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枡久野恭(ますくのきょー)
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SS ToLOVEる モモ・ベリア・デビルーク 相反する感情



 元宇宙の覇者であるギドの第三王女であるモモは相反する感情をよく抱いてしまう。


「お姉さまをリトさんの正妻に担ぎ出すことに成功したおかげで私はハーレムの一員になることができた。でも、私が正妻の地位に就けていたら……リトさんを独り占めできたかもしれない」




 元々計画していた一応の目標は達成できた。けれど、モモ本人でさえ心の奥に隠して気付けなかった夢を叶えることはできなかった。

 今のモモは、新たな宇宙の帝王となったリトのハーレム妻軍団の内の1人。リトの寵愛を受けられる一方で、その愛を独占することはできない。リトの後宮となった結城家に常駐できるのは妹妻である美柑と警護隊長であるヤミだけ。モモがリトと気兼ねなく顔を合わせられるのは夜伽の番が巡っている週2回のみ。

 ハーレムが成ってリトとセックスできるようになった。けれど、日常的に会える頻度は極端に減ってしまった。日常的な接触、寝込みを襲う。モモの好きだった日常は目標が達成されたことでなくなってしまった。

 母セフィの様に正妻の座に就いて側室絶対反対を唱えれば良かった。どうしても、そんなことを考えてしまう。


「駄目駄目。今の私はリトさんの数ある妻の内の1人。宇宙の覇者となったリトさんに性的にご奉公し、リトさんの世継ぎを1日でも早く授かることが今の私のお役目なんだから」


 シャワーを浴びながら自分に言い聞かせる。

 モモは元々深く考え込む癖がある。自問自答を繰り返しながらなんとか自分を納得させる方策を常に求めている。今の彼女は宇宙の支配者の妻の1人として世継ぎを産むことを自分の任務と捉えることで納得させようとしていた。言い換えると、新しい日常を何とか咀嚼しようとしていた。


「リトさんを待たせるわけにもいかない。行かなくちゃ」


 シャワーを切り上げてリトの部屋へと向かう。裸にタオルだけ羽織ってリトの部屋に向かうのはモモなりの拘りだった。その拘りに特に意味はなくても。


「お待たせしました、リトさん♡」


 リトの寝室に入るとモモは羽織っていたタオルを自ら剥いでみせた。




 身体を覆っていたのは僅かな部分とはいえ、リトの前でストリップして生まれたままの姿を晒す。それは、リトのベッドに勝手に潜り込んでいた時からの彼女のルーティーンだった。


「モモ、こっちへおいで」


 新たな宇宙の覇者にして普通の高校生にして夜の帝王。リトはベッドの上で上半身だけ起こしてモモを手招きしてみせた。


「リトさん♡」


 モモは瞳を♡に変えながら愛する夫の元へと駆け寄って行った。そして──


「ああぁああああああぁっ♡ リトさんに、愛する旦那さまにこんなにいっぱい愛して貰えて幸せぇえええええええええええええぇっ♡♡」




 元々性に興味津々だった14歳の幼な妻はリトに抱かれて乱れに乱れていた。

 リトのペニスを咥え込むモモのアソコは最初から愛液が溢れて洪水状態になっていた。

 モモがリトの独占を後悔しながらも現状に愛着が強いのはリトとのセックスによる心と体の充足効果が大きかった。


「……プリンセス・モモは相変わらず夜伽の際の声が誰よりも大きいですね」


 リトハーレムの一員になっても性的なことに抵抗が抜けない警護隊長のヤミは、モモがリトの寝室に入ると待機中の廊下で呆れ声を上げるほど。


「リトさんっ♡ リトさんっ♡ リトさぁあああああああああああぁん♡」

「……側室とはいえ王妃なのですから。もっと慎みを持ってほしいものです」


 訂正。ヤミが耳を塞ぐほど大きな声で喘ぎまくっていた。


「リトさん……最後は、中に、膣内にお願いしますっ! リトさんの赤ちゃん、欲しいですぅうううううううううううううぅっ♡♡」


 両手で喘ぎ声を塞いでいるヤミの耳に膣内射精をねだる声が聞こえてきた。


「デビルーク王家のことを思えばプリンセス・モモの訴えは正しいものなのでしょうけど……美柑に次いで年少者。ギド前大王からもまだ孫は要らないと言われているのに」


 ヤミにとってセックス並びに妊娠に積極的過ぎるモモは頭が痛い存在だった。協力者にはなれても友達にはなれない。ヤミのモモ評価は以前から変わっていない。


「ふわぁあああああああああああああああああああああぁっ♡♡」


 壁越しにひと際大きな喘ぎ声が聞こえてきた。


「……モモがいる限り、デビルーク王家が現大王の代で途絶えることはないでしょうね」


 ヤミはヤミで、モモという王妃の存在について自分なりの納得を探すのだった。


「リトさんの寵愛の証拠が……私のアソコからゴポゴポ溢れて来てます~♡」


 膣内射精されて盛大にイって、しばらくして目を覚ましたモモは自分の膣口から精液が零れ出ているのをまた悦に浸っていた。


「モモの反応はいつも面白いな」

「そうですか? デビルーク王家の未来を想えば、妃が世継ぎを望むのは当然だと思いますけど」

「……そうだな。俺の今後のことを一番に考えてくれているのはいつもモモだったな」

「はいっ♡」


 モモは自分からリトに抱き着いてみせた。

 そして次の夜伽の相手であるナナ・アスタ・デビルークが現れるまで寵愛をいっぱいに受けて幸せを噛み締めたのだった。

 けれど、ナナに部屋を追い出された後にリトを独占できないことを恨めしく思ってしまう。それがモモの新たな日常だった。









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