レイパーズ・プリズン(1)
Added 2020-04-14 10:26:18 +0000 UTC性犯罪者専用の刑務所があるとネットの匿名掲示板で見た事がある。なんでも再犯を防止する為に特殊な施設に隔離することで、性癖そのものを変えてしまうという刑罰なのだとか。しかし勿論そんなことを大っぴらに言うことはできないので、特別刑務所がとある離島にあって、そこでは偶然、男色の男性しか住んでおらず、刑期を終える頃には偶然皆がホモになっているのだと。そんな話は眉唾だろうと信じてもいなかった。出所の分からない、よくあるネットの都市伝説。だがしかし、まさか俺がその島に来る事になるなんて、しかも3年という決められた期間。護送船と言うには簡素すぎる船には刑務官のような男と、俺ともう1人やらかしてしまった武満。あと1人は何故こんな場所に来るような罪を犯したのか分からないスラッとしたイケメン。もう1人は脂ぎったオッサンで、まあ、あなたはでしょうね。と言ったところだが、4人の受刑者と数人の刑務官らしき男たちを乗せて、横浜から船で5、6時間は経っただろうか。噂に過ぎないと思っていた島に俺はとうとう来てしまった。 「3年で、本当に帰れるんだよな?俺ら」 「裁判でそうなったから、帰れるだろ…それに未遂だったんだし…」 「ばかっ!そんなこと聞かれて心証悪くなったら出られなくなったりするんじゃないか?」 「そうなのか?裁判なんてまさか自分が縁があると思ってなかったし…」 28歳になった俺たちは、あの日焦っていた。30までに童貞を捨てられなければ魔法使いになる、なんて話を真に受けていたわけじゃないけど、仕事もフリーターの延長やしがない派遣でしかないし、顔も中の下くらいで、デブでもガリでもないけど、イケてるとは到底呼べない。そんな俺たちが酒に酔って、冗談半分で、終電間際の駅で見かけた女の後ろをついていき、人気のない駐車場でちょっと胸くらい揉ませてくれよとしたのが原因。女は何か護身術でもやっていたのか、俺たちが2人がかりで抱きついて最初はバランスを崩して転倒していたが、程なく逆に俺たちをノックダウンして、自ら警察を呼んで処理を済ませた。少し酔いが覚めてきていた俺たちは、ことの重大さに気付いて、駆けつけた警察や女に「知り合いと間違えた。でもあんな悪ふざけはするべきじゃなかったし、しかも人違いだった反省してる」と弁を述べたものの、「次会う時は法廷で」とだけ女は言い残し被害届を出して去って行ったので、俺たちはお縄になり、駐車場に止まっていた車のドライブレコーダーの映像から、到底「ふざけている」とは言い難い乱暴をはたらこうとしていた俺たちの姿がバッチリ収められていたため、強姦未遂で実刑判決をくらった。反省はしている。 「入所検査だ。全員服を脱げ」 港に船がつけられてすぐにそう命令された。 「え?」 「何をしている。ここはもう刑務所だ。島全体が施設なんだ。モタモタするな」 「え…?でもあっちに村みたいな場所…」 「後で連れて行ってやるよ。というか、そこがお前らのムショ生活というか」 刑務官はそういうと悪い顔で笑った。その目が笑っていなかったし、舐めとるような視線だったのに俺たちはその時はまだ気づかなかった。 受刑者である俺たちは仕方なく全裸になる。渡されたカゴにパンツまで入れて、コンクリートの桟橋の上で素っ裸だ。 「のろのろするなっ!」 叱られているのはイケてる男だった。 不貞腐れた態度で、高級そうな腕時計を外して、何やら揉めながらカゴに入れている。 「絶対に返してもらえるんだろうな?ブルガリだぞ?価値わかってるのか?」 「お前らの私物は出所の時に衣服は洗濯してまとめて返す…まぁ、出所を希望すればの話だがな」 「あ?どういう意味だ?」 「口の利き方に気を付けろ。もうお前は囚人番号G569だ」 「ちっ」 舌打ちして不服そうなイケメンだ。 「お前はG567、眼鏡のお前はG568、中年のお前はG570だ。その番号で呼ばれたらキチンと反応しろよ」 「はい…」 俺は今日から3年間、G568になった。武満はG567。 「では、これより剃毛に入る。規定通り、囚人は陰毛が生えていた場所に特殊な入墨で囚人番号を刻み込まれる。出所の際は消されるから心配するな。跡も一切残らない。島内では衣服の着用は禁止だ。これは俺たち刑務官も当てはまる。制帽をかぶっている男が刑務官だ。何かあったら指示を仰げ。じゃあ、おら、お前ら並べ」 出発の前日から聞かされたはいたけど、本当にこんな事になってしまうなんて。 ネットの都市伝説みたいな島で、嘘じゃない生活が今日から始まる。 入所手続きと検査の後は、農作業に従事させられた。風呂に入ってすぐ泥を流せるようにと此処でも俺たちは全裸だった。長靴だけは貸して貰えたけど。 検査のことはあまり話したくない。白髪で角刈の務所医のオッサンは好色そうな様子を隠しもせずに、俺たちのチンポ やケツの穴にまで指をグリグリ突っ込んで質問をしてきた。そして島民全員が全裸というのは嘘でもなんでもなかったようで、このオッサンまで全裸だった。 「ケツは感じるのか?前立腺性感とかにハマるノンケもいるだろ?」 「いえ…ないです」 「そうか。包茎はどうだ?いつも剥けてるか?」 「いえ…ちょっと手で…さっき剥きました」 「ふん…なるべく剥く癖をつけておけ。性行為は?」 「あ…ありません」 「じゃあ性病もないな」 そう言って俺のチンポ や金玉をグリグリ握る 「痛いです…」 「膿もなし。よし次」 俺の次はイケメンことG569だった。 反抗的な顔で腰を突き出す。 よく見るとかなり黒ずんで立派なイチモツだった。 「随分黒いな。性行為は?」 「50人くらい」 「全部女か?」 「はい」 「ケツは?」 「一度もありません」 「剥けっぱなしか?」 「はい」 「まあ、この傘のデカさなら被りようがないだろうな」 後は俺同様にグリグリ握られて、検査をされていた。けれど俺のモノを握ってた時間よりもかなり長い時間握られたり扱かれていた気がする。噂通り、ここの住人は皆ホモなのだろうか。イケメンのを握ってる間、少しだけ務所医のチンポ も膨らんでいたような気がする。務所医の股間を興味深く覗き込んでいた俺のことを刑務官の男は見ていたようだ。 農作業の合間に制帽を被った男に話しかけられる 「お前、農作業の経験は?」 「ありません」 「だろうな。へっぴり腰だ」 「すみません…」 「こうするんだよ」 そう言って俺の腰を抱いて、鍬の持ち方を背中から手を回して教えてくる。2人とも全裸なので、当然色々と当たっているわけで… 「刑務官…あの…?」 「なんだ?なにかあるのか?」 「あの…刑務官のアソコが…」 「アソコだとっ?情けない言い方をするなっ!チンポ かマラと言えっ!俺のマラがどうしたっ!?」 「あ、刑務官のマラが…硬くなってて…当たってます…」 「それがどうした」 「え?いや…」 「お前、女を襲ったからここに来たが、根っからのノンケじゃねえな?俺にはわかるぜ。さっき務所医の爺さんの股座覗き込んでただろ?男はな、みんな少しは興味があるんだ。他人のチンポ なんかにもな。お前、もしその気があるなら、俺が教えてやるぞ?刑務官である俺がお前の兄貴になってやるって言ってるんだ。なんとなく意味がわかるんじゃないか?」 「…」 「断ったところで別の野郎にそのうち犯されるさ。そしてお前も男を犯すようになる。この刑務所はな、出所の時期が来ても、出て行かねえ奴らがゴマンといるんだ。そして勝手に村を作っちまった。まあ上層も、性犯罪者をもう一度シャバに放つよりマシだと思ってるんだろうな。食い物なんかは自給自足だが、細々とやってるよ。俺もな、金のない初級公務員だったもんだが、こんな夢みてえな場所があると知って真先に希望を出したんだ。おかげで同郷の奴らにゃホモがばれて帰れなくなったが、今じゃここが俺の故郷よ。俺の家もあの村にある。弟になりたけりゃ、今夜来い。悪いようにはしねえ。寺村刑務官の弟だって言えば、お前、生まれ変われるぞ?まあよく考えろ。12時間くらいあるだろ?な?」 ボソボソと耳元で話された内容は衝撃的なモノだった。でも嫌悪感はない。むしろ何故か俺のアソコ、否、マラは半分ほど膨らみ始めていた。 数十m離れた場所で別の作業をしている他の囚人達を思わず見渡すと、皆それぞれ忙しいのか、誰も俺を見てはいなかった。俺は邪念を払うように土を再び耕す練習を始めたが、マラはいつまで経っても冷めなかった。 「どこ行くんだよ?」 「ちょっと小便と、あと刑務官に聞いておきたいことあって」 「そっか」 消灯直前に武満ことG567にそう言って、俺は寝所を出た。 村は明かりが点っているので迷うことはない。その中でも一際明るいところに寄ってみると、何十人もの男たちが汗だくで絡みあって、キスをして、マラを握りあい、ケツを掘ったり掘られたりしている。腰と尻の肉がパンパンと当たる音が威勢よく聞こえる。酒を飲んでそれを笑って見てる者や、ひたすらセックスに興じてる者と様々だったが、どうやらここは酒場であり盛場であるようだ。股間を見ると全員がフサフサの陰毛を蓄えていた。おそらくもう刑期を終えて、何年もここに住み着いている男たちなのだろう。 「ん?誰だおめえ」 窓から覗いていたら、気付かれてしまった。 「おい、見ねえ顔がいるぞ。まさか脱走囚か?」 ガハハと笑いながら近寄ってくる男たちは、囚人が逃げてきているかもしれないというのに怯える様子など微塵もない。そりゃそうだろう。揃いも揃って胸筋が盛り上がって、腹筋もいく筋にも割れていて、太腿は丸太の如し。屈強な男たちばかりの中でこの中肉中背に分類される俺みたいなヒョロイ男が居たところで、怖いことなどないだろうから。 「あっ、逃げてきたんじゃなくって…」 「なんだ?女好きじゃなくて、本当は男好きで、精液の匂いでも嗅ぎつけて来ちまったのか?」 ゲラゲラ笑う男たちが、肩を抱いて店に俺を招き入れようとしてくる。 「いや!その…寺村刑務官の…弟志願なんです…」 そういうと一気に店の中のざわめきが収まった。 「ヒューっ!遂にやったな!」 「なんだアイツ!真面目で堅物で、純粋に刑務官やりたいだけだったのかと思ってたら、ちゃんと金玉ついてるんだな」 「それ言ったら柏木の方がチンポ ついてるか心配になるぜ。なあもう見たか?事務室勤だから、色白で体操選手みたいな男。あいつ勃起してるところ見たことねえんだよ。なんでこんなとこ希望して来たんだろうな?」 「あっ、いえ…俺、今日きたばかりで…柏木さんって人も多分あってないです…」 「今日きたばかりで寺村の股間を撃ち抜いたかぁ」 「いや、でもよかったよ。あいつ、もしかしてノンケなんじゃねかって心配してたくらいだったんだ」 「なんでお前1日で寺村の弟になろうと思ったの?」 「えっ…なんか昼の作業の時に…腰抱かれて…色々と話して、弟になれって言われて…なんか俺も嫌じゃなくて…話だけでももっとしたいなって…」 「うわー純心」 「眩しすぎだよ、君なんで強姦なんてやっちゃったの?ってかよくできたね?」 「あっ…相手の人、なんか武術やってたみたいで、逆に俺が入院したんです…」 「ギャハハ!それはいいや!」 「よかったじゃん!そのおかげで生涯の伴侶と出会えたかもしれないし?」 「いや…良くは…ないです。偶然相手が強くてよかったけど、ヤバいことしようとしたのは事実ですから…」 「真面目〜!」 「だから寺村も食指が動いたんだな。いや、チンポ が動いたのか」 「ぎゃっははっはっは」 「うるさいぞ」 かなり盛り上がってきたなと困っていると、寺村刑務官がやってきた。 「G568、お前なにをしている?就寝時間の筈だ」 「おい!何刑務官ごっこやってんだよ!この子お前のらしいじゃん!」 「なんでそんなことを!?」 「今全部聞いちゃった〜スマンねぇ」 「…あの…脱走してきたと思われて…理由説明しなきゃって…すみません…」 「あーあ、可愛い弟が落ち込んじゃったよ?」 「…来い」 そういうと寺村刑務官は俺の手を取って店を出てしまった。 「寺村ー!初物は良く解すんだぞ!」 後ろから笑いながら大声が追いかけてくる。 「くそっ…」 寺村刑務官の足はますます早くなった。 6畳くらいの部屋で全裸の男が向かい合って座っている。俺は正座、寺村刑務官は胡座。寺村刑務官のマラがデローンと垂れていて目の遣り場に困るが、ちょくちょく見てしまう。 「あいつら…なんか言ってたか?」 「寺村刑務官を堅物だと…」 「…」 「あの…初めてなんですか?」 「あぁんっ!?」 「いや…お昼の調子だと…あんな感じで、いっぱい手つけてるのかなって…でもそしたらさっきの人たちが…」 「童貞じゃねぇ…でもそれは此処に来て、もうグズグズになってるケツマンに冗談半分で乗っかられて、それ以来、此処じゃ挨拶みたいなもんだから…まあ…ただお前みたいな初物は初めてだ…」 「…俺は童貞です」 「あん?」 「そんで…ケツも処女です」 「…。」 「弟に…してくれませんか?」 「念のため聞くが…意味わかってんだよな?」 「俺の処女だけじゃなくて、童貞も貰ってくれるなら…一生ついていきます…」 「…先に童貞捨てろ。男にしてやる」 「はい…」 風呂場から戻ってきた寺村刑務官のムキムキな筋肉の上を水が弾いている。綺麗だと思った。 「電気消すか?」 「いや…つけててください。カッコいいです」 「…ありがとよ」 そう言ってごろっと横になった刑務官は脚を開いて、そのケツマンを俺の方に向けた。 「洗いながらほぐしてきた。ローションも中に仕込んでる。いいぞ、来い…」 俺は緊張でゴクリと喉を鳴らした。でもマラはビンビンになっているので安心する。寺村刑務官のマラも半勃起くらいになっていて、嬉しかった。 「挿れます…」 「おう…」 挿れた瞬間、何が起きたかわからなかった。ヒダヒダのスライムにかぶりつかれたような妙な感覚で、精通の時ともまた違う、新しい快感が背骨を駆け上っていく。 「あっ…イきそっ…」 「イケっ…初めてなんてそんなもんだ」 「三擦りは…耐えたいっっくっ…」 「一擦もしてねえじゃねえか」 そう言って笑う寺村刑務官が急に可愛く見えてきた。さっきまではカッコいいだけだったのに。彼のケツの中には、俺の童貞じゃなくなったばかりんlマラと、呆気なく放たれた精液が入っているのだと思うと、ムクムクと硬さが回復してきた。 「おっ、少しは男見せるか?」 「兄貴の弟に相応しくなれるように…」 「寺村刑務官だ。名前呼びはテメエが出所してからだ」 「すいませんっ…」 「無理してピストンしようとすんな。腰を尻に押し付けてグリグリしてみろ。なかなかイイぞ」 会話してるようで、実際は必死だった。名前で呼ぶことはまだ許されなかったけど、この人と兄弟になるために早く罪を償わなきゃと思った。でもそんな思いをかき消すようにケツの中のトロトロの快感が俺の脳に襲いかかるから、この日俺は結局寺村刑務官の中に5回も発射してしまった。最後の方が種が出ていたかも怪しい。 気がつけば朝焼けが窓から見えた 「おはようございます…」 「おうっ」 「すみません…俺のケツ…」 「いきなりできるわけねえだろ。まあ今夜から開発してやるよ。まずはこの部屋でたら俺とお前は囚人と刑務官だからな」 「はい…」 その日の朝礼で俺は全囚人の前で引っ張り出されて、農作業特別補習必要囚人とやらに認定され、専任の寺村刑務官の部屋で寝泊りすることになったことを発表された。武満は心配そうに見てたし、イケメンは汚いものを見るような目で俺を見てきたけど、寺村刑務官の睨みつけるような視線でさえもなんだか胸があったかくなってしまう俺は、どうやら刑期が終わっても、この島から出られそうにはない。
Comments
コメントありがとうございます!自分として書きたいものと、フェチシズムを満足させるのとでバランスをいつも悩みます…今後も色々書いて模索しつつ、より良いものを目指して参ります!
ハセトム(旧:HI)
2020-04-15 03:02:54 +0000 UTCこういう甘いのもたまにはいいなぁ‥と思いました。
Takubon
2020-04-15 02:57:07 +0000 UTC