今回はカタチの話です。
私は記憶力が無いので教本など読んでも忘れてしまうのですが、これは忘れちゃいけなかったなというのが「基準となる点と線の意識」でした。
世の中、絵が天然でうまい人、あるいは才能がある人というのが多いので、教本などで教える側も「正円でないことに気付かない、比率が間違っていることに気付かない人がいる」というのに気付いていないパターンがあります。
たとえば、円は基本中の基本ですが、「まず円を描きます」という説明から入り、「比率を守って目を配置します」、といった説明があります。
「いやいやいやいや! 円が描けないし比率がわからないのですが!!???」
私も未だに正円や比率がわからなくてバランスが悪いのですが、本当に苦手な人は、「円を描く」までに、頼れる基準となる線を増やすというアプローチは、カタチを覚えるまでは必要なのかなと思います。
中心→中心を通る線→中心を通る線と平行、直角な線→線の割合を意識して円を描く
(それでも、感覚に頼る部分はあるので歪むけどちょっとはマシには……)
(ここまでいくとツールに頼ってもいいのかなと思うけど成長にプラスかどうかは迷うところ)
私の場合は、絵の歪み、下手に見える原因に、基準にしてはいけない線を頼りに描いてしまうというのがあります。
「リボンを描く時に髪の毛を避けて変なカタチに」
「肩の線を避けて髪の毛を描くことで変な頭のカタチに」
ということがあるんですが、本来なら、リボンならリボン、頭なら頭の中心と補助線などの、基準となる線を先に描くべきなんですよね。慣れてくれば頼っちゃいけないところを頼らなくなってきます。(多分)
で、この基準とすべき点や線が明確になると、やっと教本の「丸を描いて比率を守って」みたいな情報が頭に入りやすくなるわけです。頭に入りやすくなると忘れないはず!
これで、隠れた部分も正確に捉えることができます。頭なら頭のカタチ、髪の毛なら髪の毛のカタチを、そのパーツごとに基準を設けて描いていきます。
この隠れた部分のカタチが捉えられると、稚拙な絵から脱却できます。
一発書きができるようにという意識が強かったので、こういった補助線は使わない方がいいのかなとは思ってたんですが、わりとバランスが崩れるようになっていってしまったので、逆効果でしたね。
基準が頭に入るまで描き慣れると、多分その先に一発書きできる未来があるのかなと信じて、この方向でしばらくやってみます!