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枡久野恭(ますくのきょー)
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SS はたらく魔王さま 佐々木千穂 結婚式


SS はたらく魔王さま 佐々木千穂 結婚式


「貞夫さんとはもう何か月も前に結婚してますけど。結婚式を挙げるのって本当に気分が良いですね♡ 幸せ全開です♪」




 9月10日。真奧貞夫とその妻千穂(旧姓:佐々木)は職場と学校を休んで、電車で2時間ほど掛けて丘陵地帯の教会を訪れていた。今日は2人の小さな結婚式だった。

 貞夫と千穂の入籍は数か月前に済ませてある。同棲を始めたのはそれよりも更に早い。だが、結婚式は時間や経済的な事情から先延ばしになっていた。それが、千穂が17歳の誕生日を迎えた今日、執り行われることになった。平日の午前中ということで格安で行えたのも理由の一つとなっていた。


「ウェディングドレスに身を包むと結婚してるんだなって思えて……テンション、上がってきちゃいます♪」


 花嫁衣装に身を包む千穂は悦びと興奮を隠しきれない様子だった。

 対して貞夫の方は控えめな反応だった。


「俺、一応は魔王なんだし、もっと派手な結婚式とかするのが道理なんだろうが……出席者がほとんどいないこの式が精いっぱいだった。何だか、その、申し訳なくてな」


 かつて魔界を征服し、エンテ・イスラの大半も手中に収めた元魔王としてはもっと豪華な結婚式をしたかった。場所は辺鄙な場所に立つ教会。平日の昼間で参列者は、千穂の両親と笹塚のアパートの職に就いていない組ぐらいなもの。侘し過ぎる結婚式だった。

 けれど、新婦の方は気にしていなかった。


「私はこれで満足ですよ♪ 貞夫さんと本当に結婚できるって思ってなかったんですから。結婚まで漕ぎ付けることまでできただけでも幸せです。結婚式は乙女の夢ですけど、開いてもらえただけでも大感謝です♪」

「ちーちゃんは魔王の妻なのに欲がなさ過ぎるよなあ」

「貞夫さんが慎ましやかな魔王さまなのだからこれで良いんです♡」


 千穂は笑って貞夫のアンニュイな雰囲気を吹き飛ばしたのだった。


 結婚式は順調に進み、無事に終わりを告げた。


「本当ならこのまま新婚旅行。と、行きたいところだが、残念ながら笹塚のアパートに逆戻りだ」


 貞夫は苦笑してみせた。

 結婚式から新婚旅行へと繋げる資金もなければ時間もなかった。

 明日はまた、貞夫は朝からマグロナルドのシフトが入っており、千穂も学校がある。新婚旅行はまたの機会ということになっていた。


「旅行はまたの機会で良いですよ♪ いつか海の家や山のロッジのバイトとか住み込みで行ければ新婚旅行代わりにもなりますし」

「住み込みバイトを新婚旅行の代わりにってのはさすがに、俺のプライドが……いつか、ちゃんとした旅行に連れて行きますんで」


 貞夫は千穂に向かって深く頭を下げた。


「楽しみにしてますね♪」


 千穂は楽し気に笑ってみせた。



***


 2人は新婚旅行にはいかなかった。だが、結婚式を執り行ったので、この日は何も予定を入れていなかった。

 夕方に笹塚の魔王城(アパート)に戻った千穂は、夕飯を取ることもなく貞夫に抱き着いた。そしてそのまま布団に押し倒したのだった。


「ちっ、ちーちゃんっ!?」

「今日は“新婚初夜”ですから♡ いっぱいいっぱいえっちしましょうね~♡」


 17歳の幼な妻の性欲は無限大だった。しかも今日は結婚式を挙げた。彼女の愛情と性欲は普段以上に滾っていた。

 千穂は貞夫の腰に跨ったまま衣服を豪快に脱いでいった。


「こうやっておっぱい丸出しになると。これからえっちするんだって気分が盛り上がりますよね~♡」




 千穂は高校生とは思えない巨乳を晒しながら笑っていた。


「確かにちーちゃんのおっぱいは魅力的だ。だが、結婚式を終えて長時間移動して俺達は疲れ切っている筈だ。せめて夕飯を食べてから……」

「私は魔王さんの赤ちゃんの素をお腹に吸収出来れば、元気いっぱいになれますから♪ 夕飯食べないで大丈夫ですよ♡」


 千穂は笑いながらスカートもパンツも脱ぎ捨ててしまった。

 実際、千穂はセックスして精液を体内に受け入れることで体力や気力を回復させることができる特殊な体質の持ち主だった。貞夫相手に無限にセックスができると豪語するのもあながち間違いとは言えなかった。貞夫の方は体力が保たないわけだが。


「それじゃあ、貞夫さんのおちんちん……頂いちゃいますね♡」


 尻と股で擦って刺激し、勃起させたペニスを、既に愛液でトロトロに蕩けている膣内へと挿入させていく。貞夫専用となっているその場所は、夫のペニスを最奥まですんなりと受け入れてみせたのだった。


「お腹の中をほんのりと圧迫されるこの感触♡ 夫婦って感じがします♡」

「ちーちゃん、せめて夕飯を食べてから……」

「駄目です♡ 今夜は新妻として旦那さまにいっぱいいっぱいご奉仕するんですから♡」


 千穂は自ら腰を上下左右に振って、貞夫の肉棒に奉仕を始めた。


「あああっ♡ 貞夫さんの結婚式おちんちん♡ 普段より気持ち良いですよぉおおおおおおおぉっ♡」




 セックスの主導権を握りながら千穂は乱れ快楽に酔い痴れていた。


「くっ! ちーちゃん……俺、明日、シフト、入ってるから。ほどほどに……」

「私も明日は学校あります。放課後はバイトのシフトも入ってます。でも、大丈夫です。体力には自信がありますから♡ ふぁああああああああぁっ♡」


 千穂は力こぶを作る真似をしてみせながら喘いでいた。

 セックスを止めるつもりもなければ、回数を控えるつもりもない。結婚式記念日でもいつも通りの千穂だった。


「ちーちゃんが子作りを止めてくれる気配がない。朝まで搾り取られ続けたら……俺は明日まともに働けるか分からない。仕事を疎かにするなんて……ぜっ、絶望だっ」


 貞夫の全身から陰のオーラが溢れ出ていく。だが、魔王とは本来生物の放つ陰の気を吸収して自らのエネルギーに換える存在。貞夫自身の放つ負のオーラもまた、魔王をパワーアップさせる栄養剤に他ならなかった。


「貞夫さんの身体が大きくなりました♪ おちんちんもです♡」

「妻とはいえ、女子校生とのセックスに心折られてパワーアップとか恥ずかし過ぎる」

「お腹の中の圧迫がとても強くなりました。これは、ご奉仕の甲斐がありますね♡」


 肉体的には辛い筈なのに。千穂は先ほどよりも生き生きとした表情で、更に巨大化した貞夫のペニスを肉襞で包み込んで刺激してみせる。先ほどよりも大きな快楽が彼女の脳へと伝えらえて、より淫靡な表情を浮かべるようになった。


「貞夫さんとこうやってえっちができて……私、とっても幸せです♡」

「そっ、それは、良かった。でも、子作りは少し控えめにしてくれると俺はもっと嬉しいんだが……」

「それは駄目です♡ 魔王さまのお世継ぎを産むことは、魔王の妻である私にとっては何よりも崇高で必要な使命、なんですから♡」


 千穂は貞夫の意見を却下すると、よりリズミカルに腰を上下動させ始めた。

 幼な妻主体のセックスは、翌朝の日の出まで止まることがなかった。

 隣の部屋を借りて暮らし始めた悪魔大元帥たちは、魔王の世継ぎが誕生するのはそう遠くない未来であることを確信してみせたのだった。ボロアパートなので喘ぎ声は全部丸聞こえだった。


 了

























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