SS 俺ガイル 雪ノ下陽乃 ケダモノ
「お願い……もうちょっと、優しくしてっ! 痛いのよ~っ!」
雪ノ下陽乃は自身の体内を内側から連続して突かれる初めての体験に痛みを訴えていた。だが、その痛みを与えている当人は涼しい顔をしたまま行為を続けた。
「誘ってきたのは陽乃さんの方でしょう。それに……」
男は腰を振って己の肉棒を打ち付ける速度を上げた。
「男はその気になったらもう止まれないんです。出すまで止めるなんて無理ですよ」
「くひぃいいいいいいいぃっ!?」
陽乃は膣内を内側から削られていく痛みと熱に意識が飛びそうになっていた。
きっかけはちょっとしたイタズラ心が沸き起こったことだった。
妹雪乃の恋人の人となりを試そうと思った。
陽乃の目には、妹とその彼氏が如何にも奥手に見えた。手を繋ぐことさえも恥ずかしがって戸惑っている。付き合ってだいぶ経つのにキスさえもまだしていない。それが人間観察眼に優れた女子大生の見解だった。
だが、陽乃の人間観察眼には大きな問題点が潜んでいた。それは、陽乃が基本的には人間嫌いであるということ。そして、それ故に男女交際歴がなかったということだった。
陽乃には男女交際の経験がなく、付き合うことに対して否定的だった。ゆえに、その機微についてはよく分かっていなかった。少なくとも、恋愛における合理的とは言えない部分について十分に推し量ることができなかった。
『比企谷くんはもうちょっと女体に慣れておいた方が良いんじゃない? お姉さんで良ければ相手になってあげるわよ♪』
ホテルの一室に連れ込んで下着姿になって扇情的なポーズで誘惑。というか、本人的にはからかってみた。
だが、キスをしたこともないと思っていた比企谷八幡の反応は予想とはまるで違ったものだった。
『陽乃さんから誘ってきたんじゃ……仕方ない、ですよね』
八幡は陽乃の背中に腕を回して抱き寄せると熱いキスをかましてきた。
『えっ?』
陽乃が驚いて呆けている間にも八幡の動きは止まらなかった。
慣れた手つきで、片手だけで陽乃のフロントホックのブラを外してしまった。
生まれて初めて異性に生の乳房を晒したことで陽乃の思考は更に混乱した。その隙に八幡は義姉になるかもしれない女性の乳房を丹念に揉み始めた。
『なっ、何で……あぁあああああああああぁっ♡♡』
時間の無駄だからと普段はほとんど自慰さえもしたことがない陽乃が、八幡の胸攻めによって悶えていた。乳首を摘ままれて弾かれて性的に感じてしまったのは産まれて初めてのことだった。
事ここに至って陽乃は認めざるを得なかった。妹と八幡は清い間柄ではない。セックス経験が豊富であると。八幡は雪乃を相手にして性スキルと自信を磨いてきたのだと。
だがそのことに気付いた時にはもう遅かった。遅すぎた。
『きゃっ!?』
自分で連れ込んできた部屋のベッドに押し倒されて、貞操を守る最後の砦であるショーツをいとも簡単に脱がされてしまった。
『陽乃さん……つるつる、なんですね。可愛いですよ』
『くっ!』
乙女の秘密をいとも簡単に暴かれてしまい、陽乃は恥ずかしさと怒りで頭がどうにかなってしまいそうだった。けれど、彼女には怒り続ける余裕さえなかった。
『雪乃と比べて味はどうかな?』
八幡はわざと聞こえる声を発しながら舌を突き出して陽乃の膣を舐め始めた。
『ひっ、ひぃいいいいいいいぃっ!?』
生まれて初めての感覚。許容できない舌の感触に陽乃は大きく目を見開いて声を上げるしかなかった。
オナニーの経験もろくにない陽乃にとっては、他人に膣を攻められること。それも舌で舐められることは未知の体験が過ぎた。
『あぁあああああああああああぁっ!?!?』
八幡の舌攻めは止まらない。舌はピッタリと閉じられたクレバスを少しずつこじ開けて中へ中へと入ってくる。
一方で陽乃は未知の刺激が強すぎて思考がまともに働かない。感じているのともただ恐怖を覚えているのとも違う。訳が分からない刺激。それで頭がおかしくなりそうだった。
『雪乃の味と比べると……陽乃さんの愛液は、少し酸っぱい感じですね』
『妹と比べ……くひゃぁあああああああああぁっ!?』
他の女と比べ、あまつさえもそれを口に出してみせる。八幡の鬼畜の所業に文句を言いたかった。けれど、刺激のせいで頭が朦朧とする陽乃にそれはできなかった。
そして八幡はクンニだけで終わるつもりなど毛頭なかった。
『感度の良さは雪乃に勝るとも劣りませんね。さて、本番ですよ』
八幡は小刻みな痙攣を続ける陽乃を置いて服を脱いでいった。全裸になると、激しく勃起した固く太いペニスが天井に向かって突き立っていた。陽乃の視界にもソレが映った。
『あっ、ああ……っ』
初めて見る生の男性器。陽乃は声を上げるしかなかった。どう反応したら良いのか分からなかった。分からない内に彼女の乙女にとっては最悪な事態へと繋がっていった。
『準備は整っているみたいですね』
八幡は陽乃の膣内に指を2本突き立てながらその感触を確かめて述べた。
呆ける陽乃には反応さえできなかった。
『それじゃあ……処女、貰いますよ』
八幡は陽乃の返事を待つことなくペニスを膣内へと突き入れてみせた。
『くぎゃあぁああああああああああああぁっ!?』
閉じられた肉壁を肉棒で強引にこじ開けられて押し込まれ陽乃は悲鳴を上げた。ワンテンポ遅れて破られた処女膜から血が流れ出した。
『陽乃さんの処女、確かに貰いましたよ』
『…………ばっ、馬鹿……っ』
破瓜の痛みに耐えながら一言言い返すのが精いっぱいだった。
『言い返せる元気があるのなら動いても大丈夫ですよね』
『なっ? ちょっとまっ……くひぃいいいいいぃっ!?』
八幡は陽乃が落ち着くのを待つことなく腰を前後に振り始めた。
陽乃にとっては産まれて初めて受け入れる男性器。その苦痛の始まりを意味していた。
***
「ふ~♪ 雪乃とセックスする時よりもいっぱい出ました♡ さすがはお姉さん。そして処女♪」
「…………けっ、ケダモノ……っ」
陽乃は自身の膣口から流れ出る大量の白濁液を眺めながら呟いた。膣の周りには精液と共に黒済み始めた血が付いていた。
「陽乃さんと初めてセックスした記念に……」
カシャッというシャッター音を模した電子音が鳴り響いた。八幡のスマホに、情事の後だとハッキリと分かる写真が収められた。陽乃の顔も秘部も全部映っていた。
「雪乃の処女喪失の時は、俺も初めてで記録に残すことにまで気が回りませんでしたが……今回は良い写真が撮れましたよ」
八幡は陽乃の情事写真を本人に見せ付けた。陽乃は顔を反らした。
「こんな写真撮って……雪乃ちゃんに見られたら、終わりでしょ」
「そうなったら……雪ノ下姉妹、両方娶ってやるだけですよ。今はFree!婚の世の中。姉妹2人とも妻に迎えるのなんて珍しくもありませんよ」
八幡は不敵に笑ってみせた。その濁った瞳はその言葉に野心は込められていても嘘はないことを物語っていた。
「雪ノ下家を乗っ取るつもり?」
陽乃は振り返りながら八幡を睨んだ。だが、八幡は涼しい顔を浮かべていた。
「俺の夢は専業主夫ですよ。雪ノ下家の資産の一部をちょこっと頂ければ、面倒な会社経営や政治家業なんて手を出すつもりも、その責任を負わされる雪ノ下家の頭首の座も興味なんてありませんよ」
一生楽して生きれるだけのお金があれば良い。八幡が雪ノ下本家の娘を両方娶ろうとする目的を明かしてみせた。
「あっ、アンタねえっ! そんな無責任な……」
「籍を入れなきゃ雪ノ下家の資産のおこぼれに預かれないんですから無責任なんてことはしませんよ。頭首としての責任を負う気がないだけで」
八幡は再び陽乃の上に圧し掛かってきた。陽乃は抵抗を試みるが、初めてのセックスで消耗しきった身体は動かなかった。
「でも、一番大切なことは、2人とも俺の子を孕んでくれることです。だから、妊娠するまで何度でも子宮に精子を注がせてもらいますよ。昨夜の雪乃みたいに」
「あっ、アンタって人は……はぁああああああああああああああぁっ!?」
八幡のペニスを一気に子宮の入口まで突き入れられて陽乃は悲鳴を上げた。
それは八幡の朝まで続く連続中出し攻めの始まりの合図でもあった。
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「こうして私は八幡くんの孕み袋にされて学生結婚に至ったという訳なのよ♪」
「結婚式で大嘘かまさないでください。そもそも雪ノ下と付き合ったことないし……」
「細かいことは良いのよ♪」
秋のよく晴れた日の結婚式会場での出来事だった。