ほもの湯
Added 2023-05-20 15:27:15 +0000 UTC趣味の山歩きについやす最高の週末。 ――たまんねぇな。 俺は胸のなかで呟きながら、首にかけたタオルで額からたれる汗をぬぐった。 会社のめんどくせえ上司とか、残業確定の仕事量だとか、そういうものから解き放たれるひとときの安らぎ。 珍しく休日出勤もしなくていいことになった週末に、俺は車を飛ばしてたどり着いた山に登ってる。 学生時代は中学から空手部で、いまもそのなごりで筋肉質な体を山登りでいじめぬくのはキモチイイ。俺は若干Mっ気があるのかもな、なんて苦笑する。 俺に限らず、体育会系の男って、みんなそうなんじゃないだろうか。筋肉を一度破壊して、再生して体が分厚くなっていくのに快感を感じるだなんて、マゾじゃなきゃできっこない。 「噂じゃこの山には秘湯があるらしいんだよなぁ…」 俺はスマホの画面でスクショした地図を見ながらひとりごとをつぶやく。 「変な名前だけど、地名とか由来なのかな」 俺の目指す秘湯の名前はその名も「ほもの湯」。行ってきた人のブログでその存在を知った。 その人いわく、入ると疲れがとれるどころか、人生が変わってしまうレベルの秘湯らしい。 慣れない山道を地図を見ながら歩いていると、二人連れの男と出会った。体育系の俺から見ても立派だと思える体格の男たちだ。 「どーも」 「どーもっす」 すれ違いざまに挨拶する。一応、その辺はなんていうか登山のルールみたいなもんだ。 「山道で歩きスマホは危ないですよ」 男に声をかけられた。注意するっていうより、笑ってたしなめるみたいな口調だったので、腹が立ったりとかはしなかった。 俺が地図をスマホで見てたのを、歩きスマホと誤解したらしい。 「あー、違うんっすよ。マップをスマホに入れてて、それで」 「ああ、そういうことか。すみません、余計なお世話でしたね」 「いえいえ」 俺が理由を話すと、話しかけてきた男は照れたように頭をかく。 「もしかして迷ってます?」 俺に歩きスマホを注意した男、短髪でスリムな筋肉質な男じゃない方の、坊主刈で柔道100kg級くらいはありそうな男がたずねてきた。 「この辺、ハイキングルートじゃないし、戻った方がいいですよ」 「あー、いや、ちょっと秘湯を探してるんです。だから道を外れてるのは大丈夫なんですよ」 「もしかして『ほもの湯』ですか?」 「知ってるんっすか?」 「俺ら地元なんで。今日もいま入ってきたばっかなんですよ」 短髪の男が言う。 まじか、ラッキー、道を教えてもらおう、と俺が考えていると「よかったら案内しましょうか?」と男たちの方から言ってきた。 「でも、いま行ってきたとこなんですよね? 悪いなあ」 「いや、もうすぐですよ。なんか今日は暑いから、また汗かいちゃったし、俺らももうひと風呂浴びたい気分なんで」 男たちが笑うから、俺も笑って「そうっすか。じゃあお言葉に甘えて」なんて言って、男三人で秘湯に向かって歩きはじめた。 「ほもの湯って、名前の由来とかあるんですか?」 地元の人間ならなにか知ってるかと思って俺がたずねると、男たちはニヤリとして顔を見合わせた。 「行けばわかりますよ」 「ええ、よーくわかります」 その笑みがなんかエロい感じに見えて、俺はまさかほもの湯ってホモの湯じゃねえだろうな? なんていう、下卑たことを一瞬考えたりした。 「見えてきました。あれです」 短髪の男、中岸と名乗った男が前方を指さした。森のなかにひらけた場所があって、そこにプールみたいにお湯をたたえた穴があいてる。ちょうど俺たち三人が入ったらいっぱいになるくらいの大きさの穴だ。 「脱衣所とか、ないんすね?」 俺はまわりを見渡す。こういう秘湯とかって、結構掘建小屋みたいな脱衣所とかあったりするんだけど、それどころか看板すらない。 「そんなの必要ないんすよ」 そう言って中岸と岡島(ガチムチとした坊主頭の男)は、その場で服を脱ぎはじめた。 「えっ! ちょっと!」 俺が慌てるあいだにも、つぎつぎと服を脱ぎ捨て、二人は素っ裸になってしまった。 前を隠すこともしないから、汗ばんでギラついて見えるチンポ もぶらぶらしてる。二人ともかなりでかい。俺、男に興味なんかないんだけど、思わず見惚れちゃったくらい。 「多山さんも早く入りましょうよ」 そう言って中岸たちはザブンとお湯に飛び込んだ。 俺はあっけに取られてそれを眺めていたが、せっかくここまで来たのだし、男しかいない状況で恥じらう必要もないかと覚悟を決めて二人にならって服を脱ぐ。 俺も裸になったが、心なしか手のひらでチンポとキンタマを軽く覆うようにして温泉の溜まる穴に足からゆっくり入った。 とたんに、中岸と岡島が、肩を抱いて俺を湯船に沈めにかかる。 「肩までしっかり浸かるんですよ」 笑いながら、拘束するみたいに俺の肩を押さえつけてくる。その仕草に俺は薄気味悪いものを感じるが、愛想笑いをして濁した。だって、二人の力はかなりのものだったから。 俺も結構鍛えてる方だと思ってたけど、なんかもうそういうレベルじゃない。 二人に肩を押さえられて、俺は風呂に浸かる。どこにも逃げられそうにない。いや、この秘湯が目当てだったから、逃げる必要なんかないのだが。 そうしてしばらくお湯につかっていると、なんか急に股間が熱くなった気がして、そう思うと途端に自分のチンポが勃起していくのがわかった。 「ちょっと…」 俺がさりげなく股間を隠そうと手を伸ばしても、肩を押さえつけられてるからできない。 「どうしました?」 中岸がきいてくる。 勃起したんでチンポ を隠したいっす、とはさすがに言えず、「いやあ、ははっ」と笑ってから「肩の手、退けてもらえません?」と言うと「もうすこしなので、待ってください」と言われた。 「もうすこし?」 俺が聞きかえすと、中岸はニヤリと笑った。 「ええ。もうすこしです」 「もうすこしでお前も俺らの仲間だ」 岡島が耳元で囁いてきた。 まるでセックスのときみたいな距離感に俺は驚いて飛びのこうとするが、肩を押さえつけられているのでそれもできない。 すると、急に射精感がわきあがってきた。 「やばいっす」 俺は立ち上がり湯から出ようとした。なのに、肩は相変わらず二人にホールドされていて、逃れられない。 「大丈夫ですよ」 中岸は相変わらず愛想よく笑っている。 「いや、まじでやばいんで」 その間にも、キンタマが上にせりあがり、まもなく射精する体勢に入るのがわかる。 「やばいって」 俺は立ち上がろうと暴れるが、二人がそれを許さない。 「あっ、あっ、あっ」 セックスやオナニーで、射精する直前にくる苦悶みたいなのが顔に広がるのがわかった。やばい、もうまじで無理だ。 「んあっ、おおっ、おふっ、おぅっ」 俺は射精した。風呂のなかで。チンポ のなかを勢いよくなにかが駆け抜けていった快感でボーッとなる。 「出ちゃいましたね」 中岸が俺のチンポ を握る。「んふぅっ」と俺は情けない声を出すだけで、あとは全身の力が抜けたみたいになって、動けない。 「もうこれで大丈夫だな」 岡島が、俺の尻の穴に指を入れようとしてきた。頭のなかのどこかでパニックになるが、体が動かせない。射精した後の倦怠感とも違う。なんだこれ。 「ああ。これで多山さんも俺らの仲間だ」 中岸が俺のチンポ を扱く。俺は快感で声を漏らす。 わけわかんねー。でも気持ちいいからいいか。あれ? よく見たらお湯のなかで中岸と岡島のチンポ もビンビンに勃起してるじゃん。なーんだ、俺だけじゃねえんだ。じゃあOK……。 「あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ!」 俺は尻をチンポ で掘られていた。岡島のチンポ だ。かなり太いし、長い。なのに、これまでチンポ なんか受け入れたことのないはずの俺の尻穴はねっとりと広がり、マンコみたいになってそれを咥えこんでいる。 「すっかりエッチになっちゃいましたねー」 中岸が爽やかに笑って言うが、彼のチンポもビンビンに勃起していて、俺の顔中に我慢汁を塗りたくっていた。 「そろそろこっちも気持ち良くしてくださいね」 俺は中岸の言葉に頷き、催眠術にでもかけられたかのようにチンポ にうっとりと舌を這わす。 うめえ…。 俺、ホモじゃないはずなんだけど、いま岡島にケツを掘られて、中岸のチンポ をフェラしてて、なんだか幸せな気分。 「あー、口のなか気持ちいいな。俺、早漏だから、悪いけど一回いっておくね」 口のなかにザーメンのにおいが一気に広まった。口内射精されたのだ。 俺は喉を鳴らして、極上のご馳走を口にしたようにそれを飲み干していく。 「種汁うめえか?」 岡島が俺の尻を叩いて聞いてくる。俺は中岸のチンポ から口を離して、「うまいっす! ホモの種汁、男の匂い、最高ですっ!」と叫んだ。 と、尻のなかが急激に熱くなって、岡島の腰が勢いよく叩き込まれた。 中出しされた…そう思った瞬間、脳内で興奮物質だか脳内麻薬がドバドバ分泌されるのを感じて、俺は意識を失った。その直前に見たのは、口からザーメンの糸を引きながら抜き出ていく中岸のでかくて黒いチンポ だった。 俺は仕事を辞めて、山奥の村に移住した。仕事は中岸や岡島の働く林業を手伝っている。資格取得の勉強とか、やること結構あって忙しい。 「ほもの湯はなぁ、山の恵みなんだ」 男ばかりの村人が集まる集会所で、長老――といっても60歳くらいで、筋肉ダルマって感じの、褌が似合ういい親父が俺に聞かせてくれた。 「若えのはどんどん出て行っちまうしな、このままじゃ村もなくなるかと思ったころに、ほもの湯が見つかったんだ」 浸かった男はホモ交尾の魅力に中毒になり、あのお湯から離れることができなくなる。 お湯に浸かると、尻穴の準備も、精力増強もなされるという、不思議な効能があるらしい。 長老をはじめとする数人の男たちが村に残った。その男たちに呼び戻されて、1日限りの帰省のつもりで村に戻った男たちも、ほもの湯に入って、村から離れられなくなった。さらにその男たちが知り合いの男を呼び……そんなこんなで、いまでは数百人の男が村には住んでいる。 「ブログ書いたのは俺だよ」 集会所で乱交しながら長老の話を聞いた俺に、中岸がそう囁いた。 「まじかよ」 「後悔してるか? こんなところに来て」 「まさか」 俺が答えると、中岸は俺の尻に中出し種付した。俺は脳とキンタマが一斉に気持ち良くなって、ところてんで射精しながら悦びの絶叫をあげた。 「どうも、あのお湯には寄生虫がいるらしいな」 集会所のどこかで、男たちが話している。 「今度、大学の研究者が来るらしい」 「噂になってる効能が疑わしいとかで」 「寄生虫でもなんでもいい。雄の交尾はもうやめられねえ」 「馬鹿だよなあ。そいつもあそこに入っちまえば、俺たちの仲間になるしかねえのに」 「違いねえ」 「学者先生はチンポ なんか使うことあんのかね?」 げらげらと男たちが交尾しながら笑っている。 俺はたったいまところてんで精子を吹き上げた自分のチンポ を見つめる。ずいぶんデカくなって黒くなった。これもほもの湯の効能の一つらしい。この村に巨根じゃない男は一人もいない。 俺の目の前を岡島が通った。勃起したチンポ と重たそうな玉袋をゆさゆさと揺らしている。 俺は手を伸ばしてそれを握った。 「おう」と岡島が俺の頭を撫でてくれた。俺は無性に嬉しくなって、岡島にキスをしてチンポ をフェラした。