SSS 俺ガイル 由比ヶ浜結衣 全裸祭り
「ハッチ~っ! 9月ももう後半に入ったのに暑すぎて死んじゃいそうだよ~っ!」
9月後半の某日曜日の朝。比企谷家には異変が起きていた。
JK愛妻の結衣は室温の高さに耐えきれず不満を俺に訴えている。
「暑すぎて服なんて着ていられないよ~っ!」
暑さを訴える結衣は全裸だった。
汗が吸い付いてベトベトになるので下着も付けていなかった。
「でもお前、夏休みに入ってから家の中で服を着ていたことなんてほとんどないよな……」
不満を盛んに訴えてくるが、妻はいつものコーデだった。
6月の誕生日を機に嫁入りしてきた際の結衣はまだ服を着ていた。
だが、6月後半から猛烈な暑さが連日襲う様になってきた。それでも嫁入りしてきたばかりの妻は、義理の両親や小町に遠慮してまだ服を着ていた。
だが、俺の両親は滅多に家に居ることがなく、暑さは容赦がなかった。
夏休みに入り、朝早く起きる必要もなくなり、結衣が両親と顔を合わせる機会は極端に減った。そして妻は家の中にいる時に服を着なくなった。外出する時以外には家の中では服を着ない裸族となったのだった。
「そんなに暑いんだったら、エアコンをもっと活用したらどうだ?」
俺は去年までの自分の過ごし方を基に解決策を提示してみた。1日中エアコンの効いたリビングでゴロゴロしながらゲーム三昧。それが夏休みの俺のデフォルトな過ごし方だった。
けれど、今年はエアコンを点けた記憶がほとんどない。熱中症で倒れそうな暑さの時だけごく限定的にしか涼んだ記憶がなかった。
「駄目だよ、ハッチーっ!」
結衣に指をさされてしまった。
「あたしたちは高校生夫婦でお金もなく、夫の実家暮らし。そんな状況なのに、エアコン使いまくりで浪費が酷いなんて思われるわけにはいかないのっ!」
結衣は世間体を考えて、エアコンをできるだけ点けない生活を送っていたのだった。
高校生とはいえ人妻になったことで、俺には見えないご近所の目なんかをきっと気にしているのだろう。
「全裸で過ごす方が世間様の風当たりが厳しいんじゃないのかと俺は思うんだが……」
「家の中での様子は見えないから大丈夫っ! それよりもエアコンの付けっ放しで一日中室外機が回ってる方が絶対に変に思われるって」
ちょっと探偵っぽいことを言いながら俺の反論を封じてきた。
世間体云々を語るのなら、結衣は家事スキルが極端に低いことの方が近所の奥様方の噂になってしまいそうな気はする。だが、それは述べない。比企谷若夫婦の円満の為に。
「ハッチーこそ、こんなに暑いのに家の中で服を着ている方が変だよ。洗濯物が増えるだけだから脱ごうよ」
「俺に裸族になる趣味はない」
俺は裸族への誘いをキッパリと断った。だが、相手は愛妻結衣。俺の扱い方な俺以上によく心得ていた。
「ハッチーは理由があれば裸になるんだよね?」
「まあ、合理的な説明が付けばな」
結衣はニヤッと楽しそうに笑ってみせた。
「だったらハッチー……今すぐえっちしよ~♪」
結衣は宣言するや否や俺に抱き着く。というか、ラグビーのタックル顔負けの低い姿勢でのダイビングを決めてきた。
普段の結衣は非力だが、セックスの時だけは強大な力と無限の体力を発揮する。俺はあっという間に押し倒されてマウントを取られてしまった。
「えっちするんだから裸でいるのは普通だよね~♪」
結衣は楽しそうに語りながら俺の服を目にも止まらぬ速さで脱がしていく。
この手付き、家事の最中には発揮されないものだった。
俺は抵抗する間もなく素っ裸にされてしまった。
「ハッチーも裸になる口実ができて良かったね。えへへへ♪」
「いや、これは……」
首を横に振る。
確かに裸になる理由は出来た。
だが、涼しくなるために裸になるという本来の目的からすれば外れている。だって──
「それじゃあ……えっちの始まりだよ~♪」
結衣は元気よく宣言すると、ひと撫でしてフル勃起させた俺のJrを騎乗位の体勢のまま膣の中へと導き入れたのだった。
俺のペニスはあっという間に飲み込まれ、先端が結衣の子宮の入口に当たった。
「赤ちゃんデキるまで、頑張るぞ~♪」
結衣は元気よく、というか、人にはできない高速で腰を上下に振り始めた。八幡キャノンが愛妻の膣内で擦られていく。そのペースが尋常でなく速くて、俺は正気を保てない。
「ゆっ、結衣の……ケダモノォおおおおおおおおおおおおおおぉっ!!」
俺の部屋の床からギシギシと音が鳴り響く。
見上げれば結衣は惚ける表情でピストン運動を繰り返している。どたぷ~んの揺れが凄い。俺の妻は爆乳だ。
膣に締め付けられる刺激が強すぎて俺は何が何だかよく分からない。
それでも結衣に合わせて激しい振動を繰り返して、全身から汗が噴き出している。セックスという激しいダイエットを寝たまま行っているというわけだ。
「……これだけ汗を掻いたんじゃ、裸になった意味がなくね?」
ぼんやりした頭で暑さ寒さもよく分からない。けれど、この汗の掻き方から言えば、全裸になることで涼と心地良さを求める全裸生活の目的は果たせてはいない。のだが……
「えっちは気持ち良いし、赤ちゃんもデキるかもだから良いの~♪」
結衣は矛盾を気にせずに幸せそうに腰を振り続けている。
俺が全裸になる正当性なんて、セックスの快楽の前にはどうでも良いのだ。
性欲底なしな結衣は、暇があればセックスを求め、実行してくる。だから俺もこの家に居る時は全裸でいる時が多いのだ。
「…………なんだ。認めたくないだけで。俺も十分裸族じゃないか」
意識的には人類の文明の英知の結晶である服派の俺だが、行動だけ見れば裸族の一員に違いなかった。
裸族を否定しながら、自らもまた裸族だった。漫画ラノベでよくあるオチを俺もまた体験していた。
「お兄ちゃん、結衣お義姉ちゃんは暇さえあればえっちしてて……小町に受験勉強させないつもりだよ~っ♡」
扉を挟んだ廊下では、小町がカメラを回して俺と結衣の情事を撮影していた。
鼻血ダクダクで撮影する小町は全裸だった。
小町は俺と結衣の情事を覗くのが大好きだった。感極まりながら撮影に励んでいる。
その際に涙だの涎だの鼻血だの汗だの各種体液を垂れ流している。それが服に付くと洗濯が大変。なので小町は自然と全裸で撮影する様になった。そして結衣の影響を受けながら全裸の利便性を認め、家の中では24時間全裸で過ごす裸族の仲間入りを果たしていた。
「…………なんだ。この家の住民、みんな全裸じゃないか」
俺も結衣も小町も裸族。家にほとんどいない両親を除けば、この家に住民みんな裸族。
「裸族祭りだな、これは」
結衣に搾り取られて生気が減っていくのを感じながら、比企谷家内のお祭りに想いを寄せる俺なのだった。