SS 俺ガイル 雪ノ下雪乃 夏休み
「まさか俺の人生で夏休みを海外でバカンスして過ごす時が来るとはな」
「貴方次第でこれから何度でも過ごすことができるわよ」
夏休み中の8月初めのある日の昼過ぎ。俺と雪乃はプールサイドに居た。ここは雪ノ下家の所有する別荘の一つで、2人きりサマーバケーションを満喫している。しかもその別荘があるのは日本国内ではない。雪ノ下建設が大規模な公共事業に参加しているアジア某国の高地沿いのリゾート地にあった。
俺と雪乃は約10日間、暑い千葉を離れてこの海外リゾートの別荘で過ごすことになっている。今日はその2日目。昨日は町の観光で終わったので、今日から別荘でのんびりと過ごす日々になる。別荘の自家用プールは、引きこもりにならない為に打ってつけの遊び場だった。
「それは、俺が雪乃と結婚して雪ノ下家に入ればという意味だな」
「…………自分で言っておいてなんだけど。その流れはあまり好ましくないわね」
薄い緑色のビキニ水着姿の雪乃は青い空を見上げながら首を小さく傾げてみせた。
「結婚したら……雪ノ下とは一定の距離を取りたいと思うから私は比企谷家に嫁ぐわ。そうなると、この別荘を自由に使うではなく、お願いして使わせてもらう形になるわね」
「毎年年末年始に本家に顔を出すぐらいは絶対にしないと駄目そうだな」
「…………それが、面倒くさいのよ」
雪乃はとても大きなため息を吐き出した。
「結婚したら雪ノ下所有の別荘や施設を使うことは諦めた方が良いかもしれないわね」
雪乃は結婚後も実家と繋がり続けることに強い難色を示している。生粋のお嬢さま故の悩みと言えるものなのだろう。まあ、雪乃も俺と同じで重度のコミュ障だしな。
「まあ、未来のことを考えても頭が痛くなるだけだ。今は難しいことは忘れて海外バカンスを楽しもうぜ」
「そうね♪ 貴方と共に過ごせる夏なのだから♡」
雪乃は笑みを浮かべるとプールへと飛び込んでいった。
「…………普段は時間があってもプールで泳ぎたいとは思わないのに。今はさほど広くないプールで泳ぐのがとても楽しいわ♡」
「雪乃と一緒なら何をしても楽しいが。確かに今はプールで水遊びって感じだよな」
2人して子どもみたいにプール内で鬼ごっこして遊んでいる。普段の意識高い系の俺たちにはあまり似合わない行動。けれど、ここがリゾート地だと考えれば納得がいく。これが正しい過ごし方なのだと空気が教えてくれる。まあ、他にやることもないしな。
「童心に返るのも楽しいわ……でも、私たちは恋人同士としてここに来ているのよね」
雪乃は水の中で急に立ち止まってみせた。そして、自分の手を使って水着のブラをずらしてみせたのだった。
「ふふふっ♪ サービスよ♡」
水着の隙間から見える桜色の乳首に俺は凄くときめいていた。
昨夜も電気をつけたまま雪乃の柔肌を別荘のベッドで散々味わわせてもらった。
当然乳首だっていっぱい見たし、指で弄らせてもらったし、しゃぶらせてもらった。何時間も見た俺だけの桜色の突起だが、明るいところで、隠すように見せられるとまた味わい深い。
童貞ボーイの様に美少女の乳首に吸い寄せられていた。
「貴方のその欲望に満ちた瞳が、恋人同士の夏って感じをさせるわ。ふふふふ」
雪乃は俺の反応に満足しているみたいでごきげんな表情を浮かべている。
一方の俺はと言えば、パンツが帆を張っていた。勃起していた。雪乃の水着姿では勃起しなかったので、乳首チラの威力はデカかったというわけだ。
そして、勃起は俺の下半身だけでなく脳をも動かしたのだった。
「雪乃……」
彼女の名を呼びながらにじり寄っていた。
今すぐセックスしたい。その欲望に駆られていた。
「別荘内に戻りましょ♡」
雪乃は俺の胸を軽く押すとプールを出た。別荘付属のプールなので、建物は目の前にある。彼女は濡れたまま建物に入るとすぐにカーテンを閉めて水着を脱いでみせた。
生まれたままの姿の雪乃が目の前に立っていた。
「貴方も……私の肌が第三者に見られてしまうのは望まないでしょ?」
雪乃は両腕で抑えて胸を突き出し見せた。
「ああっ、そうだ。雪乃の全部は……俺だけのものだ」
雪乃の胸に顔を埋めながら彼女の身体をそっとソファの床に押し倒す。
彼女を寝かせると、早速乳首を吸って摘まんで弄り倒す。
「ああああぁっ♡ 八幡くんに見られるだけでも興奮するけれど……やっぱり、弄ってもらえると興奮が段違いなのぉおおおおおおおおおおぉっ♡」
プールに居た時から興奮していたらしい雪乃はすぐに達してみせた。
俺たちは夕飯の準備を始めるまで何時間も別荘の床の上で愛し合った。
セックスするだけなら千葉に居ても海外に居ても変わらない。けれど、やっぱり海外リゾートに2人きりで滞在しているといつもよりも情熱的な気分になるものだった。