今回はHGUCシリーズのガンプラ・ジェガンの製作日記です。
2009年発売のキットで、古すぎくもなくめっちゃ新しくもなくと言ったくらいの年代ですね。
お先にまず、塗装も何もせずにそのままニッパーで切り取って組み立てた素組みの写真です。
このキット自体パーツ数がかなり少なくて、組みやすい分、パーツ分けが少なくて成型色も少ないので、この状態だと割とのっぺりした感じです。
ここで、塗装などをする前に、合わせ目消しの工程を入れます。
ビームライフルですが、左右でパチンとパーツを張り合わせると、写真のように合わせたところにパーツ同士の分かれ目みたいな線が走って見えます。これが「合わせ目」というものです。
これを接着剤で溶かすことで線を消すのが「合わせ目消し」です。
まず一旦パーツを分解して、合わせ目で貼り合わせる部分にプラモ用接着剤を塗ります。
2~3回に分けて接着剤を塗るんですが、まず一回目は多めに接着剤を塗って、約1分間放置して合わせ目になる部分のプラスチックを溶かします。
その後同じ部分に接着剤を重ね塗りします。そしてまた少し放置して、貼り合わせます。
ギュッと強く張り合わせると、溶けて柔らかくなったプラスチックがむにゅっとはみ出してきます。
これを乾かした後に削ることで、さっきのような合わせ目の線が消えて溶け合ってきれいな「面」になります。結果はあとの写真で。
同じように、ジェガンには肩と、足の裏に合わせ目が発生するので、同様に接着剤で合わせ目消しをします。
このジェガンはまだ合わせ目がかなり少ないのですが、キットによってはめちゃくちゃ合わせ目が出ます。前回投稿したレイノスとか、全身が合わせ目地獄です。
まあその合わせ目を消す作業が自分はなんか大好きなので、最近はむしろ合わせ目が出る古めのキットを狙って買ってるところもあるんですが…w
さておき、この合わせ目消しのための接着剤乾きですが、接着剤の種類にもよるんですが、このタミヤセメントによる消し方の場合は貼り合わせた後3日程度は待つ必要があります。
その間に、他のパーツを組んだり、部分塗装を施していきます。
こちらはジェガンのバックパックのブースター。
本来、設定画や塗装例では内側は黄色なのですが、後で汚すときにバーニア焼けをするのを考えると、メタリック系の色のほうが見栄えが良さそうなので、ガンダムカラーのメタリックオレンジで塗ってます。
そして色々部分塗装やデカール貼るなどして時間を潰し、三日後いよいよ合わせ目消しの削り作業です。
先程の写真のようにむにゅっとはみ出た部分を、デザインナイフなどで大まかに削ったあと、ヤスリで平らに削っていきます。
これが削った後のジェガン肩です。
接着剤で溶かし合って、きれいに線が消えます。
こうすることで「プラスチックのパーツを合わせあったプラモ」でなく、「一枚の装甲板」らしくなります。言い方的にちょっと大げさではありますが…
部分塗装・デカールを施して組んだのがこちら。
何もしてなかったよりはまだ見栄え良くなりましたが、まだ物足りないので、ここからスミ入れ・汚しを施していきます。
パーツを部位ごとで分けて、スミ入れをします。
この段階で、一旦デカールを定着させるのも兼ねて、つや消しスプレーでコーティングします。
この時頭部のカメラ部分の透明感は残したいので、ここだけマスキングテープで保護します。
つや消しスプレーを吹いて、各パーツごとにクリップで挟んでくっつかないように置いて、約一日乾燥させます。
乾燥させたあと、全体に汚しを入れていきます。
まず「リアルタッチマーカー」のグレー1をパーツごとに面全体に塗ります。
塗ったあと、ティッシュで軽く全体を拭きます。ギュッギュとしっかり拭き取るのでなく、本当に「軽く」で大丈夫です。
そしてメラニンスポンジで面のフチの汚れを残すように拭き取ります。
メラニンスポンジは100均でブロック状の物が沢山入ってるのが買えるので、それでOKです。
これをジェガン全身に施します。
※基本色の緑部分はグレー1、関節部の黒い部分は濃い色のグレー3、赤いパーツはブラウンで塗ります。
こんな感じに仕上がります。
グレー1はちょっと青みがかったグレー色なので、ジェガンの薄緑色にちょうどマッチした汚れになりますね。
これに、さらに「Mr ウェザリング」という、ファンデーションのような汚し用のツールを使って、汚れが付きそうなところをウェザリングしていきます。
これで概ね完成。
写真を取り忘れてしまったんですが、他に「リアルタッチマーカー」のブラウンをオイル漏れがありそうなところにちょんと塗って、綿棒で伸ばすなどもしてます。
このあたりの汚し塗装は、「プラモのアトリエ」さんの動画が参考になるので、よければこちらもご参照下さい。
最初の素組みに比べたらだいぶ「プラスチックを組んだだけのもの」感が失せて、見栄え良くなったと思います。
最後に、シールドや肩に弾痕汚れなどを施し、全部済んだらウェザリングの保護も兼ねて、再度全体につや消しトップコートを吹いて…
完成!
素組みだとだいぶのっぺりした色で、プラスチックキット感が拭えなかったですが、しっかり時間かけて仕上げるとロボットらしい存在感が出るようになります。
その他色んな角度から。
このジェガン、カメラ部分も内部のモノアイメカ部分も凝ってて、よく出来てます。
原作では逆シャアの後も、長年現役で戦ってきただけあって、完成度の高い量産機って感じで大変好きな機体です。
プラモ関係の日記が連続しちゃいましたが、ここからはしばらくエアコミケや商業原稿に取り掛かるため、しばらくプラモ日記はお留守になりそうです。
本業が絵描きなので、元に戻ると言えばそうなんですが、プラモを作るのも楽しいので、また時間かけてプラモ作った工程をまた日記にしたいです。
そう言えば、近日誕生日を迎えるんですが、ツイッターに載せた「ほしいものリスト」のリクエストに応えて誕生日ギフトにガンプラを贈って下さった方々、本当にありがとうございます!また時間を作ってガンプラ作りたいですねー