ガシューン(効果音)
本日画集「Antinomie」が発売になりました。ニリツです。
先程横浜の新しくなったアニメイトさんに見に行ってみました、新刊コーナーに置いてあったんですが普通に棚差しで、写真撮影&SNSアップの許可をとるために社員さんにご挨拶した所、私の事を知ってらっしゃって、さらに面置きにしてくださいました。言ってみる&行ってみるもんですね。(なんか無理矢理させちゃったみたいで恐縮ですが有難いです)
さて、絵描き業に副業ながらデビューして、それなりに時間も経ちまして、この度画集を出すという絵描きとして一つのハードルというか、試金石的な物に手が届きました。近年絵描き需要の拡大もあり、画集の発売は以前よりは容易な部類に入ってきていて、そのおかげもあるかと思います。5年10年前なんかはアニメ化でもしないとまず画集って現実的じゃなかったと思うんですけどね、近頃は結構いろんな方の作品が出ていてほくほくです。
個人的な感覚ですが、画集を出すには実績というより絵の力が一定値に達するかどうかが肝なのかなと感じています。絵の力が一定の所までいけば、ある種ブーム的な物になって少ない実績でも画集を出している方が近年割といらっしゃるように思います。出版社的には、一定の売り上げさえ見込めればあまり経歴とかは気にしないようになったというか、縛られていられないような状況があるのかもなと。
そんな中私の今回の画集は結構古式ゆかしいというか、単純に画集にするだけの作品と、ある程度の経歴が積もった結果の物だと思います。作品点数だけならあと2冊は出せるんじゃないですかね多分。
あんまりひねくれた事ばかり言ってもあれなんですが、本心あまり喜び過ぎる事ができないという部分があります。今回一つの壁を越えて、まだ届いていない、自分の絵を見てくれている人の夢足りえていない、何より自分のイメージに届いていない、という気持ちが新たに沸き起こっております。なんとなくそう感じるんじゃないかと予想はしていたんですが、やはり、という感じです。引き続き自分を突き詰めていきたいと思っています。
ただ、この本によって私自身が他人に観測される時に、否応なく「絵を描く人」と認識してもらえるだろう事はとても嬉しいですし、身が引き締まる想いです。 うーむ、なんなんでしょう、結構複雑なのかもしれませんね。
自分を突き動かしてくれる原動力のような物に、「満足できない性格」と「満足しちゃいけないという恐怖」みたいなものがずっとあります。自分の中では肯定的に捉えていますが、上手く稼働しつづけるといいですね、そんな感じです。
さて、先日の教則本もおかげ様で重版がかかりまして、自分の名前で本を続けて出す事ができて、今まで経験していなかった場所に足を踏み入れる事ができていると思います。この調子できちんと動き続ける事が大切でしょうね、止まったらロクな事にならないはずです。年齢も重ねてきて、流石に若者とは言えない状態になり、更にそういった意識を維持しなければならないでしょう。頑張ります。
4月に入ったら、また少しお知らせできる事もあるかと思います。逐次報告していきますのでよろしくお願いします。
ちょっと忙しくて近頃感想文みたいな感じばかりなので、隙を見てまた読み物感覚の物を書きたいと思います。予定は未定。何卒寛大なるお心でお待ちください。ごめんね。
それではまた、ニリツでした。
よしたつ
2019-03-27 12:40:46 +0000 UTC