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枡久野恭(ますくのきょー)
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俺ガイル 雪ノ下雪乃 夏休みの終わり


俺ガイル 夏休みの終わり


「ああっ♡ ふわぁあああああああぁっ♡♡」




 俺の腰の動きに合わせて艶声を上げる雪乃を見ていると誇らしい気分でいっぱいになる。

 学年一、学校一、いや、千葉県で最も美しいであろう女子高生と恋人関係でこうしてセックスしていられる。自分の特別な地位を特権を感じずにはいられない。

 日陰者でぼっちな俺はそういう特権意識とは無縁に生きてきた。そんなものに浸っている人物に嫌悪感さえも抱いていた。だが、自分が実際に羨ましがられるポジションに就いてしまうと。そのポジションに甘んじてしまっている自分がいる。いや、そうじゃない。


「八幡くん……きてぇえええええええええええええええええぇっ!!」

「おうっ!」


 雪乃の求めに応じて渾身のピストンの一撃をかまし、亀頭を彼女の子宮へと突入させる。そして、ゴムなしのペニスの先端から俺の子種を彼女の赤ちゃんの部屋へと一斉に解き放ってみせた。


「あぁああああああああああああああああああああああああああぁっ!!」





 雪乃はひと際甲高い声を上げながら身体を大きく仰け反らせてみせた。お腹の中で俺の精液を満喫しながら快楽に意識を飛ばしている。

 雪乃のこんなエロ姿を知っているのは世界で俺だけ。俺だけが一生知ることができる痴態だった。


「八幡くん……キス、お願い……♡♡」

「ああっ」


 彼女に請われて抱き寄せて唇と唇を重ねる。

 セックスを終えたばかりの彼女からは珠の汗が流れ出ていた。それは俺も同じだった。

 高校生カップルである俺たちは体力の配分とか考えず、獣の様に本能のままにまぐわっていた。汗だくセックスが最高に気持ち良い。夏休み最後の良い思い出になっていた。


 残り少なくなった夏休みの終わりに泊りがけで海に遊びに来ていた。

 お日様の下で水着姿を晒してくれた雪乃は美しかった。




 当初は海で夕方になるまで遊ぶ予定だったが、浜辺に居た時間は短かった。

 水着姿に欲情した俺は彼女の手を引いてすぐに浜辺を後にした。彼女が用意してくれたビーチホテルへと入り、部屋に着くなり彼女の水着を脱がしてベッドに寝かせてセックスを始めた。そして今に至るというわけだった。


「汗が体に絡み付いて気分が良いものではないわね」


 雪乃は首元の汗を拭っていた。セックスの最中は気持ち良かった汗だくセックスも時間が経つと不快さを産んでしまうのは何とも残念だった。いや、最初から分かっていたのだが。


「お風呂、入ろうかしら」

「一緒にか?」

「もちろんよ」


 雪乃は俺の手を握りながら微笑んでみせた。

 今、2回戦連続のセックスを終えたばかりだというのに、俺たちはもう次のエロを考えていた。

 ベッドの上から風呂場へと舞台を移してセックスのやり直しを考えていた。

 恋愛脳で猿そのものな性欲至上主義。昔の俺たちなら唾棄すべき思考様式で行動。でも、恋人と共に過ごす時間、セックスの快楽を知ってしまった後では抗えなかった。

 俺たちは裸のまま手を繋いで浴室へと移動した。


 この手のホテルの個室にしては大きな風呂だった。浴槽の中でもその外の洗い場でもセックスするのに十分な広さがあった。


「もしかして……風呂でセックスることを想定して部屋を選んだか?」

「そうね。その様子もチェック項目の一つであったことは確かだわ」


 雪乃はアッサリと認めてみせた。彼女の気配り、この場合はエロ魂は広範囲にセンサーを働かせていた。


「俺が水着姿の雪乃の手を引いて早々にホテルに戻ったのは計算になかっただろうけどな」

「あらっ? それは既定路線だったわよ」

「そう、なのか?」


 予想外の返答に驚かされる。

 雪乃はドヤ顔しながら頷いてみせた。


「貴方以外の男性に肌を晒したくないもの。パーカーを脱いだ途端に貴方が欲情してくれる水着を選んだのよ」

「なるほどな」


 才媛は次の次まで読んでの行動だった。そして彼女らしくもあった。

 他の男に肌を晒すのは嫌。その言い分は如何にも雪乃って感じだ。そして、その問題の解決策として俺を即座に欲情させて海遊びタイム終了を狙う。最短解の導き方が雪乃って感じがする。


「おかげで貴方以外の視線を気にしなくて良い時間が増えたわ♪」

「旅行の目的地を海にする必要がなかったけどな」

「良いのよ。ビーチが見える部屋を取ったのだから……明日朝、2人で見れば♡」


 雪乃から抱き着いてキスをしてきた。

 それから俺は雪乃に身体を使って背中を流してもらい一旦体にべっとりついた汗を流した。




 そしてエロい洗われ方をしたことで凶暴な野獣と化した八幡Jrの本能のままに浴室で第2ラウンドを開始したのだった。






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