ToLOVEる 古手川唯 バレンタインデー
宇宙の覇者デビルークの新帝王となった結城リトの後宮(結城家)。今日はバレンタインデーということで、ハーレムを構成している各妻たちがリトの寵愛を受けるべく時間と順番を決めて入れ替わり愛の営み場(リトの寝室)を訪れていた。
結城唯(旧姓:古手川)もまたその寵姫の1人だった。
「本当はお嫁さんは私一人だけが良かったけど……今さら、それを言っても仕方ないわよね」
結城家に到着した唯は廊下を歩きながら小さくため息を漏らした。
唯はリトと懇意にしていたがハーレムには反対だった。けれど、モモが先導して率先して新帝王結城リトのハーレムを築き上げてしまった。リトには既に複数名の妻がいる状態ではハーレムに反対しても意味がない。唯もまたハーレムの一員になるしかなかったが、その過程のわだかまりはまだ溶けきってはいない。それでも、唯はリトの寵愛を受けることには前向きだった。
「あっ、次は唯さんの番なんだね」
結城家に常駐を許されている数少ない妃の一人である美柑が声を掛けてきた。
ハーレム要員の数に対して結城家は手狭であるために、常駐は元から家族である美柑が家事を担当。最強の戦闘力を誇る金色の闇が警護を担当。この2名のみで、唯の場合には寵愛を受ける時には実家から足を運んでいた。今日はバレンタインデーということで普段とは異なり、多くの妃が入れ替わりで後宮を訪れていた。
「うん。今日は1時間しかないからのんびり雰囲気を盛り上げていくってわけにはいかないんだけどね」
妹妃と言葉を交わしながら唯は自分がなすべきことを再確認した。
「唯さんとリトの赤ちゃん、早く見たいな」
「そうなるように……頑張ってみるわよ」
美柑と別れて2階に向かう。
「部屋に入ってから1時間しかない。リトくんに……いっぱい愛してもらうには……」
唯は扉を前にして衣服を下着も含めて全て脱いでしまった。
「雰囲気づくりに残念ながら時間を掛けている余裕はない。美柑ちゃんの為にも赤ちゃん、授からないと」
17歳のJK妻は自らを鼓舞し目標を口にしてみせた。
それから唯はすぐに扉を開けてリトの待つ寝室へと入っていった。
「入るわよ」
一言宣言して中に入ると、リトは全裸でベッドに胡坐をかいていた。
今日は既に5人の妃と愛を交わした筈だが、その疲れは見えない。若い女性限定の宇宙の覇者として覚醒したリトは絶倫という表現さえ生ぬるい性的な活力を有していた。
「古手川も俺にチョコをくれるんだな」
「結婚してだいぶ経つのだし。旧姓で呼ばないでよ」
可愛らしく膨れてみせる。けれど、それも一瞬のこと。本題に入ることにした。
「妻なのだし、当然リトくんに本命チョコレートをあげるわよ」
ピンク色の包み紙にラッピングされたチョコを見せる。けれど、唯はそれを差し出したりはしなかった。
「リトくんにはチョコよりも私を味わって食べて欲しい」
唯の決断。それは限られた時間をできる限りセックスに当てることだった。
渡したチョコをのんびり食べてもらっていたら。それだけで下手をすれば10分以上費やしてしまう。しかも性的な興奮はその間は上がらないのでセックスに突入するまでに更に時間が掛かってしまう。それよりも寵愛をその身に少しでも早く受けることを選んだ。
「エロい欲求に素直な所、唯らしいよな」
「人をスケベみたいに言わないで」
「唯の場合にはムッツリが頭に付くもんな♪」
リトは唯を抱き寄せると熱いキスをした。
「あぁああああああああぁっ♡♡ キスだけなのに……意識が、意識がぁああああぁっ♡」
唯はキスだけで絶頂を何度も繰り返し愛液を垂れ流していた。
女性限定の結城リトの力は絶大で、人間の限界を超えて超常の域に達している。
触れるだけ、見つめるだけでも女性は性的快感が頂点に達してしまう。その為にリトは却って彩南高校に通うことができず、自宅から通信教育を受けているほど。
元々性的な事には興味津々で敏感な唯はリトのエロ波動の影響力を受けやすい。けれど、唯はハーレム構成員の中でも精力が強い方。故に何回絶頂に達してもセックスに耐えられた。
「挿れて。そして子宮にいっぱい注いで♡」
「おうよっ♡」
リトは楽しそうに応じると、常人よりも遥かに大きく逞しいペニスを唯の膣内へと突き立てたのだった。
「くひゃぁああああああああああああああああぁっ♡♡」
挿入の刺激で唯は何度も何度も絶頂を繰り返し、身体を激しく仰け反らした。
けれど、リトにとってそれは慣れた反応だった。リトは気にせずにピストンを開始した。
「ああぁあああああああぁっ♡ リトくんが、リトくんが私の中を出入りしているぅううううううううぅっ♡」
唯はリトのペニスを何度も何度も達しながら味わった。
1時間まるまるセックスに没頭できるのは唯にとっては嬉しい時間の使い方だった。
「赤ちゃん欲しいから……時間内に3回は子宮に注いでほしい」
「唯が望むならもっとたくさんの回数射精することも可能だが?」
「それは何だか早漏っぽいから3回でいいわよ……って、急に激しく動かないでぇええええええええぇっ!? ふぁああああああああああああぁっ♡♡」
唯は時間いっぱいまで快楽の海から上がることはなかった。
「はぁああああああああああぁっ♡ 幸せぇえええええええええええええぇっ♡」
唯はリトの精液を子宮に受け入れながら幸せに浸り続けた1時間となった。
「…………もう次の番って、本当にせわしないわね」
のんびりとピロートークしている暇もない。唯にはそれが少し不満だった。けれど、次のナナが寵愛を受ける時間を妨害する訳にもいかない。さっさと着替えてリトとの愛の巣を後にした。
「どうだった?」
「赤ちゃんできていると良いんだけどね」
美柑と軽く言葉を交わしながら後宮を後にする。
「……いつか、1日中リトくんを独り占めできる機会があると良いんだけどなあ」
叶わぬ夢を口にしながら唯は実家へと戻っていくのだった。
了