SamSuka
ゴシック
ゴシック

fanbox


※ボツ作品。未完成。『巨乳授業2』

BOOTH様にて販売中の『巨乳授業』の続編として執筆していた作品ですが、途中で筆を折ってしまったので未完ですが公開します。成仏してくれ。 『巨乳授業2』 ※この作品は『巨乳授業』の続編です。お読みになる場合、まずはあちらの作品をお読みになることをお勧めします。 登場人物プロフィール ※対戦記録は物語開始時点のものです。 芝崎 ・二十八歳。鎖骨辺りまでのセミロングの黒髪。毛先を内巻きしている。北高校三年生の世界史担当。興奮すると手が付けられなくなるほどドS。南高校の高木と通っている美容室が一緒で、その関係で過去に一戦交え、勝利した経験がある。Iカップ。 ・対土屋 六勝五敗 ・対新井 六勝六敗 土屋 ・二十八歳。やや焼けた肌にショートカットの茶髪。前髪をセンターで分けている。北高校二年及び三年の体育担当。元ヤンであり、乳相撲で降した相手の乳を拳で殴り潰すのが好き。自身が顧問を務める部活動の合同練習試合の際、南高校の菅井と一戦交え、勝利している。Iカップ。 ・対芝崎 五勝六敗 ・対新井 七勝六敗 新井 ・二十八歳。眼鏡を掛けており、長い黒髪をポニーテールで纏めている。前髪は横分け。北高の全学年の音楽担当。声を荒げたりすることはないクールな性格だが、内に秘める闘志と乳のプライドは芝崎や土屋にも負けていない。過去に南高の河田と一戦交えており、勝利している。同じ音楽の教科を担当していたり、黒髪のポニーテールという髪型が被っていることもあり、河田には強いライバル心を持ち、絶対に負けられないと思っている。Iカップ。 ・対芝崎 六勝六敗 ・対土屋 六勝七敗 島村 ・二十一歳。大学からやって来た教育実習生。黒髪のふんわりめのショートボブで丸顔。甘い声と愛らしい見た目で、男性教師や男子生徒から人気がある。女子生徒たちからは不人気。教育実習初日から一週間で北高の女教師たち五名を破った猛者。Iカップ。 ・芝崎、土屋、新井。共に現時点で島村との交戦経験無し。  これは、南高で高木と菅井が決闘を行った日から数日後の出来事。南高の女教師たちと敵対している北高の女教師たちの間で行われた、とある決闘のお話である。  私は職員室に入ると、新井先生のデスクへと向かった。 「新井先生、少しお時間よろしいですか?」  私がにこやかに言うと、授業の準備をしていた新井先生は手を止めて私の瞳を見た後、にこりと笑って言った。 「はい、大丈夫です」 「では、先に行っていてください。土屋先生にも声をかけてから向かいますので」 「・・・・はい。わかりました」  そして私は土屋先生にも同じように声をかけると、私たち三人のいつもの密会場所へと向かった。  北高校では、一時間目に視聴覚室を利用する授業は存在しない。つまり一時間目前の朝のこの時間には、ピッタリの密会場ということだ。  私と新井先生と土屋先生の三人は、服の下で膨らんでいる大きな乳を突き合わせて円になった。私の右乳は新井先生の左乳と、私の左乳は土屋先生の右乳と、それぞれぶつかり合っている。私のIカップの巨乳と同格の乳が二人分も目の前に並んでいてムカつくが、今は勝負の時ではない。私は溢れ出ようとする自分の闘争本能を押さえつけた。 「それで何の用なんですか?忙しいんですけど」  土屋先生が訊いてきたので、私は言った。 「南高で動きがありました」  私が言うと、二人の眉がピクリと動いた。南高は、私たち北高の教師陣とライバル関係にある存在だ。私たち三人と同じIカップの巨乳を持つ女性教師があちらにも三名在籍していて、私たち三人はいずれもあちらの三人とやり合った過去を持つ。  今のところ、優勢を保っているのは私たち北高側だ。私はあちらの高木先生に、土屋先生は菅井先生に、新井先生は河田先生に、それぞれ勝利している。しかし無視できない存在であることに変わりはない。あっちの高校の動向は常にチェックしておかなければならないのだ。  私は言った。 「三日ほど前です。高木先生が菅井先生に勝利しました。菅井先生は以前に河田先生に勝利しているので、その菅井先生に勝利した高木先生が、暫定的にあちらのトップということになりました」 「・・・・そうですか、高木先生が」  そう言った新井先生とは対照的に、土屋先生は鼻を鳴らして言った。 「それが何なのですか?あんな弱小同士の小競り合いなんて、私たちに関係あります?」  南高の教師陣を対等なライバルとして見ている私や新井先生とは違って、土屋先生は南高の教師陣を見下している節がある。それとも、自分が苦戦しながらも倒した菅井先生が、私が倒した高木先生に負けたのが気に食わないのだろうか。  私は頷いて言った。 「あります。そろそろ、北高と南高の争いに、決着を付けたいと思いませんか?」  土屋先生は少し声を大きくして言った。 「そんなの、私たち北高が上に決まってるじゃありませんか」  新井先生が反論する。 「いいえ。確かに私たちはあちらの三名に勝っていますが、ちゃんとした決着とは別の話です」 「そうです。あちらが暫定的でもトップを決めたのなら、私たちもトップを決めて、トップ同士でやり合って決着を付けましょう。私たち北高が上なのだと証明する、またとないチャンスです」 「・・・・つまり、私たち三人でやり合って、勝ち抜けた人があっちの高木先生とやり合うってことですね」 「そういうことです」  土屋先生が腰に手を当てて言った。 「それならさっそく、総当たり戦でもやりましょう。最初に誰と誰がやりますか?」  私たち三人の視線が空中でぶつかる。この場合、誰がやるかではなく、誰が譲るかが問題なのだ。誰だって、最初の一戦目に勝利して勢いをつけたいに決まっている。ここでみすみす他の二人に対戦カードを譲るようでは、最強の女にはなれない。  そんなことを思いながら睨み合っている時だった。ガチャリと音がして、視聴覚室の扉が開かれた。  私たちは咄嗟に離れた。三人で乳をぶつけ合いながら密会しているのが男性教師や生徒たちにバレたりしたら、さすがに言い訳のしようがない。すぐさま問題になるのは避けられないだろう。見たのが女性教師ならば力で黙らせることも出来るが、なるべく厄介事は少ない方が良い。  扉の方を見ると、そこに立っていたのは女だった。私は言った。 「・・・・島村さん。どうかしたのかしら」  立っていたのは、島村という教育実習生だった。教師になるために、大学の授業の一環で先週からこの北高校に通っている実習生の一人だ。  私はこの島村という教育実習生と、以前から注意深く観察していた。本来なら、大学生の教育実習生など私にとってはどうでもいい存在だった。乳が大きいからと言っても、所詮大したことは無い。今までに大学からやって来た女の教育実習生も、みんな大した乳をしていなかった。しかしこの島村という女は違った。なんと、私たち三人と同じIカップの巨乳の持ち主なのだ。  その島村が、私たち三人の密会の場に現れた。しまったと思った。  島村は口元を掻きながらわざとらしく言った。 「いやぁ。高木先生がこの部屋に入ってくるのを見かけたので、何をしてるのか気になったんです。そしたら驚きました。高木先生の他にも土屋先生と新井先生まで。三人で、何のお話をしていたんですか?」 「・・・・私を尾行したのね」 「そんなわけないじゃありませんか。私がそんなことする理由あります?」  神経を逆なでするような甘ったるい声で島村が言った。私は胸の下で腕を組んで言い返す。 「知ってるわよ。あなた、すでに最低でも五人の乳を潰してきたでしょう?たった一週間で」  先週からこの北高にやってきた島村は、土日を除いた五日間、つまり教育実習生として活動を始めた月曜日から金曜日までの間に、連続して五人の女と決闘を行っているのだ。その五人はどれも私たち三人には遠く及ばないような乳の女ばかりだが、五日間連続で連戦して決闘を行うというのは、とんでもないスタミナと技量がないと出来ない芸当だ。  いたずらがばれた子供のように、島村は舌をぺろりと出して笑った。 「あちゃ~、バレちゃってたんですね。・・・・だって仕方がないじゃないですか。みなさん大したことない乳なのにつまらないマウント取ってくるから、お仕置きしてあげたんですよ。年下の、しかも教育実習生の大学生に負けるのって、どんな気分なんですかね~」 「それで?尾行してきたってことは、次は私を狙ってるってことなのかしら」 「どうですかね~。芝崎先生は先週までの五人とは明らかに別格そうなので、ちょっと慎重に行きたいところですね」 「いつでも倒せるって言いたいのかしら?」 「あれ、そう聞こえちゃいました?」  島村は私を見下すようにムカつく声で笑い始めた。さすがにカチンときた私は島村の方に歩き出そうとしたが、それを遮るように後ろから声が聞こえた。 「ごちゃごちゃうるさいわね」  そこで、今まで黙っていた土屋先生が大声を上げた。土屋先生は私と新井先生を押しのけて扉の方までズンズン進むと、そのまま島村の乳に自分の乳を押し当てた。島村も足を踏ん張って、土屋先生の乳を自分の乳で正面から受け止めている。  土屋先生が言った。 「つまり、誰かを潰したくてウズウズしてるってことよね?それなら私が付き合ってあげるわよ」 「・・・・へぇ~。土屋先生が相手をしてくださるなんて、光栄ですね」 「教育実習なんて切り上げて、さっさと大学に戻してあげるわ」 「土屋先生こそ、ちょっとした休暇をあげますよ」 「ふん、やれるものならやってみなさい」  そう言ってから土屋先生は私と新井先生の方を振り向き、言った。 「すみません。さっきの話ですが、私はこいつとやらなきゃいけなくなったので、初戦はお二人にお譲りします」 「・・・・はい。わかりました」 「ありがとうございます。・・・・さあ、行きましょうか」 「んふふ、はぁい」  そうして島村と土屋先生は視聴覚室から出て行った。残された私と新井先生は少し話し合い、総当たり戦の初戦は私と新井先生がぶつかることになった。  その日の放課後、私は島村と土屋先生が並んで駐車場へと歩いて行くのを偶然見かけた。どうやら、今日の内にさっそくやり合うつもりらしい。  どれだけ島村が強かろうと、さすがに土屋先生が勝つだろう。そんな予想をしながら、私はこれからぶつかり合う二人の背中を見送った。


More Creators