10年前、突如として世界各地で悪の組織、秘密結社、侵略宇宙人など、悪の勢力が猛威奮った。
だが、その後も世界は滞りなくまわった。正義の変身ヒロインたちによって悪は悉く打ち倒されたのだ。それはもう圧倒的に正義が勝った。勝ち過ぎて正義の変身ヒロイン飽和時代が訪れた、具体的にいえば市区町村単位で正義の変身ヒロインがいる時代。コンビニ強盗でもしようものなら警察より先に変身ヒロインにボコられる。
どういう理屈かは解明されていないが男のヒーローは生まれはしなかった。男がなれるのは悪の勢力の一端という世界。そんな世界に生まれたかつて神童と呼ばれた天才少年、今は目立たずそこそこの学園生活を送っている。
しかし、それは世を忍ぶ仮の姿。祖父の持つ広大な裏山に悪の組織が秘密基地を作っていたのを偶然発見し、すでにその基地を作った組織は変身ヒロインに討たれていたためまるまる自分のものにしたのだ。
持ち前の天才頭脳で怪人作成や雑魚戦闘員増産設備などを稼働させることに成功する。
彼には忘れられぬ過去がある。幼い少年の前に現れた怪人と変身ヒロインのお姉さん。その戦い、勝利したのは変身ヒロインだったが戦闘の際にはピンチの場面もあった、いわゆるヒロピンである。その光景は以降の彼の人生において外すことのできないほど彼の性癖を歪めた。
「エッロ……」
成長し怪人を作り出すことが出来るようになった彼は、自分の意識を機械を通して怪人に送り込むアバター怪人システムを生み出す。
自分の意識で怪人を操作して変身ヒロインと戦う。それが彼の日課になった。
だが、勝てない。それほど勝利自体に興味がなかったのもあるが、ひとえに変身ヒロインの方が強いのである。それでもチェリーボーイの少年は楽しめていた。
ある日、秘密基地にある通信が入る。
悪の組織、秘密結社、侵略宇宙人、ありとあらゆる悪よ。力を合わせる時がきたのだと。あべんじ…、悪の勢力の統廃合。技術、資源、戦闘員、混ざりあったそれらは個々では強い変身ヒロインを凌駕するものだった。
いままでは圧倒的に勝っていた変身ヒロインが少しづつ勝てなくなっていった。
変身ヒロインは我が強い。誰もが思い浮かぶ話だがチームアップすれば勝てる話なのだが、変身ヒロインはそれができないのである。
少年は悪の勢力には与していなかった。なぜなら自分の趣味と性癖を満たすためだけの活動だからだ。
そんな彼の元に突如アンドロイドの少女が現れる。1枚目右。曰く、未来の自分が作った時間移動出来るサポートアンドロイドらしい。悪の勢力に支配された世界は変身ヒロインの多くが生命を落としたり、怪我やらで引退したりしていなくなる。それを防ぐために過去の自分にアンドロイド少女を送った、未来の少年が作り出したマジカルチンポのデータとともに。
「マジカルチンポ!?」
「ハイ、マスター。未来のマスターが生み出した、どんな変身ヒロインもこいつをっっこんじまえばなんでも言うことを聞く魔法のチンポだぜとのことです」
未来の自分からの指令はこのマジカルチンポを怪人に搭載し、変身ヒロインを手籠にし「スーパーハイパーウルトラヒロインフォース」を結成し悪の勢力に立ち向かうこと。自身の遺伝子情報を組み込んだアバター怪人で変身ヒロインを手籠にしまくるそれが世界を救う唯一の手なのだった。
チワワウドン
2024-05-19 17:24:30 +0000 UTCTSB
2024-05-19 17:12:09 +0000 UTC