教団SEX
Added 2023-12-16 10:24:04 +0000 UTC「はあんっ……ああんっ……ああっ! あぁんっ!」 おれと同じく潜入捜査をしていたはずの横崎が喘ぎ声をあげていた。 適度に発達した胸筋の先端では乳首が熱をもって尖り、六つに割れた腹筋の溝にはちんぽから噴き出した潮が溜まってヌルヌルと輝いている。 「おらっ! またイっちまえ、おらっ!」 おれはドスの効いた声でそう囁き、横崎のケツを平手で叩いた。横崎は首をのけぞらせ絶叫した。やつのちんぽから、追加の潮が流れ出てきた。 部屋中で男たちがまぐわいあっている。喘ぎが錯綜し、精液の匂いが立ち込めている。これは異常事態だ。わかっているのに、いまのおれはもうこの状況から抜け出すことはできない。強烈すぎる快感に脳が侵されてしまった。 こんなふうになるまで、話は数ヶ月ほどさかのぼる。 「潜入捜査、ですか」 上官からくだされた命令を、俺は復唱した。 「ああ。この教団はどうも怪しい動きが目に余る」 上官は切れ長の目をこちらに向けて、端正なその顔に冷酷な無表情を浮かべている。 おれは、秘密警察だった。安定を失った日本国に自衛隊と警察を融合したこの組織が密かに誕生したのは数年前のことで、国民はおれたちの存在など知らない。 「おまえたちなら、なにか尻尾を掴めるかもしれない」 上官がおれたちの肩を叩き、部屋から出ていく。期待しているぞと言い残して。 「自分たちでできるでしょうか…?」 横崎が不安そうな顔でおれに尋ねた。こいつはおれより二つ下の後輩に当たる男で、よくバディを組まされていた。 「馬鹿野郎。できるかじゃない。やるんだよ。組織に忠誠を誓ったのを忘れたのか?」 おれたちは秘密警察に入隊すると同時に死亡届を提出され、この世にいない人間になる。荒廃してしまった祖国の復興のために忠誠を誓い、命の全てを国に捧げるのだ。組織への忠誠とは、その入隊の儀のときに執り行われる、おれたちにとって重要なものだった。 「忘れるはずありませんよ」 横崎が怒ったように言う。それでいい。それくらいでなければ、おれたちの仕事は務まらない。 命令に従い、この教団に潜入した。男だらけの信者を集め、救いを授ける秘儀を執り行い、近頃力を増しているらしい。 今のこの国で政府の許可なく集会や結社することは禁じられている。にもかかわらず、この教団は存在を黙認されている。それはつまり、この教団が政府の中枢にまで触手を伸ばし侵入していることを示していた。 「いくぞ」 おれと横崎は部屋を出た。 「おれたちにも救いの秘儀を教えてください」 数週間の張り込みで、教団への糸口を掴んだ。 酒場で知り合った男を通じて、教団の入信を管理する幹部の一人と接触した。 教団の男は、微笑を浮かべながらおれと横崎を眺めた。 おれたちは失業し、盗みを犯しながら日々の暮らしを繋いできたという設定で、一般の民衆をよそおい男と接触した。 「教団に忠誠を誓うことができますか?」 男が言った。 「誓います。これまでの生活から抜け出せるのであれば、なんだってします」 おれの迫真の演技に遅れを取らず、横崎も宣誓した。 教団の男はさらににっこりと微笑み、「ついてきなさい」とおれたちを町はずれの教会跡地へと案内した。 崩れ落ちた教会の地下への隠し扉が、教団の支部の入り口だった。 おれたちはそこで「修行」と称される様々なことを行わされた。二十人ちかい男たちで集団生活をおくりながら修行に勤しんだ。掃除、瞑想、祈り、懺悔…しかし、一体この教団のなにが政府に対して大きな力を発揮しているのか、こんな細々とした活動だけでなにができるというのか、秘密を掴むことはできなかった。 「あなたにご託宣がくだりました」 先に呼び出されたのは横崎だった。 おれたちの教団での生活を取り仕切る男――こいつもやたらと筋肉が発達していた――が、祈りを終えて寝床に戻る途中のおれたちに声をかけた。 「おめでとう」 「おまえを誇りに思うよ」 「本部に行ってもおれたちを忘れないでくれよ」 「楽園でまた会おう」 集団生活を送っていた男たちがつぎつぎと横崎を称えた。彼らからはし聞きした情報を組み合わせると、教団の本部はどうやらこことは別の場所にあり、支部で徳を積んだとみなされたものだけが立ち入ることを許されるのだという。そこはすべての信者にとって憧れの地で、「楽園」と称されている。 「おれだけで大丈夫でしょうか」 楽園――本部へと移る前夜、横崎はおれに相談をした。 「すぐにおれも行けるように努力する。心配するな」 おれはそう言って励ましたが、そもそも何を基準に本部へと招集されるのかもわからない状態で、なにをどう努力すればいいのかもわからなかった。 横崎が旅立ってから三日後、おれにもお呼びの声がかかった。 「すごいじゃないか」 「うちの支部からこんなに連続して楽園に招かれるなんて!」 「すげえよ。おれたちも絶対行けるように頑張るからな」 支部の男たちは湧き立った。 彼らに見送られながら、おれも本部から来たという案内役の男に連れられて出立した。 本部の建物だと案内された場所は、大統領府だった。 ここまで強大な力を有していたのか。おれは驚きと同時に、横崎が心配になった。妙な不安が胸をよぎった。 大統領府のなか、いくつもの部屋を通り過ぎ、古代の神殿のような石造りの部屋にたどりついた。そこに、裸の男たちがずらりと石像のごとく並んでいた。いちばん手前に、無表情になって直立した横崎を見つけた。 まさか洗脳されてねえだろうな。横崎が潜入のためにこの異様な光景に溶け込んでいるだけだとおれは信じたかった。 案内の男が「教祖様がおいでになる」と言った。とたんに、直立していた男たちが一斉に膝まずいて座り頭を垂れた。 「おまえも同じようにするのだ」 案内の男に言われ、おれはそれに従った。そのとき、横崎の方を盗み見て、アイコンタクトを送った。しかし、横崎はなにも見えてなどいないかのようにおれからの合図を無視した。 「そいつが2匹目のネズミか」 新たな男の声がした。凛としたその声は聞き覚えがあった。おれは思わず顔をあげた。テレビで何度も見た、大統領がそこにいた。 「どうして…?」 おれがそうつぶやいた瞬間、背中に激しい痛みがはしった。 「貴様、教祖様に不敬だぞ」 横崎が、ムチを持っておれの背中を打っていた。やつの陰茎は、ガチガチに硬くなり、股間の前でゆさゆさと玉袋と一緒に揺れていた。 「いい。おまえはさがれ」 大統領――教祖がそう言うと、横崎は教祖に礼をして一歩下がった。 「まだ新入りだからな。感情の昂りを抑えられないのだ」 教祖が笑った。おれはその笑みを見てゾッとした。 「1匹目のネズミは、すぐにわたしに忠誠を誓ったぞ。あっけないくらいだった。秘儀を授けられて30分ももたなかったな」 1匹目のネズミとは、横崎のことだろう。秘儀とはなんだ。おれたちをそれを調べにきたのだ。とにかくおれだけでもなんとかその概要を掴み、ここを脱出し上官に報告しなければなるまい。教団の手はすでに政府を丸呑みにしていること。そして教祖は、他ならぬ大統領本人であることを。 大統領は50歳に近い年齢のはずだったが、その顔は若々しく、体はよく鍛えられており、一人の若者のようだった。ただ、目だけが修羅場を潜り抜けてきた狡猾さを兼ね備えていて、アンバランスだった。 「おまえはどれだけ楽しませてくれるかな」 教祖はそう言うと服を脱ぎ捨てた。 「これより秘儀を執り行う」 その言葉を合図に、横崎も含む裸の男たとが一斉におれに襲いかかってきた。 おれは裸に剥かれ、全身を愛撫されていた。陰茎と肛門への刺激は最たるもので、おれはすぐに前後不覚の酩酊にも近い混乱状態に陥った。 「これは媚薬だ」 大統領がそう言って壺から油のようなものを指に取る。 「これを肌から吸収した者は、みんなおれの虜になる」 大統領の指がおれの顔に伸びる。そのヌルヌルした液体が、おれの顔に塗りつけられる。 「おれは男色家だった」 大統領がつづける。 「この国を支配したら、真っ先に男だけの楽園を作ろうと思ったよ。だがな、なかなか上手くいかない。だから仕方なくこんな形を取ったんだ。まあ、結果としてはこの方がよかったな。自分の気に入った男は全員この教団に監禁させて洗脳し、我が物にすることができる。ときにはおまえみたいな男を使ってゲームに興じることもできる。飽きないよ」 おれは朦朧とする意識のなか、おれの乳首を舐め回している男が、おれと横崎に潜入を命じた上官であることに気づいた。 最初から仕組まれていたのか。 おれのその絶望を見抜いたかのように、尻穴と陰茎への責めが苛烈になる。 「ああっ! ああっ! あああっ!!」 おれはもうなにもかもがどうでもよくなった気がして、気をやってしまう。おれの勃起した陰茎から、精液が勢いよく噴射して、裸の男たちの塊へと降り注ぐ。 秘儀は、雄同士のまぐわいだった。 おれは上官に尻を掘られている。上官のちんぽは太くて長くて硬くて熱い。もっとも、教祖の寵愛を受けたここにいる男のちんぽは、みな同じようにでかくて熱い。 「うぉおおおおおおおおおっ!!」 腰を打ちつける音が響きわたる。おれはあられもない喘ぎを撒き散らす。 尻のなかが熱い。種をつけられたのだ。 「忠誠を!」 「教祖様にっ! 忠誠ぉおおお!!」 男たちの雄叫びがあがる。 「忠誠を誓いますっ!!」 おれも荒い呼吸を整えながら絶叫する。勃起したちんぽが呼応するように揺れる。 「おまえもあっけなかったなあ」 大統領が、教祖様がおれの顎を撫でる。 「まあ、30分よりは長くもったけども、もう少し骨のある男が次はきてほしいよ」 おれは教祖様のちんぽにむしゃぶりついた。口の中でそれはあっという間にむくむくと大きくなり熱をもちはじめる。 「まあ、かわいいもんだよな」 教祖様がおれの髪を撫でる。おれは多幸感で失神しそうになる。 上官が尻からちんぽを引き抜いた。「おぉふっ」おれは喘いだ。教祖様のちんぽがつづけざまに尻穴にあてがわれる。それだけでおれは射精しそうになる。 「おれの種をつけられたら秘儀は終了だ。おまえもここにいる男たちと同じように生まれ変わる」 教祖様の手がおれの首から乳首、腹からちんぽへとまさぐりながらおりていく。 「教祖様っ! 万歳っ! 教祖様に、忠誠をっ!!」 おれは喘ぎながら叫ぶ。 「かわいいな」 ずぷりと教祖様のちんぽがおれのなかに入ってくる。その瞬間、おれは雄叫びをあげて自分のちんぽから精液を撒き散らす。そのまま意識が遠くなる。 横崎が白目を剥きながら全身を痙攣させてイった。 教団の男たちは、みな首から下は同じように筋肉質で巨根だ。 教祖のお導きに従った結果に得られたものを、おれは誇りに思っている。つぎはどの男と交わりあおうかと部屋のなかを見渡す。雄同士がまぐわいあうことこそ、教祖の理想とする世界の姿なのだから、おれたちはその理想の実現のために朝も昼も夜も交尾しつづけなければならない。 おれたちを教団に送り込んだ上官だった男が部屋の入り口からはいってきた。 「よう」 上官だった男はおれに片手をあげて挨拶し、スルスルと服を脱ぎ捨てた。筋肉質な体があらわになる。ちんぽはすでに臨戦体勢だ。 おれは上官だった男の尻に指を潜り込ます。男が「んほぉっ…」と喘ぐ。もはやこの男は上官でもなんでもない。教祖の導きを受けた男たちはみな平等に教祖の息子になる。 尻穴をちんぽで犯してやると、男が口を開いた。 「そろそろっ、んほっ…つぎの獲物がぁんっ! 来る頃だぜ…あっ、あっ…」 男はまだ秘密警察に在籍している。というかおれと横崎もまだ在籍している。秘密警察のなかの教祖好みの男をすべて教団に引き入れ、教祖の導きを受けさせることがおれたちの真の任務になったのだ。スパイ活動はつづけなければならない。 「じゃあおれは先輩潜入捜査官としてそいつを引き込めばいいんだな」 おれは上官の尻を平手で叩く。上官が甲高い声で鳴き、尻穴がキュッと締まる。 「ああ…そういうことだ…あっ! そこいいっ! イクっ! イクっ! イグゥっっっ!」 上官だった男がところてんで射精した。それにともなう強烈な尻の締め付けに耐えられず、おれも上官の尻穴の奥に腰をうちこみ種をつけた。 新たな秘密警察の男が教団に潜入してくる。 「よろしくお願いします」 「頼むぜ」 あどけない顔をした若い男と、少しくたびれた30くらいの男だ。 「大丈夫ですよ。すぐにここの秘密はわかりますからね」 おれたちは教団員の目を盗んで――いるフリをしながら――、密かに言葉を交わす。 おれの言葉は嘘じゃない。こいつらもまもなく教団の秘密を知るだろう。そしてそのときには、もう教祖の手から逃れることはできなくなっている。 純朴そうな若い男と、熟成した雄の魅力を漂わすこの二人がどんなふうに絡み合うことになうのか。 おれは想像を膨らませながら服の下でちんぽを勃起させた。