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ふたなりプロレス

~~ 1 ~~


ふたなりプロレス。


熱気高まる場内はこれからメインイベント。


方や、巨漢の悪役ふたなりレスラー、ジョア・コング。

そのジョア・コングを迎え撃つ善玉ふたなりレスラーは、キューティー佐藤。


その名の通り、キュートなルックスの善玉エースだ。


両者リングイン。


ジョア・コングは上下が繋がったオーソドックスなタイツ。

対してキューティー佐藤は、お色気たっぷりのビキニだ。



~~ 2 ~~


カーン!


試合が始まった。


開始5分ほどは穏やかな展開だったが・・・


試合時間が経過すると・・・


「あーーっと! ジョア・コング!

 これはいけません!

 どこから持ってきたのか!

 凶器のフォークです!

 レフェリーが何とか制止します!」


試合が荒れ始めた。


そして10分が経過し・・・


リング外に落とされて、戻ってきたジョア・コングの手に持たれていたのは・・・


「あーーっと!

 ハサミです!

 これで何をするのかーーー!」


ジョア・コングはボディスラムでキューティー佐藤をマットに叩きつけると、


逆方向、つまりキューティー佐藤の下半身を向いた方向で馬乗りになり・・・


何と、キューティー佐藤のパンツをハサミで切り裂き始めたのだ!


「あーーっと!

 これはいけません!

 パンツ刈り! パンツ刈りです!

 ジョア・コングお得意の!

 パンツ刈り!

 ここで出ました!

 キューティー佐藤にするのは初めてです!」


場内は割れんばかりの大熱狂!

それもそのはず、キューティー佐藤の「ふたなりおちんちん」を拝めるのだ!


「ジョア・コング!

 ジョア・コング!」


「場内はジョア・コングコール!

 どうやら観客も見たかったようです!

 美少女エース・キューティー佐藤のおちんちんを!

 さあ、キューティー佐藤のおちんちんは、どんなのか!」


ジョキ・・・ジョキ・・・


(ダメ・・・!

 ダメ・・・!

 それだけは・・・!

 絶対ダメ・・・!

 だって・・・!

 その・・・!)


必死に抵抗するキューティー佐藤。


しかし・・・


ジョキ・・・ッ


ガバッ


「いやぁん!」

「獲ったどーーーっ!!!」


キューティー佐藤のパンツを右手に堂々と掲げるジョア・コング!


場内のオーロラビジョンに大きく映し出されたキューティー佐藤のおちんちんは!?



~~ 3 ~~


わーーっと一気にボルテージが上がる場内。


そして、自然と起こったコール!


「皮かむり! 皮かむり!」


「あ・・・や・・・!」


慌てて股間を隠すキューティ佐藤。

しかし時すでに遅し。自身の皮かむりは、オーロラビジョンにしっかりと映された後なのだ。


「皮かむり! 皮かむり!」


「い、いやぁん!」


正座になって両手で股間を隠すキューティー佐藤。


そこをジョア・コングがドカッドカッと殴る!


「これはいけません!

 キューティー佐藤!

 股間を押さえていては、戦えません!」


「パンツを狩られても、試合は続行ですからねー!」


観念したキューティー佐藤は、股間から両手を離して立ち上がって、ジョア・コングに応戦する。


「皮かむり! 皮かむり!」


「いやぁぁん!

 やっぱり恥ずかしぃ!」


むきーーーっ


「あーーっと!

 キューティー佐藤!

 やはり皮かむりは恥ずかしかったかぁ!?

 見栄剥き!

 見栄剥きしましたぁ!」


「見ー栄剥き! 見ー栄剥き!」


場内に起こる見栄剥きコール。


「いやぁぁん!」


見栄剥きの動作も、しっかりとオーロラビジョンに映されてしまった。



~~ 4 ~~


「見ー栄剥き! 見ー栄剥き!」


「も、もう、何とでも言って・・・!」


「あーーっと!

 見栄剥きしたキューティー佐藤!

 動きに冴えが戻ってきました!

 やはり下半身の不安材料がなくなれば!

 キューティー佐藤ペースか!?」


ジョア・コングをボディスラムで叩きつけると、


「あーーっと!

 ジョア・コングの巨体を!

 必殺のロメロ・スペシャルに決めたぁ!

 これはジョア・コング! ギブアップかぁ!?」


しかし・・・オーロラビジョンに映ったキューティー佐藤の見栄剥きおちんちんが・・・


皮がだぶついて、かむりかけてきたのだ!


「あーーっ!

 おちんちん! ちょっと! かなり危ない!

 これは・・・かむりそう・・・!

 かむったぁーーーっ!!」


「皮戻り! 皮戻り!」


場内は割れんばかりの皮戻りコール!


「え、え!?

 ウソ・・・!?」


技を決めていて直接股間を確認できないキューティー佐藤。


「皮戻り! 皮戻り!」


「ウソ・・・!?

 そうなの・・・!?」


オーロラビジョンで確認する!


「いやぁぁん!

 皮が戻っちゃってるぅ!」


慌てて技を解いたキューティー佐藤。


むきーーーっ


「あーーっと!

 キューティー佐藤!

 ギブアップ奪取目前で!

 恥ずかしさに耐えきれず!

 技を解いて、剥き直したぁ!」


「剥き直し! 剥き直し!」


場内は割れんばかりの剥き直しコール。


「い、いやぁぁん!

 こまめに剥き直さないと!

 対戦相手だけじゃなくて・・・!

 おちんちんにも気を使わないと・・・!

 股間に不安材料を抱えての戦いなんてぇ・・・!」



~~ 5 ~~


「あーーっと

 キューティー佐藤、動きに精彩が無い!」


「おちんちんに気を使いながらの戦いですからねー!」


「チービチン! チービチン!」


場内のコールは変わってチビチンコールに。


そして、すぐに、


「かむりそう! かむりそう!」


かむりそうコールに!


「え!? ま、またぁ!?

 もうなの!?

 さっき剥いたばかりなのにぃ!

 せっかくペースを握りかけてたのにぃ!」


むきーーーっ


「あーーっと!

 キューティー佐藤、攻撃の手を止めて、また剥き直し!」


「もーたない! もーたない!」


観客にいいようにコールされてしまう。


そして剥き直しの動作で出たスキをジョア・コングは見逃さず、


キューティー鈴木をボディスラムでマットに叩きつけ、


ガバッ


「あーーっと!

 ドラゴンスリーパー!

 ドラゴンスリーパーががっちり決まったーーーっ!」


「これは逃げられませんねーーー!」


ここで普段なら「落とせ」コールだが・・・


「かーむーれ! かーむーれ!」


観客から容赦無く、かむれコールが!


そうなのだ、股を開いてバックを取られて上半身を決められたキューティー佐藤、下半身がお留守なのだ!


「かーむーれ! かーむーれ!」


「あーーっと!

 場内はかむれコール!」


「下半身が完全にお留守ですねーーー!

 これはドラゴンスリーパーで落ちる前に、

 完全にかむって恥をかいてしまうんでは!?」


「かーむーれ! かーむーれ!」


「い、いやぁん!

 落ちちゃう!

 というより先に!

 かむっちゃうぅ!」


「キューティー佐藤の右手が・・・おちんちんに向かっていくが・・・!

 悲しいかな、届かない!

 おちんちん、援軍が来ない、孤軍奮闘! 厳しい!」


「いやぁぁん!

 かむっちゃうぅ!」


「かーむーれ! かーむーれ!」


「かむれコールの期待に応えるように・・・!

 キューティー佐藤のおちんちん、かむってきましたよーーー!?」


「かーむーれ! かーむーれ!」


「堪えたいキューティー佐藤!

 上半身も! 下半身も! 粘るが・・・!

 

 粘りも虚しく・・・

 遂に!半分かむったぁーーーーっ!!」


「半かむり! 半かむり!」


「キューティー佐藤!

 せめて半かむりで持ち堪えたい所ですが・・・!

 孤軍奮闘のおちんちん、ちょっと持ちそうにない・・・!」


「かーむーれ! かーむーれ!」


「あーーっと! 遂に!」


オーロラビジョンに、キューティー佐藤の丸かぶりおちんちんが映し出された!


「丸かぶり! 丸かぶり!」


場内はこれを待ってましたとばかりに、割れんばかりの丸かぶりコール!


「い、いやぁぁん・・・!

 丸かぶり、しちゃったぁ・・・!」


オーロラビジョンを見るキューティー佐藤。


「いやぁぁん・・・

 丸かぶり・・・しちゃってるぅ・・・

 皆に見られちゃってるぅ・・・

 恥ずかしいよぅ・・・」


「丸かぶり! 丸かぶり!」


「もう気力も尽きちゃったぁ・・・」


パンパンッ


ここでキューティー佐藤、無念のギブアップのタップ。


カンカンカン!!


「ジョア・コング!

 ドラゴンスリーパーで勝利!」


キューティー佐藤は、ゲホゲホ言いながら・・・


むきーーーっ


「剥き直し! 剥き直し!」


そして両手で股間を隠しながら、コソコソと花道を引き上げる。


「見せられない! 見せられない!」

「こーどーも! こーどーも!」

「チービチン! チービチン!」


観客に面白いように煽られる、屈辱の忘れがたい一戦になってしまったのだ。



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