1話の続きです!
【1話はここから】https://www.patreon.com/posts/129102391/edit
1話ご好評につき2話作成致しました!
ここからは有料会員様限定のコンテンツとなります。
良ければいいね、感想等頂けると嬉しいです✨
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
葵の手を引いて、岩陰へと腰を下ろした。小さな入り江の奥、波音に包まれたこの場所なら、誰にも見つからない。俺たちだけの、秘密の空間。
彼女は俺の隣にそっと座ると、少しだけ不安げな瞳をこちらに向けてきた。でも、その視線には、逃げる意思はない。どこか決意のようなものさえ宿していた。
「……ここなら……大丈夫、だよね?」
頷きながら、彼女の肩に手を添える。そして、そっと背中へ回した指先が、水着のリボンを探り当てる。葵は少し驚いたように肩をすくめたけれど、それ以上何も言わなかった。
静かにリボンが解ける音がした。ほどかれた布が、ゆるやかに胸元から滑り落ちる。その瞬間、彼女の白い肌が海の光を柔らかく反射した。
「……そんな……じっと見ないで……」

顔を赤らめた葵が、両手で自分の胸を覆おうとする。でも、その動きはどこかためらいがちで、本気で隠すつもりではないように見えた。
「だって……恥ずかしいんだもん……こんなの……」

その声には、照れと戸惑いと、ほんの少しの期待が混ざっていた。
彼女の言葉が、胸の奥をやさしく叩く。俺はそっと手を伸ばして、彼女の腕を外し、胸元に指を滑らせた。包み込むように掌で触れると、柔らかな感触が指先に広がっていく。
「ん……ふっ、あんっ……そんな風に触られたら……」

葵の肩が小さく震え、唇がかすかに開く。耳まで赤くなった彼女が、無意識に俺の腕にしがみついてきた。
「やだ……ほんとに変になっちゃう……」
その呟きに、ますます愛しさが増していく。親指でそっと輪郭をなぞると、びくっと葵の身体が跳ねた。
「もう……ん……あっ……そんなにじっくり、恥ずかしいよ……」

波音に紛れるように、彼女の声が漏れる。俺は指先で彼女の腰から太ももへと肌をたどり、ゆっくりと撫で下ろした。
「ふあ……そこまで……触れられたら……」
葵は、ぎゅっと目を閉じ、息を漏らす。身体をほんの少し開いて、俺に向かって自然と寄り添ってくる。
「ん……っ、そこ……だめ、くすぐったいのに……」
潤んだ目でこちらを見上げながら、彼女は膝をすこしだけ寄せて、けれど逃げはしなか った。
滑らかな肌に、砂の粒がところどころ残っている。
それを払うように、あるいは確かめるように、指を滑らせていく。
「……あ、ふっ……そんなふうに触られると……っ、へんな声、出ちゃ……う……」

葵の声が波の音に溶けるように揺れて、俺の鼓膜にやさしく触れた。
柔らかい布越しの、その奥に秘められた温度を指先が感じ取った瞬間──
葵の身体が、はっきりと震えた。
「やだ……そんなとこ……あたし、もう……」
消え入りそうな声。
けれど彼女は、自分から足を少し開いて、俺の手を受け入れるように身を預けてきた。
その仕草に、思わず喉が鳴った。
俺の指が、そっと、けれど逃がさないように、布の上から葵の奥に触れた。
「っ……ふぁ、だめ……そこ……っ、触れちゃ……」

彼女の唇が震え、肩が揺れた。
恥ずかしさと甘さとがないまぜになった息遣いが、俺の肌をくすぐってくる。
波音と重なるように、ふたりの鼓動が静かに速まっていく。
この一瞬ごとに、彼女が俺にすべてを預けてくれていることが、ひしひしと伝わってきた。
俺は、目の前の葵を壊さないように、けれどしっかりと愛したいと願いながら──
そっと唇を、彼女の下腹部に近づけていった。
次回につづく...
めるへん
2025-05-24 14:35:01 +0000 UTC岡 秋
2025-05-24 12:24:07 +0000 UTC