こんばんは。砂履です。今日はコミティアお疲れ様でした。
たくさんの方にスペースにおこしていただいて、めっちゃありがたかったです。
5年ぶりくらいにコミティアに参加するということで、正直めちゃくちゃ最初は緊張しました。設営していくにつれて、あーーこれから、始まるのか…コミティアがよ…
という気持ちになって、ドキドキしました。
始まってみたら午前中はありがたいことに怒涛の勢いで買いにきてくださり、忙しくて緊張することも忘れました。連載おめでとうございます!というお言葉を沢山いただき、あ、あ、祝われてる……!と実感を得ました。
連載しますよ!と告知したのはじぶんなんですが、ひとから祝われることでより実感がわいたかんじがしますね!!!
差し入れも沢山いただき、なんとお手紙まではいっていたり。こういうのはリアルイベントならではの交流をめっちゃ感じました。。じぶんはすっかりこういったイベントから離れていたので、新鮮味も感じましたし、イベントに参加して、実際人とあって会話したり、お言葉をもらったりするということの大切さを感じました。
人間って繋がりのなかでよりじぶんのやりたいこととかを認識するんだなと感じました。
部数は300刷り、多分あまるだろうと予想しておりましたが予想通り余り、通販に回すことが出来たので(個人的には通販に回すにはちょうどいい部数だと感じる数を回せた)今回はいい感じに刷る采配を取れたんじゃなかろうか?と思いました。
チラシは会場で全部なくなったのでよかった!名刺は沢山あまった!(余ると思った!)どうしよう!次回参加することがあればそのときの分に回します。
また、頒布をしながらじぶんのブースをもっと改善できるなぁということもかんがえてました。見本はビニールで包んでこれが見本だよ!とわかりやすくするとか、お釣トレーをもってくるとか、もっと高さをだしたブース設営をして豪華な雰囲気を演出するとか……他ブースをみてていろいろ勉強になりました。
自分がはじめてコミティアに参加したのは大学1年の時で、サークルの先輩に(一年しか所属しなかったお絵かきサークル)コミティアにでるとやる気がでるよ!いろんな人と話したり、買ったり買われたりをするとすごくモチベーション上がるよ!といわれ、
「わ、私もそういうこと一回はしてみたい!」
と思い漫画をかいて20部刷って参加しました。人前にでて漫画をうるという経験が完全にはじめてだったので、めちゃくちゃドキドキしながらスペースにいました……が。
売れたのは2冊でした。
沢山の人がじぶんのスペースを通りすぎていくのを眺め、私はこう感じました。
もう漫画なんてかかないし(大変だから)コミティアもでねぇ!!
モチベーションは上がるどころか最底辺を突破。つまり見事に大失敗&ボックリ挫折したんですね 無様。
まぁその後サークルもやめたし、大学4年まで漫画描いたりも何にもせずに適当に気が向いた時に絵をかいたり、ゲームしたり、さまざまな精神的不調から不眠症になってちゃんと鬱になって病院に世話になったり(今思うと色々やってんな)…とパッとしない日々を過ごしていました。
で、大学4年の初夏ごろの出来事です。
急に自分が小学生の時の話に戻っちゃうんですが、小学校高学年の時は自分の中でもかなりのダークネス時代でして。世界全てを恨んで生きてる人間だったんですよね。そん時一応クラスの中でも絵、うまい人間みたいな立ち位置にあったんですが、一緒に絵を描いていた友達の女の子 Eちゃんとめっちゃぐちゃぐちゃなことになっていた時期がありました。
まぁよくある話かもしれないんですが、私は Eちゃんによく絵をパクられたって訴えられてました。だんだん弁明するのも怒るのもめんどくさくなって無気力になりました。
加えて小学校の学校内展示会のたびに私の描いた力作だと思える絵が毎度紛失する事件が起きまくっておりました。 Eちゃんが妬みや様ざまな暗い感情から私の絵を盗んでいたんですが、 Eちゃんは担任の先生のお気に入りだったので、自分にはどうすることもできないんで、自分の絵が盗まれたなんて捉えずにどこか他人事のように捉える癖をつけて、感情を動かさないようにしてました。こうして無気力で、大人を信じない、世界を恨む悲しい生き物が誕生しました。だからダークネス時代です。
また自分の絵が盗まれて、クラスのみんなで私の絵が見つかるまで学校中を探し回れと担任からの命令でくだって、教室から人がいなくなりました。
私は正直、多分盗んだEちゃんの家に私の絵を持って帰っているだろうから、どんなに探しても見つからないからいいよ、もう と思って 誰もいない教室で死んだ目で虚空を見つめてました。
そん時、
一人の男の子の同級生が教室に帰ってきて、声かけてくれました。
「他のみんながわからなくても、俺は誰が盗んでるかわかってる。
こんなの気休めかもしれないけど、俺はわかってるから。」
自分はそれを言われた時に、この子はすごい大人だなと思いました。
小学生みたいな精神的にまだまだ未熟な時期に、盗んだ Eちゃんを槍玉にあげても正直不毛だし、何よりその子は担任のお気に入りだし、自分も盗まれることは悲しいけど、 Eちゃんを責め立てて、クラスのみんなで悪者扱いするのは自分の正義感に悖るのでやりたくなった、ただ誰かにわかってると言われるのがその時は一番の救いだったんですよね。
その男の子は面倒見が良くて、かっこよくて、頭もいい。クラスの女子誰からも好かれているすごく完璧な男の子だったんですが、なるほど、そりゃモテるわ だってこんなに周りが見えていて、欲しい言葉を欲しいときにくれるんだから、そうだよ と思いました。尊敬するなー こんなに人のことが見えてるの、ただただ大人だな…と思いました。
卒業式の時もダークネスは引きずっていたので、みんなで帽子とか卒業アルバムにサイン書きあったりしてる時、自分はさっさと帰ろうと思っていたんですが、その男の子に引き止められました。
帽子にサインを描いて欲しい。と言われて、自分はダークネスだったので、なんで自分のサインなんか欲しいんだ、と言い返しました。
絵すごいうまいから と言われて、絵なら Eちゃんの方が人気だし、みんなその子にサインもらいに行ってるんだから、そっちいったら?と言いました。(自分も自分でちょっと歪んどるが)
でもその子は否定してきて、
「本当に漫画家になれるのはお前の方だって俺は思ってる」
と言ってサインを求めてきました。
それで自分は結局サインを書きました。
…と、男の子の話を長々と書きましたが、ここで大学四年の初夏の頃に戻ります。
その男の子が亡くなったという連絡を、小学校の時からの友達からLINEでもらいました。
私はその子に絵に関してめっちゃくちゃ辛い時にたくさん背中を押してもらったな…と思ったので、お葬式に行きました。
その日は雨が降っていました。
すごく人望のある男の子だったのでお葬式会場には長蛇の列があり、小学校の時の女子も会場にたくさんいて、みんな泣いてました。小学校、中学校、高校、大学…それぞれの友人や世話になった人が押し寄せていたのですっごい列でした。
自分はそん時に、
「この子は私が漫画家になるって思ってサインを求めてくれたのに、
この子が死ぬまでに私はそれを成し遂げなかったんだな」
と後悔の念を持ちました。
なので大学4年からまた漫画を描き始めました。
でもこの時点でも今思えば漫画らしい漫画の書き方は全然出来てませんでしたね。
そんな感じで卒論とか就活も終わり、大学四年の2月のコミティア。
そこに向かって漫画をまた描きました。
で、コミティア当日。初めて編集さんから名刺をもらいました。
まぁ浮かれました。この時は名刺をもらうというのがほんの入り口に過ぎないって
ことを知らなかったので、も、もしかして漫画家になれる!?くらいの飛躍したことを思いました。
それからもう一つでかいことがありました。この時自分のスペースにきてくれた人の一人が今の旦那です。正直旦那がスペースにきた時、なんだこのスポーツ出来そうな見た目の男は…学生時代サッカー部とか陸上部みたいな感じだろ…正直こんなこと言ったらアレだが好みの男だが、(運動できそうな顔立ちが好きという部分があり)この男…絵も漫画もうまいのか…ぐぬ… ぐらいのことを思いました。ひでぇな自分。
まぁそんな感じで、旦那とはそのご割ととんとん拍子に色々とうまくいって付き合うことになり、一緒に住み始めました。
それで2回くらいはコミティアに連続で出た気がします。
この最中で、自分の絵に対しての無頓着さとか、漫画の書き方のなってなさとか、
絵や漫画に対しての向き合い方がよくないことを旦那に指摘されて、ぐぬぬしたりしてました。
漫画の方はというととんとん拍子でコミティアの時名刺をくれた担当とネームを直していき、読み切りを書き終えました!!!賞に応募して何にも引っかかりませんでした!!!終わり!!!! そして漫画描くの、やめました!!!
挫折が早い。折れるのも早い。
コミティアでて、漫画家になるための足掛かりを得ても、その先で担当とやりとりしても、やりとりの中でいくらでも挫折するし、賞を取れなかった時の後ろ盾のなさもやばいし、実家から出ている以上、金にもならないのに一日かけないと作業が進まない漫画をやるのは現実的に無理すぎる!!!!
そう思って、私は思いました。
自分、漫画家にはなれないな。
それでデザイン系の会社やったり、ゲーム系の会社行ったりしました。
ま、漫画は趣味でいいわ。と結局なり、コミティアも自然と足が遠のいてました。
途中また紆余曲折があり、会社勤めしながら、成人向けの漫画に挑戦し始めました。その期間がここ最近の2年でした。
成人向けの漫画を描き続けて、漫画で生計を立てられるようになって会社を辞めて同人作家で一年やりました。成人向けを描いてる時は、DL販売に徹していたので、コミティアは一度も出ませんでした。
だけど、成人向けの同人作品を描いて生計を立てていくうちに、めちゃくちゃいろんなことを悩みました。受けを狙わないと当然売り上げが立たず、自分の生活に直結するということ。成人向けの受けが自分には狙うには難しいこと。絵柄的なものも、自分の漫画でやりたいことからも、とにかく諸々。
でもすごい力ついたなと思います。計画を立てて漫画を描き切る癖がガッツリついたし、旦那からビシバシ指導されつつ放任されたおかげで漫画は確実に上手くなった、漫画を出した先の読者の受けで精神をたくさん狂わせまくった。とにかくいい経験しました。
成人向け同人でもある程度は売れている作家、ではあったと思います。それでも結局「ある程度」に自分の力では留まってしまい、これ以上が見込めない。という感覚に陥りました。
なので今年の八月末ごろ、あえて「一般向け」でコミティアを応募しました。
いっそ全然違うこと、なんなら初心に立ち返ろうと思ったんです。
で、そんな感じでネームを切りましたが、2作品ほど没にした先でおねーさんとリーマンがたまたまTwitterで当たったため、その流れを受けたままコミティアに突入して、今日を迎えました。
めっちゃ長くなりましたから、何が言いたかったのかよくわかんなくなりましたわ。
とりあえず、初めてコミティアに出た時は2部しか売れなかったんですが、今日はその100倍売れました。100倍成長したね!
自分はそれなりに絵で嫌な思いとか挫折とか(これは私のメンタルが弱い)しまくって何度何度も漫画描くのやめたりしてるんですけど、 結果的に漫画連載をすることになる世界線にきたので、人生どうなるかわからないな!!!!!!と思いました。
人間生きてさえいれば何かが起こります!!!!!!
なまえれんらく
2022-11-29 06:41:32 +0000 UTC砂履シンシャ
2022-11-28 12:05:53 +0000 UTCなまえれんらく
2022-11-28 11:26:45 +0000 UTC