SS 着せ恋 喜多川海夢 アニマルプレイ
喜多川海夢には元々エロに対して開放的というイメージがあった。悪く言ってしまえばビッチギャルという見方が親しい友人でもついて回っていた。
だが、彼女はビッチではなかった。エロゲをこよなく愛し、その話題を平然と口にするものの、男と付き合ったこともセックスしたこともなかった。
けれど、そんな彼女に五条新菜という恋人ができた。新菜に対して海夢は気持ちや性欲を抑えようとはしなかった。
2人が肉体関係を結ぶまでに時間はさほど要らなかった。そして、一度結ばれてしまうと高校生カップルは歯止めが効かないセックス三昧な日々を送る道を歩んだのだった。
「五条きゅ~ん♡ このコスプレ、どうかなあ?」
海夢は実質一人暮らしの自分の部屋に恋人である新菜を招いて今日もコスチュームプレイに励んでいた。
「白猫、ですね」
「うん♡ 今日は猫の日だからね♡ にゃぁ~~ん♡」
海夢は2月22日の猫の日にちなんで猫のコスプレをしていた。
ただ、世間一般の猫コスプレと違うのは、猫耳、猫尻尾、猫グローブしか嵌めていないこと。服は着ておらず、大きな胸も、既に濡れ濡れなアソコも丸見えだった。
「服に当たる部分はないのですか?」
「私、裁縫って得意じゃないし。それに、新菜きゅんにどうせすぐに脱がされちゃうんだもん。要らないよ♡」
海夢は妖艶な表情でほほ笑むと、お尻を振って尻尾を揺らしてみせた。
「でも、この尻尾にはこだわっているんだよ♪」
「どういう点で、ですか?」
「これ、アナルプラグなんだ♡ お尻の穴に実際に挿して落ちない様にしてるから……刺激がぁあああああああぁっ♡♡」
海夢はゾクゾクした艶顔を浮かべてみせた。お尻への刺激に興奮していることは間違いなかった。
「…………俺のモノ以外が喜多川さんのお尻に挿入されているのは正直複雑ですね」
「だ・か・らっ♡ 後ろの穴は塞がってしまっているけれど、前の穴は空いているから♪ 五条きゅんにいっぱいいっぱい塞いで欲しいの♡」
ハードなエロゲ愛好者である海夢はエロ台詞を発するのに抵抗がない。というか、エロゲヒロインになりきって気持ち良く喋っている。
「分かりました。喜多川さんの愛液が溢れ出て止まらないいやらしい穴を俺が塞いであげますよ」
新菜もまた照れもせずに返してみせた。彼は海夢から借りたエロゲを何本も何本もセリフや設定をメモするぐらいに丹念にやり込んでいる。エロゲ主人公になりきって返答してみせるのもお手の物だった。
新菜は海夢をベッドに寝かせた。
「くっ、くっひぃいいいいいいいいんっ♡♡」
ベッドに仰向けに寝た際に、尻尾のプラグ部分が当たってお尻の奥深くまで入り込んでしまった。
アナルセックスも何度も体験済みの海夢は、奥まで貫かれていく刺激に快感を覚えてしまった。軽く達してしまった。それが新菜には面白くなかった。
「やれやれ。喜多川さんを絶頂に導くのは俺のペニスだけと決まっているのに。しっかり調教を施さないと駄目みたいですね」
新菜は鬼畜調教ゲームの主人公になったつもりで、アナルプラグで勝手に達してしまった海夢を攻め立てることにした。
「どうですか、喜多川さんっ! 俺のチンポはっ!!」
新菜は激しく海夢の膣内を攻め立てる。普段の気弱な少年はセックス時には姿を消してしまう。海夢と交わる際の彼はドSと呼んでも構わないアグレッシブな性格になっていた。
「うひゃぁああああぁっ♡♡ 五条きゅんのおチンポで前の穴を攻められてっ♡ 尻尾が擦れてお尻も同時に攻め立てられて……2穴攻めされてるみたいで……ふにゃあぁああああああああぁっ♡」
海夢は膣とアナルの両方からの刺激でいつも以上に感じておかしくなりそうだった。
鬼畜エロゲーでは珍しくない2穴攻め。海夢はアナルプラグを自分で挿したことでそれを疑似的に味わっていた。
複数の男たちに攻め立てられて完堕ちする間際のNTRヒロイン。背徳感満載のヒロインと自分を重ねることで興奮を更に高めていた。
「ヤレヤレ。喜多川さんを攻め立てているのは俺のモノだというのに。これはもっとキツいお仕置きが必要ですね」
新菜はグラインドをより大きく、そして腰を振るスピードを更に速くしてみせた。
アナルプラグからの刺激と自分のピストンが同格に語られるのはセックス時限定ドS男のプライドが許さなかった。
「うぉおおおおおおおおおおおおおぉっ!!」
「ごっ、五条きゅぅううううううぅんっ!? 刺激、ちゅよ過ぎぃいいいいいいぃっ! 頭、ばきゃになるぅうううううううううううぅっ♡」
海夢は五条のピストン、それに伴って尻尾もまた激しく揺さぶられて膣もアナルも挿入された異物の動きが更に激しさを増した。
セックス時にはM気質を発揮してしまう彼女にとっては、その刺激はあまりにも強すぎた。そしてエロゲで鍛えた妄想力で、自分と完堕ちヒロインを完璧にシンクロさせてしまう。
「わたしゅ……ご主人さまのメス猫でしゅぅうううううううううううううううぅっ♡」
盛大に潮を吹いて絶頂に達しながら、海夢は完堕ち、服従の証にアヘ顔ダブルピースを浮かべてみせたのだった。
新菜に言われた訳ではない。エロ漫画、エロアニメ、エロゲ。彼女が接してきた様々な作品が、アヘ顔ダブルピースを一つの象徴として捉える様に自然としていた。
「俺は……喜多川さんにはいつも綺麗な顔でいて欲しいのですがね……1発目、出しますよっ!!」
新菜は海夢の腰を乱暴につかむと、己の子種を完堕ち少女の子宮内へと一斉に解き放った。
「孕めぇええええええええええええええええええぇっ!!」
エロゲ主人公とシンクロして卵子との着床をイメージしながら一滴残らず中へと注ぎ込む。
「ご主人さまの赤ちゃん……妊娠しましゅぅうううううううううううううううううぅっ♡♡」
海夢は盛大にイってみせながら、堕ちたヒロインよろしくボテ腹になることを誓ってみせたのだった。
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新菜と海夢のセックスは2人がエロゲの登場キャラと自分をシンクロさせることで、現実と虚構の境界線が曖昧になるという特徴がある。エロゲ愛好者でなければ、2人のロールプレイングは大きな誤解を生みかねない危うい言動に満ちている。
だが、処女と童貞だった2人は、他の人物とセックスした経験がない。故に、自分たちのセックスの特殊性を理解することもなく謳歌していた。
「五条きゅん♡ 次は何のコスプレしてえっちしようかぁ~♡」
3回連続のセックスが終わってピロータイムに突入。
何度も絶頂を迎えて頭がおかしくなりかけていた海夢は既に回復を果たし、次のプレイについて相談を持ち掛けていた。
「今日は猫の日で、次にイベントと言うとひな祭り。もしくは喜多川さんの誕生日となりますね」
一方で体力を使い果たし、ドSモードも解けた新菜は気弱なお疲れモードだった。
「普通に考えたら、ひな祭りでおひな様あ~れ~プレイなんだろうけど。五条きゅんの実家のことを考えると、着物を汚すのはあんまりしたくない」
海夢は横柄に見られがちだが、相手の嫌がること、嫌がりそうなことはしない少女だった。実家が五月人形店を営む五条に対して、着物を使ったプレイはしたくなかった。
「そんなに気を使わなくても……」
「3月3日は耳の日でもあるから……今度は猫じゃない他のアニマルプレイ、しよっ♡」
海夢は寝そべったまま顔だけを新菜に向けて陽気に微笑んでみせた。
「…………アナルプラグプレイ、気に入ったんですね」
「うん♡」
次もアナルプラグを使うプレイになることだけは早々に決まったのだった。