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名島啓二
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大手出版社がクレーマーに屈さざるを得ない理由

どうも 名島です。


自分が不快に思ったことを主張するが余り他者の権利を蔑ろにしたり不快にさせたりする人、SNS上で目立ってきましたね~。

特に最近はフェミニスト系が悪目立ちしていますが、ボクには解決策は分からないのでその活動をしてる人たちをどうこう言う気は無いのですが・・・


スケットダンスや彼方のアストラの作者である篠原健太先生がTwitterを辞められるという情報を目にし、その理由を見て「なるほどなぁ」と思うところがありましたのでちょいと語ってみることにします。



先生自身は「影響力が大きくなりすぎたから」と述べていましたが明らかに建前でしょう。

クレーマーに絡まれてめんどくさくなったとか、もしかしたらあるかもしれませんが、大きな理由に「自分への矛先が集英社に向くかもしれない」ことを恐れたのではないでしょうか?

完全にボクの憶測ですけど!


というのもボク自身、講談社という大きな会社が発行してる雑誌で連載をさせてもらった事がある身なので思い当たる節がありまして、

編集部が特に神経を尖らせていたのが『この表現は何かの差別にあたらないか?』です。


そりゃ少年漫画は娯楽でありエンターテイメントなわけですから、読者に不快な思いをさせたり傷つけたりすることは本意ではないのです。

・・・が、どんなに気を付けていても自分が知らないことが地雷だったパターンっていうのが狭いようでいて実は広大なSNS時代、最近特に顕著ですね。

そしてボクも身に憶えがあります。

幸い編集部が気付いて訂正を促してくれたのですが、「そんな一言さえ差別なの!?」とビックリ仰天したエピソードをご紹介します。


実際に訂正をすることになった会話内容です。何話のことだったかは忘れてしまいましたが、

ひいちゃんの「牛さんが可哀想でしょ!」という発言がNGでした。

小学生か幼稚園生が話しそうな幼い一言のつもりでしたが立派な差別発言だそうです。・・・さて、誰に対する差別発言でしょう?よかったら予想してみて下さい。

正解は「・」20個下に用意します。お覚悟を

正解は、

「牛を人と同等に扱うのは食肉加工業者に対する職業差別」です。


当時は衝撃を受けました。残念ながらその仕事の人が世間的に冷遇された過去があったらしいです。

この仕事をしてくれてる人がいるおかげでスーパーでお肉を買えるのにね?

「そもそも現在の食肉加工に従事している人がこの発言を差別と知っているのか!?」と担当に食い下がったものですが、「会社の決まりだから・・・。」とこれ以上編集部と喧嘩したところで徒労なだけだしセリフをちょいと変えればいいだけだと飲み込むことにしましたが・・・



このように大手の出版社は普通に生きてるだけでは知りようもない差別にも敏感です。「講談社が差別を助長するようなマネをしたぞ!」と喧伝されれば社会的信用を失うわけですし、読者の一人でも傷つけるようなことがあってはならないということもあるのでしょうが、

一番避けたいのは電凸です。

電話で突撃の略ですが会社の電話に1日中電話でお問い合わせをされて業務を妨害されることが一番困る事なのです。社員のストレスマッハですし、一人一台携帯電話の時代とはいえ重要な電話が繋がらない恐れもあるので会社としては絶対に避けたいところのようです。


電凸なんてそんな暇な人がいるんだなぁと思ってはいけませんよ。もちろん暇な人もいるでしょうが、組織的に電凸をすることが仕事の人もいるのです。最近は大手ネット掲示板でスレッドを立ててまとめサイトで広報してTwitterでリツイートというやり方もできたようですが。それがライバル企業の差し金か講談社を敵視している個人かはわかりませんが・・・大きい会社ほど敵も多いようで。



「影響力の大きい出版社ほどクレームに弱い」のはこんなところでしょうか。

出版社に限らず大きい会社はどこもそうですよね。



・・・ところで最近少年漫画誌に載ってるギャグ漫画って見なくないですか?

というか、かつて少年誌でやってたギャグ漫画家がほとんどSNSで作品発信に移行していますね(ボクもですけど)

こんなクレーマーだらけのSNS時代なので会社個々の自主規制で自分が思う面白い事をやりづらくなった・・・というのとギャグ漫画よりショ-トラブコメの方が売れるようになってきたというのも相まってだんだん雑誌での居場所がなくなっていってるのではないかな?とボクの肌感覚ではありますが推測してます。



つまり・・・篠原先生も集英社じゃなく、個人発信での仕事だったらTwitterは辞めてなかったんじゃないかな?と思うところであります。

フォロワー多くて困る事なんて個人発信してる側からしたらまず無い上に今回の炎上は巻き込まれた炎上に見えましたがTwitterをやることにメリットを感じなくなったのならしょうがないのかなと。


ボクはようやくTwitterならではの漫画の発表の仕方の面白さに気付き始めた段階です。



そんな感じです。

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Comments

世知辛いですね。 しかし、世の中自分の価値観では想像もできない考え方の人たちもいるので困り者ですよね。 クレーマーにお前はクレーマーだと言えるようになるのは難しいでしょうね。 次回の更新を楽しみにしております。

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