SamSuka
生簀川
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氷渡香名江「お嬢様と私で金玉を空っぽにさせていただきます♡」

 氷渡香名江とプロデューサーの関係が露見したとき、倉本千奈は、まあ、といつものように驚き、そして、


「香名江が一緒なら安心だわ!」


 と、それを歓迎した。

 情事に及んだ際、不手際がないか不安だったが、香名江が見守り、導いてくれるならば安心だし、これに先んじ、香名江を通してプロデューサーの嗜好を知ることができるのもありがたい──ということだった。

 このぶっ飛んだスタンスを前にプロデューサーは、甘やかされて育ったとはいえ彼女もまた倉本宗家の令嬢であり、鷹揚にして闊達、与えるべきときに惜しみなく与える支配者の血を引いていることを思い出した。

 真の成功者は、奪われたことを奪われたとは思わないものだ。望めばいつでもそれをまた手に取ることができるのだから。

 香名江はどこかで千奈の反応を予想していたところはあったようだが、しかし確信にまでは至っていなかったようで、この反応にいたく安堵した。

 結果、千奈のいない前では露骨に身体的接触が増えたし、いる前でも以前に比べるとだいぶ態度が軟化していた。

 将来どうなるのだろうとプロデューサーは思わないでもないが、倉本ほどの豪族ならば非嫡出子を何人抱えようが問題ないのだろうという結論に至った。


 *


 香名江とプロデューサーが具体的な行為に及んでいるのを知ったことで、千奈は俄然やる気になった。

 卒業まではという暗黙の了解はいずこへやらである。

 そしてその日は突然おとずれた。


「今日は泊まっていってくださいませ!」


 過去も、何度か倉本の邸宅に泊まったことはあった。

 千奈のスケジュール上、面会がひどく遅い時間になってしまった日がそうだった。

 その日はまだ十分な時間があったので遠慮しようとしたのだが、壁際で静かにしている香名江が、


 と! ま! れ!


 という強い視線を送ってきたので、プロデューサーはとりあえず了承することにした。

 そして通された寝室は、これまでが階層の違う客間であったのに、今回は千奈の私室に程近い部屋だった。

 これは──と察したプロデューサーが、案内してくれた香名江に、自分はいつ千奈の部屋に邪魔すればいいのかとたずねると、


「携帯を鳴らします」


 とだけ返された。

 香名江はしずしずと部屋を案内し、去り際にプロデューサーにちゅっと可愛らしいキスをすると、


「それでは夜に」


 と微笑んで立ち去った。


 *


 千奈との情交は滞りなく済んだ。

 正直、香名江に比べれば平坦な体型にしっかりと勃起できるであろうかとか、あの極上の体を繰り返し味わってなお射精に至れるかとか、色々と不安はあった。

 しかし予想に反し、千奈の幼く柔らかく、きめ細やかで手のひらに吸いつくような肌を前にプロデューサーのペニスは痛いほど勃起したし、彼女の狭くきつい膣は極上の締めつけで、あっという間に射精をしてしまった。

 千奈も想像以上の痛みだったようでだいぶ騒いでいたが、自分の肢体を見てプロデューサーがいたく興奮していたことと、初めてでも射精まで導けたことにはいたく満足していた。

 問題といえば、すぐに射精してしまったせいで、香名江とは二発、三発を当たり前にしているプロデューサーにしてみれば欲求不満ということくらいだった。

 とはいえ、股から破瓜の血を流している千奈にもう一回をお願いするのは躊躇がある。


「あら?」


 ピロートークに興じていた千奈だったが、太ももに当たる感触に気づいて声をあげる。

 手を伸ばすと、先ほどの射精で萎えたはずの陰茎が力を取り戻し始めている。


「まあまあ! すごいですわ~!

 英雄色を好むと申しますけれど、本当でしたわ」


 目を輝かせる千奈だったが、同時にふわぁ、と大きなあくびをする。


「でも、先生、すみません、わたくしなんだかとっても眠たくて……どうしましょう。

 あ、そうですわ。

 香名江」


 千奈は薄暗い部屋の壁際に控えていた香名江に声をかける。


「先生のお相手をしてくれる?」

「かしこまりました」


 香名江がうやうやしくうなずく。


「それではわたくしはお先に失礼しますわ。

 先生は香名江とごゆっくり……」


 千奈はプロデューサーに口づけすると、そのままむにゃむにゃと不明瞭な言葉を口にしながら瞳を閉じ、すぐに寝息を立て始めてしまった。

 暗がりの中で、プロデューサーと香名江の視線が交錯する。

 この視界不良の中でもわかるほど強く、香名江の瞳は獣欲にまみれたどろりとした光を宿していた。


 *


 場所をプロデューサーに宛がわれた私室に移した。

 部屋に入った瞬間、二人は激しく絡み合い、むさぼるようなキスをした。

 互いの舌を嬲り、唾液を啜りながら、ベッドにもつれ込む。

 香名江は自ら長いスカートをめくり上げると、すぐさま純白のショーツを下ろしてしまう。

 むわっと雌のにおいが広がる。

 千奈とプロデューサーの情事を傍から見て、しっかりと焦らされたまんこだ。

 愛液が溢れ、内股までを濡らし、興奮でクリトリスが露出している。

 物欲しそうにヒクつく膣口を晒しながら、香名江の視線はプロデューサーの肉棒に釘付けになっている。

 バスローブだけを羽織ったプロデューサーの下半身は丸見えで、太い血管の浮き出た見事な剛直があらわになっている。

 

「す、すぐに、挿れてくだ、さい」


 香名江の目が血走っている。

 プロデューサーの精液と、そして何より千奈の愛液を破瓜の血で汚れたペニスから目を離せない。

 それを受け入れることは、彼女にとって何か大きな意味を持つようだった。

 プロデューサーはリクエストに応じて彼女に覆い被さり、膨れ上がった亀頭をぐちゃぐちゃになった膣口に押し当てた。


「う゛ッ!?♡♡」


 それだけで、びくびくびくっ、と香名江の体が震えた。


「あっ、ま、待って……これ、まずい、かも──」


 そのリクエストは聞けない。プロデューサーも、もう辛抱できなくなっていたところだ。

 繰り返すセックスの中でプロデューサーの形に改造された、プロデューサー専用の、ザーメンコキ捨てエロメイド穴に肉棒を押し込む。


 ずりゅっ♡ ずりゅりゅりゅりゅ──どちゅんっ♡♡♡♡


 何の抵抗もなく、ずるりと巨大なペニスを咥え込む香名江のまんこ。勢いのままに奥をドンと突かれた瞬間、


「ん゛お゛ッ!?♡♡♡♡ お゛お゛お゛ぉぉ──~~ッ♡♡♡♡♡♡♡♡」


 野太い嬌声をあげて、香名江が大きく仰け反った。

 足先がピンと硬直し、体は痙攣したかのようにガクガクと震える。まんこはぶしゅしゅっと大きくイキ潮を吹き上げた。

 膣壁が歓喜したかのようにうねり、肉棒をきつく締め上げる。

 プロデューサーは奇襲を受けたかのようなその激しく甘い快感に、思わず精を放ってしまう。


 どぴゅっ♡♡ ぶりゅりゅりゅりゅりゅ……ぶばっ♡♡ びゅるるるる~っ♡♡♡♡


 香名江とは初体験以来の生中出し。熱く濃厚な精液が膣奥に叩きつけられる。


「あ゛う゛ッ!?♡♡ お゛ッ、ほお゛っ、んお゛お゛ッ♡♡♡♡」


 ぶりゅりゅっ♡♡ ぶびゅっ♡♡ びゅ~っ♡♡ びゅびゅっ♡♡ びゅるるるる……ぶびゅっ♡♡♡♡


 絶頂の波が収まらぬ間に熱い滾りを流し込まれ、香名江を再び快楽の極致が襲う。

 脳髄に稲妻が走り、快楽という快楽で満たしていく。意識は朦朧として、視界がぼやける。

 涎と鼻水を垂らし、ほとんど白目を剥いたような顔で──香名江は実際、数十秒、意識をトばした。

 はっと意識を取り戻したときは、快感の波は引き始め、手足はピリつく程度だった。

 プロデューサーは香名江に半ば体重をあずける形でぐったりとうつぶせに倒れ込んでいる。

 腰ごと持っていかれるような盛大な射精をしたのだ、無理もない。


「ぷ、プロデューサー。大丈夫ですか?」


 肩で息をしているプロデューサーにたずねると、プロデューサーは問題ありませんと小さい声で返事をした。

 香名江はいそいそとメイド服を脱いで裸になると、掛け布団を引っ張って自分とプロデューサーにかぶせた。

 プロデューサーの頭を胸で抱き込むようにすると、その額に優しくキスをした。

 そういえば──とプロデューサーはぼんやり考えた。

 千奈に認められ、自分と千奈が行為を済ませたことで、名実ともに抜け駆けも裏切りもなかったということになるのだろうか。

 千奈を一番よく知る香名江のことだから、千奈がその手の悋気を放たないことはわかっていただろうが、一般的な倫理観からすれば不安が残るのも致し方ない。

 香名江さん、と声をかけると、香名江は微笑みを湛えたまま首を傾げた。

 こんな言い方はおかしいかもしれませんがと前置きをして、プロデューサーは、千奈さんを愛していますが、あなたのことをも愛しています──と告げた。

 香名江は微笑みを深めると、


「知っています」


 と答えて、またプロデューサーをぎゅっと抱きしめた。



 ***



 近頃香名江は、以前に増してランジェリーに気を使っている。


「ん゛っ♡♡ あ゛ッ♡♡ はあ゛っ……♡♡」


 今、ベンチに座った香名江のロングスカートに頭を突っ込んで、執拗に下半身を愛撫するというプレイをプロデューサーが気に入っているためだ。

 プロデューサーに舐め回されて唾液まみれになったり、最終的には精液をぶっかけられたりと散々な扱いをされてはいるのだが、少しでもプロデューサーの劣情を喚起できるのならばそれに越したことはない。

 このメイド服の長いスカートに潜り込み、しゃぶりつくようにクンニリングスをするという一種変態的な行為──を、香名江も大変気に入っていた。

 クリトリスを舌で転がし、優しく剥き、吸い上げ、そういう愛撫を丁寧に丁寧に、たっぷりと時間をかけて行われると、香名江は快感と多幸感で頭がおかしくなりそうになってくる。

 インターネットの情報によれば、ここまで丹念にクンニを行う男性というのは稀なほうらしく、そこもなんだか嬉しいというか、誇らしいというか、うちのプロデューサーなら当たり前ですが──と妙な満足感でいっぱいになる。

 またプロデューサーのテクニック自体も回を追うごとに洗練されており、彼のクンニで達しないことはまずないというところまで行き着いていた。


「あ゛っ♡ あ゛っ♡ はっ……ん゛っ、イキっ……そうっ♡♡ あっ♡ お゛っ♡」


 プロデューサーの手が内ももを這い回り、鼻先が優しくクリトリスを刺激する。長く伸びた舌は膣の浅い部分──香名江の好みのポイントを正確に押圧する。

 香名江の額に汗が滲み、腰が絶頂の予兆でふわふわと落ち着かなくなった。思わず太ももでプロデューサーの頭をぎゅっと締め上げてしまうが、それでもプロデューサーはクンニを続ける。


「あ゛ッ♡ イクッ……イクッ♡ イクイクイクッ♡ これっ、出ちゃう……っ♡♡ ぷ、プロデューサー、私、イきます、からっ♡♡

 イク、本当にイクっ……♡ イクイクッ、あっ、はぁっ、んっ──……♡♡♡♡」


 ぶるる、と香名江が腰を震わせる。

 プロデューサーは大きく口を開いて、ぐっとまんこに吸いつくように顔を押しつけた。


「あっ、ああっ♡♡ 出ちゃっ──……♡♡♡♡」


 イキションが癖になってしまっている香名江が、びくびくと痙攣しながら小便を漏らす。

 プロデューサーはぐっと押しつけた口でそれを受け止め、受け止めながらごくごくと飲み込んでいく。

 量にもよるが、プロデューサーは香名江の小便を抵抗なく飲み干せるようになっていた。


「あ、あああ、はあぁぁぁ……♡♡♡♡」


 香名江はロングスカートをめくり上げ、自分の股間に吸いついて小便を嚥下するプロデューサーを見て歓喜に打ち震えた。

 香名江がこのプレイにハマっている理由はこれも大いにあった。

 フェラチオでザーメンを飲んでもらえると男性は喜ぶ、というのは香名江も知識で知っていたが、プロデューサーが飲尿を始めて、そのことがより深く理解できるようになった気がしている。

 満足感や支配欲というだけでは言い表せない、プロデューサーに対する愛情が溢れて胸がいっぱいになる。

 香名江の尿をすべて飲み干してみせたプロデューサーを香名江はすぐさま抱きしめると、その顔に、いや顔と言わず耳や首筋までもに、情熱的なキスを何度となく繰り返した。


「私の可愛いワンちゃん♡

 次は香名江が犬になっておちんちんをどろどろにしてあげますからね……♡」


 そう言って、なおもきらきらと潤んだ瞳でキスを繰り返す。

 しかしそこで、


「あ──」


 と香名江が何事かに気づいた顔で青ざめる。プロデューサーもうなずく。


「わ、忘れていました……。すみません、勝手に盛り上がって……」


 しおしおと香名江が萎れる。

 今日は千奈のスケジュールの余裕から、面会後に『そういう』ことになるので、面会前に抜いておくのはよしておこうという話をしていたのだ。

 しかし結果こうしているのはプロデューサーから香名江を可愛がるだけでもしたいと要望したからなので、自分が抜けないことは承知しており、問題ない。


「そ、そうですけど、その……」


 香名江の視線がプロデューサーの股間に向かう。

 問題ないと言われても、スラックスを突き破るような力強さでテントを張っているのを見れば、心配にもなる。

 プロデューサーは夜の楽しみにするから問題ないと、もう一度うなずいた。

 ただ、もしも千奈と致すことがなかった場合、香名江は覚悟してほしい、と言い添える。


「そ、それは、まあ、その、うふ、うふふ……ご随意に……♡」


 いちゃいちゃと触れ合いながら身支度を整えると、二人は千奈の私室に向かった。


 *


 千奈の部屋で、最低限のミーティングを済ませる。

 というか、最低限のミーティングを済ませることしかできなかった。

 千奈の部屋は彼女の甘ったるいにおいでいっぱいだし、何よりこの密室に、生ハメでザーメンを流し込んでやった美少女が二人もいるのである。その二人は自分に恋慕を抱いており、距離が近く、ベタベタと体に触れてきて、そのうえ、この後おそらくはセックスをする──そういう状況下で、平静を保てというのも無理な話だ。

 ギチギチに勃起した股間を早々に千奈に見つけられてしまった。


「まあ! まあまあ!」


 顔を赤らめて驚く千奈にプロデューサーは、浅ましいようだが千奈と枕を共にできそうなことが楽しみでつい、と答えた。それもウソではない。

 千奈はプロデューサーの言葉に、くねくねと身をよじって喜ぶ。


「では少し時間が早いですが、夕食にして、人払いを済ませてしまいましょうか。

 ねっ、香名江」

「はい、お嬢様」


 香名江は微笑んでうやうやしくうなずくと、襟元についたマイクを口元に押し上げて何やら指示を出している。


「お嬢様。すぐに準備ができるそうなので、食堂へ」

「先生、参りましょう!」


 *


 夕食を済ませ、身を清め、待ち──スマホに香名江からの通知を受け、千奈の部屋に向かう。


「先生♡ いらっしゃいませ」


 部屋に入ると、千奈が出迎えてくれる。

 純白のブラジャーにショーツ。細部までに刺繍が施され、プロデューサーにはわからないが、相当なハイブランドか、あるいは特注の品だろう。

 これにベビードールをまとい、体つきこそ幼いもののいたく煽情的で、プロデューサーの股間をしっかり反応させてくる。

 そのあどけないかんばせには、薄っすらとチークやアイラインが入っていた。

 初夜のときもそうだったが、千奈は肌を重ねる前に完璧な身支度をする。下着にせよ、化粧にせよ、昼間とはまったく違うものだ。

 今日は勝負下着、などという体レベルな話ではない。この装いはすべてセックスのためにあつらえたものなのだ。それ以外には用いられることのない、ただプロデューサーとセックスするためだけに整えられたもの。

 あどけない顔で笑う千奈が、当然のようにそれを受け入れ、あるいは望み、こうして目の前にいることに、プロデューサーは得も知れぬ興奮を覚えた。


「こちらへ♡」


 千奈はプロデューサーの手を引いて、自身の大きなベッドに座らせる。千奈自身も隣について、ちゅ、とまずは触れるだけの可愛らしいキスをする。


「あら?」


 千奈は首を傾げると壁際に立つ香名江に目をやった。


「香名江? 香名江、どうしたの? いらっしゃい」

「は、はい」


 千奈に呼ばれて、香名江がしずしずとベッドに向かってくる。


「ほらほら、どうしたの? 緊張しているのかしら?」

「そ、そうですね」

「うふふ。香名江もそういうところがあるのね。ほら、服を──」

「だ、大丈夫です」


 香名江の服に手をかけようとした千奈をやんわりと押しとどめ、するするとメイド服を脱いでいく。

 プロデューサーは呆気に取られていたが、ともかく今日は三人でするということらしい。

 念のために千奈に確認すると、千奈はなぜかドヤ顔でうなずいた。


「はい! わたくしもこの道では赤ちゃんのようなものですから、先生と香名江がしているところを見ながら勉強させていただこうと思いまして」


 これはどうなんだとプロデューサーは逡巡したが、そういえば初夜の折、千奈に続いて香名江を抱いたとき、香名江がいたく興奮していたことを思い出した。となるとこの状況は、香名江にとってはむしろ歓迎する類の辞退ではないのだろうか。

 そう思ってプロデューサーは香名江にうかがうような視線を向けると、香名江は顔を真っ赤にしながらも、こくこくと何度もうなずいた。やはり良いらしい。


「あの、では、プロデューサー……」


 一糸まとわぬ姿になった香名江がベッドの上でプロデューサーに顔を寄せる。

 プロデューサーはいつものように唇を奪うと、舌を絡めて唾液をすすった。


「わ、わ、わ♡ す、すごい、こ、これが大人のキスですのね」


 淫猥な水音を立てる二人に、千奈が黄色い声をあげる。

 プロデューサーはしばらく香名江の口腔を嬲ってから顔を引き、千奈の体を引き寄せた。


「あっ、わわ、んっ──んちゅ、んむ♡♡♡♡」


 唇を奪われた千奈は、驚いて身を強張らせたものの、舌を差し込まれてすぐに目をとろんと潤ませた。

 千奈は拙いながらも夢中で舌を差し出し、プロデューサーの愛撫を受け入れている。その間も腰や背中を優しく撫でるプロデューサーの手に、官能の兆しを感じているようだった。

 ぷは、と唇を離すと、千奈はプロデューサーの胸元にぐりぐりと額を押しつけてきた。


「す、素敵でしたわ~♡」


 きらきらと目を輝かせる千奈。

 千奈はかたわらでにこにことそのやり取りを見守っていた香名江に視線をやると、


「あら、香名江。香名江もしましょう」


 と手招きをする。

 するとは──と疑問に思いながらも香名江がそばに寄ると、千奈はおもむろに香名江の唇を奪った。


「!!??!?♡♡♡♡」


 動転する香名江だったが、すんでのところで踏み止まって、そのままキスを受け入れる。

 身を寄せる千奈の腕に手を添えて抱き止めると、香名江もまたプロデューサーと同じように優しく舌を絡めた。

 耳から首まで真っ赤にし、だらだらと汗を流しながらディープキスに勤しむ香名江。千奈のほうはプロデューサーとのキスで慣れたとばかりに平気な様子だ。

 ぎこちないように見える香名江だが、その股間からは洪水のように愛液が漏れ出している。今、プロデューサーがちょっとでも触ってやったらすぐにでもイってしまうのではないかという雰囲気があった。

 それにしても、美少女二人、それも主従の関係にある者同士が、あられもない姿でディープキスに興じている光景というのは、一生涯のズリネタになるのではないか。

 このあとはおそらく、このどちらともを抱くのだと思うと、プロデューサーの怒張は自然と天を衝いた。

 ややあって千奈と香名江が離れる。


「ど、どうかしら、香名江」

「は、はい。お嬢様。大変お上手です」

「先生! 褒められましたわ~♡」


 この融通無碍たる在り様、戦後の焼け野原を生き抜いた財閥の血統と言わずしてなんとしようか。


「えっと……次はどういたしましょう!」


 むんっ、とやる気を見せる千奈だが、性知識に詳しいわけではない。

 プロデューサーと香名江の視線が交錯し、香名江がうなずく。


「その──僭越ながら」

「はいっ、香名江!」

「お嬢様にはこのような行為に慣れていただくのが先決だと思いますので……まずはプロデューサーに身を任せるのはいかがでしょう」

「そう? それだと初めてのときと変わらなくない?」

「いえ。お嬢様にリラックスしていただくにも、あれこれ手管がございますので。

 お優しいお嬢様はプロデューサーに色々として差し上げたと思っていらっしゃるかと存じますが、それは次のステップに」

「そう、そうかしら? 先生?」


 プロデューサーがうなずき、香名江がプロデューサーにそっと耳打ちをする。


「あの、口でしてあげてください。あなた、その……たぶん、すごく上手、なので」 


 プロデューサーはもう一度うなずくと、千奈が仰向けになるよう優しくうながした。

 ショーツに手をかけると、千奈が少し抵抗をする。


「あっ、あっ、脱がすんですのね。そうですわね。そうなりますわよね。や、やっぱりちょっとその、恥ずかしいですわね」


 香名江とディープキスをするのにはまったく抵抗がないのに、ショーツを脱ぐのはまだ抵抗があるらしい。

 それでもショーツを取り去ってしまうと、ほとんど陰毛のないつるりとしたまんこがあらわになった。


「ううっ、は、恥ずかしいですわ~!」


 びらびらのほとんどない、一本線でぴっちりと閉じられたこどもまんこ。ぷっくりと周辺が膨らんでいわゆる盛りマンになっているのも、なんとなく千奈らしい。

 陰毛がないのでわかりづらいが、愛液はしっかりと溢れて内ももまで伝っている。

 力を脱いでくださいね、と伝え、プロデューサーは千奈の太ももに手をかける。


「あっ、挿れるんじゃないんですのね? あっ? わっ、わっ」


 自身の秘部に顔を寄せるプロデューサーに、千奈が目を白黒させる。


「せ、先生っ!? なにを──あう゛ッ!?♡♡」


 ぴちゃりと舌を這わされ、千奈の体が跳ねる。

 プロデューサーが待っている間にしっかりと身を浄めてきたのだろう、嫌なにおいはしない。

 鼻腔を突くのは千奈の体臭と女性器特有のそれが混じり合った甘酸っぱい、女のにおいだ。

 発情した雌のにおい。

 彼女の小さく幼い体からもそのような香りがするのかと思うと、否応なしに獣欲を掻き立てられる。

 ほとんど陰毛のない千奈の秘所には、より強い密着感で吸いつくことができるように感じた。

 こどもまんこのスリットを優しく撫でるように、唾液をたっぷりと乗せた舌を這わせる。


「あ゛ッ♡♡ ん゛ん゛っ……あぁっ♡♡」


 内側の肉をなぞられる感覚に、千奈が目を見開いて悶える。

 自慰、愛撫、挿入──の経験があっても、舌で愛されるのは初めてのことだった。

 プロデューサーはまだ蕾のクリトリスに上唇で触れ、くすぐるように表面をなぞる。


「ん゛ッ♡ あっ♡ はっ♡ あっ、はぁっ♡ んぁっ♡」


 千奈の荒い呼吸に甘いものが混じる。

 クリトリスは性感帯ではあるものの、女性の体ではとくに敏感な部分なので、いかに丁寧に時間をかけてほぐしていくかが重要だ。千奈の未開拓な体ならなおのことである。

 そういう意味では、プロデューサーの偏執的というまでに執拗な責め方は理に叶っていた。

 傍から見ている香名江の目からしても、千奈の体の強ばりが少しずつ少しずつほぐれていっているのがわかる。


「う゛っ♡ あ゛う゛っ♡ はっ、あぁっ♡♡ あぁぁ……♡♡」


 上気している千奈の頬。


「あぁっ♡ うっ♡ き、気持ち良いですけどっ、よ、良すぎて、ちょっとこわいっ……」


 千奈は押し寄せる快感の波に戸惑っているようだった。


「か、かなえっ。かなえっ」

「はい、お嬢様」


 か細い声で香名江を呼ぶと、すぐに香名江が千奈の手を握る。

 心細そうにしている千奈にキスをすると、そのまま舌を絡め合う。

 キスに興じることで、千奈の強ばっていた脚が弛緩していく。

 プロデューサーは手の届くところに香名江のむっちりとした尻が現れたので、雌汁を垂れ流しているまんこに中指を挿れてやった。

 ぶるん、と香名江の尻が震える。

 この角度ならGスポットもいじってやれる。男の浪漫ではないが、どうせなら二人とも達してほしい。


「あっ♡ はぁっ♡ うっ♡ せ、せんせいっ♡ かなえっ♡ わっ、わたくしっ、なにかっ♡ ああぁぁ……うぁ♡♡」

「お゛ッ♡ あ゛ッ♡ お嬢様……お嬢様……♡♡」


 二人が登り詰める。

 千奈の柔らかい太ももがぴくぴくと震え、香名江の膣がプロデューサーの指をきゅうっときつく締めつけた。


「あっ♡♡ あぁぁぁっ♡ ああああっ──♡♡♡♡」

「イグッ♡♡ ン゛ッ♡ お゛っ、はあ゛ぁぁっ──♡♡♡♡」


 千奈は体を丸めるように緊張させながら、かくかくと腰を震わせて達する。

 香名江も同時に、むっちりとした尻をぶるりと震わせると、ぶしゅっと潮を吹きながら絶頂した。

 くたりと脱力する千奈と、絶頂の余韻か低い声で唸りながら震える香名江。

 千奈には少し休憩が必要そうだが、プロデューサーのほうはもう美少女二人の痴態を見せつけられてこれ以上は辛抱できない。


「あっ──?」


 プロデューサーは身を起こして香名江の腰を掴む。

 そして、


 ずりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅっ──どちゅっ♡♡♡♡


「ん゛お゛ッ!!?♡♡♡♡」


 香名江の一番深いところまで、乱暴に陰茎を押し込んだ

 まだ快感の波が引かない、敏感なままの肉体を蹂躙され、香名江の呼吸が一瞬止まる。


「ヒッ──イ゛ッ♡♡ ン゛あ゛ッ♡♡」


 プロデューサーの手が乳房に伸びる。赤く尖った乳首をこりこりといじくりながら、肉棒はぐりぐりとこすりつけるように膣奥を責める。


「い゛ッ♡♡ あ゛ッ♡ まッ、待っ♡♡ ぐッ♡♡ イ゛ッ……グッ♡♡」


 歯を食いしばった香名江が、ぶしゅっとハメ潮を吹きながらまた絶頂する。


「せ、せんせい……? かなえ……」


 気をやっていた千奈が身を起こし、激しく突き立てられる香名江を凝視している。

 プロデューサーが千奈を招き寄せる。

 千奈は熱に浮かされた顔でふらふらとプロデューサーのそばに来ると、ぴったりと肌を寄せてきた。


「んっ♡♡ んちゅ♡♡ うむっ──あっ♡ ちゅぶ……♡♡」


 プロデューサーが唇を奪うと、千奈はうれしそうに微笑んで、自らも積極的に舌と唾液を絡めてきた。

 

「お゛ッ♡ お゛ッ♡ んお゛ッ♡ あっ、ああっ、あ゛ッ♡♡」

 

 千奈とキスをしているプロデューサーに突かれているという事実が何かの琴線に触れたのか、香名江のあえぐ声が大きくなる。

 プロデューサーはピストンを緩めないまま千奈の尻に手を回すと、愛液のしたたる秘所に指を挿れた。

 千奈は身をよじりながらもプロデューサーの指を受け入れ、腰に広がる甘い快感を愉しみ始めている。

 肉棒のほうはそろそろ限界だ。

 プロデューサーが腰を掴む手に力を入れると、要領を得た香名江は腰をくねらせるように尻を前後させ、射精を誘引した。

 精液を搾り取ろうとするような香名江の動きに涎を垂らしながら、プロデューサーが絶頂する。


 どくっ♡♡ びゅるるるっ♡ びゅくっ♡ びゅる、びゅびゅ~っ♡♡ びゅるっ、ぶばっ♡♡ ぶぢゅ……ぶぴゅっ♡♡


「ん゛お゛ッ!!♡♡ お゛ッ♡♡ お゛お゛お゛お゛ぉぉぉぉ──♡♡♡♡」


 煮え滾るような熱い精液を流し込まれ、香名江が低くうなりながら絶頂する。

 前戯でほぐれきった敏感な体に、久方ぶりの生中。加えてそれを千奈にじっくりと見られている常軌を逸したシチュエーションが、香名江を強く深い絶頂へといざなう。

 視界がちらつく。全身がビリビリと痺れる。しつこく吐き出される精液に膣が震え、香名江の脳髄は否応なしに快楽物質で満たされていく。

 

「あ゛ッ──はぁぁ……お゛っ……♡♡」


 ずるりとペニスを引き抜かれ、香名江の膣から精液が逆流してぼとりとシーツに染みを作った。

 千奈は膣からザーメンを垂らしながら悶える香名江と、プロデューサーの脈打つ陰茎を血走った目で見ている。

 プロデューサーがすぐに千奈さんもしますからと告げると、千奈は既に紅潮していた顔を更に真っ赤にし、こくこくと無言でうなずいた。


「お嬢様──」


 香名江がのそのそと這い寄り、プロデューサーの股間に顔を寄せる。

 射精を経て汚れた陰茎の先端をちろりと舐めると、千奈に目をやった。


「は、はい」


 緊張した面持ちでうなずくと、千奈も股間に顔を寄せ、おずおずと舌を伸ばした。

 間接照明だけが照らすほの暗い部屋に、ぴちゃぴちゃと淫猥な水音が響く。

 二人でこうする都合上、咥えて吸い上げるような激しい口淫にはならない。ならないが、美しい少女が二人、一糸まとわぬ姿で、股間から精液や愛液を垂れ流し、懸命に自らのイチモツを舐めるという状況は、あまりに、あまりに扇情的だった。

 度を超えて非日常的な光景に、プロデューサーは目まいがした。同時に、股間には激しく血が集まってくる。


「あっ……あう♡♡」


 びきびきと怒張する肉棒が、千奈の柔らかな頬を押す。

 目を白黒させている千奈を、香名江はそっと横にしてやると、プロデューサーと目を合わせてうなずいた。

 プロデューサーが千奈に覆い被さる。

 千奈にしてみれば、二度目の挿入。香名江ほどに調教はされていないから、そこは気を使う必要がある。

 そう思ったプロデューサーだったが、組み敷かれた千奈は、媚びるような瞳でプロデューサーを見ると、自ら秘所に指をやって、その入口をくぱ、と広げてみせた。

 それが何らかの学習によるものか、あるいは本能によるものか、プロデューサーにはわからなかったが、わからないままに、その肉欲にあらん限りの火が注がれた。


「あっ、先生っ……♡」


 プロデューサーは小さな千奈の腰を抱え込んで持ち上げ、尻を真上に突き出させた。まんぐり返しの状態だ。

 いつか香名江を味わったのと同じ体勢だが、今回はコンドームをしていない。無論、事前事後の避妊はするものの、形としては紛う方なき種付けプレスだ。

 激しく反り返る肉棒の先端を、千奈の指が示す膣口に押しつける。


 ずりゅっ♡ ずりゅりゅ──ごりっ♡♡


「ふぐっ♡♡ あ゛ッ……かっ……!♡♡」


 亀頭が膣口を押し広げ、千奈の中に入っていく。

 反りのある陰茎を突き立てるように挿入するので、自然と膣の腹側を強くこするような形になる。

 

「あ゛っ♡ あわっ、はうっ♡ あっ、あっ、あっ♡♡」


 Gスポットを責められる新鮮な感覚に、千奈は困惑した表情のままびくびくと震える。

 しかし戸惑い以上に、その声には法悦に浸る甘い響きがあった。


 ごりゅりゅりゅりゅ──ずちゅっ、どちゅんっ♡♡♡♡


 千奈の狭い膣をこじ開けるように肉棒を突き立て、その一番奥に亀頭を叩きつける。


「あ゛あ゛あ゛あ゛……はぁぁぁ♡♡♡♡」


 千奈の小さな体が跳ね、額には玉の汗がはじける。

 腹を満たすかのような圧迫感を覚えながら、しかし千奈はそれをまったく拒もうとはしない。

 むしろ足をしっかりとプロデューサーに絡めて、離すまいとしている。

 プロデューサーは下っ腹に力を込めながら、ゆっくりと腰を引く。大胆に悶えているのは千奈のほうだが、プロデューサーも油断すればすぐに果ててしまいそうだった。

 千奈の膣は狭く、きつい。だから締めつけは強力なのだが、肉棒に触れる肉ヒダ自体はひどく柔らかい。だから窮屈という感じはしない。

 ペニスの形にぴったりとフィットした粘液まみれの肉壁。精液を搾り取るのにこれ以上というものはない。


「あ゛っ♡♡ あ゛っ♡ お゛っ♡ あ゛っ♡ あ゛あ゛っ♡」


 クンニと同じで、じっくりと味わったほうが良い。

 それはわかっているのに、千奈のあまりの名器ぶりに腰が勝手に動いてしまう。

 千奈も千奈で、これが人生で二度目のセックスとは到底思えないほど、肉棒のもたらず甘い快感を味わえている。

 全身を桜色に染め上げて艶めかしく体をひねらす様に、プロデューサーは既にこの次の射精のことまで考えてしまっていた。

 プロデューサーの口から涎がこぼれ、千奈の控えめな胸に水滴を作る。

 限界が近い。

 それを伝えると、千奈はプロデューサーの背中に回した手にぐっと力を込めた。


「な、なかにっ♡ あ゛ッ♡♡ 先生のほてりを、ぜんぶっ♡ わたくしのなかにっ♡ んっ♡♡ はきだしてくださいましっ♡♡」


 千奈の中出し懇願。プロデューサーは陰嚢にぐつぐつと滾るものを感じた。

 もはやテクニックも何もない、ただ混じりけのない獣欲をそのまま叩きつけるようなピストン。

 千奈が高い声で喘ぐと同時に、股間が爆発するような勢いで精を放つ。


 どびゅるるるっ♡♡ どくっ♡♡ びゅるるるうっ♡ びゅばっ♡ びゅるっ、ぶびゅるっ♡♡ びゅびゅっ、びゅ~っ、ぶぼっ♡♡♡♡


「あっ♡ あ、ああっ♡ はっ、うぁっ♡ あぁぁぁっ、あぁ──っ♡♡♡♡」


 粘りりの強い、熱く濃厚な種が肉棒から噴出する。

 法悦の極みに身震いする千奈が種付けプレスの体勢で固定され、打ち下ろすように抉り込まれた肉棒から精液を流し込まれる様は、まさしく雌に種を付けているというところだった。


 ぶびゅるっ♡♡ どくどくっ♡ びゅるるるる、びゅるっ♡♡ どくんっ♡ びゅ~っ、びゅびゅっ♡♡ びゅるるるっ♡♡


 なおも止まらない射精。

 密着した膣と肉棒の隙間から潮が噴き出て、許容量を超えた精液がぶりゅりと逆流する。

 千奈は呂律の回らなくなった舌で不明瞭な声をあげながらも、手足はしっかりとプロデューサーに絡みつけ、放たれる種をこぼすまいとしていた。雌の鑑である。

 長い長い射精が終盤に近付き、最後の一滴までを流し込もうとプロデューサーはぐりぐりと腰をこすりつける。

 初めて快楽物質に脳髄を満たされトリップ状態にある千奈は、肉棒を子宮口にこすりつけられるたびに、あぐ♡ うぐ♡ と声を漏らしていちいちアクメを迎えた。

 ペニスの脈動が収まり、プロデューサーがゆっくりと腰を引き抜く。

 引き抜く瞬間、プロデューサーのカリがまんこに引っかかり、千奈がまた悶える。

 千奈はペニスを引き抜かれた後も何かを求めて情けなく腰をヘコつかせていたが、ややあって我に返った。

 そのあとは顔を真っ赤にしたりあるいは青ざめたりと何かわたわたしていたが、最後はプロデューサーに抱き着いて、


「素敵でしたわ~♡」


 と微笑んだ。

 その声色も笑顔も普段の千奈のようで、プロデューサーは妙な気持ちになった。裸だし、股からは精液を垂らしているのだが。

 プロデューサーは千奈を抱き返すと、その胸に顔をうずめた。千奈がまあ、と目を丸くする。


「あまり自信のあるものではないですが──」


 そう言いながら、抱き返してくれる。

 トップサイズ73センチの千奈の乳房は、同世代の女子と比べるとかなり控えめな部類だろう。

 しかしその白く美しい輪郭にわずかな膨らみ、そして上品な桜色をした乳輪と乳首は、十二分にプロデューサーの肉欲を掻き立てるものだった。

 そればかりでなく、今となっては千奈のその幼く柔らかな、世間的にはセクシーから程遠い肢体のどれもが、プロデューサーのよこしまな感情を刺激していた。そっちのケはなかったはずなのだが。

 それを素直に伝えると、千奈は目を輝かせた。


「うれしい! うれしいですわ~! 本当に、うれしい、わたくし……」


 やはり自分の体型がこうした情事においては不利に働くだろうという想いはあったのか、本当にうれしそうだ。


「そうだ。折角なので……香名江! 香名江!」

「はい、お嬢様」


 千奈が香名江を呼ぶと、千奈と反対側に寝そべって、プロデューサーに胸を押しつけてくる。

 香名江も大ぶりなほうではないが、千奈よりはボリュームがある。しかし大きいだの小さいだのに関係なく、二人がしっとりとした肌を両サイドから密着させてくると、それだけで股間に血が集まるように感じた。

 プロデューサーが正直にそれを伝えると、千奈は頬に手を当ててくねくねと体を揺らす。


 この様子なら自分の衝動は包み隠さずにいたほうがよかろうと、プロデューサーは思い切ってまだシたりない旨を伝える。


「まあ♡ まあまあまあ♡ うふふ、どうしましょう♡」


 どうしましょうと言いながら、その目にはハートマークが浮かんでいた。

 千奈はいそいそとベッドの上を動き、萎えたプロデューサーのペニスを手に取る。


「香名江~♡」

「はい、お嬢様」


 千奈に呼ばれて、香名江もそばに寄ってくる。また二人で元気にしてくれるらしい。


「次は香名江かしら?」

「いえ、お嬢様が」

「わたくしはさっきしてもらったもの。次は香名江で、わたくしはその次で構いませんわ」

「その次……」


 香名江がプロデューサーを見る。プロデューサーは強張った顔をしながらもうなずいた。

 三人の夜はまだ終わらない。


 *


 間接照明まで消えた暗い部屋。

 香名江は千奈とプロデューサーの寝息をぼんやりと聞いていた。

 三人は愛欲の限りにまぐわい、どろどろになって、精も根も尽きた。

 その後、香名江は退室しようとしたのだが、千奈がどうしてもというので、そのまま三人で眠ることになった。

 このベッドで横になるのはずいぶん久しぶりだった。

 まだ幼かった頃、千奈を間違えて『千奈』と呼んでしまうことがあった頃に、二人で寝転んだことがあった。

 あれからけっこうな時間が経って、その間、自分はずっとこの人といるのだと思いながら生きてきたが、やっぱりそうなるのだ。

 香名江は示し合わせたような今に何か得難いものを感じながら、まどろみに身を委ねた。


 ***


 香名江は水音で目を覚ました。

 まぶたをこすりながら見た光景に、香名江は思わず唾を飲み込む。

 千奈がプロデューサーの上にまたがって、小さな体を揺らしていたのだ。

 全身を桜色に染め上げ、汗を散らしながら、腰を振っている。

 その表情に苦しさはない。

 微笑みすら浮かべているような淫蕩さで、さながら娼婦のようだった。

 快感に身をよじり、仰け反り、かと思えば上半身を倒し、プロデューサーの唇に吸いつく。

 いや、触れてはいない。

 千奈の唇がプロデューサーの唇に近づくが、触れない。

 伸ばし合った舌と舌だけが、触れ合ってぴちゃぴちゃと音を立てている。


「あっ♡ あぁっ♡ 素敵っ♡ おちんぽがっ♡ んっ♡ ごりごりしてっ♡ あはっ♡♡」


 倉本が英雄ならば色好みもおかしな話ではない。

 その幼い体つきからは考えられない性豪ぶりであるが、その片鱗は昨晩から感じていた。

 プロデューサーがもう出そうだと告げると、千奈は激しく上下に動いて射精をうながす。


「どうぞっ♡ 出してっ♡ んっ♡ なかにっ♡♡ ぜんぶなかにっ♡♡ 朝のたぎりをっ♡ ぜんぶわたくしに、ぶつけてくださいませっ♡♡」


 当然のような中出し懇願に、プロデューサーの肉棒が限界を迎える。


 どっぴゅるるるっ♡♡ ずぴゅっ♡♡ びゅるる、ぶびゅ~っ♡♡ びゅるるるっ♡♡


「あぁっ……♡♡ ああああぁぁぁぁ──っ♡♡♡♡」


 射精を受け、千奈が大きく仰け反って絶頂する。

 頬は緩み、目は蕩けきって、口の端からは涎がこぼれ落ちていた。

 千奈はびくびくと体を痙攣させながら前のめりに倒れると、プロデューサーに抱き着いた。

 そのまま鼻水を垂らしつつふうふうと喘いでいたが、視界の端に香名江を認めると、いつものように快活な笑顔を見せた。


「あら、香名江! おはよう」

「お、おはようございます」


 アンビバレントな千奈の態度に、香名江は頭がくらくらした。


「ちょうど香名江も起きたことですし──香名江が済んだら朝食に致しましょう! お風呂が先が良いかしら」


 香名江が済んだらとは。

 いや、とぼける必要もない。プロデューサーが自分を見つめる目には、熱い濁りがある。

 プロデューサーの手が伸び、香名江の腕に触れる。


「あっ──♡♡」


 それだけでびくりと体が震えた。

 昨晩の火照りがまだ残っている。指を伸ばして確認しなくても、自らの雌穴がそのために濡れ始めているのを香名江は自覚した。

 香名江は自分を見つめるプロデューサーに無言でうなずくと、股から粘つく愛液をしたたらせながら、彼に近づいた。






(了)

Comments

千奈様が想像の10倍覇王色を纏ってて良かったです 私の可愛いワンちゃんのくだり、世界で1番えっちで良かったです

いるか


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