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さて、上記記事の続きです。
※有料記事にフリーで配布のモデルの写真は良くないかなと思ったので絵に変えました。データの利用規約は探して見つからなかったのと、配布サイト全体の利用規約にはリンク張ればOKとあったので大丈夫だとは思うんですが、念のため。
何度か失敗を繰り返して判った問題があります。
「土台が動いて細い部分がプリント中に揺れる!」
これ、リアルな人体のプリントには、めちゃくちゃ致命的な構造ですよね。細長いものは揺れてしまうんですよ。
一応頭頂部まで印刷できたものでも、左手が途中ぐだぐだに……
(ヘッドに押されて折れないよう手で支えたりしました)
というわけで、メモも兼ねて、対策を書いておこうと思います。
もしこの機種を使われる場合は参考にしてみてください。
■ビルドプレート密着性をラフトに設定する
ラフトは、上の写真の、一番下にある編み目のものです。これが土台に密着することで、造形物のずれや傾きを防止します。
ブリムという、ラフトより小さなずれ防止の構造もあるのですが、折れちゃいました。
■サポートのライン幅を0.6mmに
まずサポートとは造形物が、プリント不可能な構造をしている場合に、それを支えるものです。上の写真でいうと、両手を支えている柱ですね。
造形物には、表面の壁(ウォール)と、内側の詰め物(インフィル)があります。壁の厚さや、詰め物の密度は自由に設定することができます。
サポートにもウォールがあって、その厚みを設定できます。
デフォルトではプリント設定の項目として表示されていませんが、アプリの設定から、プリント設定に表示する設定ができます。
ここを厚くしておかないと、ブルブルと揺れて失敗の原因になります。
■印刷速度を落とす
デフォルト50ms。これは足下から折れるレベルでうまくいかないです。
上の写真は25msに設定してプリントしました。これでも失敗しているので、まだ遅くしないといけないのかもしれませんが、当然プリント時間が長くなります。
上の写真は25msで、7時間かかりました。(長すぎる!)
* * *
と、鋭いかたは気付くと思うんですが、サポートの容積そのものを大きくすれば解決しそうなんですが、その項目はないんですよね。
実際、サポートが細い左手はぐだっていますが、右手はわりとうまくいっています。(完璧ではないです)
モデル表面の傾斜に応じてサポートをつけられるので、デフォルト60度から小さくすれば、実質サポートが太くなりますが、下の絵のように、サポートが付く場所が増えて外すのが大変になります。
25msでも、1センチ近いサポートの太さが必要そう。
右が右手のサポート、左が左手のサポート。
というわけで、アプリにそういう設定をする機能がないので、こういった複雑なモデルを印刷する場合は、サポートのためのサポートをモデリングしないといけない! というのが今日の結論です。
アプリにはモデルを複数読み込む機能があるので、プリミティブなモデルを別途読み込んで、サポートが揺れないような長さになるよう、別モデルを配置すればきっとうまくいくんじゃないでしょうか。
その検証は後日やります。
サポートのサポートをすれば50msで問題がないかどうか、サポートのサポートの形状はどれが最適かなど、検証項目が多いです。
あとウチのiMacが3Dに弱いのとsurface bookが寿命で物理的に不安定なので、5万円くらいで新しいpcを組みます。(出費でもう死にそう)
pc自体の検証と、blenderからstlへの変換方法の検証もあるので、しばらくお待ちください!
本当に、ご支援のおかげで色んなチャレンジができますし、長期で見れば今回の投資で、資料のコストが大幅に下がったはずです。
これもご支援がなければ踏み込めなかった世界なので、本当に感謝しています。
ありがとうございます!!!
香川悠作
2020-01-21 10:56:47 +0000 UTCMali
2020-01-21 05:03:34 +0000 UTC香川悠作
2020-01-21 03:26:39 +0000 UTC秋川イリヤ
2020-01-21 03:24:07 +0000 UTC