被検体190721号
Added 2022-10-25 08:32:56 +0000 UTC目を覚ますと、どこかの手術室みたいな場所のベッドの上に仰向けに寝転がっていた。体を起こそうとするものの、動かない。顔だけ動かして見てみると、手足が手術台に縛り付けられていた。 「おーい、誰かいないのか」 俺は叫んだ。いったいこれはどういうことなのか、さっぱりわかんなかった。俺は部屋のベッドで寝てたはずなのに。 手術室(らしき場所)のドアが開き、防護服のような格好をした人間が二人入ってきた。一人の手には金属製のトレイがあって、その上に青い液体が入った注射器がのっているのが見える。 「なんすかこれ」 俺が尋ねると、防護服の二人は驚いてたじろいだ。 「おい、麻酔きれてるぞ。起きてるじゃないか」 「すいません。量間違ったかもです」 二人とも男の声だった。 「麻酔?ちょっと、どういうことっすか?ここどこですか?あんたら誰?」 俺は苛立って尋ねる。そんな俺を無視して、二人の男は俺の金玉のあたりを脱脂綿で消毒し始める。 「おい、なにやってんだよ。やめろよ」 俺の声が聞こえていないみたいに、二人は着々と作業を進める。 そして青い怪しい液体の入った注射器を構えて、俺の金玉に向けてそれを近づけてくる。 「ふざっけんな!おい!なんなんだよいったい!!」 俺は怒鳴って暴れる。手足の拘束がガチャガチャ音を鳴らすが、外れない。 金玉に注射が刺さった。その瞬間、すさまじい恐怖と、諦めが俺の全身に広がり、俺は抵抗をやめた。 「即効性ってのは本当だな」 注射をうつ男がなにか言っている。俺はよく聞こえない。なんだか、変な感じ。金玉がムズムズする。シコるのを長い間我慢してたみたいな。 注射器のなかの青い液体が空になったと同時に、俺の心臓がどくりと高鳴った。そして、チンコに勢いよく血液が集中するのがわかる。びんびんに勃起していく。爆発しそう。そんなことを考えた。 あっ、だめだ。むり。がまんできねえ。いくっ、いくっ、いくっ!! ドビュッ、ドビュッっと音を立てる勢いで俺は射精した。精液が部屋中に撒き散らされる。 「うわあっ」 防護服の男二人が腕で顔をかばっている。 「おい、まずいぞ」 「アンプルを注入してまもないとはいえ、もう変化が一部で完了してる可能性がある」 「すぐに洗浄しないと」 男たちがあわただしく手術室を出て行く。俺は彼らの後ろ姿を見送りながら、だんだんと眠くなっていく。 射精後の弛緩が全身にひろがっていく……。 「おはよ」 大学の校舎内を歩いて教室に向かう途中で、河村に肩を叩かれた。 「おはよ」 俺も返事をする。 「あれ?なんか機嫌悪いの?」 「いや…変な夢見て眠りが浅くて寝不足」 俺は手術室でのあれこれのあと、普通に部屋のベッドで目を覚ましていた。 特に違和感もなく、金玉のあたりもチェックしたけど、注射された痕も見つからず。 ただいつもより朝勃ちの勢いが激しいなと思ったのと、ムラムラが抑えられなくてヌこうとしたけど、結局お気に入りのエロ動画を見てシコってもいけなかったのがなんとなく気になるところ。 シコってもいけなくってさー、なんてさすがに友人である河村にも言うわけにもいかず、そのまま二人で講堂に行って授業を受けた。 なんか時々河村の方からいい匂いがした。こいつ香水でもつけてんのかな?見た目いかつい野球部あがりのゴツい男なのに、とちょっと意外に思ったりもした。 そのまま授業を受けて、家に帰る途中の電車のなか、俺は股間に違和感を抱きっぱなしだった。なんかムズムズするんだよな。チンコだけじゃなくて、金玉のあたりも、あとちん毛の生えてるあたりも。 俺は人目につかないように気をつけながら電車のなかで何度も股間を握った。 家に帰ってシャワーを浴びてると、ちん毛のあたりの違和感は最高潮に達した。なんつーか、痒い。痒すぎる。 俺は爪をたててちん毛をかき分けるみたいにして掻きむしった。 パラパラと、黒い俺のちん毛が抜け落ちて、シャワーのお湯に流されて排水口にたまっていく。 やっと痒みが落ち着いたころ、俺は我にかえって股間を見た。そこにはちん毛が一本も残っておらず、パイパンになっていた。 「なんだよこれ!?」 風呂場に俺の絶叫が響いた。 ちん毛がなくなって、小学生みたいなチンコになってから1週間がすぎた。 その間、何度オナニーしても射精することはできなかったし、金玉とチンコの違和感はますます強くなっていく気がした。 チンコは、なんか幹のあたりに瘤みたいなものがいくつかぼこぼこと浮き出てきている。まるで真珠入りのチンコになったみたいに。こんなのエロ漫画でしかよんだことねえや。俺はすこし満更でもない気分だった。でも、いくらシコってもいけないのだ。 気持ち良くないわけじゃない。チンコを触っている快感はある。 ただ、射精の快感だけが遠いのだ。それがひどくもどかしい。いけないオナニーを重ねれば重ねるほど、金玉の疼きも激しくなっていく気がする。こころなしか、玉も少しでかくなった気がする。 そんな性生活を過ごしているうちに、ちん毛のあった場所にポツポツと毛の生え始める気配が生まれてきているのに俺は気づいた。 よかった、一生パイパンなのかとちょっと怖かったんだ。 それはとりあえずよかったが、結局イくことはできない。 もどかしさを抱えながら、そんなことを理由に大学に行くのをやめるわけにもいかないので、俺は普段通りの学生生活も送っていた。 「うわあっ」 「どうした!?」 河村と並んで大学のトイレで連れションしていたとき、俺は驚きで声をあげてしまった。 ちん毛が少しずつ伸びてきていたのだが、それの色が明らかに黒ではないことに気づいたのだ。 新たに生えてきていたちん毛の色は、青だった。 地毛が青い人間なんて聞いたことも見たこともない。俺は焦った。まるで二次元のエロ絵みたいじゃないか。そういえば、二次創作のエロ絵で青髪のキャラクターのちん毛が青かったものを見たのを思い出す。筋骨隆々な剣士。たしかなにかのゲームのキャラクターで、スマブラにも出てるやつだ。名前はアイク。整った顔にいかつい筋肉、そんなアイクが勃起ちんぽを扱いている絵だった。pixivで見つけた。俺はそれをおかずに昨夜オナニーした。気持ちは良かったし、脳みそは興奮しているのがわかるのだけれど、やはり射精することはできなかった。 あれ?そういえば俺はいつのまに男を見てオナニーするようになっていたんだろう。もともとは女の子が好きだったはずなのに、この頃はゲイ向けのおかずばっかり暇さえあれば探している。 「大丈夫か?」 河村が隣の小便器から声をかけてくる。 そういえば、こいつも結構いける顔だよなあと俺は考える。 アイクとはまた違うけど、筋肉すげえし、雄の顔つきっていうか。 俺は密かに河村のチンコを盗み見ようとした。小便器にピッタリと体が張り付いていて、見れなかった。ちくしょう。 「ん、大丈夫」 ちん毛が青くなって大丈夫なわけないのに、俺はそう答えた。アイクとお揃いのちん毛って悪くない。マジでそう考えてた。 青色のちん毛が、ボーボーになるまで生えそろった。 それにともない、俺のエロい気分は最高潮に達し、俺は一日に5回以上オナニーを繰り返す日々を送っていた。 オカズはもちろんすべて男だ。筋肉質だったり、短髪だったり、髭が生えていたり、とにかくそういう野郎くさいものにひどく興奮するように俺はなっていた。 でも、脳みそがどれだけエロい気分になっていても、ちんぽがどれだけパンパンに爆発しそうになって膨脹していたとしても、相変わらず射精はできない。なぜだ。なぜなんだ。こんなに気持ちいいのに。 俺は猛スピードでちんぽを扱きたてた。 我慢ができなくて、大学のトイレでちんぽを扱いた。 個室に入る余裕もなくし、洗面台の場所で、ひたすら汗だくになってちんぽを扱きまくった。 そのとき、ガチャと音をたててトイレのドアが開いた。ちょっと陰気な雰囲気の、真面目だけが取り柄っぽそうな男子学生が入ってくる。 「うわっ!?」 男子学生は俺のオナニーを目撃して声をあげた。 そして周囲をキョロキョロと見回し、俺以外に誰もいないのを見ると、そのまま驚愕したような表情を浮かべ、でもどこか頬を紅潮させ、俺の雄くさい姿をまじまじと見つめはじめて動かなくなった。 俺は興奮がさらに膨らんだ。人に見られてる。露出趣味が自分にあるとは知らなかった。でも気持ちいい!すげえ!ヤベえ!真面目だけが取り柄みたいな陰キャ眼鏡男子が俺の青いちn毛ボーボーの変態ちんぽ見て、なんかエロい空気出してる。 「おい」 俺が声をかけると、眼鏡男子はびくりと身を震わせた。 「いきたいけどいけねえんだよ」 俺は話し続ける。 「ちょっと手伝ってくんね?」 眼鏡男子はごくりと唾を飲み込んだ。 「俺のちんぽ舐めろよ」 俺の口から勝手にエロい言葉が次々と出てくる。 「お前の口に俺のブルーザーメン注ぎ込んでやるよ」 ブルーザーメンってなんだ?俺は一瞬自分で口走った言葉に疑問を感じながらも、ちんぽを勢いよく扱き続けるうちにそんな疑問は消えてしまう。 「お前も俺の仲間になろうぜ?俺の精子飲んでさあ」 眼鏡男子はふらふらと催眠術にでもかかったみたいに俺に近づいてきて、俺のちんぽの先端を咥えた。 きもちいい… 俺は自分の手でだけでは達することのできないレベルの快感に身を振るわせる。 そのまま眼鏡男子の後頭部を鷲掴みにして、オナホでも使うみたいにしてガッシュガッシュと口マンコにちんぽを出し入れし始めた。 絶頂はすぐに訪れた。 「やべえ。いくっ…」 俺は眼鏡男子の口内で射精した。数週間ぶりの射精。あまりの快感に意識が遠のきそうになる。 眼鏡男子を見ると、白目を向いて弛緩して、口の端から青い粘液を垂らして気絶している。 なんだこの青いのは? 俺は一瞬疑問を浮かべた。と、同時にその疑問を押しつぶすように、頭の中に大量の声が流れ込んできた。 金玉で増殖させたブルーザーメンで男を洗脳してホモに改造しようぜ! ブルーザーメンで男ホルモンドバドバ分泌させてみんなでマッチョになろうぜ! ブルーザーメン注ぎ込まれた雄は金玉改造されてブルーザーメン製造するようになる。ちん毛が完全に青くなって生え変わったらブルーザーメン検体が全身にまわった証拠。仲間増やすぜ。ちんぽから雄汁ぶっぱなして、仲間増やす。それが……様の望まれている世界。俺は被検体190721号。まずはこの大学の雄をみんな改造して……様に忠誠を誓う兵士に生まれ変わらせて…… 俺は眼鏡男子の口からちんぽを外した。 青い粘液がどっぷりと眼鏡男子の口から溢れた。 俺はそいつの耳元で囁く。 「よかったな。お前もこれで俺の仲間だ。はやくちん毛が青くなって、忠誠を誓えよ」 眼鏡男子は気絶したままトイレの床に横たわっている。 やがてこいつのちんぽも変貌をきたし、こんなヒョロガリじゃなくて筋肉質な雄へと生まれ変わるだろう。 俺はスマホを取り出して河村にLINEを送った。 『わりい。ちょっと体調悪くなって動けねえ。5号館の3階の西にあるトイレまで来てくれねえか?』 すぐに既読がついて『大丈夫か?今から行く』と返事があった。俺はニヤリと笑ってポケットにスマホをしまう。 河村はどんな兵士になるかな。あいつ元々マッチョ体型だから楽しみだな。あいつのちん毛も青色に変わって、ちんぽから青いザーメンぶっぱなして仲間を増やすようになるんだ。 そう考えるだけで俺のちんぽは再び勃起した。金玉がムズムズ疼いて、なかでブルーザーメンが大量に製造されているのがわかる。 仲間を増やせ。忠誠を誓え…… 眼鏡男子が気絶したまま呟いている。 俺はその頭をガシガシと撫でてやりながら、親友が俺と同じ仲間に堕ちることになる数分後のことを思いながらちんぽを扱いて準備を整えた。