、ひんっ、あひっ、あいいっ、いいっ、んいっ!」
おっちゃんのデカいチンポがオレの視界ごと揺さぶる。
オレの乳首が揺れる軌道におっちゃんが舌を待機させて、ピストンに連動して乳首も弾かれる。
おっちゃんの大きな手のひらがオレの股間に回されて、ひくついて反り返るチンポを握り込まれた。
「あっだっめっあぁっ、あっやあっ、やあっ、ひ、おっちゃっ、やめ…っ!」
「あかんっ! やめへんっ、全部やめへんぞっ!」
理性を無くしたおっちゃんが、乳輪ごと強く吸って、オレのチンポをごしごしとシゴき上げる。
「はあぁっ! あああっ! あっあぁっおっちゃんっ! おっちゃんっ! イクっ! いくうぅぅっ!」
おっちゃんが全身を使ってオレを犯してくる。
まるで刺激の嵐の中心にいるみたいで、オレは恍惚と泣き叫ぶしかできない。
「あ、あ、うあ、あ……! ………っっ!!」
おっちゃんの逞しい腕を咄嗟に両手で掴んだ。
オレは首と背中を大きく反り返らせる。
大きく口を開けて声さえ出なくなった瞬間、チンポから盛大に白濁を噴き出た。
びゅるっ! どびゅっ! どぴゅるるっ! びゅぐんっ!!
断続的に吹き上がる白い噴水。その卑猥な飛沫が懐かしい家屋を汚してゆく。
「はあ…っ、はあっ、ふああ…っ」
激しくイキすぎて、涙と共に鼻水や唾液、色んな汁がオレの顔面から垂れ流されている。
………ごちゅっっ!
余韻に浸る間もなく、下から重く突き上げられた。
「っ!? あっ、おっちゃ…っ! ちょ、いまダメ……んうっっ!」
オレはたった今激しく射精してしまったというのに、オレを抱く田舎産の野獣は腰の動きを止めない。
熱に浮かされたように、オレの口に舌を突っ込みながらおっちゃんが囁く。
「京介っ! 京介っ! おっちゃんがっ、大人にしたる…っ!」
「んっ、んんっ、おっちゃん、やあ…っ!」
「ふんっ! ふんっ! ふんんっ!」
どぢゅっ! ごちゅっ! ごぢゅっ!
「んうっ! んんんんっ! んん~~っ!」
全身の筋肉を膨らませてオレを抱き込みながら、おっちゃんが野獣の如くオレを犯す。
上の口も下の口も、それぞれめちゃくちゃにかきまわされて、何も考えられなくなる。
「うおおおおっ! 玉アガってきたっ!! 出すぞっ! 出すぞ京介っ! おい聞いとんのかっ! 俺のザーメン欲しかったらしっかり返事せえっ!!」
「んぐっ! んひっ! ひあっ、あぁっぁあ、あ、あっあぁぁぁっ!」
揺さぶられるオレは、快感と現実の狭間で、涙ながらに喘ぐ。
「おらっ! 出してくれって言わんかいっ! 島一番のデカチンポで中出ししてって言ってみぃっ!!」
「あ、ひ、んあっ、あんっ! おっちゃっ! んあひっ! ひぐっ、おっ、ちゃんのっ、し、しっ、しまいちっ、ばんのぉぉっ、いひぃっっ! デカっ、チンっ、でかちんっ、でかちんぽでっ! あひっ! んぐうッ、中、だし、なかだし、して、してぇぇ……っ!」
どぐんっ!! どぐっどぐっどぐっ! びゅぐっ! どびゅっっ!!!
「んはぁあ………っ!!」
無遠慮なおっちゃんの精液が、また、オレの最奥に激しく打ち付けられる。
腹が膨れるかと思うくらいの量に悶絶する。
逆流した白濁がオレの下にぼたぼたとこぼれてゆく。
(三回目なのに、こんなに…っ)
「おらっ! へばんなよ、京介…っ! もうコドモちゃうねんから、しっかり大人の相手してもらわんとなっ!」
「おっ、おっちゃん……絶倫すぎる……えあぁっ!」
おっちゃんが荒々しく吠えて、萎えることのないデカマラがまた律動を開始する。
こんなに無理矢理で、強引で、荒々しくても。
だけど体から零れるほどに与えられる快感を、愛情と変換してしまうくらい、オレはおっちゃんを信頼してしまっている。
大人になるのではなく、大人にされてしまう。
その表現が正しく思えるくらい、オレの身も心も、おっちゃんが変えてゆくのだ━━━━。
そうして興奮したおっちゃんが何発も射精して落ち着きを取り戻すころ、縁側から見える太陽はすっかり暮れかけていて。
「あーーーーっ!!!」
オレは床に放置されていたアルバムを見下ろして悲鳴を上げた。
だって、じーちゃんばーちゃんが残してくれたせっかくのオレアルバムに、いつのまにかザーメンが飛び散って汚れていたから……。
「もう! こんなとこまで飛ぶの、おっちゃんのザーメンだろ、絶対!」
オレがぷんぷん怒ると、おっちゃんは苦笑しながら平謝りしてくる。
「す、すまん~~~! ちゃんと拭いて綺麗にするから許してくれ…! 天国のおっちゃんおばちゃんもこの通りや…!」
空に向かってぺこぺこと頭を下げるおっちゃん。
「ったくもう……! あとオレ、誰かのせいで腰がくだけちゃって歩いて帰れないから、今日はおんぶしてよな!」
「おんおん、仰せのままに~~」
ハッスルしすぎたことを反省しているのだろう、おっちゃんは揉み手をしながらオレのご機嫌をうかがう。
さっきまで我を忘れた野獣だったのに、こんな風にされると憎めない。
夕暮れの縁側で。
綺麗に精液を拭き取ったアルバムを、もう一度開いてみる。
そこには小さなオレと、若いおっちゃんが笑って映っている。
じーちゃんやばーちゃんも。若かりし父さんも。
その遠い思い出の一枚一枚に、どうしようもなく、時は流れていくことを思い知る。
今ここに、オレとおっちゃんがいる日々も、いつしか過去になってしまうのだ。
無性にそんなことを感じて。
オレンジ色に照らし出されるおっちゃんの横顔に目を向けると、おっちゃんは柔らかく微笑み返してくれた。
「どうしたんや」
オレの心中の不安を見透かしたように、優しく暖かい声。
「……あのさ、オレ、おっちゃんとまた写真撮りたい。そんで、このアルバムに追加していくんだ」
待ち受ける未来に、また今日を思い返せるように。
「おう、ええな。京介のヌード写真、おっちゃんも一枚くらい持っときたいと思ってたんや。がっはっはっ!」
冗談か本気かわからないおっちゃんの言葉に、オレは笑う。
「裸体を写真に残すわけないだろ! ヌードは目に焼き付けといてよ」
「ほー、じゃあもっとじっくり見せてもらわんとなあ」
「あっもうこのスケベ……隙ありっ!」
オレは不意打ちでほっぺたにチューをかましてやった。
そして用意して構えたスマホで、その瞬間をバッチリ自撮りで激写する。
もう子供じゃないオレと、あの頃より歳を重ねたおっちゃんとのキス。
過去の写真と同じ構図なのに、時を経て、その意味合いは異なってゆく。
きっと、本当は、写真じゃ足りない。
だけど、この夏が終われば離れてしまうオレたちを繋ぐものが、わずかでも多くあれば嬉しかった。
不意打ちにキスされたおっちゃんが、挑戦的に口角を上げる。
「やるやないか。じゃあおっちゃんからも、隙ありっ!」
「わっ! ちょっ、そこ、ちがっ、あっ、そんなとこ…チューしちゃ…っ!」
「スキあり、スキあり、スキあり~っ!」
「あんっ♡ あっ♡ おっちゃんの馬鹿っ! すけべっ!」
「がっはっはっ! これぞ、好きあり、ってか?」
「あーもう、このオヤジ……っ!」
陽が暮れていくのもおかまいなしに。
オレたちは新たな思い出をまたひとつ作るため、この夏を惜しまず繋がりあうのだった━━━━。