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笹原の宿 中高生限定露天風呂『乙女の湯』 序

H県S市の温泉街に構える、全国でも有数の温泉旅館「笹原の宿」。そこで夜な夜な密かに行われる、巨乳女たちのみの闘いの宴、それが『秘密の露天風呂』だ。 Hカップ以上の巨乳と合言葉を持つ女のみが参加でき、同じように自分の乳に自信を持つ女同士で潰し合う闘いの場。大きな乳をぶつけ合い、プライドをかけて闘う女の数は日に日に増していっている。 秘密の露天風呂の中では身分も年齢も関係ない。露天風呂に入れば闘う女のひとりとしてカウントされ、どんな目に遭っても自己責任の世界だ。同じサイズの乳をぶら下げた中学生と大人の女が抱き合っていても、何らおかしくない。 それでもやはり経験の差というべきか、子供と大人の闘いでは、どうしても大人の方に分がある。乳のサイズが同じでも、体力の差や乳の張りの違いなど、子供と大人の間には実力では埋まらない差があるのだ。 そこで、笹原の宿はひとつの決断をした。12歳から18歳までの中学生、高校生の女子のみを対象とした、闘浴の場を設けることにしたのだ。 その名は『乙女の湯』。 秘密の露天風呂が開場するのは深夜0時。乙女の湯はその3時間前、午後9時に開場される。制限時間は2時間、午後11時には闘いは終わり、およそ1時間の間に清掃をして、0時から普段通りの秘密の露天風呂を行うという段取りだ。 先述の通り、乙女の湯に参加できるのは12歳から18歳までの女児のみ。Fカップ以上の乳と合言葉を受付で示すことで、参加証であるピンク色のタオルを受け取ることが出来る。 乙女の湯を開場してから3カ月、土日を中心に毎週多くの巨乳中高生が笹原の宿にくるようになった。ある者は家族と一緒に、ある者は彼氏とデートで、ある者は一人で。 そしてこの日、ある女子高生が笹原の宿にやってきた。 少女の名前は石岡心美(いしおかここみ)。 Hカップの乳を持つ、黒髪ボブが良く似合う高校2年生の少女だ。 石岡は家族でここに泊まりに来た。ネットで『秘密の露天風呂』の存在を知り、親を説得して都内から宿泊しに来たのだ。表向きは笹原の宿の美肌効果抜群の湯だが、目的はもちろん闘浴への参加だ。親がチェックインを済ませて部屋へと向かう中、石岡はこっそりとカウンターに戻り、乙女の湯への参加券であるピンク色のタオルを受け取った。 そしてその1分後、新たな少女がカウンターへとやって来る。 茶髪のボブヘアをしたHカップの少女。鋭い眼光で周りの大きな乳をぶら下げた女を睨みつけながら歩いてきたのは、舞守帆乃(まいがみほの)。隣の県に暮らす高校2年生の少女だ。 少し遅れて舞守の後を追うのは、舞守の彼氏である同級生の男。2人分の荷物が入った大きなキャリーケースを引きながら、途中の露店で買った飲食物などが入ったビニール袋を持っている。彼女である舞守からデートを称してこの旅館に誘われたが、実際のところはただの荷物持ちであり、舞守の目的が乙女の湯であることを知らない。 舞守はチェックインを済ませると、Hカップの乳と合言葉を従業員に示してピンク色のタオルを受け取った。彼氏には宿泊者記念で受け取ったと適当な嘘を付いて納得させ、客室へと向かう。 石岡と舞守。2人の少女はまだ知らない。 今夜、これから幾度に渡って死闘を繰り広げるライバルと遭遇することを。


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