SS 食戟のソーマ 田所恵 どうなっちゃうんだべぇ
「流されるまま創真くんとえっちなことする関係になっちゃって……オラ、どうなっちゃうんだべぇっ!?」
12月某日極星寮の女子風呂内。田所恵は最近の自分の変わりようについて悩んでいた。落第寸前だった身から十傑の一角を占める超エリートへと変身した。恵の努力はもちろんだが、要所要所で幸平創真が手を差し伸べてくれたからだった。お互いに十傑になって精神的に少し余裕が出たところで、同じ寮内に住む2人は急接近していった。恵が創真に身体を許すようになるまでに長い時間は要らなかった。
お互いの部屋を行き来するのに何の不都合もない処女と童貞だった2人がセックスに嵌っていったのはある種自然なことだった。
だが、昼間から創真に身体を求められていつもの様につい許してしまった恵は後悔していた。
「私、創真くんに結婚の約束、取り付けてもらってないべぇえええええぇっ!?」
セックスする間柄であるのにも関わらず、創真との関係がハッキリしない。それが恵にとっての最大の悩みだった。
「結婚しないかもしれない男の子とえっちしちゃったなんてお母さんに知られたら……私、もう青森に帰れないよぉおおおおおおおおおおおぉっ!?」
恵は貞操観念が軽い少女ではない。雰囲気に流される形で創真に純潔を捧げたものの、それは1年以上熟慮を重ねた結果だった。ずっと創真を想い続けた結果の行動だった。
だが、創真が恵をどう思っているのかはいまいち分からない。恵は初体験の前から幸平家に嫁ぐ覚悟を決めていた。だが、創真は恵といずれ結婚する気があるのか分からない。そもそも彼氏彼女の関係だと思っているのか。普段のへらへらした顔からは分からない。
「…………いや、落ち込んでばかりいても始まらないべ。私はもう創真くんとえっちしている仲なんだし。お嫁さんにしてもらうまで頑張り続けるだけだべっ♪」
恵は持ち前の明るさで立ち直ってみせたのだった。
入浴を終えて室内着に着替え直して自室に戻ろうとドアノブに触った瞬間だった。
「恵、俺の部屋に来てくれ」
創真がドアノブを握る恵の手を上から握ってきた。手を握るだけでなく背後から首を伸ばしてキスしてきた。
「…………創真くん♡」
恵は目を閉じて創真のキスを受け入れていた。流されているとは思った。けれど、創真に求められるのは心が弾んだ。アソコがキュッとなった。
恵は創真の部屋にお持ち帰りされて、着たばかりの服を再び全て脱ぐことになった。
「恵の身体……石けんの何だかとっても良い匂いがするな」
「それは……あああっ♡ 創真くんに抱かれた後、お風呂に……はぁあああああぁっ♡ 入って、身体を綺麗にしたから……ふぁああああああぁっ♡」
乳首を吸われ脇を舐められて恵は創真の愛撫に感じまくっていた。
ベッドに押し倒されて創真の愛を一身に受け入れている。傍目から見れば恵は好き勝手されているようにも見える。だが、元々が受け身である彼女としては創真が積極的に攻めてくれることはむしろ嬉しいことだった。
「挿入、するぞ」
「うん♡」
創真の勃起したモノが恵の膣内へと入ってきた。
「ふわぁあああああああああああああああああぁっ♡」
恵は隣の部屋に丸聞こえな大きな喘ぎ声を出しながら挿入で絶頂を迎えていた。
だが、恵が達し易いのは創真ももうよく分かっている。回復を待つことなくピストンを始めた。
「ふわぁあああああぁっ♡ ああっ♡ 気持ち良いよぉおおおおおおおおぉっ♡」
恵は創真に突かれながらずっと感じっ放し、イキっ放しだった。
2か月ほど前まで処女だった少女は自分でも知らなかったが、とても感じ易い体質だった。創真のピストンに膣内が、全身が熱を持って反応する。愛しさと気持ち良さが無限に溢れてくる。
「ああああっ♡ 創真くんっ♡ そのまま、そのまま出してぇええええええええぇっ♡」
ぶっ飛んだ意識は膣内射精をねだっていた。
「ああっ! 全部、恵の膣内に出してやるっ!」
創真は宣言し、それから恵の腰を改めて掴み直すと膣内に一斉に精液を放ってみせた。
「創真くぅ~~~~~~~~~んっ♡♡」
創真の子種をお腹の中に浴びながら恵は快楽と幸福感に浸っていた。
恵は自室には戻らずそのまま創真のベッドで寝ていた。
セックスの興奮はまだ続いており、裸の胸はいまだ激しく上下動を繰り返している。
そんな少女に対していち早く平常を取り戻した少年は告げた。
「俺、またしばらく色々な国を旅して様々な料理を味わってみようと思ってる」
創真の一言を恵は悲しい想いを抱えながら聞いていた。
「そう。しばらく、極星寮には戻らないんだね……」
創真と離れ離れになってしまう。恵の胸は寂しさでいっぱいだった。
けれど、創真に行くなとは言えない。十傑、それも第一席ともなれば料理の研鑽を積む為にあらゆる努力を払うのは当たり前のこと。外国に行き、日本にはない料理に出会って刺激を受けて新しい料理開発の土台にすることはごく当然のことだった。
「…………だからさ。俺と一緒に行かないか?」
「えっ?」
恵は慌てて振り返って創真の顔を見た。
「俺と一緒に外国を巡って欲しい」
創真は優しく、それでいて真剣な瞳をしていた。
「…………うん。私も、世界各地の料理を見て回りたいって思っていたし。創真くんについて行くよ。どこまでもね♡」
恵は微笑みながら創真にキスして返事してみせた。
彼女は自分が十傑に名を連ねていることに心の底から感謝していた。そのおかげで当麻と一緒に諸外国を回ることができる。
「とりあえず南米を何か国か巡ってから北アフリカの方に渡ってみるか。最低でも3か月は掛かるな」
「…………日本に帰ってくるころには、私のお腹に創真くんの赤ちゃん、宿ってるかもね♡」
恵は料理研鑽以外の海外渡航のもう一つの楽しみに想いを寄せながら微笑んでみせた。
苦労を重ねてきた少女の人生は、彼女が思うよりもとても充実したものになっていた。