SS 俺ガイル 雪ノ下雪乃 ひな祭り
「着物姿の雪乃とセックスするのは何と言うか……背徳感で背中がゾクゾクして普段よりも興奮するな」
「私はいつだって貴方の望みを叶えたい。着物で愛してもらうのは、後処理という点で面倒な点があるのは事実なのだけど」
3月2日日曜日。八幡と雪乃は1日早いひな祭りのお祝いを雪乃の寝室で行っていた。だが、熱烈に愛し合う高校生カップルが雛人形を眺めてアラレを食べて終わりで済むはずがなく、ほどなくセックスへと雪崩れ込んでいった。
独り暮らしの雪乃の部屋がラブホテル代わりとなって2人のセックスの場になるのはいつものこと。だが、今日は一つだけ大きく違っていた。雪乃はひな祭りに合わせて着物姿だった。
着物を脱がせていきながらのセックスに八幡は大興奮していた。一方で雪乃は、八幡が興奮していることに喜びながらも一抹の不安も覚えていた。
「雪乃のアソコ、もうビショビショだぞ」
「ああっ♡ 貴方に見られて触られているんですもの。愛液で溢れるのは当然のことだわ」
雪乃は八幡に弄られて濡れる秘所のコントロールができなかった。滴り続ける愛液は着崩れた着物の裾を汚していく。水とは少し違う液体が生地に染み込んで行く。
「…………クリーニングに出す際には覚悟を決めないと駄目ね」
「何の覚悟だ?」
雪乃は答えなかった。
けれど、預けた着物が戻ってくる際の店員の微妙な表情を想像すると恥ずかしさを覚えずにはいられない。セックスした痕跡はどうしても残ってしまうに違いなかった。
「クリーニングに出す際に比企谷雪乃を名乗って良いかしら?」
「どうして?」
「その方が私の心が穏やかでいられるからよ」
「…………まあ、雪乃がそれで良いのなら全然かまわないが」
八幡は雪乃の真意を掴み損ねて首を捻った。
高校生カップルが着物姿でセックスした。幼夫婦が着物姿でセックスした。
雪乃としては、後者の方が恥ずかしくなかった。夫婦なら着物姿でのセックスも普通。銃龍階級育ち故にそう思うことが簡単にできた。だから、婚姻後の予定である比企谷姓を名乗ってクリーニングに出したかった。従業員が雪乃の現在の苗字や嫁いだ後の苗字(予定)について知る訳がないのだが。
「まあ、何にせよ。せっかくの着崩れだ。もっと堪能させてもらうぜ」
八幡は雪乃の着物を完全には脱がしてしまわないまま乳房を鷲掴みにし、その中心の桜色の突起物に吸い付いてみせた。
「ああああっ♡ 八幡くんに胸を吸われて……普段より、感じて、感じて……ふわぁああああああああぁっ♡」
八幡に胸を攻められて雪乃は普段以上に感じてしまい身悶えが止まらない。着物という特別なコスでのセックスに身体が想定以上に敏感に反応していた。汚してはいけないものを汚している。八幡の述べる背徳感がよく分かった。
愛液だけでなく汗も流れ出て止まらない。体中の体液が着物に付着していく感じで、どうやってもセックスの痕跡は隠しようがなかった。
「…………やはり、比企谷雪乃として開き直るしかないわね」
雪乃は幼な妻として着物姿で夫に愛してもらったという設定を貫くことに改めて決めた。決めると心が楽になった。愛液がもっと大量に溢れ出た。
「八幡くん、この着物がどんなに汚れても構わないから。全身全霊を篭めて愛して頂戴♡」
「なっ、何だか分からないけれど、分かったぜ」
八幡は左手で乳房を握りつぶす様に強く掴み、口の中に含んでいる乳首を思い切りバキュームしてみせた。
「くひぃいいいいいいいいいいいぃっ♡ 刺激が、刺激が気持ち良いわぁあああああぁっ♡」
雪乃は乱暴にされたことで更に一層興奮して盛大に潮を吹いてみせた。
少女の体内から一気に噴出された液体は着物を更に汚していく。けれど、覚悟を決めたので雪乃はもう気にしなかった。
「お願い……もっと、もっと感じさせて♡ ふぁああああああああぁっ♡」
「その願いなら、是が非でも叶えてやるさ」
八幡はより一層激しく雪乃と秘所を同時に攻め立ててみせた。
少女のクレバスの中に少年の指がずぶずぶと入り込んでいく。八幡の指先は雪乃のGスポットを的確に刺激する。自慰経験がほとんどなかった雪乃よりも八幡の方が彼女の性感帯について遥かによく理解していた。
「ふわあぁああああああああぁっ♡ 八幡くんの指がぁ、指が気持ち良いのぉおおおおおおおおぉっ♡♡」
雪乃は性的興奮で何が何だか分からなくなる。身体は興奮を更に加速させて絶頂を迎え再び潮を吹いてみせた。けれど、全く気にしていなかった。
「よしっ、そろそろ挿入させてもらうからな。俺の方がもう限界だ」
「ハァハァ……貴方の精子を……子宮に頂戴」
イキ過ぎて意識が上の空になりながら雪乃は挿入を了承してみせた。
「じゃあ、遠慮なく」
八幡が慣れた手つきで怒張したペニスを雪乃の膣口に当てると一気に奥まで押し込んでみせた。
「ふわぁああああああああああああああああああああああぁっ♡♡」
挿入しただけで雪乃はまたも盛大に達してしまった。身体は激しく仰け反り捩られ、着物は皺だらけ。クリーニングに出す際に店によっては扱い方について怒らせそうなレベルに汚れていたが、もう知らなかった。
「くひぃっ♡ ふわぁああああああぁっ♡ 気持ち良いっ♡ 気持ち良いのぉおおおおおおぉっ♡♡」
雪乃はピストンされている感想を口にしながら乱れ切っていた。快楽に意識をほとんど奪われてしまいほとんど何も分からない。分からないからこそ、微かに感じることができるものを口に出して自分への説明としていた。
「今日の雪乃の膣内。ギュッと締め付けて来て最高に気持ち良いぞっ」
「あああああっ♡ 当たり、前よぉおおおおおぉっ♡ 貴方の、お嫁さんなんだからぁっ♡ 貴方専用の、貴方に調律してもらった、はぁあああああぁっ♡ アソコ、なのだからぁあああああああぁっ♡ ふわぁああああああああぁっ♡」
セックスを堪能して乱れに乱れながら雪乃は八幡の妻になっていた。
半ば叶っている夢ではあるが、現実の彼女は高校生でまだ嫁入りは果たしていない。それでも八幡と愛情を交わしている今、間違いなく夫婦になっている。そう認識していた。
「雪乃……そろそろ……一発目、出すぞっ!」
「子宮にっ、子宮に出してっ! 孕ませて頂戴っ!!」
雪乃は願望を大きな声で叫んでいた。
妻である以上、赤ちゃんが欲しい。
まだ高校生とか今の彼女には関係なかった。
「分かった……孕めぇえええええええええええええええええええぇっ!!」
元々ペニスを抜きたくなかった八幡は雪乃の求めに即時応じてみせた。
雪乃の腰を力強く掴んで結合部の密着をより一層強固にすると快楽を一気に放出してみせた。脳が痺れる程に激しい射精だった。
「きゃぁあああああああああああああぁっ♡ 八幡くんの精子が、精子がいつもより凄いのおぉおおおおおおおおおおぉっ♡♡」
脳が痺れたのは雪乃もまた同じだった。八幡の精子を子宮で直接感じて熱と液体のうねりで刺激が限界を超えてしまった。
興奮のし過ぎで雪乃の視界は真っ白に染まり、次いで一気に暗くなった。彼女は意識を失ってしまった。
それでも彼女の身体は、膣は八幡を求め続けた。射精したばかりのペニスに絡み付き、圧迫を続けて再び勃起させてしまった。意識を失いながらも呟きは続き、彼の寵愛を更に求めていた。
「雪乃がそう言うんなら……続けて2回目に突入させてもらうぞ」
八幡は雪乃の状態に不自然なものを感じながらも、恋人の願いということもあって、硬さを取り戻した剛直でピストンを再開した。
「はっ、八幡くん? …………あああっ♡♡♡」
雪乃が意識を取り戻した時、八幡に膣をゆっくりと突かれていた。雪乃の身体を気遣って激しくはない。けれど、一突き一突き子宮に到達することを意識した深く丁寧なピストンだった。
雪乃は八幡が気を失っている自分相手にピストンしていることが最初は不思議だった。八幡は雪乃の身体が丈夫ではないことを知っており、セックスの際にも無茶の連続は避けている。それでも、雪乃が目を覚ます前に2回戦が始まっていた。
「…………意識がなくなっても私は八幡くんを求めていたというわけね」
優秀な頭脳をフル回転させ、自分が何をしたのか瞬時に理解してみせた。
意識がなくても八幡を求めてしまう。そんな自分に恥ずかしさを覚えるとともに誇らしさも感じていた。
愛とは無縁に生きると思っていた。なのに、無意識レベルで求めてしまう程に愛する人ができた。それは以前の彼女にとっては愚かしいこと。今の彼女にとっては何よりも譽れ高いことだった。
「…………まだ陽も高いのだもの。いっぱいいっぱい愛して頂戴ね♡」
「ああ。日暮れいっぱいまで愛してやるからな」
八幡と雪乃は繋がりながら熱いキスを交わした。
着崩れももはや関係ない。2人の愛の営みはいつまでも続いたのだった。