美鈴が美術部員に協力するようです。
美術部員『コンクールの作品制作に協力してほしいんだ!』
美鈴「いやぁ、私なんかじゃ何も……」
『これはお礼の品』
「そ、それは滅多に入手できない◯◯屋の限定ケーキ!わかりました!なんでも手伝います!」
「ごちそうさま!美味しかった~」
数日後
「日曜の早朝に部室に来てほしいって……この前の件だよね」
「えっ、体に絵を!?それを私に!?」
『そう!僕は今人体をキャンバスにするアートを追求してるんだ!』
「それって……」
『うん、まずは着ているものを脱いで』
「無理です。帰ります」
『ケーキ……食べたよね?』
「うっ……」
「わかりましたよ……脱げばいいんでしょう」
「はい……脱ぎましたよ」
「下着も!?無理無理無理無理!!」
『なんでも手伝うって言ったよね?』
「うぅ~~…………」
「こ……これでいいですか」
『じゃあ、脚は肩幅に開いて手は頭の後ろで組んで』
「……」
『じゃあ描いていくね』
「……」
プシューッ
(つめたっ……!)
数時間後
『よぉし出来たっ!傑作だ!!』
(やっと終わった……)
『じゃあコンクールの審査会場に移動するよ!』
「は!?今から!?」
『そうだよ!だから今日来てもらったんだもの』
「じゃ、じゃあ一旦服を」
『ダメダメ!こすれて色が落ちちゃうでしょ!タクシー呼んであるから急いで!』
「嘘でしょぉぉぉ!?」
『本当は作品は事前に提出しないといけないんだけどね、内容の特殊性から特別に当日提出の許可をもらったんだ』
(……)
『作品の提出ですね、伺っております。廊下の突き当りを右に行って一番奥の部屋が審査会場です』
『制作者は審査会場には入れないから、あとはよろしくね~』
「……」
(うぅ……なんで私が作品扱いされないといけないの……)
(審査員が来た……次だ……)
『ほぅ……これはなかなか』
『実に独創的ですなぁ』
『いやはや』
(し、視線が……!)
『ふぅ~む、見てくださいここの色使い』
『なるほど、面白いですなぁ』
(ち、近い~~~!)
(や、やっと終わった……これで帰れる)
『あ、ごめん、服持ってくるの忘れたわ』
「馬鹿ーーーーーーっ!」
なんやかんやで無事帰宅
(ひどい目にあった……これからは安請け合いするのはやめよう……)
一週間後
『この前の作品がコンクールで入賞したよ!!』
「へぇ、よかったですね……」
(思い出させないでよ!)
『受賞作品の展示会があるからまたよろしくね』
「えぇ!?絶対嫌です!」
『ダメダメ!辞退なんてしたら今後我が校がコンクール出禁になるかもしれないよ!君責任とれるの!?』
「で、でももう落としちゃったし!」
『だからね……』
展示会当日
『はい、それでは特別展示ライブペインティングを開始しま~す』
カシャカシャカシャカシャ
(こんな大勢の前で……恥ずかしすぎる……!)
(~~~~~~!!)
数時間後
『ほぅ……最近の芸術は進んどるのぅ』
「……」
完