SamSuka
楓山金木犀
楓山金木犀

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シャワープレイ――ペットの躾

 熱いシャワーが降り注いでいる。  もうもうと浴室には湯気が立ち込めていた。  しかし、立ち込めているのは、湯気ばかりではない。 「はぁ、はぁ、はぁ……」 「どうしたのかな、もう鼻息が荒いわよ、ペット君……」  シャワーの中で、男女が絡み合っている。  男は逞しい身体付きであり、女は見事なバストと括れた腰の魅力的な四肢をしていた。  そして男は膝を折り、女のバストに顔を埋めているのだ。 「ふふ、ペット君は本当にわたしのおっぱいが好きなんだねえ……。こうして胸で顔を扱いているだけで、二回も射精しちゃったし」  男は既に、女のバストに顔を押し付けたまま二度も達していた。しかし漏らした精は、シャワーの湯と共に流れてしまっている。 「あうう……。モ、モリー様……」  男は情けない声で谷間に埋めた口から女の名を呼ぶ。 「何かなペット君。わたしとのセックスの時は、完全にアニマルになっちゃう君も、私の名前だけは言えてお利口だね」  豊満なバストに抱えた男の後頭部を優しく撫でて、女は言う。  モリー、それが女の名だ。魅力的な肉体にあどけない顔。しかしその瞳や唇といった細部は、妖艶さを湛えている。そしてショートヘアが良く似合っていた。  モリーの長い脚に、男の怒張したペニスた触れている。  それはシャワーの湯よりも熱い。 「君のアレ、わたしの脚に当たっている。もしかして脚でして欲しいの」 「……は、はいぃ」 「ふふ、お返事出来て偉いね。いいよ。脚に擦り付けても」  男は腰を上下させ、怒張したペニスをモリーの外腿へと擦り付け始める。  大の、しかも逞しい身体を持った男が必死に抱き付いだ女の脚で扱く光景は奇妙なものだ。 「ほら、もっと胸の谷間に顔を埋めなさい。そして深呼吸するの。すぅー、はぁー、すぅー、はぁー……」 「は、はぁー、ふぅー。はぁー、ふぅー……」  モリーの呼吸に合わせるように、男もまたモリーのたわわな果実の間で拙いような呼吸を繰り返す。  シャワーを浴びていても、女の香りが男の鼻孔いっぱいに満たされていった。 「二人でシャワーを浴びながら、わたしの胸に顔を挟んで、そしてへこへこ腰を振ってアソコをわたしの脚で扱いているなんて……、ふふ、無様な光景よペット君」  面白がるように、モリーは言う。 「君の同僚が見たら何て思うかしらね。公安の潜入捜査官だったアキラが、潜入先のカジノのフロアガールの性ペットに変わっていると知ったら……」  モリーのあどけない顔に笑みが刻まれる。  シャワーの湯が無数の流れになって、豊乳の先へと集まっている。 「さあ、もう限界でしょう。飼い主様がイイコイイコして上げるから、もうイっちゃいなさい」  男の腰の動きに合わせて、モリーはペニスが擦り付けられている脚を動かし始めた。 「むぐぐ、ふーっ、ふーっ」  新たな刺激に、谷間に埋めた男の息が荒くなる。 「牡の無様なマゾ射精、見せてよ……」  モリーの目が妖しく光った。  男の後頭部へ回した腕に力が籠められ、その顔が豊乳に更に押し付けられる。 「~~~~~~~ぅぅっっっ」  声にならない声がバストの間から洩れ出た。  男の全身に痙攣が走る。  その瞬間――。  どくん、  どくん、どくん、  どくんどくんどくん――。  一度だけでなく、二度三度それ以上に、ペニスはびくびくと震え、先端から白濁を噴き出させた。 「ああン……熱いわ……」  モリーの脚を汚した白濁も、シャワーによって流され、本来新たな命の素となる筈だったものは、目的を果たすことなく只々男の欲望だけの塊として、排水溝へと消えていく。  大量の射精を繰り返す間、男の膝はがくがくと震えていたが、先端からの一滴が尽きると、膝が崩れるように、男は床へと座り込んでしまった。  当然、その顔もモリーのバストから解放される。 「シャワーでのプレイは君のお気に入りみたいだね。いっぱい出してイイコよ、ペット君」  足元でぺたりと座り込み脱力する男を見下ろすようにして、モリーは言う。  シャワーの湯が止まった。  男は濡れて、上気し、そして弛緩した顔を何とか挙げてる。  視線の先には、魅惑の肢体を惜しげもなく晒した〈飼い主〉がいた。 「ふふ、わたしとする度に良い顔になっていくね」  満足そうにモリーは嗤う。 「でも分かっているよね。わたしとおっぱいエッチをしたということは、新しい仕事があるんだから」 「はい、モリー様……」  僅かに男は頷く。 「いい返事ね。詳しい指令は後で伝えるから、それまで体力は十分に回復させておきなさい。ちょっと危険な仕事だけれども、多分ペット君ならこなせるかな」  モリーは上体を屈ませ、へたり込んだ男の顏を覗き込む。あどけない笑みに、瞳が妖しく光っていた。  前屈みになったことにより、バストの谷間の深さが強調される。 「今回の指令が成功したら、そうだ、今度は君のその牡の証をわたしの胸で可愛がってあげるね」  モリーはウィンクすると、下から救い上げるように挑発的に豊乳を示した。  ごくり、と男は息を飲む。  男の萎えたペニスは、早々とまた膨張し始めてくるのだった。  男が去ると、モリーは一人浴室のバスタブに身を沈めた。適度な湯加減が心地よい。 「あの子もペットとして完成されつつある。これ以上快楽で縛ると、精神がおかしくなって仕事が出来なくなっちゃうわ。その辺りの加減が難しいのよねえ」  四肢を伸ばしながら、モリーは呟いた。  モリーの表の顏は、大手カジノのフロアガールだ。しかし、その裏の顏は、カジノで目ぼしを付けたお客を誘惑し、籠絡して、特殊な催眠と性的快楽で従順な下僕と化し、危険な仕事に従事させることなのである。  先程まで交わっていた男、アキラもまた公安捜査官であることに目を付けられ、モリーの肉体に堕落し、その性技と催眠によって奴隷と化した一人なのであった。  モリーはそうして奴隷にした男達をペットと呼び、自分の肉体と性技が与える快楽を餌にして裏の仕事を命じている。一度しくじれば命を落とすような類の仕事だ。もし生きて捉えられても、尋問の耐えるまでもなく、その身体に仕組まれた〈爆弾〉が起動し、大量の精を吐き出してそのまま息絶えるだろう。ペットの失敗によってモリーにたどり着くことは出来ないのだ。 「今回のペット君は、どこまでやってくれるかしらね」  モリーはリラックスした格好で、不敵に嗤った。  モリーとの性交渉を重ねる度に、ペットはモリーへの依存度を増し、更に従順な奴隷と化していく。その豊満なバストによって、モリーはペットの顏とペニスに、快楽の鎖を繋いでいるのだ。 「ご褒美、楽しみにしていてね、ペット君」  自身の自慢のバストでペニスを捉え、快楽を与えて精を搾り取る際の男が快感に喘ぎ、悶絶する様を想像しながら、モリーは肢下が僅かに自分の蜜で濡れたのを感じていた。  それも直ぐに湯の中に溶けてしまう。  そう、まるでモリーに堕とされた男達の理性のように。 「ふふ、男って、可愛いわ……」  ここはカジノ、わたしとゲームをしましょう。  貴男の人生を賭けた男女のゲームを。  でも敗けても心配いらないわ。  皆わたしのペットにして、あ・げ・る……。


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