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ニリツ
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好きの話の続き話

 好物は天ぷらです(挨拶)  あと蕎麦。ニリツです。  好きな物は千差万別ですよね。前回の記事ではあんま好きを肯定的に扱えなかった気がするのでここでヨイショしておきたいと思います。ちょっと短い話ですけどお付き合いを。  萌え絵というものに手を出して実は十何年経っておりまして、時折逃避がてら過去の自分の絵を見返したりする事があります。とは言ってもPC内にはあんま残ってなくて、過去のブログを遡ったりするんです。そうすると面白い事が見えてくるんですが、最近同人誌なんかで描いたオリジナルのイラストと、ほぼ同じような構図やモチーフの絵があったりするんですよね。と言っても本人忘れてたりするんですが。  もちろん画力や表現方法が変わっているので、見た目は全然違う絵なんですけど、十何年前と最近と、その絵を描いている時に頭の中で描いているイメージが一緒じゃねえかと感じる絵がちょいちょいあります。  仕事で絵を描いていても、好きというのは大事で、描く対象に対する堀り下げや追及力の源になります。絵の持つパワーに直結する部分があるので、仕事で絵を描く際には「どうやって好きな部分を入れ込むか」のコントロールが結構大事だったりします。  前回の話で言うと、絵を描く事自体が例え好きじゃなくても、私は天ぷらが好きで、蕎麦も好きで、映画が好きで、音楽も大好きで、かっこよくタバコを吸ってるおねーさんも好きで、アメカジが好きで、秋と冬が好きで、ショートカットの女の子が好きで、貧乳が好きです。それはどうも十何年も前から変わる事はなく、私はそれを描き続けているようですし。それが描かれたものを見た人が、それを好きと言ってくれる事に、共感してくれる事に喜びを感じます。  私が好きな物は例え私が描かなくても素晴らしい物ばかりで、その素晴らしさや素敵さを、十何年前に描いた時よりもよりももっと素敵に見えるように描けたら、共感はもっと広く良く伝わると考えています。なので自分の画力が上がったり、自分自身が成長する、その度に同じものをモチーフに描いても毎度毎度飽きずにエンジョイしてたりします。  この「自分は何が好きか」というのが、いわゆる個性の源だと思います。誰でもうどんと蕎麦、どっちが好きかという問いに、どっちも好きという所から一歩踏み込んで「冬に食べる温かい麺類よりも夏に食べる冷たい麺類の方が好きで、尚且つ汁物じゃない方が好きなのでざるで汁につけて食べる蕎麦の方が好き」といた風にきちんと向かい合って答えを出せば自ずと自分が何を好きかというのが見えてきます。いや、うどんも好きですけどね、ぶっかけとか。  こういった「自分が何を好むか」というのは漠然と見えている物の他にも、自分に問いかけ続ける事で理解できる場合も多いのではないかと。蕎麦とうどん、白と黒、丸と四角、この三つだけでも好みの違いは何通りも出てきますし、生きていれば星の数ほどの分岐が出てきます。それを正しく認識してそういった「好き」を表現物にぶつけていく、それは間違いなく他人と違った部分であり、それこそが自分の個性となるのではないでしょうか。  他人と違う個性って、外と比べてどうこうというより、自分の中にこそ、その実像があるのかもしれません。しかも生まれ持った好みというよりは、人生を生きて来た中で、ある夏の暑い日に食べた蕎麦がとても美味しくて、その経験の結果蕎麦が好きになったりと、後天的に獲得する結果であったりします。  ですので、自分の好きや個性で悩む場合は、過去の自分の中をきちんと探してみるというのもひとつ、有効かもしれませんね。お試しあれ。  ちょっと間があいたので連投してみました、次は一週間で書けるといいな。のんびり書きますのでお付き合いいただけると嬉しいです。  それではまた。ニリツでした。


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