とある惑星系に存在する平和な惑星。 今日も人々はいつも通りの日常を過ごしていた。 しかし、そんな惑星全体に突如として影が落ちる。 困惑した人々が影の正体を確かめるべく上を見上げると空の彼方、遠い宇宙から途方もない大きさをした肌色の「何か」が双方から惑星を包み込んでいた。 その「何か」はしばらくそこに佇んだ後、突如として轟音と共に惑星を挟みこんできたのだった。 たちまち大パニックに陥る惑星中の人々。一体何が起きているのかも碌に分からず無意味に星の表面を逃げ惑う。しかしそれも長くは続かなかった。 肌色の「何か」が惑星に触れる。その瞬間その星の歴史上かつてない程の衝撃が惑星全体に走った。地は割れその内部から溶岩が吹き出し星中をあらゆる文明が崩壊するほどの揺れが襲う。もはやこの時点でこの星の滅亡は決定したようなものだった。 しかし肌色の「何か」は止まることなく惑星を挟みこんでいく。惑星はもはやその形を保つことができず、抉られ、ひしゃげ、圧縮されていく。そして肌色の「何か」が完全に閉じられた時、惑星は完全に消滅した。 こうして52億年続いた惑星、そしてそこに棲む生命達は、わけも分からず滅亡することとなったのだった。 その時、全生命が消滅したはずのその空間に突如として「少女」の声が響き渡る。 「あ、挨拶するの忘れてた…まあいっか!記念撮影でもしよっと♪」