SS 杉浦綾乃 朝から
「綾乃~♪ ムラムラしてきたからえっちなことさせて~♡」
「まだ起きたばかりだというのに……仕方ないわね♡」
1月のとある月曜日の早朝の公営団地内の一室。JC百合妻の歳納綾乃(旧姓:杉浦)は夫である京子に求められて服を脱いでいった。
下着も脱いで生まれたままの姿を晒して京子の情欲を煽る。恥じらいながらも。
愛する妻が素直に裸になったのを見て京子は嬉しそうに笑ってみせた。だが、イタズラ好きな京子は更なる愉悦を求めた。
「下着は付けなくて良いから……このセーラー服を着て♡」
京子は準備して置いたセーラー服を綾乃に手渡した。
「学校の制服とは違うみたいだけど……」
「いいから。着てみて♪」
「分かったわよぉ」
綾乃は怪しんでいたが、京子の頼みを断れずに裸の上にセーラー服を着てみせた。
「これでどうかしら?」
綾乃のセーラー服姿を見て京子は目を丸くして驚き喜んでいた。
「おお~♪ 綾乃の声でそのセーラー服を着るとまさに虎視虎子まんまだな♪」
「誰よ、それ?」
「しかのこのこのここしたんたんの主人公だよ♪」
「そ、そう」
京子とは違い深夜アニメに興味を示さない綾乃には夫の話がよく分からない。けれど、京子が大興奮していることだけは分かった。
「よくは分からないけれど……京子の好きにしてくれて良いわよ」
「うっひょ~♪ 虎子コスの綾乃とえっちだ~♡」
京子は綾乃に飛びついて抱き締めるとセーラー服を捲り上げて乳房に吸い付いてみせた。
「ああっ♡」
乳首を舐められて綾乃は色っぽい声を上げてしまう。敏感な反応に気分を良くした京子は口と指を使って綾乃の胸を攻め続けた。
「あぁああああああぁっ♡ イクのが止まらないっ♡ ないないナイアガラよぉおおおおぉっ♡♡」
「幾らでもイッちゃえ~♡」
綾乃が立ったまま何度も何度も達して全身を小刻みに震わせる。京子はしばらくはその光景を興奮しながら眺めていたが、やがてもっと愛妻を味わいたくなった。
「綾乃♪ ベッドに行こっ♡」
「待って……制服が皺になっちゃうから」
綾乃は荒い息を繰り返しながら京子から贈られたセーラー服を脱いでみせた。それがイキっ放しだった彼女の限界だった。
綾乃は京子に腰を抱き寄せられて支えられながらベッドへと移動。ゆっくりと寝かせられると京子が覆いかぶさってきた。
「綾乃のこと、滅茶苦茶になるほど愛したい♡」
「うん……学校があること、忘れないでね♡」
綾乃が目を閉じると京子の唇が重なってきた。
大興奮の京子は止まらない。綾乃はそんな夫の愛情と劣情を受け止め続けた。
「学校に行かないといけないのに……あぁああああああああああああああああぁっ♡」
この日、2人が学校に行くことはなかった。
疲れ果てた京子が眠りに落ちて夫婦の愛の営みが終わったのは夕方のことだった。
「…………学校、サボっちゃった」
事が済んで賢者タイムを迎えた綾乃は学校を無断欠席してしまったことを後悔していた。
「でも、こんなキスマークだらけの身体じゃ学校に行けないわね」
大きなため息を吐く。綾乃の身体は言葉通りにキスマークの痕だらけ。明日学校に行く際には首筋を隠す化粧でも施す必要があった。
「でも、何で今日に限って急に朝から求めてきたのかしら?」
綾乃は朝からの性交渉の意味を今になって考えてみた。
京子は気まぐれで熱烈に求めてくる日もあれば、淡白で全く求めて来ない日もある。ただ、綾乃の注意もあって登校前に求めてくることはほとんどなかった。それが今日に限ってコスプレ衣装まで準備して朝から激しいセックスとなった。そこには何かある筈だった。
「ええと、今日の日付は……」
綾乃は壁に掛けてあるカレンダーの日付を確かめた。
「1月20日……あっ、そうか。今日は私の誕生日。だから京子は……」
綾乃は裸のまま布団も掛けずに暢気に寝ている京子を見つめながら頷いてみせた。
今日は京子の14歳の誕生日だった。
「それじゃあ、あのセーラー服は京子からの誕生日プレゼントだったわけね」
夫からの贈り物がセックスの際に使うコスプレ衣装。その意味に気付いて綾乃はおかしくて仕方がなかった。
「愛するお嫁さんの誕生日なんだからもっと気の利いたものを贈ってくれても良いのに。でも、そんなところも京子らしいわね」
クスッと笑みが零れ落ちた。綾乃は日が暮れるまで京子の寝顔を愛し気な瞳で見守り続けたのだった。